Compromise（〆）

っ…(これも弟の手術のため。そう考えれば身体さえ許さなければ耐え凌ぐ事も出来る。自分を何とか言い聞かせつつも、何故か近寄ってくる相手の笑顔が普通のようには見える筈なのに恐怖にしか思えず、距離を取るように後退していき。しかし、ベッドに踵が当たったかと思えば相手から約束の内容についてと言われた途端にあっという間に距離を体同士が触れ合う程に詰められ、そのまま肩を押され踏ん張る間も無くベッドに押し倒されてしまい。呆気ない自分の瞬間的な弱さを悲観しつつも、その自分を見詰めてくる相手の瞳と端正な顔立ちはもしも自分が女性ならまず惚れていたかもしれない程に男らしさとカッコ良さが相まっており。しかし、突然の出来事過ぎたから対応できなかっただけでなんとか相手の身体を押し返そうと考えるも起点となる肩を押さえ付けられている段階でそれは叶わず、ただ相手の胸部に触れるだけしか出来ず。どうすれば逃げれるのだと必死に頭を回転させていたタイミングで相手からの囁くような何がセーフなのかと問う言葉に何がセーフか、と言うよりもアウトを示した方が分かりやすいとは考えたものの、それは当然身体の交わり。そして何の因果か相手と自分の交わりを想像してしまい、ブワワと顔を赤らめては「っ…んなもん初対面に普通訊くかっ！？当然エロい事がアウトに決まってんだろ！！」と恥ずかしさを隠そうと真っ赤な顔をフイと背けつつアウトな事柄を告げ)

(/ふむ、ではDキスと押し倒し辺りまでですね……あ、ちなみになんですが上半身への所有痕付けとかどう思われます？例えば首にキスマークを付けたりとか……！(主様に合わせるんじゃないのかよ)嫌がってもやっていただいて結構です。寧ろ全力で応援致します(笑)ありがとうございます！まぁ、そこは適度に亮に折れさせますので積極的に来ていただければと(笑)押し返そうとしてますが肩を動かせないなら当然触れるだけになりますね！(笑)いえいえ、此方も反復ロル多めになるかと思いますがご容赦のほどを……！その代わり抗いながらも気が付いたら色々押されまくってるりょうを差し上げますので……(笑))

初対面って言っても、もう同居人の仲だからね（此方の言葉に果たして何を想像したか、途端に顔を赤らめ視線を逸らす彼の反応を見て一瞬きょとんとしては、くすりと笑い「そっか、アウトか。残念」と続けて。目の前でコロコロと表情を変え、自身には最早縁のない初々しく眩しい反応を見せる彼に驚くと共に、昂った心は一旦落ち着きを取り戻し、隻手で彼の髪にそっと触れて。一方の心の内では、手を出すのは少しずつにして逐一彼の反応を愉しみ、その内スレスレ迄到達して遣ろうかなどと考えていたが彼は知る由も無い事で。相手にアウトの返事を告げられた所で引く気が無いのが自身の汚点且つ美点であり、脚で自分の重心を支え押し倒した体勢はそのままに、己の胸部に添えられた相手の手をそっと口元に引き寄せ、手の甲に一度口付けを落として。彼に色恋沙汰の経験が多いのか少ないのかは未詳だがきっと彼は良い反応をくれるに違いないと、握った片手を封じ乍ら逸らされた視線が絡みはしないかと顔を見詰めて。実際の所今すぐに手を出したくて堪らないのが本心で、彼に触れる内に許可を得られる迄手を出さずに我慢する事などまどろっこしい事には耐えられぬと踏めば、「じゃあ、本当に嫌だったら抵抗して良いよ」と無責任な事を口にしては彼の柔らかな首筋を指先でつう、と撫でて）

（／キスマークはセーフでは無いかと背後は踏んでいるのですが…人様に見られてもお叱りを受けるような事では無いかなぁと思います。背後様に許可を頂きましたらねぇ…もう亮君の抵抗なんて可愛いもんですよ(( そして今回もまた司に好き放題ロルをさせてしまいましたが、寛容なお心で受け流して下さいませ…(笑) ）

っ…今日会ったばかりなんだから初対面だろっ！(相手の何処か楽しげな言葉につい反抗的な口調にて言い返し。そして相手の片手が髪を触ってくる感覚に何故かゾクリと不思議な感覚を覚えて。相手の手が離れてる方で押し返すことも出来たはずなのに何故かその選択肢が初めから存在しなかったのではと思えてしまう程に相手を拒否する事が出来ぬままに相手からの手の甲へのキスに思わず顔を赤らめてピクリと肩を揺らし。少しでも相手の行動に感じかけていると思われたくなくて視線を交わすことはせず早く退けよ、とすっかり自らの手で押し返す選択肢が消え失せかけていて。そんな中で相手からの本当に嫌なら抵抗して良い、その言葉と共に首筋をなぞられては「ひっ…な、何すんだよっ…」相手の方へ視線を向けながら文句を言おうとして。しかし、自分の顔が赤いままなのに気付かぬまま、それが相手をより誘う表情になってるなんて思いもよらず)

(/ではひとまずここでは…Dキスや押し倒し、上半身へのキスマ迄描写可能、としておきますか！尤も、恋人になるまで亮が司君にキスマつけるとは思いませんのでそれまではキスマに関してはほぼ司君専用でしょうがね(笑)ふふ、亮の抵抗が可愛いもんとのことでしたので(欲情誘う意味で)可愛いもんにしておきました！(笑)いえいえ、こちらは全く問題ないですので亮のことを存分に味わってくださいませ(笑))

初対面でこんな関係になってるってのも、凄く唆らない？（反抗的な強い口調とは裏腹にさしたる抵抗も見せない彼に愛おしさすら抱き、囁く様にそう尋ねて。本来はなる筈の無い、凡ゆる段階を飛ばした現段階の自分達の関係を揶揄しながらも自身が唆られているのは事実で、顔を赤らめて肩を揺らし、声を漏らす相手の全ての挙動を余す事なくまじまじと見詰めて。そうする内にも早く彼の更なる顔を見たい、乱して暴いて遣りたいと欲が溢れ出してそうになるばかりで、相手の火照った様子に更に加虐心は増し、最低限衝動を塞き止めていた心の歯止めが決壊しては肩と首に手を添え、引き寄せられる様に首筋に口を近づけ、一度軽く歯を立てる。自分としては至極当然の愛情表現として噛み形を付け、更に少しずらした所へ唇を寄せては、所謂ところのキスマークと言うのであろう小さな赤い痕を一つ残して。直ぐに顔を上げてはその痕を指で満足げになぞり、「なにって…コレ、俺と亮の契約の証。どう？」と悪趣味な質問をさも当然の様な澄まし顔で投げてみて）

（／はい、了解致しました。ではそこらへんのセーフラインに従いつつ、亮君を味わせて頂きましょう…！(笑) 司専用だなんて勿体ないお話です…。また今後少しずつ2人の距離が近づいた頃にでも、亮くんの貴重なデレが拝めたらなんて勝手に願っておりますので、今後とも亮君への無礼の過ぎない様に昇進させて頂きます…）

っ…は、はぁ！？唆る訳ないだろっ…！(相手の囁く言葉に小さくひきつった声が漏れ出そうになったものの、それすらも相手を興奮させる要素になりかねないとテンパりながらもツンとした態度でそう返しつつも、やはり何故か相手を拒む動作をする、という思考が一切回らないままに相手の視線を余すこと無く受けていると、何故だかゾクゾクと快感のような何かが身体を巡る感覚に戸惑いを感じ取って。そうしてれば首筋を噛まれ、更にはその近くを吸われてしまえば快感ににた感覚に溺れそうになり無意識に相手の服に頼りなくしがみつくと相手の証、という言葉にカアッと、耳まで赤く染まれば「っ、ざけんなよっ…！んなもんつけんじゃねぇ！しかもよりによって見える位置付けやがって…つけるなら付けるで別のとこにつけろよ…」とブツブツと文句を垂れ流すも、無意識にハッとしては「また付けろって言ってんじゃねぇからなっ！勘違いすんなよっ！？」と慌てつつ警戒心強めながらそう牽制し)

(/えぇ、じっくりと味わって下さいませ(笑)まぁ、今はまだツンツン多めですが、距離が近付いてくればちゃんと亮からも所有痕を司君につけるようになるかと……！(笑)あ、折角ですし戯れの後で(キャンペーン主の計らいにより初めだけ)既に材料がある程度揃ってる冷蔵庫見ながらの料理とかさせたいのですが、司君の好きな料理ありますかね？“偶然”にもその料理を亮が作ってしまう、という(司君からしたら幸せな)ハプニング起こしたくて……(笑)ちなみにある程度の料理は(弟が退院できたら出来るだけ作ってあげたい兄心で)作れる設定なので(笑))

じゃあ今度は、見えないもっと下の所に付けるね（言葉の節々に警戒が剥き出しとはいえど、先程は此方の服にしがみつき、今では耳まで真っ赤になっている相手の言葉などは殆ど真面目には受け止めていない様子で、満悦気味に頬緩めつつ都合のいい部分だけ聴き取った解釈を返して。反論の説得力も失ってしまう程の想定以上の良好な反応の収穫に気が済んだのか、「さて」と口に出して体を起こしては自分はベッドから降り、「これからどうする？部屋の確認でもしようか」と続けて。自身もこの部屋に着いたのはほんの少し前で細かい部分は未だ見ていなかったなと遅れて気が付いた今、キッチンや収納等は一目見ておきたいもので、家具は揃っているとは言え、本日の食料や生活雑貨は備えられているのだろうかと考えて。数秒の間の後、もし足りない物があるのなら買い出しは早い方が良いとの結果に至れば、キッチンの方へ戻る為寝室から出ようと足を進めて）

（／亮君から痕を付けられる日がくるなんて…考えただけで楽しみですし、きっと司も驚きと嬉しさで凄い表情を見せます(笑) 司の好きな料理ですか…そうですね…パッと考えただけですが、魚料理と甘味という事にしておいて下さい。…そんなハプニングを起こすなんて、何と粋な計らいでしょうか…！有難う御座います…(笑) では、亮君が料理をする間、司は買い出しにでも行かせましょう…そもそも生活費コイツが持つって言ってますので、買い物は任させて下さい…！(笑) ）

だ、だからつけてほしいだなんて言ってねぇだろ！(相手の満悦気味な言葉にまた付けられるのか！？と戸惑うものの、それに対し嫌悪感が生まれてこない自分により強めの戸惑いを感じながらまだ僅かに残る顔の赤みそのままにもう一度叫ぶように言い切って。そうすればどうやら相手の気は済んだ様で、自分の上から、そしてベッドの上から相手が降りるのをホッとしながら自分も上体を起こせば何処か物足りなく感じる自分を首を横に振ってれば相手から他の部屋も見てみよう、と言われて「あぁ、そうだな…少なくとも冷蔵庫見てみねぇとな」と返し。勿論他にも色々みるべきなのだろうが、ひとまず今日明日の材料があれば良いのだが、無いのならそれはそれで相手を使いっぱしりにして憂さ晴らしをすればいい、なんて考えながら相手の後ろをついていくようにベッドから降りて寝室を後にしつつも、今日がバイト休みの日で助かった、なんて考えていて)

(/多分自分が主導権を握ろうとしての行動でしょうね。まぁ、アッサリ主導権を握られて啼かされるのが目に見えてますが(笑)了解です！ではお魚料理とデザートも準備させれたらさせておきますか！(笑)いえいえ、亮は司君にどんどん好かれていって、外堀埋められて行けば良いのです(笑)では買い物に関しては司君にお任せしちゃいましょう！あ、亮はお酒に弱いですから買い物でお酒類購入して晩酌とかで酔わせてそのまま無いことをさもあったように言い含めてしまうのもアリですよ？酔ってる間は記憶が無い子なので混乱すること必至でしょう(笑))

まぁ俺には物欲も食の拘りもないから、必要最低限あれば良いんだけど（そうあっさりと言い放ったのは相手と共にリビングへ向かい比較的綺麗なキッチンを歩き、これまた立派な冷蔵庫の扉を背後の相手にも中身が見える様に大きく開いている時で。彼が冷蔵庫と口にしたのは果たして料理が出来るからなのか否かは分からず、更に自身は料理を特に拘ってする事なく惣菜や外で済ましてしまうタイプのため冷蔵庫の食材に関して期待はしていなかったが、意外にも中には幾らか食料や調味料が入っており、企画主の用意周到さというのか薄気味悪さというべきかには舌を巻いて。然し、自身の好む酒やアルコールといった物が一切無い事に遅れて気が付けばやはり買い出しは避けられぬと悟り、心中で小さな溜息を一つ。先程の資金契約の関係から店へ赴くべきは己であり、それに関しては話し合う迄もなく自分が行こうと自己解決しては、「俺は買い出しに行くけど、亮はどうする？」冷蔵庫をパタリと閉め後ろを振り返り、部屋内に備え付けの時計にチラリと視線を移しながらそう言って）

（／亮君が夜ご飯を用意して下さるなんて贅沢なお話ですね…其のせいで司も益々亮君に興味が湧くこと間違い無しですが、有難く楽しみにさせて頂きます…！では、お言葉に甘えまして司にはお酒を購入させ、亮君に進めさせる方針で行きます(笑)。他にも、なにかの都合で司に買わせたいものとかがもし有りましたら、メモかなんか渡しといて下さい(笑) また、司を買い出しに出した後ですが、その次のロルで帰宅までパッと飛ばして場面転換させるという感じで良いでしょうか…？）

…とりあえず今日の夕飯作るくらいは材料あるな(相手の後ろを歩きながら食への拘りがないという相手に特になにか言うつもりはなく。勿論自分も拘りが無いわけではない。ただ、自分で作れば少しでも食費は浮くし、何より入院中の弟が病を完治させて退院した時に美味しいご飯をいっぱい作ってやりたいからこそある程度料理は作れる。だからこそ相手の後ろから冷蔵庫の中身を確認すればある程度の材料はあり今日の夕食分、更にあわよくば明日の朝食分もあるな、なんて考えればポツと呟いて。そうしてればなにか欲しかったものが無かったのか相手の溜め息が聞こえ、どうしたのか問おうとすれば相手から買い出しに出ると言われればそれは好都合と「ならとりあえず色々食材買ってきてくれ。俺は今ある材料で飯を作る」と自分が夕食を作ると提案して。勿論相手と共に買い出しに出るのも吝かではないのだが、相手が買うものが高かったら卒倒してしまうかもしれない、だったらそれを知らないままに使えばいい、なんて安直な考えを浮かべていて)

(/基本的に朝夕は亮が食事をご用意しますよ！お昼は亮がお弁当作った時に余り物詰めたお弁当箱を渡されるかもですが(笑)えぇ、どうぞどうぞ！了解です、では何かあったら亮のメモでお伝えさせていただきますね！(笑)そうですね、司君が買い物中はこちらも描写は調理位ですし、そんな感じで問題ないですよ！)

へぇ、料理出来るんだ。それ、俺の分も作ってくれるの？（冷蔵庫の中身を見た際の相手の呟きを目敏く拾っては興味深そうに返答をし、更に分かり切ったような意地の悪い質問を付け足して。相手の料理上手は誰の為なのだろうか、などと詮索する様に思うと同時に、何だかんだ彼なら態々言われずとも２人分作ってくれるのでなないかと根拠も無く期待をしていたが、彼から直接肯定の返事を聞いてみたい、なんて我儘で自己中な考えをしての事で。そして、彼が料理でその間は此方が買い物という案の定の役割分担の結果、「じゃあ適当に色々食材を買ってくるよ」と返事しつつ、キッチンから出てその辺の床に置いておいた荷物の中から財布と自身の車の鍵を取り出し、家の鍵と合わせて手にしては玄関へと足を進めて。自身の分の酒を買うのは勿論だが、果たして相手は酒が飲めたのだろうか、相手の好きな物でも聞いておけば良かった、などと玄関にて遅れて気が付くも、態々引き返して聞くことでも無いかと悩んだ後に断念しては、其の儘ドアを開け部屋を後にして）

（／ひゃ~、亮君めっちゃ出来る人じゃ無いですか…。司は自分の食生活もガバガバな適当野郎なので、弁当を渡されると言うイベントに慣れておりませんので、きっと驚きの連続だと思われます…(笑) はい、司で良ければ何時でもパシってやって下さいませ。また、良かったらなんですど、亮君のお好きな食べ物とかもあったら教えて下さい…！司みたいにスイーツでも、又はただ単に好きな食材とかでも良いんですけど、何となく買って帰って亮君に喜んで貰えたらなぁ、なんて思っておりまして、宜しければ…！では、今回司が家を出まして、次で場面転換で帰宅ロルにさせて貰いますね~!）

…逆に用意しないと思ったのかお前は…作るに決まってるだろう(相手の意地悪げな質問に呆れたようにため息混じりにそう返して。相手がどんな奴であれ、同居するのであれば流石に相手のを用意せず自分だけで自分の料理を消費する、なんて事はするつもりが一切なく。そして相手が買い出しに出掛ける準備を始めるのをチラと見て「頼んだ」とだけ返し。玄関の方でドアの開く音が聞こえればさてどうするかと改めて冷蔵庫の扉を開き現在ある材料を確認しては、どんな献立にするか…そういえばお米もそこにあったな、なんて色々材料の組み合わせを考えながら必要な材料を取り出していって)

(/まぁ、生活費を全額負担してもらってるので流石に料理とか位はしっかりしないと、と思ってますからね、亮は(笑)ふふ、きっと最初のお弁当準備をした時は驚く顔見たくてでしょうね！(笑)了解いたしました(笑)実はですね、この子は甘いもの、と言うより和菓子大好きなのです。たまにコンビニで大福とかお団子とか買って食べるのが自分への小さなご褒美みたいなものでして(笑)なので立派な和菓子やさんがたまたまスーパーからすこし離れたとこにあってそこで……みたいな感じになってたら中々お目にかかれない立派な和菓子やさんの和菓子に亮もテンション上がるかと(笑)把握しました！亮も調理開始した、と言うことで帰ってくる頃にはある程度出来上がってるかと！)

ただいま、っと（マンションを出てから数刻後、車で往復し買い物を済ませ玄関のオートロックを解除し帰宅すれば、誰に言うでも無くそう口にしながら廊下を歩きリビングへ向かって。その後どさりとテーブルに置いたのは、頼まれた通りの明日以降の食事に利用できそうな野菜や肉と、自身と相手の分として購入した酒などが入ったもので、更にその横には老舗の和菓子店のロゴの入った紙袋も並べて。酒は相手が飲めない可能性について殆ど配慮しておらず、寧ろ良い物を口にして欲しいと割に質の良い物を買っていて。また和菓子については、このマンションが本来の自宅と離れた所にあり、スーパー付近で初めて見かけた甘味の店に目を惹かれ相手の為、もとい自分の為に購入した物で他意は無く、それらについては特に説明も無しにキッチンへ目を移して。既に自身の興味はそちらにあるようで「わ、凄く良い匂いがする」と嬉しそうに口にして）

（／はい！亮君の好物、しっかりと胸に刻み込みました…！そして早速、まんまと偶然(笑)買ってきちゃった司です。本当は亮君の為というか、なんとなく自分の為に買ってきたつもりの司ですが、亮くんの好物と知れば本人の好奇心もあってそれはもうすんなりと譲ってくれますので、老舗の和菓子を味わって食べてやって下さいませ！また、亮をちゃっかり帰宅させましたので、今其処からレスに拾いやすい要素拾って進めて下されば有難いです！）

あぁ、お帰り…(調理もほぼ終わり、ご飯も炊き終えている。後は盛り付けるだけ、そんなタイミングで相手が帰ってくれば礼儀として相手に言葉を返しては、相手の買ってきた食材を入れようと一度火を止め軽く手を洗ってタオルで拭き取ってから相手が荷物を置いたテーブルの方へ歩み寄ればキッチンの料理に目を輝かせる相手を見てトクンと心地よく心臓が跳ねた感覚に、何で今俺はコイツにこんな感覚を覚えたんだ、と疑問が思い浮かぶもすぐそれを頭の隅に追いやれば「ほら、手ぇ洗ってこい…俺はその間にそれ片付けんだから…」と相手の方にシッシッと手の甲を振って、買ってきてくれたことへの感謝はあれどあくまでも(相手が)買ったものの保存が優先事項。スーパーの袋を幾つか手に持てば「よっと…っ、これっ…！」持ち上げ腕を下げ持っていこう、そう考えてたのだがスーパーの袋で見えてなかった紙袋、それに書かれたお店の名前に気付くなり目を丸くしてつい嬉しそうな声が漏れ出て。それは老舗の和菓子店の店名であり、元々遠くない場所に住んでいたからこそ一度はこのお店の和菓子を食べてみたい、そうは考えていたものの貧乏性故に敷居を高く感じてしまいこれまで一度も入店したことはない。そんな老舗の和菓子の入ってるであろう紙袋が目の前にあるのだからテンションが上がらない筈もなく目を輝かせて紙袋の中を覗き込もうとして。ただ相手が見てるかもしれない、と気付けばハッとして少し恥ずかしげに頬を赤らめつつ両手にスーパーの袋を持った状態でキッチンに戻っては改めて感じる大きな業務用といっても差し支えないであろう冷蔵庫に入れていき)

(/そしてそんな和菓子にテンション上がった亮です(笑)勿論まだそんな仲良くなるつもりは無いですのでテンション高くなってるのが見られたくないようです(笑)とりあえず拾えそうな所はひろいまくりました(笑)お酒はどんな感じの買ってきてます？良ければ次に乗せようと思いますのでお聞かせ願えればと！(笑))

は-い、ありがとね（期待のしていなかった此方の言葉に意外にも相手がお帰りと返答してくれた事を、同居者として一応認められている様な対応の一端だと勝手に自分に都合よく解釈し、些細ながら喜びとを感じれば機嫌の良い声で返事をして。手を洗うよう指示されたが、シンクに未だ食材や洗い物が残っている可能性を配慮しては廊下へ足を進め洗面台へ向かって。彼が自身の購入品を冷蔵庫にしまっているであろう間には指示通り手を洗いつつ、夕食は何だろうか、彼の好みの酒はなんだろうか、酒は好みを配慮して数種類購入しているので問題は無い筈だが、独断で購入した和菓子は出したところで相手も食べてくれるのだろうかと考えていて。その後またキッチンへ戻れば机の上に残されたその紙袋を見つけ、もしや彼は甘い物を得意としないのでは、と一つの疑問に至り「亮って、和菓子嫌いだった？」と不意に尋ねて。元より自分の資金で購入した殆ど自分の為の物の筈で、例え相手が苦手だったとしてもクレームをつけられるいわれすら無いのが事実だが、自分でも分からぬ内に自然と食の彼の好みを尋ねていて。）

（／聞けば聞くほど亮君可愛すぎますね…今後もますます亮君の反応が楽しみです。お酒ですが、日本酒の大瓶一本に、ウイスキーと炭酸水も買ったのでハイボールも作れます。あとは普通に缶ビールも数種類2本ずつチョイスしてると思って下されば…！司は酒好きなのでどれでもいける口ですので、亮君が好きそうなのがもし有ればチョイスして下さっても良いですし、お勧めを尋ねるなり酒の量に引くならなんなりして下さいませ！(笑) ）

…アイツ、酒飲みなんだな(冷蔵庫に食材を詰めていく途中、お酒類が入ってるビニール袋を開ければその中身を見てみれば日本酒と思われる大瓶、ウィスキーのビンにそれと合わせると思われる炭酸水のペットボトル、梅酒、更に缶ビールも数種類が2本ずつにとお酒を飲むことがないし元々得意でもない自分からしたら相当な酒飲みなんだろう、なんて能天気に考えていて。あらかた片付け終えてもまだ冷蔵庫にはスペースは残ってる、否スペースを開けておいた。折角の高級な和菓子なのだから丁寧に保存したかった。勿論相手が自分と食べるために買ったとは限らないが、少しでも崩れないようにしたくて。そう考えてれば相手から和菓子が嫌いか問われキョトンと目を丸くし。嫌いなわけがない、コンビニでだが自分へのご褒美でたまに買ったりするほど大好きだ。だが相手にそれを素直に言うのは何か恥ずかしく「…いや、嫌いじゃねーし。まぁ、好きな方、だけど…」と相手の方を見ないまま呟いて)

(/そこまで言って頂き、ありがとうございます！成る程把握いたしました！亮が好きな、というより何とか酔わずに飲めるお酒は低い度数のほ○よいみたいなヤツですが、ぶっちゃけ亮を酔わせて司君に亮のこと追い詰めて欲しいので、アルコール度数の低いお酒ではなく、意外とアルコール度数高い梅酒追加させていただきました！(笑)居酒屋でバイトしてるとは言え、実はそこまでお酒に詳しいわけではないので…アルコール度数低いからとか嘘付いて飲ませてやってください(笑))

良かった。じゃあ、夕食の後に一緒に食べようよ（自身の心配は杞憂だったようで、相手も和菓子が好きとの返答。どうやら相手とは食の好みが合っている様で、ホッとした様に頬を緩めつつ紙袋を手で示してはそう提案して。饅頭や苺大福の他、練り切りやきんとんなど、様々なものを数種類ずつチョイスして購入しておいたのが功を期した様。もう購入した食材の片付けは手際良く済まされており、この食後に一つ楽しみが増えたというところでふと相手の調理してくれた料理の事を思い出しては、「夕食、何を作ってくれたの？」とコンロの辺りへ視線を移しつつそう尋ねて。本来食に拘りの無い性分で、自宅で手料理なる物を食べる習慣がほとんど無かった自分にとって同居相手の作った料理というものは経験の無い貴重なもの。食事の用意を手伝おうとは思っていながらも、半分は物珍しさ及び好奇心に惹かれるままにキッチンの相手の方へ足を進めていき）

（／はいっ！梅酒の追加大歓迎で御座います…！酔った亮君楽しみですし、司は常にノリノリで騙そうと企むと思いますので、全力で亮君を酔わせちゃう方向でいかせて頂きましょう(笑) 然し、あんまり食事中にお酒が回ると食後に和菓子が難しそうなので本格的に飲ませるのは和菓子の後にしておきましょうか…？明日のお楽しみ、と和菓子を後回しにするのもありっちゃ有りだと思いますが、、）

っ…しょうがないな。そんなに一緒が良いなら夕食後に一緒に食ってやる(自分の答えに相手の頬を緩めながらの提案に何故かトクンと心臓が跳ねて。何でこんなに相手に惑わされるんだ、と自問自答しようとするもその答えが出てくることはなく、僅かに頬を赤く染めながら相手の提案に了承し。そうしてれば相手から夕食について問われれば「あぁ、ブリの照り焼きに味噌汁、後きんぴらごぼうだな。白飯も炊いてるから、茶碗によそっておいてくれ」思い出したように説明をしては早速相手に手伝わせようと考えながら指示を出して自分はおかずを軽く温めながらよそっていき)

(/ちなみに亮は酔ってる間の言動が基本的に記憶には残らないので、言い聞かせるように嘘言い含めれば戸惑うこと必至です(笑)そうですね……折角ですし和菓子の後で一度お風呂挟んで、晩酌みたいな感じで誘って頂ければと(笑))

はいはい、了解（仕方がないから一緒に食ってやるとの返答に、素直じゃないなぁなどと何処から目線か思いつつ、ほんの少しづつ彼について分かって来た様な気がしてみては其れも愛らしいと密かに微笑んで。そしてその後相手から夕食の献立を告げられれば、どうやら自身の好む魚料理が含まれているとのことで、あの短時間で3品も用意した相手の手際の良さに感心しながらも「ブリか、嬉しいな。俺、魚料理好きなんだよね」と思ったままを口にして。夕食が好物となれば気分も上がるもので、指示通り棚から茶碗を２つとりだし炊飯器からご飯をよそってはテーブルに向かい合うように並べて。その間おかずは相手が手際良く用意してくれているようで、さて次はの準備はと考えたところでついさっき酒を購入したことを思い出し、「亮って、お酒飲めた？」と遅ばせながら尋ねてみて）

（／其れはなんという事でしょう…司が良いように利用しちゃう事間違いなしですね…耳寄り情報を有難う御座います(笑) 成程~、晩酌ってのも2人の会話の機会が増えて良いですね！そこでお互いの話とか少ししてみるのも尚良いです…！益々楽しくなって参りました(笑)）

…そーかよ(相手の好きな料理が魚料理だと知れば知らなかったとは言えど、相手の好きな料理が作れたことへの嬉しさが沸き上がり僅かに頬を緩めるもすぐになんでコイツの好きな料理ってだけで、とすぐツンとした表情に戻して素っ気なく返して。しかし相手に背を向けおかずの盛り付けをしてる間にも無意識に先ほどの嬉しさが戻ってきて少しだけ頬が緩み。そうしてれば相手の声が聞こえてまた普段の表情に戻ればその内容に「飲めない訳じゃねーけど、俺は酔いやすいから飲まないな。飲むのは別に制限するつもりねーけど、あんま付き合わねぇぞ？」居酒屋でアルバイトをしてるとは言えどイコールでお酒が飲める訳ではない。だからこそもし相手の酒飲みに付き合えと言われたら適当にお茶とかで何とかするしかない、なんて考えながらその答えによって相手が優位に立つ事になるなんて予想すらしないままに言葉を返して)

(/もう是非酔わせて好きにしちゃってくださいな！2回目以降のお酒タイムも割ってるからと嘘言ってストレート飲ませるでも背後は全然構いませんので、酔わせて好きにして起床した亮を嘘で外堀埋めちゃって下さい(笑)良いですねぇ。そこで亮が参加した理由とかも話すでしょうし…えぇ、とても楽しみです！(笑))

そんなこと言わずにさ。記念すべき同居初日って事で、晩酌に付き合ってよ（聞こえてくるのはそっけない返事ばかりだが、最後に相手の言った酔い易いというなんとも耳寄りな言葉を聞き逃す事は無く、これを利用しない手は無いとこっそり企んで。この企みを悟られてはならぬと誤魔化すように軽く笑いながら上記を返し、一緒に酒を呑むように勧めて。晩酌をするのなら、思い切って酒まわりの良いものにして早々に潰しにかかるも良し、ゆっくり飲み進めて相手の様子を伺うも良しと悪趣味に今後に思いを馳せつつ、キッチンの方へ再度足を進めては酒を取り出そうと冷蔵庫の方へ歩いていき「じゃあ、日本酒なんかよりは飲みやすそうな、梅酒なんてどう？」と最早晩酌をする事は決定事項のように一方的に、然も飲みやすそうな、などとさらりと言いつつも、ストレートで飲めば実質日本酒とアルコール度数の同じ梅酒の名を口にしてみて）

（／じゃあもうストレート勧めちゃう方針でいかせてもらいます(笑) 亮くんが居酒屋店員と知らず提案しちゃう司もお馬鹿さんですが、まぁそれはそれとして…(笑) これは亮くんが2回目の晩酌まで待つかどうか怪しくなって来ましたが、後は展開に任せて、最悪予定通りにいかなくても多分なんとかなる精神でいっちゃいましょう… (笑) ）