室星暁 2013-05-11 09:53:02 |
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…何だよ、溜め息なんかついて、(相変わらず夢中になって画面を眺めているものの、彼女が溜め息を吐いた事に気付けばこの映画は彼女にとって面白くなかったのかと思い。少し眉を寄せて尋ね)
ん、、あ。真剣に見てるんだもん…。(怖いから自分はしっかり見れず、彼を見ていれば、全然自身の目線に気づく事もなくどこか愉しげに真剣に見る様子を見て、見ようと誘ったのは自分なのに詰まらなくなり、彼の首に腕をぎゅっと巻き付け「やっぱ、これヤダよ…」とぽつり
…?真剣に見ちゃいけねぇのか?(彼女の言っている事がよく理解出来ておらず、首を傾げて不思議そうに聞き。己の首に彼女の腕が回された事に気付けば少し驚くも、嫌だと言われると彼女の頭を軽く撫で「…んじゃ、中断するか。」と言葉を発し。カセットを取り出しに行こうと立ち上がって彼女から離れ)
あ、見たかったなら…ごめん。(確かに真剣に見てる彼が悪い訳ではないため素直な謝り、彼が中断しに離れると膝を抱え彼の後ろ姿を見つめ、「ね、葵、、我が儘だね…やっぱ、帰ろうか?」と申し訳なさそうに言えば俯いて
いや、別に平気。何回も見た事あるやつだし…(謝られれば彼女を横目で見ながら返答し。カセットを取り出してテレビを消すと、再び彼女に近付きつつ隣に腰掛け。申し訳なさそうな様子の彼女を見ると「何言ってんだよ。今帰ったら、外真っ暗で危ねぇだろうが…それに、今日は帰すつもりなんてねぇし。」と彼女の瞳を見詰め乍告げ)
あ、でも、、詰まんないでしょ?(見つめつつ横に腰掛けて来る彼を此方も見つめ軽く眉下げて「うん…でも、大通りなら明るいし、、。帰すつもりないって…!?」と本当に帰るつもりで考えて居たのか、、彼の言葉に驚き照れたように目を泳がせて
つまんなくなんかねぇよ。お前が居るし(目尻を少しだけ下げれば優し気な眼差しを彼女に向けて口元には笑みを浮かべ。「例え大通りでも、お前迷うだろ?」と言い返し。己の言葉に照れた反応を見せる彼女を眺めるとふっと笑みを溢し、彼女の顎を指で持つとクイッと上を向かせ)
ほんと?ありがと…。(彼の言葉に嬉しそうに微笑み抱きしめようとするも少し躊躇して「あ、そうか…」と自身の方向音痴を考えると彼の言葉に間違いはなく、顎を上げられれば頬を高揚させ激しく目を泳がせ動揺を隠せずにいて
嗚呼、礼を言われる程じゃねぇよ。(微笑み掛け、彼女の様子に何か変だと思ったのか首傾げて。納得した彼女に対し頷くと「だろ?」と言って。激しく動揺している彼女のバレバレな態度に笑みが零れると「動揺し過ぎ、」とだけ耳元で呟いて、彼女の唇に己の唇重ね)
だって、。急に……っ!!?(と急に顎を上げらたことに動揺が隠せずいたため上記を述べると唇が塞がれると益々頬が高揚し耳まで赤くし、ぎゅっと彼の服を掴んで
…ん、(己の服を掴まれれば反射的に薄く目を開いて彼女の様子を伺い、彼女の耳まで赤く染まっているのを見ると満足したのか唇を離し)
…バカ。(唇が離れると恥ずかしさと照れからぽつりと言えば微かに微笑んで軽く腕を回し抱き付くと「やっぱり、、大好き」と言えば胸元に頬埋めて
俺は馬鹿じゃねぇよ。(余裕そうな笑みを浮かべ乍真っ直ぐと彼女を見詰め、抱き締め返せば彼女の髪を梳く様に優しく触れ。「俺も…」と小さく言えば)
ふ…喜んでもらえて良かった(嬉しいと言う彼女の言葉をよく聞き取ると小さく笑みを溢して呟き。黙り込むも彼女をしっかりと抱き締めつつ頭を撫で続け)
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