主 2017-10-17 12:39:34 |
通報 |
>律
嗚呼...。噂で名前だけはな。なかなか優等だと聞いてるよ?ただ、その...無頓着と云うか肝が据わってると云うか...。流石は二神に就いてるだけあって変なとこ似せられたんだな。((噂に乗せられたその名と本部勤務だった頃に度々二神の周りでちょろちょろしていた姿を見掛けただけで碌に関わった事は無い相手。西日本支部勤務の今や、養成学校へ赴き学生達に指導する事も少なくなった為尚更だ。三宮と云う苗字、零課災害庁を騒つかせる程のエリート、数字付きなのは間違えはないのだろうが如何せんそれに中身が追い付いてないように伺えてしまう。耳鳴りを起こす程の大声で呼び掛ける等その予測不能の相手に何処か可笑しそうに笑みを溢し。“じゃあ。”と先程迄持っていた買い物を相手に返せば「で、どっちだ?二神屋って。」と勿論赴いた事も無い為きょろきょろ、と辺りを見渡しながら尋ね
>透子
八雲も元気そうで安心したよ。傍目からしたら色々忙しそうだしな?((以前相手を此方の支部で顔を合わした事から、恐らく本部から各支部まで会議等での呼び出しに行き来を迫られている日々なんだろうと推測出来る。各方面へ顔の通る相手となればその他の依頼、或いは政府主体の御前会議とやらにも出席しているのかもしれない。細かい事までは分からないがただ忙しいのに変わりはないと云う事だけは確かだろう。そう考えている内に溢れた相手の綻んだ表情が自然と自身の口許も緩ませる。「へー。そんな事出来るようになったのか。でも、異変の原因が俺で悪かったな。」知らぬ内に相手が成長している事に感心するも自身が相手の労力を無駄にしてしまった事を申し訳無さそうに軽く頭を下げると詫びを入れ。すっ、と頭を直すと同様な相手の質問に「散歩。今日は休みだから支部から此処までやって来たんだ。ついさっきな。久しぶりに街探索してるから懐かしいよ。....あ、此処も二神とやり合って色々壊した事思い出してた時に丁度八雲に声掛けられた。」と飄々とした物言いで続けると別に云わなくても良い事なのだが不意に意中の相手の名を出すと相手の反応を楽しむ様に悪戯な笑みを溢し
>二神
此処も変わってないようで変わったな。色々店も増えたし。((まだこの街に居た頃良く通ったこの商店街。本部への用で神座町には訪れてはいたものの街を探索する余裕も時間も無かったと上記を口にしては熟そう思う。建設途中のまま何年も放置されているビル、この街にやって来た人を出迎える駅前の誰だか良く分からない銅像、その様な無駄に変わらない物から、新たに出来た洒落たアイスクリーム屋等、前まで目にしなかったもの。多少の変化は有るもののそれらはこの街に違和感無く存在している。この先に学生時代或いは本部勤務だった頃良く通っていた惣菜屋を思い出した。自身のいくつかある変わって欲しくない物の1つだ。“彼処のコロッケはどうだ?あのお婆ちゃんまだ元気にやってるのか?”内心でそう呟くとその答えが知りたくて歩むスピードを速めた。そうして行くと前方に何やら見覚えのある人物が現れた。自身のいくつかある変わって欲しい“物”の1つだった。無駄に変わらない“物”とでも云える。気が付くと直ぐ目の前まで相手の進路を防ぐ様に立っており、そのまま終始無言のまま相手を見据え。「....生きてたのか。ま、そんな事どうでもいいけど其所退け。折角の命が無くなるぞ。」相手の台詞は聞き取れなかったものの同様の台詞に加え又、余計な口を挟んでしまい
(/ お相手有難う御座います!此方も涼くんに引きを取らぬよう胸を借りるつもりで罵ります笑
>藍華
((相手の声色と一瞬の間隙を縫う様に溢れ落ちた悲しげな表情、それらを被せて隠す微笑。その相手のいくつかの表情を目にするとその心情が手に取る様に分かってしまう。結論、自身の鬼が原因でこの先の事を心配させてしまっていると云う事実。それに応える様に「守ってくれんの?なら、安心だな。.....藍華がいる。だから、俺は鬼になんてならないし、呑み混まれない。藍華の引き換えにするその命は俺が守るよ。」と肩を貸してくれる存在の尊さに胸を打たれては気休め程度ではあるかもしれないが相手の気を少しでも軽くさせようと此方も頬を緩ませ綻びある表情を浮かべ。相手の最後の問い掛けには言葉が詰まった。その独り言の様なそれに頭の中でしばらく考え込むも良い返答が見付からず。「.....あ!彼奴ら藍華の事変に見てんな。あの野郎共、やっつけてやるっ!」斜め数十メートル前方に野郎の塊が此方を見ている。ぼけー、っと見ているのか、本当に此方の想い人に視線を向けているのか。それとももっと後方に目をやっているのか。正確な事は分からないが不安に駆られる相手の表情、その心情を変えてしまいたい為に学生時代にやっていたそれを普段の自分とは違う誇張した態とらしい口調で云うが本人にはその気は更々無く相手の抑制を待ってしまっている状態。口調を変えたのはどうやら笑って欲しい様子である。
トピック検索 |