主 2013-09-29 01:30:36 |
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…なあ、アタシって信用にならないか?(彼の傷痕をなぞって指を離せば視界に入っていた相手の身体がいきなりズームインしたので何事かと脳内でこの状況を理解しきれず3秒くらい固まっていれば漸く彼に抱きしめられていることがわかって、紅潮した頬が治まることは無く寧ろ余計に赤くなったような感触に陥る。彼の肩を押して離れるという選択肢もあったが、何故だか彼の腕は優しいような気がしてそのまま彼に自分を委ねるように自分のよりも広い肩の上に額を乗せて相手の背中に腕を回す。今は行方不明になってしまった船長を除き、自分はこの荒れ果てて裏切りに満ちた世の中で唯一と言ってもいいほど完全に相手のことを信頼しているというのに彼はそうでもないかもしれないなんてふと最近抱くようになった不安な気持ちを相手にぶつけるようにそう尋ねて相手の返答を待とうとも思いながらも、やはり答えを聞くのが怖くなってしまい誤魔化すように相手から離れて「さーて、飯だ飯っ!」と目の前のテーブルに置かれた朝食を手にとって、慌ててしまった所為か今日は彼のためにスプーンとフォークを用意し自分は箸を使おうと思っていたのに間違えてスプーンで先に食べ始めてしまい
(ほうほう、ガヴさんの過去は興味深そうです←/
好きなんですね、ゴ○ゴ13w←←)
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