トピ主 2021-09-01 18:06:46 |
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キルティ)かと言って、香水を付けすぎても、人の子も気持ち悪くなるし、レオナに悪い印象を与える。男性はあれ等に使われる匂いがきついのを好まない。変身魔法で、人に扮するか?
キルティ)耳でわかっちゃうし、高度な変身魔法を使わなきゃならないね。明日の作戦を練るために、セベク達を呼ぼう。
キルティはリリアに言った。
セベク)キルティ様、お呼びでしょうか?
キルティ)明日人の子とレオナが出かけるから、どうやって、後をつけるか作戦を練るために呼んだんだ。既にマレウス様もお待ちだ。
キルティは、セベクの部屋までやって来て、理由を話した。
キルティ)マレウス様、お待たせしました。
セベク)若様、お待たせして申し訳ありません。
マレウス)来たか。揃ったし、明日の作戦を練るとしよう。
キルティ)変身魔法を使うけど、私達が絶対にならない様な姿になるんだ。髪も服も何もかも、真逆の姿に。
セベク)さすが、キルティ様。素晴らしい考えです。しかし、それはかなり高度な変身魔法ですよ。ずっと保つのは難しいです。
セベクは、キルティの体調を心配した。すると
キルティ)そこでこれだ!
キルティは、魔法薬を見せた。中には空を思わせる水色にラメが入った液体が入っている。キルティがショーをした時に使った魔法薬だ。
キルティ)これが何か覚えてるか?
キルティ)これを飲んでおけば、暫くの間、魔力が足りない心配をする必要はない。それと、人の子の尾行は勿論だけど、ずっとついて行くと、周りの者も気づく可能性もある。だから、明日は私達も、普通に買い物しよう。どうですか?
キルティは一通り、案を話し終わった。
キルティ)そう言うと、思って、全員分作っておきました。魔力消費を気にしなくてすむ薬も同じく。
キルティは、魔法薬を見せながら言った。
セベク)服装などはどうしますか?普通、似合わない服を買わないのであれば、間に合いませんよ。今は夜。店だって閉まってます。
マレウス)それくらい、僕の魔法でどうとでもなる。
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