甘い香りと ティータイム / 〆

へへ、じゃあまた来ますっ！
(この男性に了承も得たのでまた来ようと決心しつつ、残りのケーキや珈琲を堪能して。ちらり、と時計を見ればもうすぐ休憩時間がなくなりそうで慌てて帰る準備をしては、お金を用意しつつ立ち上がろうとする。しかし、急に立ってしまったからかふらっとしてしまい、あぁ貧血だと思いつつ目眩し。)


（／では、何度もお店に寄らせて頂きますね。店以外でばったりもいいですね、残業続きなので夜遅くに帰ってる霧谷に変なヤツらが絡まれて、店長さんが助ける、とか胸キュンしますね。！
一目惚れの件は実行させて頂きました！こちらこそ、ありがとうございます。）

…！、 …危ねぇな、大丈夫か？、
( そそくさと帰る支度をし始めた相手をし視界にいれれば、そろそろ休憩時間も終わりなのだろうか。会社勤めは大変そうだ、なんて呑気に考えていては、会計をと足を向けた途端、椅子から立ち上がった女性がフラついて。 咄嗟に手を出して肩を抱いて腕の中に抱き止めれば、そのまま安堵の息を吐いて。腕の中にいる相手を見下ろしては問いかける。 )


( / まさに少女漫画みたいですね…！ そういう展開、良いとおもいます。そう言ったフリなど、極力読み取りたいと思っているので、霧谷さんが店長を必要としてくれれば駆けつけます。 )

わ、わっ！だ、大丈夫で、すっ！
(ふらりとして、床に倒れてしまうと目をキュッと瞑っていたが痛みはなく代わりに優しく誰かに抱き留められて。まさか、と思いつつ目を開けば胸板で、先程の男性が抱き留めていた。一気に顔に熱が集まり、ぼふっとなりつつ抱き留められているからか良い体格だと丸わかりでドキドキとして。先程の口調とはまた違って、普段の口調？でこちらに問いかけることにも胸がドキリとし)


（／私ばかり提案してしまって申し訳ないです。店長さんもして欲しいことがあれば何でもしますので！ありがとうございます！）

ん、…本当か？、風邪とかなら休んだ方が、…いいと思うが、
( 腕の中の女性は思ったより軽く、平均より痩せているのではないかと少し気がかりで。大丈夫、と言い慌てている相手を見れば少し顔が赤いように見え、店に入ってきたときはそうでもなかったが本当に大丈夫だろうか。相手の頬に自分の手の甲を当てれば熱を確かめようとして。と、言葉半ばで自分が敬語を使っていないことに気付く。 一瞬言葉に詰まるが、まぁいいか、と楽観的になれば続けて。 )


( / 敬語取れたの気付いていただきありがとうございます…！いえ、ご提案していただいているものが中々合うなと思っているので、こちらも気兼ねなく提案できるなと思っております。 店長が風邪引いた、っていうのもいいかなーとは思っています。 )

だ、大丈夫ですから…！それよりも、支えて下さって有難う御座います、もう大丈夫です。
(先程の口調に戻らずに話すこの男性が、手の甲で自分の頬に触れられ男性免疫の無い自分はわたわた、と慌てて。心配をかけてしまっていると感じ取れば大丈夫、といつものように甘えはせず支えて貰っていたものの自分で立ち。男性の顔が近くにあって凄くドキドキしてまともに見れない状態まで来ており、一目惚れ…したのだろうかと思いつつ会計を済ませようと、)
…えぇと、おいくらですかね？



（／口調凄く好みです…ッ！敬語からのこの口調は狡いですよ。わわ、そう言っていただけて嬉しいです！店長が風邪…それはもう少し仲良くなってからにしましょうか？こちらも家事が出来ることとなっておりますので…！）

ならいいが…、ああ、セットだから…、
( 先程のふらつきがなかったかのように立ち上がってしまい、異性に触れられるのはあまり好きではなかったのかな、なんて、持て余した手を見ながら思って。体制を戻すと、既に支払いをしようとしている相手が目線を合わせてくれないな、と思いつつ会計を。 )

いつでも休みに来てくれて構わないから。
( 会計を済ませて相手の様子を伺おうと少し屈んで。仕事が大変なんだろうか、少しでも店で休んでいけたなら良いが、と心配そうに眉を下げて。 )


( / それはそれは良かったです。狡いですよね。← そうですね、割と敬語なしなのが定着してからかなと思っています。店長は看病されたいみたいです。それが2人の距離を縮める一歩になればと思っています。 )

は、はいっ…！──…また、来ますっ！
(会計を済ませ、さて会社へ。と思っていたもののこちらに顔を近づけ覗き込んでいる姿にまたも胸がドキドキとしてしまって。本当に一目惚れしてしまった。相手が既婚者かもしれないのに一目惚れしてしまったんだ、と思い。心配そうにこちらに向けるこの男性の表情に申し訳なく思ったのか、安心させるべく、ふにゃりとした可愛い笑みを向けて。)


（／ず、狡いですね！←看病しますよ、是非看病させて下さいね！では、このあとは仕事からの帰りで変なヤツらに絡まれるということで…！宜しくお願いします！…あと、変な事をお聞きしますが…依くん、ですか？この文字に見覚えが無ければ気にしないで下さいね。）

…ん。次はサービスして差し上げますよ。
( また来る、と肯定的な台詞であったが、先程倒れそうになったのといい身体の細さといい、心配する要素は少なくない。可愛らしい笑顔を向けられれば、無理して笑わせているのか、と気がかりだが、そう言うなら、と一つ頷いて。サービスすると言えばまた次来た時には自然な笑顔を見せてくれるだろうか、と。 )

( / 狡い奴ですよ本当、 ( 他人事 ) わざわざ事前報告ありがとうございます、了解です。 依くん、ですか。残念ながら聞き覚えがないですね…人違いは良くされるので構わないですよ。当方此処では新参者です。 )

──…っはぁ…今日も終電ギリギリかぁ…
(時が進んで夜に。いつものように仕事を残さないように残業をしては時計を見れば終電に近い時間で。近道をしようと、ふと街灯の少ない道へと入れば変な人に巻き込まれてしまい。近道をしなければよかったと後悔していれば腕を捕まれてしまい。恐怖で声が震えては身体が思った通りに動かない。生理的な涙を流して助けを呼び、)
いや、ッ…嫌だ…誰か助けて…っ


（／た、他人事なんですね(笑)ということですので、場面を変えさせて頂きました。このあとは店長さんにおまかせ致します。そうですか、覚えが無ければ大丈夫です。し、新参者さんのお相手がこの私で宜しいのですか…！？恐れ多いですね…っ）

…？、
( 喫茶店はとっくに閉店していたが、仲のいい友人と食事に付き合っていた帰り。話に花が咲いて、というより相手方の話が止まらず飲みもしないのに居酒屋に連れていかれ、結局日付が変わるまで長引いてしまった始末。 酔いに酔った友人を送り届けた帰り道、人気のない道路を通っていると、其処から派生している街灯のない路地の方から女性の声が聞こえる。 違和感を覚えれば、そちらに足を向けると、案の定誰か絡まれているようで。 どうみても同意の上じゃない、と思えば自然と足が向いて、男性の方の背後に回り肩を引いて腕を掴むと強く捻り、女性から引き離す。 )

遅くなって悪かったな。 …ところで、俺の連れになにか用か？、
( その女性の肩を抱き、まるで恋人同士のそれのようで、あくまでそういう雰囲気を出しつつ男性を睨みつけると。相手が視界から居なくなるのをそのまま待って。 姿が見えなくなれば、ぱっとその抱いていた手を離し、緊張がほぐれたのか大きく息を吐いて。一歩引けば、「 大丈夫ですか？、 」と、その暗くて顔がよく見えないが女性の様子を伺おうと腰を屈めると。 )


( / 店長は、店長です。（笑）長くなってしまいましたが、かっこいい店長になれてることを願います…。 そんなそんな、恐れ多いだなんて。 元々ほかのところでやっていたんですけどね、過疎ってて。 )

──ッ！
(知らない男性に力負けして段々と近付いてゆく。もう駄目だと目をきゅっと瞑り覚悟を決めたが、もう1人の男性の声。仲間であろうか、と身体が強ばるもそんな事はなく自分から引き離そうとしてくれていて。目をぱちぱちとさせては次にその男性に肩を抱かれ俺の連れ、と言った。この男性は自分を助けに来てくれたんだ、そう思えたのは少し経ってからで。後に大丈夫ですか、と声をかけられると安心したのかまたほろりと涙を流して「大丈夫、です…っありがとうございますっ…ッ」と言いながらぺこぺことその男性に頭を下げ。)


（／でも動かされてるのは店長の背後様なので…は？←カッコ良いです、大丈夫ですよ…！ありがとうございます！過疎は嫌ですよね…店長さんの背後様に出会えて良かったです！）

あー…、…って、今日、店に来た方、ですよね、？
( 大丈夫と何度も頭を下げる女性は涙声で、昔から女性に泣かれてしまうとどうにも対処がわからない、と視線を逸らし首をかいて。どうしたものか、と目の前の女性に視線を戻すと、既視感を覚えて。顔を覗き込み、近付けて確認すれば、やっぱりそうだと確信した。その女性は今日の昼間に店に来た人で、昼間といい今といい、危なっかしい人だな、なんて思うと。 )


( / …はい。（笑）まぁ割と背後は理想の店長ってどんなかなーって気軽に考えて打ってます。 良かったです。嗚呼、そんなことを言っていただけるなんて…背後も、霧谷様と背後様に出会えて至福でございます。 )

え…っ、あ、あのお店の方…？
(ぺこぺこと頭を下げていたが聞き覚えのある声。まさか、と思いつつゆっくりと顔を上げれば休憩時間に寄ったお店の男性であり。あまりにも偶然過ぎていて、驚きを隠せないが先程やられた事を思い出しては次には顔を赤くさせ目を逸らし。一目惚れした人にまた出会えるなんて、しかも危ない所を助けて頂いて。嬉しい半分、迷惑をかけてしまっていることに罪悪感を感じ。)


（／他人事ではないですよっ！気軽に考えてこれなんですね…！もしかすると、丁寧な口調から砕けた口調も気軽に…？わわ、ありがとうございます！！）

全く…、女性がこんな時間に、どう考えても危険だろう、
( 屈んでいた体を起こし、小さくため息を吐くと上記呟いて。周りを見渡せば、そこはやはり人気もなくあかりもなく、こんな中を女性が1人なんて、と肩を竦める。そして相手に目を戻せば、その格好は昼間と変わらずスーツ。ということは今まで仕事をしていたのだろうか。色々考えは浮かぶものの、時間も時間だし、疲れている上に見知らぬ誰かに絡まれたとなればや休みたいだろう、と考えるのを止めて。 )

どこも怪我、してないですか？、
( 暗くてよく見えないからか、もし怪我を追っているならここを動く前にどうにかしなければと、確認の為問いかける。 )


( / あれも気軽に言わせました。後から読んでみたらなかなかキザな感じになっちゃいましたけど…。 背後様には此方の希望を言いやすい方だなと感じております、とてもやりやすいです。

す、すみません…
(初めて入ったお店の男性の方に2度も会い、ましてや怒られてしまう。確かに近道をしようと人通りの少ない、街灯も少ない場所に安易に寄ったのが悪かった。今現時点で男の人に襲われてこの男性に救われた。この男性が来てくれなければ私はどうなっていただろうか。反省をしているのかしゅん、となり俯いて。)

怪我はしてないですよ！大丈夫…あ、
(そう問われれば手をブンブンと振り怪我はしていないことを言うが気づけば手の甲に傷が出来ており。それに気付くと不自然に手を後ろにさせ見られないようにして。)


（／気軽ですか…っ！ひぇー…気軽であれは狡いですよ…。ありがとうございますっ！是非是非何でもご希望言って下さいね！）

…家まで、送りますよ。
( 相手の様子を見れば、反省して俯いていて、ちゃんと反省しているのなら大丈夫か、と少しでも安心できるように、と手を伸ばし優しく頭を撫でてやり。と、そこで、まだ会って二度目の人に馴れ馴れしいか、と思い手を引っ込めて、そろそろ帰らせた方がいいかと上記告げる。 )

…見せて下さい。
( あからさまに隠された手を目で追っては、ため息をついて。隠すのが下手すぎるだろう、と肩を竦めて首を横振る。自分の手を差し出して、その手に相手の手を乗せるように促す。利き手であれば自分での治療は難しいだろう、と考えていて。 )


( / 店長なら言うかなーと…（笑）もちろん、その都度言わせていただきます。話している間に、この次どうしたいとかあればいくらでもおっしゃってくださいね。流れがあれば全然大丈夫です。 )

──…え、そ、それは迷惑かけちゃいますので！というか、もう迷惑かけちゃってますけど…
(俯いていれば、ふと自分の頭を撫でられる感触。優しく撫でられてしまい、顔を赤くして。街灯があまりないから顔の表情を見られることはないと少し安堵。家まで送ると言われれば首をぶんぶんと横に振りつつこれ以上迷惑はかけられないと思い断り。)

…や、それも大丈夫、です…
(2度しか会ってない人に溜息をつかれてしまったと落ち込むも、未だ甘える事をしない。治療なんて家に帰ってからでも出来るし、自分で出来る、筈。手を差し出されたものの、その手には自分の手を乗せないで隠して。)


（／店長さん流石です…！(笑)わー、お気遣い感謝です！本当に出逢えて良かったですーっ！…っとと、今更なのですが、敬語別に大丈夫ですからね。もちろんタメでも構いませんし、もっとオープン(？)にされても大丈夫です！）

んー…なら、助けたお礼に、私の我が儘を聞いて下さい。
( 他人の家にあまり押し切って行くのも気が引けるな、なんて思いどうしようかと片手を顎に当てて考える素振りをした後、視線を女性に戻してそう言って。 「 私が、貴女を家まで送りたい。駄目ですか？ 」無理矢理ではあるが相手は遠慮し続けるだろうと思案し、自分が、というところを強調しつつ、物腰柔らかくそう言えば首を傾げて。)

…本当に？、
( 何度も大丈夫という相手の顔を、腰をかがめて覗き込んで。 暗くてよく見えないのか、ぐっと顔を近付けると、眉をひそめてじっと相手を見つめて。 )


( / こちらとしてもここまで良くしていただけるとは思っていなかったので、嬉しい限りなのですが、あまり敬語を崩してしまうと店長まで崩れてきそうな不器用背後ですので、適度に崩しつついこうと思います。（笑）お言葉嬉しいです。背後様こそ、どうぞオープンにしちゃって下さいな、！ )

わ、我儘…うぅ、そこまで…。
(甘えてもイイのだろうか。私が、のところを強調して言ってくる辺り、彼も引き下がれないのだろう。もう自分1人で帰れると思っていたものの、またあぁいう人達に襲われてしまっては彼に助けられたことが水の泡になってしまうことを考えてしまい、渋々こくり、と縦に頷いては「…お願いします。」とぺこりと頭を下げ。2度しか会っていない自分に此処迄してくれることに、嬉しさ半分、罪悪感を感じており。)

うぅ、近いです、店員さん…っ！…送って下さるのに怪我の治療なんて図々しいにも程があると思うんですけど…
(ぺこりと頭を下げた後、怪我のことでずいっとこちらに顔を近付ける彼。見えないだからだろうが、目の前に彼の顔があるのが恥ずかしくてわたわたと慌てれば顔をふいっと横にずらして。そういえば彼の名前すら知らないのであの店の店員さんだったので店員さん、呼びで。)


（／ではもう少し仲良くなってから店長さんも崩れていきましょうか…！(笑)段々とでいいですので、タメで背後同士話せるようになっていけたらなあと思っておりますッ！と言ってる私も敬語が取れないでいるんですけどね…w）

じゃあ、夜も遅いことだし歩きましょうか。
( 相手が、とても渋々ではあるしあまり乗り気ではないようだが、了承してくれたようで安堵に息を吐く。そして、相手の家の方向はどちらなのか知る由もないので、来た道と反対の道をきょろきょろと交互に見て。 )

…ッはは、店員さんって、なんだそりゃ、
( 相手の口から、店員さん、と言葉が出てくればそれはどうやら自分の事のようで。今まで言われたことのない呼び名に目を丸くしたあと思わず吹き出して笑ってしまう。その後も、くく、と笑みを耐えながら、「 谷 壮吾、って名前があるんですよ、俺には。 」 と続けて。店員さん、とは面白いから、店長であることは黙っておこうか。 )


( / まだ店員レベルなんで…もう少し慣れたら晴れて店長になれるかと！（笑） まぁ緩くやっていきましょう！ )