主 2013-09-29 01:30:36 |
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お、やっと来たk…っ!!?(漸く相手の足音がこちらに向かってきているのが聞こえて彼がいるであろうと方向に視線をやれば、いつもは休日でも仕事でもきっちりとスーツを着ているというのに今日は彼は上半身半裸で迷彩柄のミリタリーパンツというラフにも程がある格好をしていて、海賊船で仲間たちの暑苦しい半裸姿は最初は嫌がったものの時が経つにつれて慣れてしまったというのに、彼はいつもきっちりスーツを着ているため彼の半裸姿なんて当然の如く見たことなくて、彼の鎖骨はともかく肩骨や服の上からでは見えない鍛え上げられた身体が視界に入れば心臓がドキッと跳ね上がってしまい、慌てて目を逸らしながら「なんか着ろよバカっ…!」と恥ずかしさから相手に怒鳴れば、彼は全く気にもしていない様子で二人がけのソファーに、つまりは自分の隣に座ってきた。おそるおそる視線だけ隣に座る相手に目を向ければ彼の毛先はまだ濡れているようだったので自分も良く拭いていないくせに相手の首からタオルを奪い取って丁寧に髪の毛を拭いてやれば、先程は見えていなかった数々の痛々しい傷痕が目に入り、無口な彼は全くと言ってもいいほど自分の過去について語らないため自分は彼の過去の事はほとんど知らないし、この傷とは関係ないが銃も返してもらえないし本当は彼はまだ自分の事を信頼していないんだろうなぁと思い込んで悲しくなってしまい、髪の毛を拭いていたタオルをまだ首に掛けなおしてやれば切なげに目を細めて指でもう痛みを感じないはずの火傷痕のような大きい傷をなぞり
(ええっ、そうなんですか?/
っていうかやはり13なんですね←)
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