――――青の祓魔師――――(ＢＬ)

まだ基礎が出来るようになっただけだから安心は早いよ。（アイスを少しかじり)美味しいね。アイスなんて久しぶりだよ。（柔らかく微笑み)

うー…そんなやる気落ちること言うなよ。でも雪男が教えてくれるんだろ？（むむ、と唇尖らせて）な！ゴリゴリ君最強！（嬉しそうに一口食べては相手にも差し出し）

僕が教えるけど最後は兄さんのやる気次第なんだからね。僕ばかり頼ったら駄目だよ。（アイスを食べながら)

俺のやる気かー。やる気スイッチ探してくれー。（アイスの棒を口に咥えながら相手に寄りかかって）

兄さんのやる気スイッチは僕が押す物じゃなくて自分で押す物なんだよ。（相手の咥えているアイスの棒を取って)これは僕が捨てて来るから兄さんは歯磨きしてそろそろ寝なよ。疲れたでしょ？（相手肩をポンポンして)

みつけてーあげるよー君だけのやる気スイッチーって歌あるじゃん頑張ってくれ。（緩い調子で歌いながら欠伸漏らして）さすが雪男、できた弟。ん、ねむい。動けねえ。（寄りかかったまま目閉じると相手の肩口に頭ぐりぐりと）

兄さん、寝る前に歯磨きだよ。まったく甘えん坊だなぁ。（軽くため息を付きながらも微笑み)

んー…。もうちょっと……。（そのまま相手の首元に頬すり寄せて）

駄目！兄さん、このままなら寝てしまうでしょ。ほら歯磨きに行くよ（相手を抱えて連れて行く)

ふあーい。（洗面所に辿り着くまで大人しくしていて）

ほら、着いたよ。歯磨きして。（自分も歯ブラシを出して磨く)

（瞼閉じたまま歯ブラシ動かすこと数分、眠気和らいできて）ほうひへば（口ゆすいで）そういえば、前にゴリゴリ君味の歯磨き粉見つけたんだ、すごくね？

確かに珍しいね。子供は普通の歯みがき粉になれるまではイチゴ味とかだね。（自分達の幼少期を思い出して少し笑い)

そういえば買って来てくれてたっけ。（父の姿と幼い自分達が歯磨きしている場面が浮かんで）なんか久々にいちご味使いたくなってきた。そろそろティッシュとかもねーし明日も早く帰れるんだったら一緒に買いに行こーぜ。

兄さんはいつも突然だよね。それにしても明日は休日だよ。休みの日まで塾に行って勉強したいの？（クスクス笑い)僕も休みだから買い物デートしようか。（後ろから抱き締めちょっとした悪戯っぽく尻尾をつつき)

いやしたくねえ！（即拒否）やった！買い物デート！（デートという響きに擽ったそうに笑うも尻尾つつかれれば、びくっと肩跳ねさせて）こら、尻尾は弱点だっつってんだろー。（む、としつつ、後ろから回される腕をぺしぺし）

可愛い弟の悪戯だよ。優しい兄さんなら許してくれるよね？（耳元で囁き)

確かにお前は可愛い弟だ、可愛い弟だけど…っ、！（ふるりと震えて）

それなら優しい兄さんは許してくれるよね。そうでしょ？兄さん。（耳に軽く息を吹き掛け)

ちょっ、ゆきお、擽ってぇ。（耳押さえながら顔だけ振り向かせれば眉垂らして）