ぬし 2013-09-23 23:27:02 |
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心配すんなっての。大丈夫だからさ。
(兄の心配性は充分把握している。だからこそこれ以上心配かけたくないのだ。上記を告げ口角を上げてみせた。目の前に歩く兄の姿はずっと見てきたもの。相変わらず筋肉ついてんな、なんて思って見てる矢先振り向かれ目が合う。「あ ?....あー、さっきまで寝てたみたい。」まだ寝惚けているであろう己の頭を片手で掻く。申し訳なさから目を伏せてしまう。鞄の中を探る音が聴こえれば兄の手には可愛らしい袋。「なんだ、彼女から貰ってんじゃん。」どこか嫌味があるように聞こえてしまうだろうか。しかし前記しか告げることが出来なかった。兄を他所に己も何か食べよう冷蔵庫へと向かい開けては冷蔵庫の中を探り。)
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