主 2013-09-29 01:30:36 |
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うっせぇ、アタシの勝手だろ…(冷水を浴びながらシャンプーで頭をガシガシと引っ掻くような荒っぽい洗い方をしていれば薄い壁の向こうから相手の声がして、自分が知っている彼は覗きなんてアホらしい真似は絶対しないという確信はあるのにどうやってわかったんだろうなんて頭に疑問を浮かべながら、今の苛立っている自分では相手の忠告は余計なお世話のようにしか感じなくてつい苛立ったような口調で返し、立てた泡を冷水で流していけば顔についた邪魔な前髪を掻き上げて今度は体を洗おうと石鹸をなじませたスポンジを手にとってゴシゴシと身体を洗っていく。床と壁の隙間から流れてきた泡を眺めながらあの銃は自分がまだまだガキだった頃、親父代わりにもなってくれた海賊船の船長が護身用だとか言って半ば無理矢理自分に持たせたものであり、貰った当初、女でガキで力も体力もなかった自分には重すぎて構える事さえできなかったけど、漸く使えるようになったかと思えば数年前にあった『あの出来事』で自分は壁の向こうにいる彼に保護されたが船長は音沙汰無し、今どこにいるのか、生きているのかどうかさえわからない。船長はどう思ってるかなんて知らないけど、自分にとってあの双銃は親の形見のようなものであって自分が海賊だったことを忘れないための証でもある。はぁ、と溜息を吐きながら何故彼はあんなにも大切にしている銃を返してくれないんだろうと考えれば、それはやはり自分は信用されていないのかもしれないという結論に至り、もう一つ先程のよりも深いため息を吐いて身体の泡を流し
(とりあえず船長は親父さん代わりということくらいしか考えておりません←/
星のネックレスも付けさせましたが実は設定考えていないという←/
何かナイスアイディアございませんか?)
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