燭台切光忠 2017-03-18 23:04:23 |
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…まあ、そんな所だろう
(教室の中に入る辺りで自身の存在に気付いていた風な物言いと悪戯っぽく笑う五条の表情は鶴丸を思わせ、初対面で行き成り下手な事は言えず。彼が自身の事で困惑しているのが声色で分かるなり、一応保護者と名乗っていても決して可笑しくなく肯定するように言葉を発した後「一応名乗っておこう。俺はへし切長谷部と言う」と続けざまに名乗り出て)
(/ですよね!長谷部に現代の若者風な洋服を着させたかった欲があったので嬉しいです!他には遊園地のテーマパークや水族館にも三人で行きたいですね!初めて行って楽しければ恋仲後にこっそりと二人で行くとか…
主様が宜しければ後者の方でお願いしても大丈夫でしょうか?負担になるようならば前者でも全然大丈夫です、)
(自身の何とか繋げた言葉に長谷部も否定はせずに頷いてくれて。それを見ればほっと息を吐き。しかしなぜ彼は見えるのだろうか、まさか彼も自身と同じような関係の持ち主なのかと思うものの初対面で変なことは言えずにいて。「長谷部くんは悪い人じゃないし、仲良くしてくれたら嬉しいな」と続け)
五条)変わった名前…いや、懐かしい名前だな。光坊に長谷部。
(二人のやり取りを交互に見ながら、それを聞いていて。自身には前世の記憶がある、その為か別に挨拶しなくて良かったんだけどな、と長谷部に苦笑混じりに言いながら上記を述べて。さて、この言葉に二人は驚くだろうかと内心で企んでいて)
(いいですね、男3人仲良くしていくのも楽しみです!そしてふたりでこっそりというところも魅力的ですね…!
了解しました!拙い文章ではありますが、後者の方でやらせていただきますね!)
……鶴丸、まさか前世の記憶があるのか?
(自身はもしもの事を考えて前世の記憶が無いと言う前提で挨拶をしたのだが、苦笑混じりに放った言葉。その呼び名、特に¨光坊¨は目の前の人物に対してしか呼ばない愛称でそもそも再び現世で会う事など思いもよらず、驚きの連続に小さく目を瞬かせ思わずあの時の呼び方で問い掛け)
(/最初はただ単純に楽しいと感じる一方、自分以外に光忠と鶴丸が仲良くしている所を見るのが嫌と言う嫉妬の感情も表せそうですし!今度は初デートで行こう的な感じです…!
わわ、すごく見易く書いて頂けてありがとうございます!此方にもサブとして誰かを出して欲しいという事でしたら、遠慮なく申して下さい。似非ながら頑張らせて頂きます故…!)
えっ、鶴丸ってあの…鶴さん?いや、まさか…
(“光坊”とは誰のことか、と首を傾げていると背後から聞こえた言葉は本丸にいた頃に仲間として居たという鶴丸の名前。それに驚いては目を瞬かせて。それだけでは終わらず、記憶もあるとまで続いては彼も自身と同じなのだろうと思い)
五条)光坊?君、記憶が…?
(懐かしい昔の名を呼ばれては「そうさ、鶴丸国永は俺の昔の名。それに記憶だってある」と肯定し頷いて。しかしその状況を飲み込めていないのが長船。まさかと思い伺うような表情で上記を述べて)
(/了解しました!ではいつか、サブを頼みたいと思います…!)
…この話はまた明日にして、そろそろ帰った方がいい。
(あの真っ白と儚げな印象は目の前の鶴丸しかいないと納得するも仲間の内、彼と旧知の仲である人物とこんな形で再会する事が出来たのだが矢張りこの状況を飲み込めずに居る。然しそう焦る必要もない故に窓の外は夕日が傾いて薄暗くなりつつあるため、今日の所は一旦この話を終わった方が良いと二人に向けて帰宅するように促して)
(/はい、任せて下さい!ではここまで長々とお付きあいいただき感謝です。一旦失礼させて頂きますね!)
うん、そうだね
(そろそろ帰らなければ五条の家の者も心配するだろうと長谷部の言葉に頷いて。立ち上がり教室を出て玄関まで行くと、通学路が違う為にここで別れ「じゃあ明日ね」と微笑み手を振って)
五条)そうだな、光坊が不審者に捕まったら大変だ
(夕方になれば暗くなる為に危険も増える。それに教師にも見つかれば注意されるだろうとそう言えば、まあ長谷部がいるから大丈夫だろうと思い。同じように玄関まで向かうと挨拶をして別れて)
(学校の校門を通れば通学路が違うようで五条と別れ際に挨拶を交わし、前を向いて彼の隣を並んで歩きながら幸いにも自身は夜目が利くため、夕方の薄暗い道であろうと危険な目に合う前に瞬時に彼を守れる。暗くなる視界にやや警戒しつつ「今日も店に寄り道するのか?」と学校帰りはいつも夕餉と少し朝餉の食材を買い足すので隣の彼を見て尋ね)
うーん、そうだね。丁度切らせてた物もあるし、買いに行こうかな
(帰り道を歩きながら、今日もいつものように店に寄るのかと言われるとそれに頷いて。家を出る前に、冷蔵庫の中も確認してきたために、必要なものは覚えていて。上記を述べてはいつもの店へと向かい)
それで何を買うんだ?必要な食材があれば取りに行くが
(常連の店に入れば周囲を見渡すといつもより遅く立ち寄った為か人の数が多く、ちらりと彼の方へ視線を向けて毎日一緒に買い物をしており、ある程度なら何処に何の商品が陳列されているのか把握済みでこそこそと聞いてみて)
じゃあ、そうしようかな。このメモに書いてるやつをお願い、僕は調味料とかを見ておくから
(手伝ってくれるようならば、彼にも頼もうと小さな声量で上記を述べてはポケットから必要なものリストを書いたメモ用紙を出しそれを渡して)
ああ、任せろ。
(メモ用紙を受け取ると必要なものリストを書いた文字を読んだ後、頭の中に入れてはこくりと頷き。その場を離れて先ず野菜が陳列された場所から様々な食材を取りに行き、両手で落とさぬよう包み込みながら彼の居るコーナーに向かうと「これでいいか」と買い物かごに入れる前に確認して)
うん、それで大丈夫だよ
(様々な調味料の並べられた棚で必要なものと気になっていたものを眺め、買うかどうか迷っていると不意に声を掛けられて。両手に野菜を持つ姿はなんだか面白く思えたが、顔には出さずに頷いて)
買うものは決まったか?
(彼の思考など知らずに確認を済まし、買い物かごの中へと両手に持った野菜を入れていけば、真剣に調味料を眺めていた様に見えてそう尋ね)
ああ、うん。それじゃレジに行こう
(買い物かごに自身の求めていたものも入れるとそのままレジへと向かい。会計を済ませ、レジ袋に商品を詰めて店を出るとすっかり空は暗くなっていて。早く帰らなければと家路を辿り)
(店の外に出ると空は真っ暗で夜道に気をつけつつ、彼の傍に寄りながら家路を辿れば何事も無く家に着き。がちゃと鍵を開けた彼の後を続くように家の中へ入り、確りと戸締まりをしてリビングに進んで行き「長船、すぐに夕餉を作るだろう?何か手伝う事があれば言ってくれよ」と)
え?あぁ…じゃあ今日は長谷部くんにお願いしようかな?
(家へとたどり着き、食材の入った袋を置けばなにか手伝えるならするという彼の言葉に今日は甘えてみようかとそう言って。前から気になっていた彼の手作りうどん、何だか食べたいんだよねと笑みを浮かべて)
ふ、分かった。…少し遅くなるかも知れないから、お前はゆっくりして居てくれ
(食材の入った袋を机に置くなり昨日手作りうどんを作る約束をした話で今度振る舞う予定だったが、彼のお願いならば柔い笑みを浮かべ快く承諾すればカソックを脱いでソファーの上に置き白手袋も外して袖を捲り。先に手打ちうどんを作るので材料を用意すれば鼻唄を歌いながら集中し始め)
へぇ、麺から作るんだね
(制服を脱ぎ、私服へと着替えて自室を出るとなにやら聞こえる歌にクスリと笑みを浮かべ。近寄っていけばまさか麺から作っているとは思っていなかったようで驚きに目を瞬かせ)
主が風邪で発熱した時もこうやって麺から作ってお出ししたんだ
(機嫌が良く鼻唄を歌いながら生地を捏ねていると横から彼の声が聞こえ、懐かしい話をすればその時の事を鮮明に思い出し板に打ち粉をして麺棒で麺を伸ばすと包丁で切っていき)
凝ってるんだね
(麺から作るほどにその主は慕われていたのか、それとも単に彼が凝り性なのか。そんなことがわかることもなく微笑みながらそれを眺めていて)
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