蜂蜜の館

>黒田ちゃん
あー、そうなった先輩は止めらんないわー
(肩をすくめ、「ごめんねー」と言い

>月宮たん
う、嘘！嘘だよ月宮たん！黒田は月宮たんのお友達だもんね！ちゃんといるよね！
(相手の言葉にびくりと肩震わせ、しまったと首を振り己指差して

>山瀬たん
見捨てるなあほたれぇええ！えっ止められないの！？お仕置きされるの！？怖ぇええ！！
(絶望的だとも言える言葉に相手へ罵声飛ばし恐怖からか頭抱えて

>黒田様
さぁて、何されたいですか？正直におっしゃって下さいね？
(壁にスパンと手をつき

＞黒田さん
怯えすぎですよ～黒田さん
(クスクス笑いながら

>黒田ちゃん
く、くく、あ、頑張ってー？く、くくく
(二人の様子を見て、笑いそうなのををこらえながら

>月宮たん
……えーと、出来れば何もしないで欲しい……です
(壁に置かれた手と相手を交互に見ては流石に萎縮し、敬語になってしまって

>蒼奈たん
いや、あのね！？この笑顔間近で見てみてよ、超怖いよ！？幽霊もビックリだよ！！
(どこか他人事な相手に出来れば此処を代わってほしいとばかりに床をバンバンと叩いて

>山瀬たん
ちょちょちょ、何を笑ってるかなぁあ！？面白くないから！全く！！
(己を笑いものにしている相手指さしながら笑うなと訴えて

＞黒田さん
幽霊よりは怖くないと思いますけど…
(少し焦りながらの笑顔で言う

>蒼奈たん
怖いから！幽霊とかもうコレに比べればただの人だから！幽霊会ったことないけど！
(幽霊の怖さは月宮さんの笑顔には負ける、ということを熱弁してはｹﾗｹﾗと笑い飛ばし

>黒田様
ちゃんと、俺の目を見ろ、俺だけを見ろ。(すぐに「冗談ですよ」といつものように微笑み、相手から離れ

>黒田ちゃん
あー、ごめんごめん
(笑いをこらえすぎたのか、涙目で

＞山瀬さん
笑い堪えすぎですよ。涙目になってますし…
(山瀬さんを見ながら

>月宮たん
えッ……。…も、もおおお！冗談とかやめてよおお！？
(急に口調の変わった相手に面食らい、次に放たれた台詞にはフードを深く被り表情隠しつつ叫び

>山瀬たん
あほ！ばか！人でなしいい！罰としてオレンジジュース持って来い！！
(いくらなんでも笑いすぎだと内心ショック受けると悔しさから地団駄踏みつつ相手に命令し

>黒田様
これにこりたら、もうしないで下さいね？
(ふふ、と優しく微笑み

>月宮たん
し、しません！誓います！あんな胸キュン攻撃毎回されたら心臓発作起こしちゃうよ！
(相手の屈託ない笑みに安堵するとすぐに調子づいてしまうも一応二度と困らせないと決めたようで

>黒田ちゃん
あーはいはい、オレンジジュースって
(再び笑い出しそうなのをこらえて

>山瀬たん
ガキとか言わないでよ！？黒田お酒飲めないんだから仕方ないだろ！
(ショックが怒りに変わり、パン、と相手の背中叩くと早く取ってくることを促して

>黒田様
わかればいいですよ
(「ただし、次やったら・・・わかりますよね？」と釘を刺しておきつつ