宮野 祥 2013-04-24 21:23:03 |
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波崎
なかなか大変そうだねぇ((相手の疲れきった顔見ればそう呟いて、「俺の仕事なんて一日家籠って漫画カリカリ描いてるだけだしな」と言って頬掻いて。相手も疲れたろうと思い「まあ、早く帰って早めに体休めてな」と言って相手見遣り
宮野
俺ら漫画家の世界なんて世間一般の人にはわかんないもんだよ((これまでの自分の苦労を脳内でよぎらせながら腕組んで。「じゃあ、今度持ってきてあげる」と微笑み。相手の言ったリンゴジュースは大好物なようで、嬉しそうな顔しては「うん、寧ろそれがいいっ」と返答して
>波崎
…こんばんは。
(室内に外気取り入れ様と大きい窓を開くと湿気の混じる夜風に表情を緩めるも慌ただしい足音と共に聞こえる男の声。部屋着に裸足という格好の侭でベランダに出ると声を掛けようかと暫し思案した後にゆったりとした調子にて挨拶を。荒い呼吸整えている相手に「お疲れさん。」との軽い労いの言葉を掛けて。)
>神田
…〆切とかは?
(漫画家といえば〆切、という思考なのか冷蔵庫から林檎ジュースの瓶を取り氷を入れた硝子製の透明なグラス二つに注いで。温もらない様にと冷蔵庫にしまいつつ壁無く隣接しているリビングのテーブルに置くと「楽しみにしてる。…おいで、入れたから。」先にソファに腰を下ろすと相手を手招きして)
宮野
ま、人気な漫画家さんなら連載もって〆切に追われるけど・・((そこまで言うと溜め息ついて、「俺なんてまだ連載もしたことねぇし・・」と苦笑い浮かべながら少し落ち込んだ様子で。相手に手招きされ隣に腰掛けて「ま、あんま期待しない方がいいよ」と相手見ては眉尻下げて
>>神田君
ん、じゃあお言葉に甘えてお邪魔させてもらうわー。
(“大変”との共感を得ると曖昧に苦笑を浮かべつつ、頭の傍らでは一日中家に籠っていて体調を崩したりしないのだろうか、と半ば心配もあり。相手より掛けられた言葉に笑顔で頷き応じると、何がお言葉に甘えてなのか、勝手に部屋に上がり込む事を告げては早々に相手の部屋の扉の前まで行き)
>>宮野さん
あ、こんばんは。あはは、お疲れ様です…。…今日は月が綺麗ですね。
(何処からか声を掛けられ恐らく声がしたであろう方向を見遣れば案の定、ベランダに立つ相手を見ては微笑を浮かべて挨拶を返し。しかしながら労いの言葉を掛けられると後頭部に手を宛てつつ苦笑を浮かべ。不意に再度月へと視線を移しては心地良さそうに目を細めて述べ)
>神田
…そういうもんなのか。
(漫画家のシステムを少し理解できたらしく納得した様に小さく頷くも少々落ち込んだ様に見える相手にどうしたものかと僅かに首を傾けて。「あんたが描いたの、見たいだけだから。」フォローをするでも無く己の心内を其の侭口にしては様子を窺う様に顔を覗き込んでみて。テーブルにのったグラスのうち一つを取ると表面に付いた水滴を親指の腹で軽く拭いつつ)美味いから飲んでみて。(自身が気に入っているジュースらしくそっと勧めて)
波崎
ま、実際一日家にいると暇なんだけどな((漫画を描いてはいるがやはりやることが決まっているので退屈はするようで相手の苦労と此方の苦労では比べ物にならないだろう、などと思い。相手が急に自分の部屋に来るらしい言葉を発したので驚いて相手を追いかけ「ちょ、自分の部屋で休めよっ」と苦笑い浮かべて
>波崎
――…入らないと冷えるぞ。
(春と云っても夜は冷える為に他意もなく言葉を掛けて。ふと相手の言葉に聞き覚えがある、と感じたらしく暫しぼんやりと思案して。記憶の奥から引っ張りだしてきたのは昔の文才が愛の告白とされる英文を"月が綺麗だ"と訳した物。其れでも相手とは関係性も浅い故思考を止めると緩慢とした所作にて月を見上げ、双眸に映すは藍色の空にぽっかりと浮かぶ美しい月。嘆息を漏らすとすっと双眸を細めて。)
宮野
俺は今のままでも忙しいっちゃ忙しいけどな((そうは言うが人気漫画家はまた忙しさが格段に違ってくるだろう、などと考え。「ま、楽しみにしてくれてればいいさ」なんて軽く息をついて相手見遣り。相手に勧められ「ん、いただきまーす」と言いグラスを手に取り一口飲んで
>神田
…他にも何かやってんのか。
(己はフラワーデザイナーとしての仕事一本で生活している為か愕きを含んだ声色にて問い掛けてみて。相手の視線が合うと暫し見遣った後に「わかった。」呟くと背凭れに寄り掛かり目線をずらして。相手がグラスに口を付けたのを横目に己も甘酸っぱいジュースを一口嚥下。冷蔵庫に入れていても普段飲む事が少ない為か新鮮な味わいに表情を緩めて。)
>>神田君
へぇ、なら仕事休みの日突撃訪問する。
(一瞬意外そうに相手を見るものの、良い事を聞いた、と言わんばかりににやりと口角を上げ。暇なら遊びに行っても何ら問題も無いだろう、と人懐こく笑って述べ。早くもお邪魔します、と一言告げて相手の部屋に入って行きつつ「別に良いじゃん、どうせ今も暇だろ?」等と何処と無く失礼さを匂わせる発言を平然として)
>>宮野さん
でも中入ったら宮野さんと話出来ないじゃないですか。
(月を見詰めたまま相手の言葉に対し何の気も無しに返しては、相手を見遣って微笑を浮かべ。しかしながらつい同年感覚で物を言ってしまった事に気付くと両手を胸の前で緩く左右に振りつつ「でも迷惑なら良いです、宮野さんも冷えますしね」と苦笑を浮かべて付け足し)
宮野
ま、今のままじゃ生活できねぇしな((今だ売れないものだから収入も無いに等しくアルバイトで生計を立てているらしく。一口飲んだ林檎ジュースのグラスを一旦見下ろす形に戻して「おお、これ美味いな~・・冷えてるし」と言っては珍しくにこやかに笑って
波崎
・・まあ、暇でも忙しい時は忙しいからな((来るならちゃんとタイミング見計らえよ、と付け足して。相手が部屋に入って行くと述べた言葉に「ま、まぁ確かに今は暇だけど・・」と少し言葉を詰まらせて
>波崎
…それもそうか。
(帰宅途中であろう相手の言葉は想定外だったらしく月を見た侭驚いた様に数度瞬き為し其の後に相手の方へと視線を落として。次いだ言葉通り薄い部屋着故徐々に冷えてくる身体に軽く己の腕を擦ると少し悩んだ後に「――疲れてないんならおいで。」仕事終わりで疲れているだろう相手に選択肢与える様控え目な勧誘をしては此方はさっさと室内に戻り窓を閉めてしまい。)
>神田
…忙しいんだな。
(自身の好きな事で生活できている幸せを実感しつつも僅かに眉尻を下げるは心配をしている様子。相手の表情の変化に嬉々と目許を緩めては「それは良かった。…冷やしたのは冷蔵庫だよ。」手が冷たくなってきたのかテーブルにグラスを戻しては冗句めいた軽い調子で告げて)
>>神田君
わかってるって。
(相手の言葉は詰まる所訪問への了承と受け取って良いものだろう、と判断しては嬉しそうに笑み“それくらいは心得ている”と小さく頷き。言葉を詰まらせる相手に構う事無く部屋の中へ足を踏み入れては室内を眺めて「なんか和むなぁ」なんてしみじみと呟き)
>>宮野さん
え、あの、……お邪魔しまーすっ。
(相手からの勧誘に対し驚いたようで僅かに目を見開き。早々に窓を閉められてしまい“迷惑にならないだろうか”と考えるものの、このまま帰るのも同様に失礼なのではないかと感じ始め、ある意味其れを自分への口実として。弾んだ足取りで相手の部屋へと通じる扉の前まで向かい扉を開けると、これまた弾んだ口調で声を掛け)
宮野
そういやこの間疲労が祟って病気したな((だいぶ前だけど、とふと思い出すような形で呟いて。「冷蔵庫以外で何で冷やすっての」相手の言葉に含み笑いをしてはグラスの中の残りのジュースを飲み干して
波崎
和むか?此処が((決して綺麗とは言えない室内を改めて見るなり小さく溜め息ついて。朝方まで描いていた漫画の残骸が机周辺に散らばっており、部屋全体はシンプルなデザインなので散らかっているとすぐ分かる。机の上には小さなサボテンが置いてあり、それを見るなり何故か心が落ち着き
>波崎
…あ、ほんとに来た。――…いらっしゃい。
(己が勧誘の言葉を掛けたにも関わらず来るとは思っていなかったのか意外そうにぽつりと呟くも、夜だというのに軽快な声色響かせ入室為す相手へと僅かに首を擡げては視線を送り。窓際に佇んだ侭だったらしく其の侭ゆったりと歩み寄っては僅かに眉尻を落としつつ「大丈夫なのか。」と確認する様に問い掛けてみて)
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