斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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……分かりました…先生に教えて貰います…はい。
( ネットや雑誌のことを鵜呑みにしてはいけないと嗜められては素直にこくんと頷き。彼自身も言ってくれた“本人から学べ”に感銘を受けては他の誰でもない彼に教えて貰いますと告げて。行くぞと声をかけられては嬉しそうに微笑み返事を返せば彼と二人で化学室を出て食堂へと向かって。生徒と教師で有りながら普通の生徒と教師ではない自分達。それは二人にしか分からないがそれが特別感を増させる。注文した品を持ち共に席へと腰を下ろしては向かい合いながら談笑を楽しみ一緒に食事をして──)
…っ…俺、何もしてない、です…。
(彼とは学校でしか会えないため土日や祝日の日はバイトが無ければ専ら一人で出歩いていることが多くて。今日も散歩がてらもしかしたら彼とどこかでバッタリ会えるかもしれないと期待を胸に秘めながら街を散策していて。しかしただ自分は近隣の警察官から目をつけられている。忘れてはいないため巡回コースには立ち入らない所を歩いていたのだが運悪くたまたま警察官と遭遇。彼と女性が近くを歩いていることは気づけなく一方的に不審者扱いされ一人の警察官に腕を掴まれていて。自分が男だからか不審者レッテルを貼っている人物だからか容赦なく腕を掴まれ痛みに表情を歪ませながらもお決まりの近くの交番へと連れて行かれそうになるのを懸命に阻止しようとしていて )
( 相手に起きていることは知らずに妹と共に歩いていたが周囲の人間が後ろを指差して騒いでいるのに気付いて後ろを振り返り。其処で相手が警察に連れていかれそうになっているのが目に止まれば、妹の腕を解いて足早にそちらに向かうと相手の手を掴む警察の手を掴んで離させて。何故こんなことになったのか冷静に警察と話せばただの偏見。一般市民の未成年を無理矢理連れて行く等何を考えているのだろうかと思いながらも相手は自分の生徒で不届きを起こすことはありえないとはっきり告げてはそもそも任意同行を無理矢理強行するのは違反、それを指摘しつつ警察にはその場から退場して貰い。「斎藤、大丈夫か?」細い腕をあの警察官は強く掴んでいたように見えたためその腕を労って撫でてやりながら顔を覗き込み。すると遅れて妹が後ろからやってきて『どうしたの?大丈夫?…知り合い?』と自分の背中越しに自分に問い掛けてきて、後で説明すると声に出さずに片手で制しつつ再び相手に向き直って )
……っ…先…、
( いつものように無理矢理振り払って逃げないとと思っていれば偶然にも彼が…会いたかった彼が助けてくれて。自分の腕を擦りながら心配してくれる彼に微笑んで礼を紡ごうとしたが背後から来た何やら親しげな女性に目を見開いて。この人…誰…先生と雰囲気が似てる気がするけど…。もやもやとした感情を抱いては「…大丈、夫…です…あの…俺…お邪魔…です、よね…?すみません…助けて下さって…ありがとう…ございます…」今は彼と自分の関係はあくまで教師と生徒。プライベートで彼が何をしようと彼の自由。それでもヤキモチを妬いてしまい切なげに笑えばやんわり彼の手を解いて頭を下げてスッと脇をすり抜けて )
斎藤、言い逃げは失礼だろ。返事はちゃんと聞くって前にも言わなかったか?それより、やっぱり体調悪いんじゃないのか?( 言いたいことを言って去っていこうとする相手の腕を軽く掴んで引き止めると以前も言った注意を軽くして。それよりも気になったのは相手の歯切れの悪さで先程の警察との一件で動揺していたとしても喉につっかえるような喋り方が気になって。風邪でも引いているのではと見当違いなことを思っては心配そうに問い掛けて )
…っ……ごめんなさい…俺…体調は…悪くないです…。
( 腕を掴まれ彼からの言葉に表情を更に曇らせ謝罪して体調は大丈夫だと口にしては俯いて。『…もう…我慢できない…お兄ちゃん鈍すぎ!この子お兄ちゃん大好きなんじゃないの?それで私が横にいたからヤキモチ焼いちゃってるのよ。…って…ダメよ…ふぐっ…にやけちゃう…よもやお兄ちゃんにBL的展開が…!って良く見たらイケメン!詳しく言うならばカワカッコイイ子じゃない!』そんな自分の気持ちを代弁してくれたのは先程彼に待っていろっ促されていた女性。彼に詰め寄りながらそう捲し立てている。と思えばニマニマする口元を隠して身悶えている忙しない動きにぽかんとして。…ん?お兄ちゃん…?そう聞こえ一つの考えが頭に浮かんだがそれを遮るように女性の意識は此方側に向かいイケメンと瞳を輝かせている。「……?イケメン…イケてるメンズ…の略称…後ろ…誰もいないですよ…?」女性の視線の先は自分の後ろ…顔だけ振り返るも誰もおらずきょとんとして首を傾げては『…しかも天然不思議ちゃん系!?やだ、可愛い!君よ、君がイケメンくんっ。ね、お名前何て言うの?』彼に掴まれている手は彼女により引き離され、代わりにぎゅっと包み込まれてずい、と接近されれば「……あ、あの…近い…です…えと…斎藤 司…で…」『司くん!名前もなんか、っぽいわね!じゃああだ名はつー君にしましょうっ。ね?良いでしょ?』グイグイ来る女性に慣れてはおらず頬を少し赤くしながらもたじろぎ、近づかれれば僅かに後退しつつも自分に好意的な反応は普段が普段なだけに嬉しくて飛び出したあだ名にこくこく頷いて )
普段お兄ちゃんなんて呼ばないだろ…( 相手に馴れ馴れしくする妹に溜息を吐いては妹は空気を察したのか『あ、こっちにいる友だちから遊ぼうってLINE来たから私は行くね。今日の夜もその友達の家に泊まるから』と去っていき。嵐が過ぎ去ったような気疲れにまた小さく溜息を吐くと相手に向き合おって「悪い、いつもは初めてのやつにはあんなに馴れ馴れしくないんだ。…どうしたんだろうな。」兄の自分には溌剌として我侭だが意外と人見知りで礼儀はあり初めての人にあそこまで迫ることはないのに。少しいつもと違った様子だったし大丈夫だろうかと妹が去ったほうを振り返って心配しつつも相手と2人きりにしてくれた気遣いには感謝して。「斎藤は買い物か?」相手に視線を戻すと何をしに街に来ていたのだろうと尋ねて )
…腐の属性の女性でしたか…。いえ、好きなものを見るとテンションが上がる…ということなのでしょう…多分。
( 去っていく彼の妹さんの背中を見送りつつ謝る彼に首を横に振り、一連の動きや言葉を思い返しては導き出した答えポツリ呟くも彼女は彼に隠しているかもしれないし下手に自分が話すわけにもいかないと思っては言葉を濁し。しかし彼はそんな妹さんを心配ながらも自分へと向き直ってくれ声をかけて貰え「…いえ、散歩です…先生に会えないかなと思って…先生は…買い物ですか…?」ふるふる首を横に振って自分は散歩だとしかもとことん素直に心の内側を吐露する。そして彼は買い物だろうかと今度は此方から問いかけて )
ふ?…彼奴はお前が好きってことか。( 聞き慣れない言葉にやや首を傾けつつ先程の妹の言動を思い出してはえらく相手が気に入っている様子だったし、今の発言から相手にもその自覚があるようで。成程と思えば一人納得して続く相手の返答を聞いて少し驚いて目を瞬かせて「…俺に?いや、俺は唯の付添い。…の予定だったんだけど本人が居なくなったからな。その予定は潰れた。」相手の言葉が本当なら外へ連れ出してくれた妹には感謝しなければならない。そう思いながら此方も事実を述べて妹が去っていった方角を見遣り肩を竦めて。「でも斎藤、俺に会ってどうするつもりだったんだ?」相手に会えたことは嬉しい。願ってもないことに心は高揚するがあまり表情には出さずに身を屈めて相手に少し顔を近づけるとやや意地悪な問いをして僅かに口角を上げて )
(/背後のみですみません。お伝えしたい事がありまして…。誠に勝手で申し訳ないのですが…此方のセイチャットのサイト様でなり茶を続けていくことが精神的に困難になり絡みを打ち切らせて頂きたく参りました…。誓ってあなた様やこのサイト様が理由ではありません。私事になりますがこの数週間どなたかは分かりませんが、嫌がらせ…と言いますか…書き込みが沢山ありまして…精神的に此方のサイトに足を運ぶのが辛くなってしまって…。あなた様とお話を紡げてとても楽しかったです…今まで本当にありがとうございました…。)
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