夢の1着を目指して〆

【小鳥遊雄太】

うおっ…し、締まる…悪かったって
(当然ながらそれが本気ではないのはわかるが、首がキュッと締まれば相手の腕をペシペシ軽く叩きながらギブアップを告げては素直に自分の非を認めて謝罪をして)

【エイシンフラッシュ】

はい、よろしくお願いします。優しく丁寧にお願いいたします
(髪のケアのことやら口うるさく言い、やっぱり断るかと思わせながらも相手に委ねるぐらいには相手のことを純粋に信頼しているようで、椅子へと座れば背中を向けて)

[サイレンススズカ]

分かればいいんですよ、ふふっ……あっ、もう着いちゃいましたね…
(腕を緩めて小悪魔らしいイタズラな笑みを浮かべるも、既に寮の扉前まで来ていることに気づいて楽しい時間ももう終わりなのだと悟れば耳をぺしゃっと倒して悲しそうにして)

[福丸透]

それじゃ髪の毛濡らして……フラッシュの髪サラサラだね
(まずは髪の毛を洗おうとシャワーで優しく髪を濡らしていくと、フラッシュの髪の毛がこの世のものとは思えないほどにサラサラなのに驚いた様子で)

【小鳥遊雄太】

あっという間だったな。…それじゃあまた明日、だな
(声色だけで寂しさが伝わる相手に対して、こちらはあくまでも感情をあまり表に出さず淡々と答えては寮の前で相手を背中から下ろしてやって)

【エイシンフラッシュ】

そうですか？ふふ、毛並みにも一応人一倍気を配っているつもりですからそのように褒めていただけるとは光栄です
(シンプルな褒め言葉だったが、相手の気持ちが真っ直ぐに伝わって嬉しげに表情綻ばせると、髪のケアについても偉そうに語った手前それが認められたのがわかり少しばかり誇らしげ様子を見せて)

[サイレンススズカ]

はい……わがまま言えばもっと一緒に居たかったですけど…
(素直にトレーナーの背中から降りるも、本当はもっと一緒に居たかったと本心言って顔を赤くして照れて)

[福丸透]

へー、さすがフラッシュ……未だになんでフラッシュが俺の事好きになったか分かんないな、はは
(なんでも完璧にそつなくこなす彼女が、なんでこんなダメダメな自分に好意を向けているか未だに信じられておらず、笑いながら髪の毛洗い続けて)

【小鳥遊雄太】

おいおい…そういうのはズルいだろ、俺だってそりゃ本当はスズカともっと一緒に居たいんだぜ？…なんてな
(相手の本音に対してズルいと口にしてからこちらもそんな本音を零したが、すぐに冗談だと自身の発言を誤魔化しては肩を竦めて見せて)

【エイシンフラッシュ】

トレーナーさんの視点は私にはないものです、私に必要なのは私一人では見えないもの、得られないものを与えてくれる人なのだと…トレーナーさんは私にとってそんな人なんです
(価値観が違うということはつまり自分一人では見落としがちなものを与えてくれるということなのだという解釈をしていて、違った視点から自分を見守ってくれる相手のような存在は自分にとって特別なのだと言い切って)

[サイレンススズカ]

……あはは、わがまま言ってすみませんでした。ではまた明日もよろしくお願いします
(相手は自分のようにまだ一緒にいたいとは思っていないのだと思ってしまい少し悲しそうにしながらも、また明日もトレーニングをお願いしますと一礼して寮の中に入って)

[福丸透]

ふーん……そう言われると本当に嬉しいな。…よしっと、髪の毛こんなもんでいい？
(もう一度フラッシュにとって自分は特別なんだなと言われれば頬を緩ませて嬉しそうにして、自分では頑張った方だなと思いながら髪の毛はどうかなと確認してみて)

【小鳥遊雄太】

…しかし、まあまだまだ殺風景だな…
(次の日の朝、せっかく片付けをしたのだからとトレーナー室にやってきてソファに座ってパソコンを立ち上げて作業しながらも、片付いたはいいが逆に必要最低限のテーブルやソファなどの他には何もない殺風景な室内見回してそうポツリと零して)

【エイシンフラッシュ】

はい、ありがとうございます。お陰様でさっぱりしました、また今度お願いをしてもよろしいですか？
(特別相手が上手という訳ではないが、こんな風に二人話しをしながら髪を洗ってもらったりというのが気に入ったようで、感謝を告げると同時に今後また同様のことをお願いしてもいいか尋ねて)

サイレンススズカ

おはようございますトレーナーさん……困っているようですが一体どうしたのですか？
(朝登校して早速トレーナー室に足を運ぶも、なにやら考え事をしている様子に小首を傾げて近づきながらどうしたのかと聞いてみて)

[福丸透]

俺で良ければ構わないよ。それじゃえっと……背中も洗う？
(それくらいお易い御用だと笑って言っては、そういえば背中も洗って欲しいと言っていたなと思い出して、彼女のバスタオルで隠れた背中を見ながら一応確認してみて)

(/すみませんお待たせしました。こちらはキタちゃんのトレーナー続投でお願いします。始め方とか設定どうします？)

(/初対面かそうでないかどちらにするか、そこだけハッキリしていただければこちらからの希望はあんまりないですね。逆にそちらから希望する設定があればそれで大丈夫ですよ)

(/それじゃあ、選抜レースでライスを見つけてアドバイスとかして、次の選抜レースに見事勝ってそこでライスに逆スカウトされる…みたいな感じお願いしたいです)

…負けちゃった…もうちょっとで届くと思ったんだけど……挫けちゃダメだよね、次頑張ろう…！頑張れライス…おー！
(自身にとって初めての選抜レース、1着のウマ娘に一時は迫るという見ていたトレーナーたちにもそれなりに印象は残ったであろう善戦はしたものの惜しくも2位に終わってしまい、落ち込みそうになったが首を横に振ってまだ次があるしその時頑張ればいいと思い直して小さくガッツポーズをして気合いを入れて)

(/とりあえず最初の選抜レースで負けてしまったものの、それなりにトレーナーの目を惹く光るものを感じさせるレースをした場面から始めさせていただきました)

お疲れ様、中々惜しかったけど素晴らしい走りだったよ。あ、俺はトレーナーだから怪しいものじゃないよ
(選抜レースで担当にしたいウマ娘を探していると、小柄だが何となく好印象だったウマ娘の元に話しかけては、独り言を言っていたので驚かせちゃったかなとトレーナーバッジ見せて)

え…？あ、こんにちは…あの、ありがとうございます。でも、2着は2着だから…
(唐突に声をかけられほんの少しだけ驚いたような表情で相手を振り返るが、トレーナーという素性を明かされれば警戒を解いてペコリと頭を下げてお礼を言いつつも、褒められるような良い走りをしたとしても2着という事実は覆らないし何故1着のウマ娘でなく自分に声をかけてくるのかあまり納得がいっていない様子で俯きがちにそう言って)

今は負けたかもだけど君の走る姿が途方もない努力だって事が分かったからさ。きっとこの先成長するなーって……あ、名前聞いてなかったね
(彼女の走りから、とてつもない努力を積み重ねてきたのだと感じ取って、今すぐスカウトしたい気もあるがここは懸命に走った彼女を讃えようとニコッと微笑めば、出走リストを忘れてきたことに気づいて本人から名前を教えて欲しいと頼み)

成長…出来るかな？もっと頑張って強くなれたらいいなって思ってるけど……あ、ごめんなさい自己紹介もしないで…ライスシャワーっていいます
(成長するだろうという明るい未来への展望を口にした相手を上目で見ながら本当にその通りになればなとほんの少しだけ期待を膨らませながらも、自信なさげな雰囲気も同時に醸し出していて、相手の言葉にまだ名乗っていなかったことを思い出せば慌てて自己紹介をして)

ライスシャワーって結婚式でやるあれの事だよね、幸せそうな名前で良いねなんか。そうだ、良ければだけど1つアドバイスさせてもらってもいいかな？
(ライスシャワーと聞いて結構式で白い花びらが舞う光景を思い浮かべて、とっても素敵な名前だなと率直に言えば何となく彼女の事が気になって大きなお世話じゃなければ1つアドバイスしたいとお願いしてみて)

幸せなんてそんなこと……えっと、ライスのために良くしてもらっても何もお返しは出来ないから…
(幸せそうな名前と言われて嬉しく思う気持ちもありながらも、自分は人に幸せを与える存在なんかではないという想いから声の調子を落としてしまい、初対面でいきなり親切にしてくれる相手に戸惑う気持ちの方が大きくアドバイスを受けてしまっていいものかどうか、見返りは何も用意できないという後ろめたさからも考え込んでしまって)

(/一つに絞ってやってみたらもうちょっとだけ余裕ありそうなのでチヨちゃん継続でもいいですか？それかオリウマ娘に興味あったりしますかね？色々と慌しくて申し訳ないですがお返事お待ちしてます)

別に見返り求めてないよ。ウマ娘のために力になるのがトレーナーの仕事だからね。
(見返りなんてハナから求めてなく、ただライスのために力になりたいからそうするだけだと言えば先程撮っていたライスの走りを見て色々と模索し始めて)

(/オリって完全オリジナルですか？それともディープみたいにウマ娘夏してない子達ですかね？どちらにしよオリウマ娘好きですよー)

わっ…ライスの走りも撮ってたの？あの、それで…ライスの走りどうだったかな
(トレーナーとしての仕事だと言い切った相手に心動かされ、前向きにアドバイスを求めてもいいかもしれないという気持ちになって顔を上げると相手の手元のカメラに目がいき、先程自分が走っていた姿がカメラに収まっているのを見れば驚いたような表情で覗き込みながら相手はどんなアドバイスをしてくれるんだろうと期待の眼差しを向けて)

(/ウマ娘化してない子ですね。最近発表されたデアリングタクトと同じ現役の馬でタイトルホルダーっていうんですけど自分この馬が本当に好きでして創作意欲が湧いてしまってプロフを作ったものの相手に恵まれずって感じなので、少しだけ別所で動かしたものの再利用にはなりますがそれでも良ければって感じですね。気乗りしなければチヨちゃんでも可です)