歪んだ愛

どれがいいかな？(2人で服を眺めながら)

んー？そうだな……まあ適当に…
(適当、と言いつつもちゃんと眺めて色々考え、あれはどうだこれはどうだと渡して着せ替えを繰り返し決めていき。髪型を思い切って変えてみるか？と首を傾げつつ提案し)

帽子被るだけでいいよ。(なんだか面倒になってきて)
別に、犯罪者じゃないんだからさぁ。それよりも善斗も着替えなきゃ

…分かったよ。
(ムスッと分かりやすく拗ねるものの、直ぐに元に戻って短くため息を吐き出し。自分のは普段と変わらなくていいだろうとさっさと着替えてしまい)

(あからさまな態度に、怒らせたかなと思うが、喧嘩したわけじゃないし、別にいいかと自分も着替え)
よし、準備できたよ。

ん、行くか
(着替え終わる頃には元に戻り、帽子を被せてやって。じゃあ行こうかと手を差し出し)

うん(差し出された手を繋ぐと外に出て)
天気いいね。

そうだなー……凄く平和だ…
(合鍵でしっかり戸締りをすませ、のんびりと一緒に歩きつつ。空を見上げて何て幸せで平和なんだとふっと笑って、握る手に力を込め。ゆっくりした速度で警察署へと向かい).

この近くに警察署ってあったっけ？(いまいち場所が分からず首を傾け)

んー？あー……あっちだな。結構掛かるかも
(そういえば自分もよく知らないなぁと思い携帯を出して検索し歩き始め。徒歩で30分とあるがまあ行けるだろうとゆっくり向かい)

(暫く歩くと交番が見えてきて)
あ、善斗！見つけたよ

ん、そうだな…よし
(きゅっと少し強めに手を握りしめた後、交番前まで行き声を掛け。事情を説明すればこちらでお待ちくださいと、中で座るように案内され。素直に従って待ちつつ時折奏の方を見ていれば、お待たせしたしたと微笑みつつ、メモを渡されて。直ぐに連絡してみてくださいと伝えられ)

あ、はい。どうも、、(メモを見て、携帯に番号わ打ち込むと電話がかかり)
あ、母さん。俺奏だけど、ごめん。心配かけて、分かったよ。会った時にちゃんと話すから、、(とりあえず、今居る所を教えて、落ち着いたら会いに来ると言われ)

……
(話す声からして大丈夫そうとは思いつつ、不安げに眉を下げながら様子を見て。早く問いかけたい気持ちを抑え、電話が終わるのを待っていて)

(電話を切ると溜め息を吐き)
とりあえず、場所教えたから、会いに来るってさ(善斗に言うと警察官にお礼を言い)

お、そうなのか。…今からなら待ってる方がいいよな？
(きゅっと手を握りつつ首を傾げ)

(行方不明の捜索願は取り消し出来るように動きつつ、これくらい、と微笑みを返し)

いや、すぐには来れないみたい。来る時に連絡するってさ。だから、買い物行こ(手を握り返すと微笑み)

そっ、か……分かった。
(心の何処かで奏が取られてしまうと心配していたのか、直ぐには来れないと聞き安心して、表情を緩ませ。買い物に行こうと提案されれば頷き、ゆっくり立ち上がって)

ショッピングモールとかがいいよね？いろいろ売ってるだろうし(きっと、いろいろあって楽しそうだと思い)

ん…そうだな。ゆっくり歩き回って、昼飯も済ませれるし
(しっかり手を握りつつ、警察官に軽く頭を下げて交番を後にし。のんびり歩いて向かい始め)