>波崎 …あ、ほんとに来た。――…いらっしゃい。 (己が勧誘の言葉を掛けたにも関わらず来るとは思っていなかったのか意外そうにぽつりと呟くも、夜だというのに軽快な声色響かせ入室為す相手へと僅かに首を擡げては視線を送り。窓際に佇んだ侭だったらしく其の侭ゆったりと歩み寄っては僅かに眉尻を落としつつ「大丈夫なのか。」と確認する様に問い掛けてみて)