（株）新全保険（　3L／一部制限有り　）

>シノノメさん

えっ、…と、採ってもらえるんですか！？ ッ……ありがとうございます！
もちろん、バカみたいに働きますし絶対逃げないってお約束しますから！

では、シノノメさんの許可も頂けたので、さっそく出社してきますね。
これからどうぞよろしくお願いいたします！（〆）



>All

──ただいま戻りました！

（夕方五時過ぎ、帰社。いつものごとく遅めのランチを済ませたあと、アポイントメントが取れていた顧客の元へはりきって出掛けたのが二刻ばかり前だったか。当初は今日にでも契約をと考えていたが、なかなか思い通りにはいかないもので結局のところ成果は無し。内勤業務のために本社へと戻り、オフィスの入り口ではきはきと挨拶をしたあとそそくさと自分のデスクへ。そういえば今朝の朝礼で“絶対に契約獲得してきます！”なんて高らかに宣言してしまったのだ。ああもう、どんな顔をしてこの後の報告会に出席すれば良いのやら…なんて、ほんのちょっぴり後悔なんかしてしまう。運転中に飲みきれないままカーエアコンの熱でぬるく温まってしまったカップドリンクのカフェラテを一口飲み、そのままストローの先を噛み潰しつつ片手で鞄から取り出した資料をぱらぱらとめくると、無意識に独り言と共に重い溜息を落として。）

そうそう上手くはいかないか……、むずかしいなぁ…。


（/はじめまして、糸矢背後です。時間の都合上ひとまず初回文のみで失礼いたしました。可能絡み数は取り敢えず様子見でしばらくの間は“２人まで”とさせていただきます。ロルの相性など問題なさそうであれば、よければお手隙の際にでも絡んでやってくださると嬉しいです。次レス以降のロル字数はもう少し短めになるかと思います…！）

>>東雲さん。

え、わっ!? 東雲さん…! 驚かさないでくださいよ…。
ええ、まあ、眼が胡麻になるくらいには頑張ってるつもりです。
(余程集中していたのだろうか、彼がこちらに歩み寄ってくる気配すら全く感じず、不意に声を掛けられては小心な故にびくりと躰を跳ねさせ驚いた様子で。ばっと其方を見ては採用試験で世話になった彼が隣へ座るのを視界に捉え何処か安心した様に柔らかな笑みを浮かべて。パソコン業務で少し眼がボヤけてしまうのかその問い掛けには上記を告げながら眼をごしごしと強めに擦り。＿＿そう言えば人事部長である彼が如何して此処に居るのだろうかと疑問に思い1つ問い掛けてみて。)

東雲さんは如何して此処へ…?



>>糸矢さん。

(営業部に少し用があり書類を片手に上司と何やら会話をしていた所。部内にふと明るくハキハキとした声が響き渡れば、十中八九彼の声だろうと予測でき上司との会話の中でちらりと彼へ目線を向けて。上司との会話を早々と済ませては彼のデスクへとゆっくり歩み寄ろうとしながらも、視界に入る姿は何処か落胆した様子に見えて。その小さな呟きは聞き取れなかったのか、何かあったのだろうかと心配そうな表情で彼に近付き声を掛けながらぽん、と肩に手を置こうとして。)
お疲れ様です、糸矢さん。
…その、大丈夫ですか。


(/初めまして、樋口の背後です!
拙い文章で申し訳ないですが、絡ませて頂きました。
もし、返しずらいとか合わないと感じた場合には蹴ってくれて構いません。)

>>ALL

いやー…参った参った…まさかこんなに雨降るとは思わなかったなー……ははっ…さて、これからどうしよっかなー…

( 昼食時を少し過ぎ、飲食店に出掛けていた者もぼちぼち社内に戻り始める頃。午前中営業で外回りに出ていた戻りの最中、少し前から雲行きの怪しかった空からぽつりぽつりと、それが次第に水煙を立てるほどの豪雨へと変わっていく。突然の雨に軒先を求めて逃げ惑う人々の中に混じってどうにか近くの駅へと駆け込むが、辿り着く頃には既に前髪からは滴が垂れ額にへばりつき、スーツの上着は水を吸ってずしりと重くなっていた。カッターシャツまで濡れる前に上着を脱いで畳んで小脇に抱え、スマホのロック画面で時間を確認する。一応、まだ間に合う。俄か雨ならそのうち弱まるだろうがそれが一体いつになるのやら。いっそのこと会社まで一直線に走るべきか…と、困ったように眉尻を下げながらも口元にはへにゃりと笑みを浮かべながら頭を掻きつつ思案しており。 )

( / はじめまして、亜洲 >>16の背後です。今回絡み文のみの投稿で申し訳ありませんが、また後程様子を見ながら此方からも絡みに行かせていただこうと思います。ちなみに当方は絡み文等の状況説明のみ長文化しますが普段は中レス程度です。今回はちょっと話している間に止みそうな俄か雨の中の雨宿りになりますが、どうぞ気軽にお声をかけてやってくださいませ。 )

>糸矢



──随分と深い溜息だな。


(窓ガラスから射し込んだ橙色の夕焼けに染まった部署内を頬杖を付きつつ緩く見渡した後席を立ち営業部へと向かい。人事部長として様子を見周りに行くのは自身としては当たり前の事であり、最近入った奴らの顔でも見るか、なんて思いつつ足を進めて。営業部に付くと周りをきょろきょろした後相手を見つけて。深く溜息をつく相手を気にかける様に近づいた後トントンと人差し指で相手の机を叩いた後、軽く微笑んでは上記述べ。机から顔を覗かせてる様に座ると「　何か上手く行かねぇのか　」と相手見詰めて。



>樋口


…驚かしたつもりはねぇんだけどな？どんだけ吃驚してんだよ。


(全くもって自分はそんなつもりはなかったのに相手が体を跳ねさせた事に自分も少し驚き目を丸くした後、くくく、と喉を鳴らしながら笑いつつ上記述べ。キィ、キィ、と音をさせながら椅子をくるくる回して見たり誰のデスクかも知らないのに机の上をジロジロ見て少し漁ってみたりと、自由な姿を見せながら相手に問い掛けられるとちらりと横目で相手を見ては「　新入社員の書類をな、渡しに来たんだけどよ…どうも居ねぇみたいだし、退屈だから新入社員の観察　」きょろりと辺り見渡した後はぁ、と浅い溜息ついては机に頬杖付いて相手見て「　困ってねぇか　」と一言問い掛けて　)

>亜洲


──もしもし？今どこにいるんだ？


(昼食後、部署内で突然の雨が降り出している外をぼー、と見つめ。元々から今日は雲行き怪しかったもんなぁ、でも天気予報には出なかったもんなぁ。なんて呑気な事を考えた後、そう言えば、と営業に行った人の外出記録を不意に取り出し。やっぱり、とまだ帰ってきていない相手の名前を見つけ。自らが会社を出ては車に乗り、電話を掛けて、繋がった瞬間上記問いかけ。)

８年も前の話をここでしろと?急に出てきたと思ったら…本当に理解しがたいですよ。全く同じ様に話すのは無理なので、声の強弱とかは指摘しないで下さいね？流石にそこまで細かく再現は不可能ですので。ふぅ…

「初めまして、本日はこの様な時間を御取りいただきありがとうございます。私が貴社を選ばせてもらった理由は、お客様にあった安全性、お客様を第一に考えた価格、お客様も安心する様な対応。貴社の方針は全てに関してお客様中心のサービスが見受けられます。

また、お客様サービス部では表情が見えずともお客様を納得させられるような事実を述べ、温かく安心の出来る対応が必要になります。そこでもお客様に対しての敬意と笑顔での対応を忘れない。温かい方針に惹かれ、貴社選ばせて頂きました。

至らぬ点もあるかと思いますが、後悔はしませんし、させません。ご検討のほど、宜しくお願いします。」

我ながら、恥ずかしい文面ですね。焦りすぎ…というか、私の傲慢な性格がそのまんまに出ている気がします…。まぁ、東雲さんよりかはまだましですね。え?履歴書ですか…知りませんよ、会社側が回収していっちゃったんじゃないんですか…?まぁ、気が向いたら探してみます。

>>亜洲さん。

…＿＿亜洲さん、災難ですね、雨なんて。
(まだ雨が降っていない曇時、己の上司から遣いを頼まれたのかコンビニへ行っており。その帰りに雨に降られそこで傘を買い豪雨の中、駆け足で会社へと向かう途中で。確かに雲行きは怪しかった、だが此処までの雨に降られるとは思っておらず。傘を差しているにも関わらずスーツは濡れてしまう。其れにコンビニで購入した上司へのプリンも濡れてしまう。さてどうしたものかと辺りを見回しては駅に見知った彼女を視界に捉えて駆け足で歩み寄ろうとして。)


(/初めまして、絡ませて頂きました!
絡みづらいなどありましたら、蹴っていただいて構いませんので!)


>>東雲さん。

す、すみません…。
(彼の指摘に加え笑われてしまっては、思わず眉尻下げ己の頬を指でぽりぽりと掻いて。どうにも小心で直ぐに顔や躰に表れてしまう癖、何だかとても恥ずかしいのかすっと彼から目線を外して。己より幾つも歳上の彼が見せる椅子で遊んだりする子供っぽい姿に自然と笑みが零れて。“そうだったんですか、…そう言えば先程出ていかれましたよ。もう少ししたら帰ってくると思おます。”彼の言葉に頷きながらそう返して。新入社員の観察と云われれば己は些か対象外とも思えるが何処と無く緊張してしまって。)

困ったこと、ですか…。強いて云えば珈琲が無くなったことくらいですかね。
(彼のその問い掛けに思い当たる節は無い。何かあっただろうかと思いを巡らせれば、先程飲み干してしまった珈琲を思い出し、ふにゃりと緩い笑みを浮かべてそう返して。“東雲さんも飲みます?珈琲。”カラになったコップを片手に立ち上がっては、彼にそう問い掛けて。)

>26


まぁまぁそう言うなよいいじゃねぇか！初心忘るべからずってなぁ〜。


──なんだ結構覚えてんじゃん、合格合格──ッてお前俺が傲慢だってぇのか？ッとに失礼な奴だなァ。俺以上に良心の心持ち合わせてるやついねぇって。


ま、とりあえずさんきゅ。履歴書ちゃんと探しとけ？じゃねぇと再採用出来ねぇぞっつて。



>樋口


──ホント、御前口にも態度にも出るよなぁそのビビりな所。

(未だ喉を鳴らしながら笑っていては出てきた涙を指で拭い。視線を逸らした相手の下がった眉を表すかの様に額を人差し指でとんとんと軽く小突いた後、口角上げ歯を見せて笑み浮かべ。もうすぐ帰ってくる、と言われると「　そんなすぐ帰ってくんのか、…もうちょっと御前と話せる時間が欲しかったんだが…　」顎に手を当てて何処か一点を見つめ考え込むような仕草を見せて。気付けば自分の言った言葉に緊張した面持ちを見せた相手にぷっと吹き出し。「　ンな取って食う訳じゃねぇんだから安心しろよ　」とケラケラ笑いながらわしゃ、と頭撫でて。)

──そうか。

(直ぐに態度や顔に出る此奴が言うんだったら間違いないな、なんて心の中で考えつつふ、と目尻下げて笑み零し。問い掛けと席を立った相手に同じ様に椅子から立ち上がり「　いいよ、御前なんかやる事あるんだろ？それやっとけ　」と言いながら相手からコップを手に取り自分が淹れる言い出して)

>>東雲さん

……あれ、電話だ…はい、もしもし…ええと、シノノメさん？ はい、今ちょーっと土砂降りに逢っちゃったので駅で雨宿りしてます！ …ん？ あれ、何駅だっけここ…あ、ですけど一応遅くはならないようにはしますので…──

( 不意に掛かってきた着信にディスプレイには " 人事　シノノメさん " の文字。ああ、もしかして遅刻を予期してわざわざそっちから確認してくれたのか、流石人事さん…等と思いながらも今自分のいる駅を確認するべく辺りをきょろきょろと見回して。しかしどうにも電話から聞こえる相手側の環境音がオフィスのそれとは違うような気がする。でもこれで自分が遅れそうなことを部長の方にも言っておいて貰えるかな、等とぼんやり考えながら返答して。 )


>>樋口さん

…ん？ あ、えーと……ヒグチ先輩…ﾃﾞｼﾀｯｹ…？ いやー…本当、参っちゃいますよね！ あんまり急すぎて自分傘持ってきてないですし！ …あ、先輩はお昼ご飯で外に？

( 後ろから呼ばれる声に振り向けば、そこには今まで何度かお世話になっている別部署の先輩が立っており、曖昧な記憶領域から懸命に何とか相手の名前を引っ張り出しつつ確認するべく、あまり自信なさそうに小声で尋ねる。相手は傘を持っているが避難してきた辺り今も傘が役に立たないような勢いで雨が降っているのもわかる。つまりは自分と同じような状況なのだろうな、と当たり前のことを思いながらもここまでの経緯と相手の持っているレジ袋の中身に若干興味を示しながら。 )

( / いえいえ、お声掛けありがとうございます！ どうぞ宜しくお願いします～ )

>>東雲さん。

もう、そんなに笑わないで下さいよ。
それとそれは秘密です、頑張って隠してるんですから。
(涙を浮かべるほど笑ってしまっている彼に、更に罰の悪そうな表情で。そしてその指摘には他の人には隠していると慌てた様子でそう返し。兎にも角にも隠していることは周りには既にバレバレであるのだが。小突かれた額を手で抑えながらも、無邪気に歯を見せ笑う彼に思わず釣られるようにくす、と小さく微笑んで。“僕とですか?説教とか辞めてくださいね。…それでしたら急ぎで印鑑を貰う書類をぱっぱと作っちゃいます。”彼の言葉に対し冗談交えそう返しぐい、と腕を伸ばし背を反らしては、その冗談を実現させようとパソコンの画面に眼を向け。“とって食われたらちゃんと責任とってくださいね?”嫌がること無く大人しく撫で受けながらにっこりと微笑みそう告げてみて。)

いや、ちょ、待って下さい、東雲さんにそんな事は…っ!
(己がやろうとしたことを上司である彼にやらせる訳には行かない、慌てながらそう告げるもオフィスチェアの脚部につまづき彼を止めることが出来なくて。はあ、と深く溜息を吐き出しながら何事も無かったかのようにすとん、と再び腰掛け“有難うございます、東雲さん。”と1言告げて。)



>>亜洲さん。

あ、はい、樋口です。急にごめんね何か…。
こんなに降るとは思ってなかったです…。僕は上司にお使い頼まれまして。プリンなんだけど、亜洲さん食べる?
(そう言えば彼女とはあまり面識が無かったかと思いながら眉尻下げ、気まづそうに名乗り。衣類に着いた雨を落とす様に手で払いながら彼女の隣へと歩み寄って傘を畳んで。まだ暫く止む気配がない空を見詰めながら冷えた躰をぶるりと震わせながら、はあ、と深く溜息を吐いて。彼女の視線が己が持っているコンビニ袋へと落とされてるのに気付いては、軽く掲げて見せながら中身のことを伝え。疲れている時には甘いものが善いと聴く。彼女の職業柄外回りが多く疲れているだろうかとプリンを勧めてみて。)

>亜洲



それは知ってんよ、──何処の駅だ？遅くにはならねーように俺が行くんだろうよ。


(雨宿りしている所から話す相手に思わずくす、と笑みを浮かべながら車のエンジンを掛けて。近くの駅だと彼処だが相手が近くに居るのかどうなのか…何て考えつつ、とりあえず車搭載のスピーカーとスマホを繋げて車を走らせながら相手に問い掛け。一言付け足すように相手に述べては信号に捕まり、その際に持ってきていた煙草に火をつけては煙草をふかして。とりあえず手始めに近くの駅に行ってみることにしては信号が青に変わって車を再度発進させ)



>樋口


──ッふは！無理だろ、隠せれてねぇって。


(頑張って隠してる、なんて言う相手にきょとんと目丸くして見た後、また笑い出してはけらけらと声上げながら笑い声を出し。絶対無理だと断言出来る彼の隠している、と言う言葉は自分の中では確信的であり不可能だと思い述べて。説教、その言葉を聞いた途端冗談交じりに「　大体、御前は──…　」なんて顰めっ面で言葉を続ける様な言い方をして見せるも口を開けたまま止まってはふッ、と笑って見せて「　良く頑張ってるよ　」と頭を少し乱雑に撫で。責任取って、何て言われると笑いを堪えるように笑み浮かべ。「　おぉ、取ってやるよ。とりあえず嫁さんに言わねぇとだな　」なんて自分で言っておきながらも我慢していた笑みを零して。)


いーんだよ、俺に任せとけ、飛びっきり美味い奴作ってやるから。

(慌て始める相手の姿を見てはくく、と喉鳴らしながら笑った後同じ機械でいれているにも関わらず上記述べて。躓いた相手の姿を見てぶはっと声を漏らして笑い。どうやら彼は自分を笑わせる天才なのでは、なんて思いつつ手をひらひらとさせ)

名前／東雲　弥雲　(　しののめ　やくも　)

性別／男

部署／人事部

役職／人事部長(　入社13年目　)

年齢／33

絡める人数／3人

容姿／黒髪の短髪でワックスを軽く付け毛先を遊ばせている、重くなく軽いサッパリした印象。瞳はパッチリとした二重の切れ長、黒色。目が悪く、度が入った少し大きめレンズの黒縁眼鏡を着用。眉は綺麗な斜線から緩やかになっているも何処かキツい印象を与える。輪郭は卵型に近くシャープ。唇は薄く全体的に言えば塩顔なるもの。いつも真っ黒のスーツで体のラインをスラリと見せ、シュッとしている。ネクタイは日によって遊ばせていたり。私服は大体ワイシャツにベストやジャケット等年相応の大人っぽい服装を好む。大人の色気を醸し出しており181cmと高めで少し筋肉質。

性格／社員面接や目上の人と向かい合うと律儀な丁寧語を使い、キチッとしているが普段は口が悪く乱雑。誰に対してもフレンドリーで悪く言えば人誑し。適当主義な所がありまぁこんなもんでいいか、と終わらせる事が多々。然し大事な仕事等はしっかりとこなす。こんな自由奔放な性格でありながらも部下の面倒見は非常に良く奢ったり悩みを聞くことは多々。若干オカン気質。必ず部下の失敗は見逃さず自分が責任を負う覚悟をしている。観察力、洞察力は長けていて人によっては「　分かられ過ぎて気持ち悪い　」と言う人間も。そのクセ自分に向けられる感情を汲み取るのには鈍感。面接時の威圧感と通常時の威厳の無さギャップが違い過ぎて動揺する人が居たり。

備考／5歳の時に両親が離婚しシングルマザーの母親に育てられた、三人兄弟の長男。凡人大学卒業後、全保険に新卒で就職。今でこそ入った理由を聞かれた時、必ず「　何となく　」と答えるが、面接時には「　保険を考える事で年配の方やそのご家族が笑顔になれる、そんな事業内容に惹かれたからです　」云々としっかりと答えている。既に入って13年目。部長職に就いてからは2年目となっている。ビルマンションの中間部のひとつに自宅があり、料理が好きな為家は生活感で溢れていながらも綺麗好きな為整理整頓はしっかりされている。家具はモノトーンカラーが主に。筋トレが趣味で週一でジムに通っている。恋愛経験はそれなりにあるものの未だ独り身。特に結婚に対しての願望やらは無く、出来たらいいなーくらい。料理好き。ヘビースモーカーで時間さえあれば吸っている。酒は良く飲むように見えて凄く弱い。缶ビール一杯ほどで酔ってしまう。



(／申し訳御座いません…初めに出した履歴書がトピ主と言うものでありながらも簡潔すぎました！！！　(　←　)　と言う事で再投稿致します…本当に申し訳御座いません！)

>>東雲さん。

え、隠せてない!?
(彼の言葉に驚いた様に声を上げて。周りを見れば他の社員も数人頷く様子を見て取れ、今まで己だけが信じ切っていたのかと苦笑いを浮かべ。再び深い溜息を漏らしては子供のように少々拗ねたような表情を滲ませて。ちらりと彼を見てはその表情はとても固く、本当に何かやらかしてしまったのかとぴし、と躰を強ばらせ。だがその表情は直ぐに和らぎ普段の彼へと戻っては安心した様に微笑み、その優しげな言葉に“有難うございます、僕にとってはそれが当たり前なことですけど、改めて云われると善いものですね。”と何処か照れた様に告げ撫で受け。“嫁に云われると立場無くなりますね、…＿＿東雲さんさん笑いすぎですよ。”終始吹き出すように笑みを浮かべる彼に困ったようにそう告げてみて。)

…それじゃあお言葉に甘えて。
(嬉しそうににっこりと緩く微笑んでは、パソコンの画面へと眼を向けて。手を止めていた書類等を仕上げようと指を素早く動かし書類を仕上げていき。)

>> 樋口さん

あ、合ってた…よかったー…って、いやいや！ 先輩が謝ることないじゃないですか！ 寧ろ自分みたいな他部署のぺーぺーの名前まで覚えていてくださってありがたいぐらいですよ！ 此処に一人でいるのもちょっと心細かったですし！ ええ！ おつかいご苦労様です！

( 人の名前を間違えるという大失態を回避したことに安堵するが、逆に名前を覚えていてくれたというのに何だか申し訳なさそうな相手に対してぶんぶんと頭を横に振り、寧ろ声を掛けてくれたことが嬉しいのだということを伝えると屈託のない笑顔を向けて。 )

…えっ、いいんですか？ わーい！ ありがとうございます！ 頂きます！

( 特別甘党というわけでもないがやはり疲れたところに甘いものというのは嬉しいものであり、レジ袋からちらりと見えるプリンを前にぱあっと目を輝かせ、勧められたものは素直に頂くことにして。 )


>>東雲さん

えーと…ああ、外苑前駅？ですね……って、え、あの…もしかしてシノノメさん、今こっちに…迎えに来てくださろうとしてます…？

( 普段は徒歩と自転車ばかりであまり都内の交通機関を利用しないせいか咄嗟に飛び込んだ駅の名前などすぐに出てくるわけもなく。駅構内をおのぼりさんよろしく辺りを見回しながらうろつき、出入口付近でやっとそれらしき表示を見つけると電話先の相手に伝えて。ふと、相手の言葉と先程から電話を通して聞こえる音声がやっと頭の中で ( この度は奇跡的に ) 繋がり、思わずきょとんとした表情になりながらも相手に聞き返して。 )

( / 背後が都内の地理に疎いためぐー●る先生にお手伝い頂いたのですが、何か不都合やこちらの勘違い等ありましたらｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…ということを事前に謝罪しておきます… )

>履歴書

名前/高坂 有瀬　(こうさか ありせ)

性別/女

部署/お客様サービス部

役職/お客様サービス部 アシスタントマネージャー　(入社8年目)

年齢/28

絡める人数/3人

容姿/一度も弄った事のない黒髪は下ろせば腰の辺りまである。何時もは仕事の邪魔になるので、緩く頭の少し斜めった所でお団子にしている。瞳は二重の丸めの猫目。黒く少し吊った目尻。睫毛はそこそこに長く、付け睫等のメイクは全くとして必要としない。眉毛は少し細めの垂れ眉。鼻は小ぶりだが高く鼻筋もそこそこに綺麗。口は少し大きめで下唇がぷっくりしているので、少し幼く見える。顔のパーツが下に寄っているため、おでこが広い。肌は白いが、皮膚が荒れやすいのか、少し掻くだけで赤く腫れたようになる。服装は白いシャツに黒のジャケット、黒のタイトスカート、肌色のストッキングに黒のヒール。と在り来たりなスーツ姿。体の形は女性らしく丸みを帯びているが、ジムに週２で通っているため、脚やお腹回りは絞まっている。

性格/お客様に対しては毎回誠心誠意の感謝と敬意を払い対応をするが、会社の仲間や地位の高い人で無ければ、丁寧に対応はするものの、会話の内にちらほらと本意が垣間見える事も多々ある。そのサバサバとした性格のお陰か、自身を気に入る者も居れば気に入らない者も居るらしく、よく妬まれたりしているがあまり気にせず、自身を信じながら生きている。結構な自由人。明るくもなく暗くもない、唯真面目なだけ。来るもの拒まず去るもの追わずがモットーの精神。男勝りな性格故に恋愛経験がほぼ皆無に等しく、その事で一度姉に泣かれた事があり、最近は仕事のついでがてらに、合コンに参加している。何でも知った様な口を聞くが、意外と知らなかったりもする。

備考/姉は9歳も歳が離れていて、大学を出てすぐに結婚し、今は一児の母として奮闘中。高校の入学式と同時に体の弱い母が病気で他界。そこから母親の見よう見まねで一切手を出して居なかった家事をやりはじめ、卒業時には完璧な主婦の様になっていた。父と娘の二人暮らしとなったためその家事スキルに伴い少し男っぽい性格と行動がついてきた。高校の友人とは今でもよく会い、おでこが広いためでこちゃんと言われているがあまり気に入っていないらしい。母の看病で忙しかった父はよく全保険に相談に乗ってもらっていたため、小さい頃から全保険は安心すると洗脳の様に聞かされていたため、就職先は全保険にするのは当たり前の様になっていた。

(/ありましたよ、何だか誰かの悪意でご丁寧に真ん中から破りとられて居たので、もう片方探して解読するの、ホントに苦労しましたよ…全く何が安心安全ですか、紙に謝ってほしい位ですよ。えっと破られてたから抜けてる所が在るかもなのですが、あったら言って下さいね、私、あんま確認してないので。/)

名前／ちがさき ひな (　ちがさき ひな　)

性別／ 女性

部署／ 人事部

役職／ 課長

年齢／ 31歳

絡める人数／ 3人名

容姿／真っ黒い髪にくせっ毛なく真っ直ぐ伸びた背中まであり仕事中は邪魔にならない様に一つに結って、前髪はぱっつん。眉は整え濃すぎないナチュラルメイクをし大人っぽいが童顔もあり年の割に２５歳以下に見られる事が多い。切れあるつり目二重瞼に少し茶色っぽい瞳。身長156cmで細く日本人女性平均な背丈で5cmのヒールを履いて身長を誤魔化してる。服装はモノトーンカラーや淡い色で暗くならない色合いのシンプルな服装を着たりと肌露出ない綺麗めな服装をしたりする。仕事ではブラウスに紺色の触り心地良い生地のジャケットに膝少し見える紺タイトスカートにナチュラルベージュのストッキング、5cmヒールのパンプスにそこまで悪くないが仕事の時は文字打ちやパソコン作業多く疲れない様に少し度入り赤渕眼鏡を掛けてる。

性格／真面目で物事をハッキリとして白黒を付ける決断力あり何でもやると出来てしまう天才肌。人に頼る事はせず上司のサポートをきちんとして、部下の事をさり気なく見ては影でサポートしたりと余り騒がれるのが苦手でひっそりとした実力派。やる事は最後までやりきるが溜め込む癖が少々あるが周りに察しられない様に振舞ってる。案外口調はキツめだが本来は優しく親切で面倒見が良い課長。


備考／ 有名な大学を卒業して21歳の時にこの会社に入社し実力派でもありこなし女で人事部の課長まで登り詰めた。大学の同級生と22の時に結婚するが、子供が欲しいから仕事を辞めて家に入って専業主婦になってと言われるが、始めたばかりのやり甲斐ある事を辞めたくなく結婚して3年で離婚しバツイチ。それからは仕事をやり今の役職があり、会社から30分以内のマンションで一人暮らしをしてる。料理はするが一人だから簡単に外で済ませたりと忙しいせいか外食多く、休みの時に作る程度。掃除選択も休みの時に纏めてやったりとしてる。


（　/ 東雲部長遅くなり申し訳御座いません。こちらが私の履歴書となりますがどうでしょうか？何かあれば仰って下さい。 ）

やぁっと見付けた。あれだね、俺らの代の辺りの履歴書ってマジで紙媒体で手元に置いてんだね。ファイルに挟んであったよ。もうさ、この機会にこれ、ぜぇーんぶPDFに直しちゃいましょーよ。
俺も手伝うからさ。ね、東雲さァん？


名前／八重樫　静(　やえがし しずか　)

性別／男

部署／営業部

役職／課長(　入社12年目　)

年齢／32

絡める人数／1〜3人程度(　変動あり　)

容姿／身長178cm。襟足とサイドを短めに刈り上げたこざっぱりとしたミディアムショートの黒髪は、整髪剤で適度に整えられ、清潔感が漂う。生まれつき色素の薄い、アンバーの瞳はやや垂れ気味。オンオフを問わず、ゆるく弧を描く薄い唇は親しみやすさと同時にどことなく翩々たる印象を与えることも。自分が好む煙草の銘柄と相性の良いウッディ調の香水を愛用しており、すれ違うと嫌味でない程度に仄かに香る。引き締まった体躯ではあるが、年齢も手伝ってか筋肉の付きはやや薄め。体の線に合ったスリーピースのチャコールグレーのスーツを着用し、社外や来賓の接客時にはネクタイもきっちりと絞め直す。

性格／一見すると人好きの良さそうな営業マンといったところで、その実、懐っこい。職業柄、弁は立つ方で、セールストーク時以外もよく喋って、よく笑う。可愛い部下ほど、ついつい手心を加えたくなるが、パワハラで訴えられると困るので小さな悪戯で我慢。他人との距離感が近いことが短所であり長所でもある。与えられた役目をそつなくこなし、余った時間で一服をするくらいにはちゃっかりしている。刹那主義で、恋愛観が薄っぺらい。

備考／国立高専の経営情報学科卒。幼少の頃から、人の顔を覚えることに長け、一度会話を交わした相手の名前と顔は九分九厘一致させることができる。前述した特技に加え、持ち前の愛嬌の良さで、他人の懐に潜り込む処世術を確固たるものとした。現在の役職に至るまでに結んだ契約の数は相当なものだが、過去の実績についてひけらかすことはない。20代後半にアシスタントマネージャーとなり、現場のサポート要員として東奔西走、今春の人事で管理職へと昇格した。デスクワークよりロードワークの方が性に合うからと、未だに外回りに出掛けることが多い。
オフィス近くの賃貸マンションに単身住み。三大欲求に忠実で貞操観念が緩く、週末に後腐れのない相手を適当に引っ掛け、同意の元に一夜限りの行為に及ぶことも少なくない。曰く「スッキリできて運動にもなるし、一石二鳥」との何とも嘆かわしい一言。ここ数年は特定の相手はいないが、両親の為に、そろそろ身を固めるべきかとも考えている。


(／24時間あると思ってプロフィールを作成していたら、期日ギリギリになっていて焦った背後です。改めまして参加を希望させていただいた>19です。不備など御座いましたらご指摘くださいませ)

>樋口


御前、態度や行動に出る人間が態度や行動を隠せると思ってんのか？

(数人が頷いた様子を軽く見渡し後驚いている相手見てはふは、と笑って。そうかと思えば溜息漏らして拗ねたような表情を見せる相手に今度はこっちが苦笑い浮かべくしゃりと頭撫でてやり。冗談でした顔やらで再度緊張した面持ちを見せた相手に笑み浮かべた後相手が安堵の表情を浮かべいつもの謙虚な言葉を述べられると「　当たり前なら、もっと評価上がんな？御前の当たり前は周りからしたら当たり前じゃないんだよ　」優しい笑みを浮かべながら以前相手の頭を撫でながらも言葉を続けて。眉を下げながら笑い過ぎ、と言われ「　悪ィ悪ィ…ツボが浅いもんでな　」くく、と喉を鳴らして笑うと落ち着いた様に軽く口角上げて笑顔見せ)

──…

(コーヒーを淹れながらも相手が書類を片付けている姿を見詰めて。相手の入社からの年数を考えて見るとそろそろ張り切るのも一生懸命になるのも落ち着いた方がいいんだけどな…なんて考えつつ相手の良い所でもあるが悪い所にもなり兼ねないので少し気掛かりになりながらもコーヒーを入れ終わっては静かに相手の横にコーヒーを置き)



>亜洲


ん、了解──嗚呼、行ってるよ。こんな雨ん中歩きで帰ろうなんてホント御前は馬鹿だな。──たまには上のモン頼れ

(車を走らせながら煙草をふかせ、相手から駅名を受け取ると駅に向かい。暫く進んでいく中でどんな顔をしているのか目に浮かぶような口調で言われるとやんわりと口元を緩めて小さく笑みを零しながら述べて。その後、頑張り過ぎて何処か自分の心配性を擽るような相手の行動に一言ぽつりと呟くように告げ。もう時期か…なんて思いながら車を走らせていくと同じ様に雨宿りをしている人々が集まる駅に入り、相手の姿を探して)


(／気にしないで下さいませッ！実は私も疎いものでして…ぐー○るまっぷ先生に調べてもらったので！！笑　)



>高坂


おーあったか、でかしたでかしたぁ。

ぁん？御前誰かに恨まれるようなことしたんだろー、きっとそうだ、うん。(　←　)

御前は性格ちとキツいからなぁ、…んま、俺は嫌いじゃねぇけどな。


──履歴書さんきゅーな。
んじゃ、早速出勤よろしく〜。



>ちがさき


おーおー。さんきゅ。人事課長サンよぉ、ちゃんと俺支えてくれよ〜。


──ッと、ん？御前の名前は全部平仮名でいいのか？

いいんだったら、出勤よろしくな〜。



>八重樫


おー、さんきゅ。マジで？全然知らねぇわ〜。

えぇー…どうすっかな…面倒くせぇ…途中面倒くさくなったらお前に投げ出していいってんならやんぞ。(　←　)
　

──兎に角、さんきゅーなー。
出勤宜しく！

>>亜洲さん。

ぺーぺーだなんてそんな事云わないで。ちゃんと立派に勤務してるんですから。
名前覚えるの得意な方なので…それに他の部署の方ともお近付きになりたいですし。
善かった…、新商品らしくて何軒もハシゴしちゃいました。
(彼女の明るく女性らしい笑顔に釣られるように、柔らかく微笑み返して。面識の少ない人からプリンを勧めるのもどうかとは思ったが、彼女がすんなりと受け入れ喜んでくれている姿に安心してそのままゆっくりとした動作で袋事差し出して。＿＿さて、ずっと此処で雨宿りをする訳にも行かないだろうか。お互いにはお互いの仕事という物がある。定時までの提出物もあるかもしれない。そんなことを考えながら弱まる気配がない外を見詰めて。)

…僕の傘入っていきます?
(コンビニで購入した傘へとちらり視線を向けては、彼女にそう問い掛けて。少し大きめの傘で2人は入ることができる。だが年頃の男女がひとつの同じ傘を共有するなんで傍から見ればそういう仲なのかと誤解が生じるかもしれない、セクハラやパワハラ等の問題も最近では善く耳に聴く、それ以前に彼女が嫌がるかもしれないと悶々と考えながら不安げな表情で彼女を見て。)



>>東雲さん。

ぅ…、東雲さんがからかうからです。
(普段は少なからずもう少し落ち着いているはず、己に対してそう思っているのか上記を小さく呟いて。彼の前だと自然体を通り越し緊張も加わり、今のようにはっちゃかめっちゃかしている自覚は有るのだと思いながらも困った様に笑いながら己の頭をぽふぽふと撫でる上司を横目で見て。“はは、人が持ってる力量は人それぞれですからね。自分の頑張りようでは増やす事も減らす事も出来ますし。……僕は犬じゃないですよ、東雲さん。”依然と頭を撫で続ける様子に痺れを切らしたのか、嫌では無いものの恥ずかしさが勝り緩く指摘してみて。“200CCも入らないくらいのツボの浅さですね、いくつあっても足りないんじゃないですか。”少々毒っけの有る言葉を笑顔で述べてみて。)


＿＿＿。
(1度パソコンと向き合ってしまえば、集中力がぐん、と伸び画面とキーボードにしか視界に入らず、折角彼が煎れてくれた珈琲にも彼の気配にも気付くことが出来なくて。＿＿暫くしては一通り書類も出来上がったのか数度瞬きを繰り返しふう、と小さく息を吐いて。)

>樋口さん

！　…お疲れ様です、樋口さん。
……あっ、全然大丈夫です！ えっと……少し疲れたなぁなんて思ってただけで。東京って五月なのに夏みたいに暑いんですもん。

（役立たずの資料をパサリとデスクの上へ放り、やっと中身の無くなったカップドリンクのプラスチック容器はデスク下のゴミ箱へ。さあ気持ちを入れ替えなければ、とパソコンのスイッチを入れようとしたところ頭上から名前を呼ばれ、肩越しにそちらを振り返るとそこには他部署の先輩が。彼の方へ向き直り挨拶を返しつつ、営業部に何か用があったのだろうか、と考えるうちに相手から心配そうに尋ねられると、きょとんとしていた顔はハッとした表情に早変わり。まさか他部署の先輩に気づかれるほど態度に出ていただなんて。“自己反省会は車内か自宅で一人の時だけ”と決めたばかりだというのに！彼に気を遣わせるわけにはいくまい、と焦りから視線はやや下方をうろうろ、適当な言い訳をでっちあげて。）

（/絡んで頂きありがとうございます！お返事遅れてしまいすみません…。拙いだなんてとんでもない、綺麗にまとまっていて凄く読みやすいです…！対して私の方は冗長でだらしのないロルになりがちで申し訳ないのですが、できるだけ簡潔に書き上げられるよう努力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。/〆）


>東雲さん

東雲部長！ お疲れ様です！
……実は、あの、…契約がなかなか、思うように取れなくて…、

（一体何がいけなかったというのだろう、前回は顧客の要望やら悩みををきちんと聞き出して、今日はそれらを全部解決できるような最高のプランを持って行ったはずだったのだ。自信もあったのに。きりきりと歯ぎしりするようにストローの先端を噛みつづけ、悶々と思考に没頭していた所為でこちらに近づく足音に気がつかず、指先でデスクを叩かれる音によってやっと我に返り。ぱっと顔を上げるとそこには人事部の部長である彼。慌てて姿勢を正して挨拶をしたあと、やさしく探るように尋ねられるとうっかり弱音が漏れかけてしまうも、しかし言葉の途中でハッと気づく。相手は人事部長だぞ、この首を斬り落とす権限だってあるのだ。実力も無ければ根気も無い、それなのにお給料だけはしっかり貰っていく穀粒しだなんて思われでもしたら一巻の終わり。そんなことになるわけにはいかない！と俯きかけていた顔を上げ、縋るような思いで真っ直ぐに相手を見つめて。）

いや、でも！明日には一件…いや三件は必ず！取って来るんで！　…俺もっと頑張れますから！