夢の1着を目指して〆

【小鳥遊雄太】

そりゃ興奮だってするさ、俺はスズカのこの走りに惚れてずっとこんなウマ娘の担当をしたいって思ってたんだ、本当凄いウマ娘だよスズカは…
(相手は自分のおかげなんて言ってくれたが、自分がしたのはせいぜい相手にもう一度頑張ろうと背中を押した事ぐらいで、頑張ったのはあくまでも相手だと純粋に相手のことを褒めて)

【エイシンフラッシュ】

はい、お邪魔いたします。…ふふ、服の上からではわかりませんでしたが、意外に頼もしい身体つきをしていますね
(相手に呼ばれ腕まくりをして風呂場へと入ってくれば早速相手の方を見やると、意外にも男性らしさを感じさせるその身体つきに見惚れ、うっとりしたような表情浮かべて)

[サイレンススズカ]

もうお上手なんですから。それでトレーナーさん、メニューはもう終わりですか？
(褒められれば嬉しそうに微笑んで、トレーニングはこれで終わりなのかと聞けば、まだ走り足りない様子を出して前までのサイレンススズカらしい姿見せて)

[福丸透]

フラッシュ、なんだか顔がいやらしいよ？
(なんだか自分の体を見つめるフラッシュの顔がどことなく官能的で、一応トレーナーとして注意しながらも思わずその顔に目線を逸らしながら顔を赤らめて)

【小鳥遊雄太】

そうだな…いや、今日はもうやめておこう。今日はあくまでも慣らしだからな、これから少しずつ走れる時間を増やしていこう
(前向きな回答を受けて嬉しくなって、ついついもう少し走らせてやりたくなってしまうが、復帰に向けてはちゃんと時間をかけるべきだという自分の判断は曲げるべきではないと思い直し相手をそう説得して)

【エイシンフラッシュ】

そのように言われるのは心外です、まあ…そう言われるのも仕方の無いことではあるかも知れませんが…とにかく始めますね？
(いやらしい顔なんて言われるのは流石に心外であったが、自分でも少し自制が効いていなかったかもしれないと冷静に思い直せばコホンと小さく咳払いをしてはスポンジを手に泡立てて)

[サイレンススズカ]

……そうですか…いえ、トレーナーさんの判断は正しいですもんね…
(トレーナーの言うことも分かるが、もっと走りたかった気持ちもあるのでトレーナーの意見に従いながらも目に見える程に気を落として)

[福丸透]

そーいえばフラッシュ、制服のままだけど濡れても大丈夫？
(首だけ後ろ見ながら、スポンジでボディソープ泡立てるフラッシュ見ながら制服のままで風呂場に来て大丈夫なのかと疑問に思い聞いてみて)

【小鳥遊雄太】

そんな顔するなって、嫌でもこれからどんどん沢山走る機会は増えていくさ。…それより、トレーナー室の整理手伝ってくれるんだろ？今日この後早速頼むよ
(落ち込む気持ちはわからないでもないが、無理はさせたくないというトレーナー目線としてはそこは諦めてもらう他なく、改めてこの先もっと走れる機会は増えると誓って口にしてから、まだマトモに使える状態にないトレーナー室の片付けを一緒にしてくれるという約束を持ち出して話題をそちらに逸らそうとして)

【エイシンフラッシュ】

水をかぶったりする訳ではないですし、多少濡れる程度であれば問題はありません。…どうでしょう、力加減はこれぐらいで大丈夫ですか？
(全身ずぶ濡れになったりするなら問題だが、少し水が跳ねたりする程度であれば問題はないと返しては、早速背中を洗い始め相手が喜ぶ力加減を模索するように確認しつつ手を動かし)

[サイレンススズカ]

分かりました、そういうことでしたら今日は諦めますね。それでは行きましょうか
(まだ不服はあるものの、トレーナーの手伝いができるなら嬉しいなと機嫌を直せば、トレーナーの横に並んで早速トレーナー室に向かい)

[福丸透]

うん、大丈夫だよ～。毎日フラッシュに背中洗ってもらいたいな
(絶妙な力加減に気持ちよさそうに表情緩ませて、毎日背中を洗ってもらいたいなと冗談っぽくも割と本気でそうなればいいなと思いながら呟いてみて)

【小鳥遊雄太】

ついたぞ、一応ここがトレーナー室ということになってる訳だが……この有様さ
(相手と一緒に自分に割り当てられたトレーナー室の前にやってくれば戸を開けると、中はまるで倉庫か何かと勘違いしそうなぐらい大小様々なものが置いてあり、とてもマトモにトレーナー室として扱う事は出来なさそうで)

【エイシンフラッシュ】

ふふ、本当にそれを望むとすれば一緒に暮らしてでもいなければ現実的ではないかもしれませんね
(相手の冗談とも本気ともつかないそんな言葉に対し、現実的に返しつつも、一緒に暮らすということについては微塵も拒否がないどころか満更でもなさそうに小さく微笑みながら背中を洗い続けて)

[サイレンススズカ]

これはその…今までよくここまで放置してましたね…あはは…
(あまりの光景に、なんと言えばいいか分からず押し出した言葉も棘のある感じになってしまい、やけくそでトレーナーの方向いて苦笑いして)

[福丸透]

んー…フラッシュとはずっと居たい気持ちあるけどこれが恋なのか分からないしね…
(背中現れながら、フラッシュとずっと2人で生きていくのも幸せだと思うが、恋と認識せずに告白するのは失礼なのではと思い、ここは大人として良識ある返答して)

【小鳥遊雄太】

まあな、これまで担当ウマ娘も居なかったし、スズカと出会えなければそのままトレーナーを辞めるつもりでいたぐらいだからな
(トレーナーとしては本当に何一つとして成し遂げる事のなかった自分にはこのトレーナー室を使うことも無かったのだとなんでもないことのように語り肩を竦め、相手が担当になってくれた事でようやくこの部屋にも意味が生まれたと口にしてはニッと笑い)

【エイシンフラッシュ】

はい、今はその返事で良いかと。結論は多少の時間をかけてでもしっかり納得のいくものを出すべきだと思いますから
(自分の想いに対し安直にその場凌ぎ的な答えではなく、大人らしい答えを出した相手に感心しこちらも納得した様子で深く頷けば背中についた泡をシャワーで洗い流し始めて)

[サイレンススズカ]

なるほど、それは嬉しいですね。ではトレーナーさん、まずは何から片付けますか？
(自分もこの人がトレーナーになってくれて良かったなと感謝すれば、部屋全体散らかっていると別れてした方が効率的かなと考えてどの返から掃除を行えばいいか聞き)

[福丸透]

いやー、誰かに背中洗ってもらえるの気持ちいね。自分でやるより清潔になった気がするよをありがとうね
(くるりとフラッシュの方を向いて、こうして誰かに背中を洗ってもらえるのはとても心地がいいものだと嬉しそうに微笑んでお礼を言って)

【小鳥遊雄太】

そうだな…俺はあんまり片付けとかも得意ではないからなあ…とりあえず大きな荷物を運び出すか？
(掃除は苦手なためどこから手をつけたものか…と途方に暮れつつも、まずは目につく大きなものから片付けていったほうがいいだろうかと思い相手にそう提案をし、異論はないか確かめて)

【エイシンフラッシュ】

喜んでいただけたようで何よりです。それでは私はこれにて失礼……っきゃあ！？
(相手が心底嬉しそうなのがわかり、満更でもなさそうな笑顔浮かべ、一旦風呂場を出ようとすれば足元の泡に足を取られて思いっきり相手を巻き込むような形で転んでしまい)

[サイレンススズカ]

はい、分かりました。それではトレーナーさんは危ないので下がっていてください
(笑顔で承諾すれば、自分よりも何倍も重そうな荷物をひょいと持ち上げて部屋の外に出て、華奢な体だがやはりウマ娘で力が強いということを見せつけて)

[福丸透]

…いてて…フラッシュ大丈夫？
(フラッシュを受け止める形で一緒に転んで、体を床に打ち付けるがなんともなく、こちらは裸の状態でフラッシュと体が密着してドキドキしながらも彼女の身を心配するも自分の体は濡れているのでフラッシュの服はびちょ濡れで)

【小鳥遊雄太】

おお…！？凄いな、流石はウマ娘…それよりも悪いな、トレーニングで疲れてるっていうのにこんな重労働をさせて
(人間一人では運ぶのが大変そうな荷物を軽々持ち上げて運ぶ相手に驚くと同時に苦笑しては、自分はとりあえず手近なところから小さなものを片付けていきながらトレーニング終わりでこんなことをさせてしまったことを謝罪して)

【エイシンフラッシュ】

は、はい、痛むところはないので怪我はないかと…トレーナーさんはなんともありませんか？
(自分を受け止めてくれた相手に感謝と申し訳なさが混在し、少しばかりドギマギしつつひとまず自分の方は濡れてしまったものの怪我などはなさそうだと答え、むしろウマ娘である自分よりも身体は丈夫ではないであろう相手の方が心配だと怪我はないか逆に尋ねて)

[サイレンススズカ]

大丈夫ですよ。これもトレーニングの一環だと思えば。トレーナーさん、もっと私に筋肉つけた方がいいって言ってましたもんね
(荷物を運び終わり、手をパンパンと払いながらこれも筋トレになるからちょうどいいと体力の底をまだ見せずに余裕のある笑みを浮かべて)

[福丸透]

んー、ちょっと体打っただけでなんともな……いよ…
(今は少し痛いだけでいずれ引くだろうなと優しく言うも、上に乗っかっているフラッシュと息がかかるくらいに顔が近いことに気づいて心臓の音が聞こえるくらいにドキドキして)

【小鳥遊雄太】

ああ…まあ、確かにそう言ったな。それにしてもスズカは見た目に似合わず逞しいな…って、そんな風に言われて女子としては正直複雑かもしれないけどな
(華奢で儚げな雰囲気に似合わず、力強さを見せつけた相手に小さくクスリと笑みがこぼれ、思わず本音が口を突いて出るが、果たしてこれが異性を誉める言葉として適切かどうかはかなり怪しいラインでありそんな風に冗談めかしては肩を竦め)

【エイシンフラッシュ】

そうですか…それなら良いのですが…トレーナーさんが怪我をしてしまっては一大事ですから
(自分の身体が濡れたことなどどうでもいいぐらいに相手の身を案じていて、相手の怪我がなかったことで何より安堵して胸を撫で下ろしては、そのままの体勢でフッと微笑んで)

[サイレンススズカ]

ふふっ、大丈夫ですよ。ウマ娘にとってその言葉は褒め言葉のようなものですから。それじゃ他の荷物も運び出しますね
(普通の人間の女性がそう言われれば嫌なのかなと思いながら、ウマ娘は力が強いのでそう言われると嬉しいと微笑んで伝えれば、他の荷物もあっという間に運び出して)

[福丸透]

あはは、心配してくれてありがとうね。フラッシュ服びちゃびちゃだね…お風呂入っちゃう？
(そこまで心配されるとなんだか嬉しいなと思い、ゆっくりと起き上がって、フラッシュを風呂の椅子に座らせれば冗談交じりで一緒に入らないかと言ってみて)

【小鳥遊雄太】

ありがとうスズカ、おかげで一気に片付いたよ。俺一人だったら後三日ぐらいはかかってただろうな…こんな倉庫を自分で片付けてトレーナー室として使えなんてあんまりだよな、全く
(殆どの荷物の運び出しを手伝ってくれた相手に心から感謝の気持ちを伝えれば、いくら自分が周囲のトレーナーによく思われていないとはいえ、こんな倉庫同然のトレーナー室を割り当てられるとは…と口にしてはやれやれと肩を竦めてみせて)

【エイシンフラッシュ】

…そうですね、そうします。それでは一度服を脱いできますね
(相手の提案に一瞬思考を巡らせた後、その提案を飲めば一旦この濡れた服を全て脱いでこなくてはとお風呂場から脱衣場まで出て行って)

[サイレンススズカ]

ふふっ、トレーナーさんは優秀なのに皆さんにわかって貰えないのは悲しいですね
(自分だけこの人の良いところをたくさん知ってるのが嬉しくて、言ってる言葉は悲しいがそれを嬉しそうにいいながらついトレーナーの頭を撫でて)

[福丸透]

えっ…あ、うん…
(まさか応じてくれるとは思わなくて思考停止しながら湯船に浸かり、フラッシュが来るのを待ち)

【小鳥遊雄太】

いや、まあ…わかってくれるのは嬉しいんだが…俺の方が一応年上なんだがなあ…ってツッコミはするだけ無駄だな、うん…
(自分の能力を一番そばにいる担当ウマ娘である相手に認めて貰えるのは嬉しい一方で、一応年下の相手に頭を撫でられるのは若干の抵抗はあり、なんだか心地よいやら恥ずかしいやら色々な気持ちが入り混じり苦笑が漏れて)

【エイシンフラッシュ】

お待たせ致しました、お邪魔させていただきます……しかし、やはりというべきか少しばかり狭いですね
(衣服を脱いでタオルを巻いた格好で風呂場へと入ってくれば、それほど恥じらいは見せないものの、やはり一般的な家の風呂である以上二人で入るにはやや手狭かもしれないとあくまでも現実的に考え口にしていて)

[サイレンススズカ]

ふふっ、たまには私もトレーナーさんを可愛がりたいので。それで次はどうします？
(いつも自分がトレーナーに可愛がられているのでたまには違う立場になってみるのも楽しいなと微笑んでは、荷物を運び出したがまだ汚い部屋を見ながらどうするか尋ねて)

[福丸透]

まぁ…そりゃ賃貸だし元々狭い浴槽だし……てかほとんどこれもう裸で入ってるよね……本当に恋人みたい…
(賃貸の浴槽だから狭いのもあって少し動くだけで腕がフラッシュの体にあたり、柔らかい感触がすればさっと顔を赤くして顔を逸らしながらお互いタオル一枚で本当に恋人が一緒に風呂に入ってるようだと変なこと言ってしまい)