棄てられ、忘れられ、それでもこの世界で生き抜こうとする者達【SF/戦闘、シリアス、多少鬱要素有/リアタイ優先、遅レス、置レス有効】

>フィニー
賞金稼ぎに間違えられた。撃たれそうだったんで、近くのモノを投げたんだ(そしたらあのザマだと息切れしながら相手を濁った炭色の眼で見て「なんであんたはすぐに女だって分かったんだ」酒場の制服は男女とも両用の白いシャツに黒いスーツベストにスラックス。顔立ちも女性らしさは無いし肉体もふくらみの無い、声だって嗄れているのにも関わらずどうして気付けたのか訊ね)
>ダート
風呂ぉ？(自分と縁遠い単語に理解が追い付かなかったし、使い方がイマイチ想像つかない「風呂なんか入ったことないぞ」実は、昏睡中に入っていたのだが、それは本人の知ることではなくて。ともかく自分は入ったことが無いと伝え)

>レネ
…風呂に入らなかったらこびりつく、『臭い』。お前は薄いが(兎にも角にも、風呂の入り方を知らないと言うことなので、コートから装飾の一切無いゴムのような手触りの白い腕輪を取り出し「これは声や文字で連絡ができる端末だ。使い方は何となくで覚えられる。というより、覚えろ」鍵を開け、部屋に入り)

ダート>
ヴィン:軍に顔が割れている。仮面を被っているのはその為だ(一応元軍人で少年兵として入隊しその才能を買われた。しかしそれに奢る事なく鍛錬を続け軍の中では秀でた兵士になったが軍の体制に嫌気が指して自ら除隊し更に恋人のフィニーが行方知らずと聞き汚れ仕事を引き受けながら探し当て今に至ると説明しフィニーは「精神が擦り切れそうだから目にも出ちゃうんだよね」と少しだけ俯き)

レネ>
ヴィン:走り方だ(店ではそうなのかもしれないが男女にもそれぞれ危機を回避する為の行動と逃げる走り方で大体は分かると説明し一方追っ手を蹴散らしたフィニーも合流し「やっぱりさっきの人だね。追っ手は潰して来たから」と肩を竦めて言うとだから気をつけてと言ったのにと目で言い)

>ダート
わ、わかんねぇ…(口をへと曲げて眉を歪ませ。相手の持つ白い腕輪を見て「貰っとく。ありがとよ」腕輪を左に付けて後で試そうと決意しながら部屋に入り、ユニットバスへと入り服を脱いで腕輪に風呂の入り方を聞いてみて)
>フィニー
そんなもんか(釈然としない顔で聞いた後「表路地だけどな。そいつがいたの…んで、あんたら何なんだ？」どうみてもただ者じゃない格好の二人組。不機嫌そうに眉を顰めながら訊ね)

>フィニー
ほう…軍出身か(懐から出した煙草に火を点けて「で、そいつは何だ」ヴィンが元少年兵ならば彼女はいったい何だったのか。デトネイターなのは見たらだいたいわかるが…)
>レネ
(白い腕輪は丁寧に前提から説明して。カツラを取り、人工皮膚を外した顔に包帯を巻き直し。レネについて無音声デバイスで調べ)

>ダート
(体を上から順番に洗った後、拭いてから服を着て。ドアノブをゆっくり捻って扉を開け、顔を巻き終わったダートを見て「あんたはさ、どうして戦うんだ」薄いカーテンを透かして月の明かりが射し込んで。自分の眠るためのベッドに腰掛けて訊ね。)

>レネ
生きるためさ。
マグロが泳ぎ続けなければいけないように、そうしていないと生きていけない(コートを脱いでネクタイを外しこの二つをベッド付近のハンガーに掛け、緑色のカッターシャツと灰色のスラックスという様相になって話し)

ダート>
ヴィン:フィニーは元軍の衛生兵だ。だが、とある任務の最中に行方不明になってな(今の姿からは想像も付かないがデトネイターになる前は献身的に傷付いた兵士達を治療しヴィンが傷付いて帰って来ると涙目で文句を言いながらも治療し、また倒れたと聞けば目覚めるまで傍に居たなと思い出しながら言いそのフィニーは首を傾げ)

レネ>
ヴィン:単なる傭兵だ。金を積まれて汚れ仕事をな(相手の不機嫌な顔を見ても肩を竦めてフィニーは「そういう貴女も何者？銃弾見ないで避けるなんて普通の人は出来ないよ」と真顔で言えば何者かの気配を感じヴァンを見れば頷き相手の腕を引くように走り出し)

>フィニー
なるほどな…(女のほうはフィニーで元衛生兵、男のほうは元少年兵。ということになっているということか「何か釈然としてないな」フィニーの首を傾げる様子を見て訊ねるように一言)

>ダート
わ、わからねえ…(分かったことといえば、自分とは異なる理屈で動く人間がいるということ。顔をひきつらせながら外套を脱いでベッドの中に潜り込ませ。レネの情報は、キメラドラッグの関連項目、セキュリティレベルはCクラスとAクラスのものがあり、Cは彼女がキメラドラッグの常用者だったということ。払える金が無くなり、化け物となって、殺処分されたということ。また、顔写真では髪の色は茶で、面影がそれなりにあり。Aには長時間のハッキングと、Aクラス以上の専用コンピューターが必要となり)
>フィニー
傭兵ね。にしても強過ぎや…(気配感知能力なんて並の傭兵より、下手すりゃ犬より高い。そしてフィニーは体型体格ともに普通の女性のものだ。なのに追っ手を下すのにパワーもスピードもありすぎる。遠くから聞こえる足音を聞いて足首をグルグル回し、二人の誘導に従いながら「旅人。こんな身なりで生きて行くにはそれなりにね」向こうがきちんと正体を開かさないかぎりこちらもきちんとは、明かさない。ということで)

ダート>
ヴィン:ま、記憶を無くしてるからそう言っても覚えてないだろうからな(人間兵器であるデトネイターはその記憶の一切を消され戦闘のみに特化したもので記憶があれば不具合が発生し依頼や犯罪組織にとっては致命的になり兼ねないとし記憶を消してしまったがフィニーの場合は最後の調整の時に手違いでほんの少しだけ記憶が残ってると説明し)

レネ>
私はデトネイター…ヴィン君は元軍人(正体を明かさないと話せないなら背に腹は代えられず例え軍にバレてしまったとしても真正面から立ち向かう気がありとりあえずの自分達の事を明かし追っ手を撒く為に路地裏から路地裏へと滑るように移動し)

>レネ
レネ・ウッドは公には死んでいる。いや殺されているはずだ。…お前は、誰なんだ？(この部屋の電気を消し、ベッド同士の境界線に置かれたベッドランプの黄色い光に瞳が照らされ)

>フィニー
そっか、どうりでつえーわけだ(追っ手は怒鳴りながら過ぎ去り。周囲を見て、ニオイを嗅いだあと首を振り「昔ドラッグをやってた。キメラなんたらって言うやつ」言いにくそうにそれでヤケな言い方で)

>フィニー
随分正直だな(煙草をふかし。紫煙が少し立ち上り「ダートと呼ばれている。…そろそろ着くみたいだ」インカムからの情報を伝え)

名前/セロ
性別/女性
年齢/十代後半

容姿/黒髪のセミロングのインテーク。黒い瞳、赤いジャンパーに青い単衣の着物に編み上げブーツ。特注の義手、中性的な容貌

使用する武器
村正・真打
高周波ブレード
鞘付ナイフ

備考
アンニュイでぶっきらぼうな女性剣士。謎の戦闘術「赤青竜」を使う。


名前/ローズマリー
性別/女性
年齢/16

容姿/赤のメッシュが入った黒髪のミディアムヘア。銀色の瞳、紅いマントに黒いドレスワンピ、黒いタイツにブーツ。

使用する武器
三日月
紅い大鎌とボルトアクションライフルを融合させたもの。多種類の弾丸を撃てる
　
備考
賞金稼ぎで、加速する少女。

ダート>
ヴィン:遅かれ早かれ…敵になろうがなかろうがいずれバレる(つまりはどんなに隠し事をしてもバレてしまう。ならいっそのこと全部話した方が良いと考え敵になるならそれもやむを得ないと思い「よろしくな、ダート。フィニー、そろそろだ」と言うとフィニーは準備を始め)

レネ>
キメラシード……化け物の因子を持つナノマシン(それを聞いて弾を見ずに避けた事に合点が行き「お前はそれで良かったのか？いずれは化け物になってしまうぞ」と仮面の中で目を微かに伏せながら言いフィニーも黙ってしまい)

匿名さん>
確認しました。

>フィニー
まあいい(船が到着すると、煙草を船の中の灰皿でつぶし。人工的に再現した海はあまり磯の香りがせずしかし潮風はふいて。港へ降り)

>ダート
さっきいったろ…レネ・ウッドって(毛布にくるまって「医者に治して貰ったんだよ。だが、寿命は諦めろってさ」ベッドランプの光で顔の陰影がつき。相手の顔を、眉を下に歪めながら見て)
>フィニー
もうなったよ。化け物に(化け物になった後のことは憶えていない。最後に自分は撃たれ、倒れたことだけしか「効果も、化け物も禁断症状もなくなったかわりに寿命はあんまり無い」白い髪が月を反射して)

ダート>
ヴィン:人工って割には……しっかりしてるな(港に降り立つと妙な気配を感じまるで今から狙撃されるような気配で「二人共気を付けろ。さっきからずっと狙ってる」と目線でその気配の主を探し)

レネ>
…キメラシードを一度打つと……もう治らない(化け物になってしまった時点で既に命は無くなっていると考え幾らCodeの精製過程で生まれた物でも取り返しの付かない事は考えられた筈だと思い「こんな世界にしたのは……あそこでふんぞり返っている人間の皮を被った何かだ」とヴィンは仮面越しだが少しだけ怒りを露わにし)

>フィニー
はぁ～(藪医者に吹き込まれて信じて疑わないガキとでも思ってんだろうな。と呆れた顔で。実際に文字通り瀕死から帰還した一度も生きている人間で「そう言うわけでこっちはホラ、旅行してっから」自分の外套を撫でつけ)