こちらの世界へようこそ。

遅れてごめんなさい。家の掃除で遅れました。

＞ラナ
夜狐）二手に分かれて、お互い二手に分かれていこう。
夜狐は、ラナに作戦を話した。

＞蒼
暁）ここのラムネ飲むと、中に入ってるビー玉貰えるんだ。飲み終わったらすごいの見せてあげる！
暁は、楽しそうに言う。

＞清
ちよ）ねぇ、私の声聞こえてる？

>暁
……そうか。俺はラムネ苦手なんだよな…お前にやるよ。(へらり笑って)

＞蒼
暁）そうなの。
暁はお面をずらしてラムネを飲む。
暁）なら、二本僕が飲んで、すごいの見せるね。
暁は、一本をさっさと飲み干し、二本目を飲み始めた。

>暁
…………………………凄いな。(見つめ)

＞蒼
暁）ごちそうさまー。
暁はそう言って、空になった瓶から、ビー玉を取り出した。透明な色だった。
暁）ラムネ瓶に入ってたから、綺麗に水で洗うね。
暁は近くの水場で二つのビー玉を洗った。
暁）蒼兄さん、好きな色を想像して！

>暁
……………………(ゆっくり目を閉じて空色を想像して)

＞蒼
暁は、蒼が想像している色がわかったのか、二つのビー玉を握りしめた。十秒くらい握りしめて、開くと、なんと、蒼が想像した空色だったのだ。
暁）はい、蒼兄さんにあげる。僕とお揃い。
暁は、そう言ってビー玉を蒼に渡した。

>暁
………………あ、ありがとう……(ビー玉を受け取って)

＞蒼
暁）すごいでしょ！僕はビー玉の色を自在に変えられるんだ。勿論、色を変えたビー玉は、もう変えられないけど、ラムネのビー玉があれば色は変えられるよ。
暁は楽しそうに言った。
暁）蒼兄さん、想像したの空色でしょ？

＞ラナ
修也）虎徹、見つけた！
虎徹）げっ！
修也）見つかったんだから、出て来いよ。
虎徹）ちっ！
修也）あとは、夜狐お兄ちゃんとラナお姉ちゃんだけだな！

ラナ「……夜狐、行けるか？」

（しばらく浮上できません）

＞ラナ
夜狐は、修也を見た。缶を見張りながら、あちこち探している。
夜狐）どっちかが囮にならないとダメだな。どっちが囮になる？

＞蒼
暁）蒼兄さん、手を出して。
暁は蒼にお願いした。

ラナ「んー…じゃ、私がなるわ。」

＞ラナ
夜狐）じゃあ、修也が、缶から遠ざかるようにしてくれる？俺は、木の影に隠れて、隙を見て缶を蹴るよ。
夜狐は、ニッと笑った。

＞涼香
ちよ）ねぇ、涼香。涼香は、今楽しい？

ラナ「ああ、任せておけ。」

＞ラナ
夜狐）よし、作戦開始！

ラナ「任せとけ…!!（物音を立てずに茂みに移動し、ガサガサと茂みで音を鳴らす）」