【BL】複雑恋愛事情

「昔はお兄ちゃん大好きって言ってたくせに…」

名前:成瀬恭平
(なるせきょうへい)
年齢:20　
性格:どちらかと言えば明るい方、他人には大人しいので優しいと思われがちであるが関心無いだけ。顔見知りは多いが深い関係になるまで話し込まないため友人は少ない。大学生でバイトもしているが未だに一人暮らししない理由は弟を見ていたいから、未だにもう普通の人と変わらないほど丈夫になっているということには気づいていない。弟を守ってやらねばと鍛え始めた運動は趣味化している。他人より弟優先だったため恋愛経験は無い。
容姿:身長は183cm。栗色の髪でウルフカット、癖毛で寝起きだとふわふわしている。鍛えているためそれなりに筋肉はある。服は流行がよくわかっていないためシンプルなものばかりになってしまっている、数も少なめ。どちらかというと垂れ目でそれほど外に行く用事がないせいかやや肌が白い、目が悪いためコンタクトを着用しているが面倒くさくなってメガネの日もある。

(/レス禁解除、ロルテは好きなところからどうぞ)

(/因みに先着順ではなく、選考式です)

(/主ﾛﾙ置いておきます)

(大学からの帰り、いつもと変わりない道をただひたすら歩いていて。視界の端に小さな子供が映り思わずそちらの公園を見つめて、弟もあれぐらいの年の頃ああやって外かけ回りたかったに違いない「もう戻れなんかしないのにな…」眉下げてさみしげに呟いては溜息をつく。しばらくその場で考えてしまっていたようでﾊｯとすればまた規則的に歩を進めていく。考えこんでしまわぬように唯歩くことだけに集中しておけばだんだん家が見えてきて。家の前まであと少しだとペースを上げて歩き辿り着けば鍵を差し込むのを忘れドアノブを軽く引けば開いてしまい、いつもは鍵がかかっているのに不用心だなと思うも視界に捉えたものをみて理由に気づく。「おかえり」まさかそこに弟がいるとは思っておらず驚いたように目を見開いたが、すぐに柔らかな笑みに変えて述べ)

「今の俺は昔とは違う」

name / Izumi

18y / 高校3年

Figure / 177cm 染めた事がない黒髪は耳に掛かる程度 身体はもう丈夫だと表して兄を避ける為に空けたシルバーのピアスは右耳のみ 肌は白く細身な身体 制服は一応きちんと着用

character / 荒ぶる態度をとってしまうが根は真面目 そして実は誰よりも兄思い 身体は丈夫になっていくが希に喘息等 しかし兄の前では見せないようにしている どんな本当の気持ちも押し殺してしまう 他人に無理に合わせるタイプ



遅い。
(兄が帰って来ない。今日は授業が面倒くさくなって早引きしてしたにもかかわらず何処にも寄らずに家に直帰。当然親は居らず一人きり。静まった家にため息のみが零れる。ソファへと身を投げ出せば目を瞑る。―いつの間にか寝てしまっていた。ふと時計を見ればもう20時。何時もなら兄が居るにもかかわらず今日に限って帰って来ない。気付けば上記を呟いていた。少し不機嫌になりながらも玄関へ。床に腰を落としては扉を見詰める。いつ開くだろうか。そう思っていれば扉が動く。そこに現れたのは兄の姿。視線を上の方へと向け「お帰り。」とだけ。待ってたなんては言わない。)




(参加希望ー。一応ロルテは絡ませていただきました。)

(/遅くなりすみません、参加希望ありがとうございます！　これ以上こなそうですしお願いしてもいいですかね？)

(こんなんで良ければ、ぜひ。)

(/有難うございます！すみません今日のところは落ちますが明日お相手おねがいします)

(了解。

ただいま、元気でやってたか？(座っている様子から待っていてくれていたのかと、相手がいたことに嬉しさを感じて呟いた言葉はどこか嬉しげ、続く問いはやはり相手の体がいつも不安で、毎日ついつい問いかけてしまうものであり見つめながら相手の頭軽く撫でて。返事待ちつつその手を止めれば相手に背を向け靴を揃え「腹減ったなー…」呟いてから時計で時間を確認すればいつもよりやや遅いことに気がついてどうりで、とリビングへを続く廊下を歩き出し。)

またそれかよ。
(毎日繰り返される質問。呆れた様に告げる。大丈夫、そう答えるのはまだ完全ではないから。目を伏せ唇をしまうように力が入る。次いで撫でられる髪。何時までも子供扱いだな、と小さく溜息が漏れる。「飯、作るの忘れてた。」先ほどまで寝ていた為家事などやってあるわけがない。兄の言葉で気付く。ごめん、素直に謝りながら徐に腰を上げて兄の後をついて歩いていく。)

すこし心配でな(さすがにこれほど言っていれば相手のうんざりする気持ちが理解できないわけではなかったが心配する気持ちは毎度言葉に出てしまっていて、申し訳な下げに眉を下げる。「ちょ……嘘だろ」謝罪の言葉聞こえれば信じられないと、目を細めて溜息つくも「でも、…珍しいな」用意されていないということは稀だと思いちらりと自分の後ろにいる相手の方振り返っては小さく呟いて。少しで空腹満たそうと考えていれば、ふと大学内で配っていたクッキーの存在に気が付き自分の鞄探ればすぐに見つけ、赤いリボンのついた小さな袋開いて。)

心配すんなっての。大丈夫だからさ。
(兄の心配性は充分把握している。だからこそこれ以上心配かけたくないのだ。上記を告げ口角を上げてみせた。目の前に歩く兄の姿はずっと見てきたもの。相変わらず筋肉ついてんな、なんて思って見てる矢先振り向かれ目が合う。「あ ?....あー、さっきまで寝てたみたい。」まだ寝惚けているであろう己の頭を片手で掻く。申し訳なさから目を伏せてしまう。鞄の中を探る音が聴こえれば兄の手には可愛らしい袋。「なんだ、彼女から貰ってんじゃん。」どこか嫌味があるように聞こえてしまうだろうか。しかし前記しか告げることが出来なかった。兄を他所に己も何か食べよう冷蔵庫へと向かい開けては冷蔵庫の中を探り。)

そりゃ小さい頃よりは動けるようになったかもしれないけどな…(無事に高校まで進学して毎日通っているのだから少しは良くなっているであろうことは側にいた自分が一番良く解っていたが、不安というものは常に拭いきれず笑っている相手を横目にぶつぶつと呟く。「疲れてんのかもな…今日は早く寝たほうがいいかもしれない」心配そうな眼差し送っては述べ。「彼女じゃねえよ…たまたま配ってたの貰ってきただけだ」恋愛経験など自分にはろくに無い、今までの人生は自分のことよりも弟を優先してきた。苦笑して否定の言葉を返し。)

はいはい。兄貴さ、少しは自分の事を気にしたら。
(心配するなと言っても言う事を聞くはずがない。少し呆れた様子で兄を見遣れば己より高い位置にある兄の頭に手を伸ばして撫でてみる。「眠気吹っ飛んだ」また心配かけた。それは兄の表情でわかる。前記を告げてはソファに向かい腰掛ける。「あ、そう。」彼女じゃないのか。心の何処かでは安堵しているのか。どうなのかはわからないが頬が自然と緩む)

自分のこと気にしてる暇あったら、和泉心配する時間に当てるけど(わからないと言わんばかりに首傾げて、手を伸ばしている相手にどうしたんだろうと思うも撫でられれば頬緩ませ。「無理するなよ」隣に腰掛けて、長ったらしく心配の言葉を述べるのはやめておこうとさらりとそれだけ言い。「彼女…な、和泉は？」再度そうだと頷いてみせて、クッキー齧りながら何気ない疑問であったことを相手に問いかけ。)

あほか。
(どこまで心配なんだっての。もう兄の言葉に呆れることしかない。眉間に皺が寄り上記を述べる。隣に座る兄から視線を逸らしては撫でてる手も退かす。「わかった」己も文句などはもう言わない。前記の一言だけ。足をもソファへと乗せては抱え込む。「あー、うん。いるよ」兄の為に嘘をついた。彼女という存在がいれば心配はしないはず。そう思って前記を述べる。しかし兄の方を向いて述べるのは気が引けたのか顔は逸らしたままで。)

……(相手を心配しているだけなのに──いや、この感情こそが迷惑かもしれない。考え始めたら止まらずに相手に言葉返せずにいて。返事聞こえればよしよしと言わんばかりに頷いて。「じゃあ今度兄ちゃんに紹介してくれな」胸が痛む、なぜかなんてとっくに解っている。顔が引きつり笑いしてないだろうか、不自然ではないだろうか、自分の服の裾掴みながら呟いて。)

なんて顔してんだよ。
(少しの間静かになった兄の方に視線を向ければどこか悲しい顔。なにか言っただろうか。兄を心配するあまりに片手を兄の頬へと伸ばす。優しく摩って遣ればどんな反応するのだろう、ふとそんなことを思ってしまった。「俺さ兄貴にそんな顔してほしくねぇよ。」今まで沢山迷惑かけてきた。だからこそだった。心の底から思う言葉だ。「...ごめん。彼女なんていねぇから。」つい正直になってしまう。兄の瞳を見つめ乍真っ直ぐ真剣に前記を告げて謝る。)

変な顔してた？(考え事を頭の片隅に追いやって軽く首傾げて問い、何か顔に出てたかと思うも既に遅く。突然頬に触れられて驚いたようにﾋﾞｸっと肩揺らして、続く言葉に自分自身どんな顔をしていたかなんて分からずどう反応していいのかと言葉に詰まりながらも出た言葉は「ごめんな」困り気味で笑み浮かべて。「え、あ、嘘…か？」突然過ぎてきょとん、とするも先ほどの言葉が事実ではないと知れば「いても可笑しくないしだからすっかり騙された…」苦笑して同時に安堵の笑みが零れていると気づけばつくづく罪悪感が募るばかりで曇っていきそうになる表情を隠すように笑って。)

変な顔だった。
(兄の先ほどの表情を思い出してはｸｽﾘと笑う。肩を揺らした兄の反応に「ごめん。」と慌てて手を離してはやらかしたというような様子で顔を顰める。「兄貴こそ彼女いても可笑しくないじゃん。」前記を告げるもどこか言い放った感じ。自分とは違って背も高く筋肉質で優しい兄がモテないはずがない。前から何故彼女が出来ないのか疑問で仕方がなかった。「可愛い彼女でも連れて紹介してよ」なんて口元だけ緩ませる。)