斎藤 司 2019-10-30 11:40:32 |
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……分かりました…先生に教えて貰います…はい。
( ネットや雑誌のことを鵜呑みにしてはいけないと嗜められては素直にこくんと頷き。彼自身も言ってくれた“本人から学べ”に感銘を受けては他の誰でもない彼に教えて貰いますと告げて。行くぞと声をかけられては嬉しそうに微笑み返事を返せば彼と二人で化学室を出て食堂へと向かって。生徒と教師で有りながら普通の生徒と教師ではない自分達。それは二人にしか分からないがそれが特別感を増させる。注文した品を持ち共に席へと腰を下ろしては向かい合いながら談笑を楽しみ一緒に食事をして──)
…っ…俺、何もしてない、です…。
(彼とは学校でしか会えないため土日や祝日の日はバイトが無ければ専ら一人で出歩いていることが多くて。今日も散歩がてらもしかしたら彼とどこかでバッタリ会えるかもしれないと期待を胸に秘めながら街を散策していて。しかしただ自分は近隣の警察官から目をつけられている。忘れてはいないため巡回コースには立ち入らない所を歩いていたのだが運悪くたまたま警察官と遭遇。彼と女性が近くを歩いていることは気づけなく一方的に不審者扱いされ一人の警察官に腕を掴まれていて。自分が男だからか不審者レッテルを貼っている人物だからか容赦なく腕を掴まれ痛みに表情を歪ませながらもお決まりの近くの交番へと連れて行かれそうになるのを懸命に阻止しようとしていて )
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