主 2017-10-17 12:39:34 |
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>涼
難題?どこがです?蓬莱の玉の枝や火鼠の裘と違って、存在しないものを求めている訳ではありませんのに。
(そんな不本意にも程がある特別扱いをしたい訳でも、積極的に手を上げたい訳でもないので、棒読みの台詞には深々と溜息を吐き。特別扱いはしていないが特別には想っている。まさかそんな事を言う訳にもいかずに、浮かんだ言葉を飲み下しては思い切って告げてみた理想の人物像への予想外な反応に首を傾げて。性格や資質、その人自体の在り方の話をしたつもりだったのだが、どうやら上手く伝わらなかったらしい。相手が言う"想いを寄せる奴ら"には思い当る顔がいくつかあるようだが、恋愛関係に疎い透子がそうと気が付くほどに露骨なものであるため厄介事や面倒事に分類されているようで「……どうもこうも、何もしないでいただけると大変助かりますね。無理難題とて、出題するには多少の労力が要るでしょう?」とやや眉を寄せて冷たく述べ。しかし途中で止めた言葉が明後日の方向に解釈されているのを聞けば、暗い表情で口元を押さえ「そんな血なまぐさい呪術的な誠意は要らないです。要らないんですってば…。うう、嫌な事思い出したじゃないですかぁ!」と何やらトラウマを刺激されたようでやや涙目になり。相手の纏う空気が変わり、向けられた真っ直ぐな視線には思わずたじろぐもどうしたって引けないのはこちらも同じ。相手の言葉を跳ね返すように真っ直ぐに見返しては「それは…どうしてです。稼ぎたいのなら零課災害庁にはいくらでも仕事がありますし、数字付きが二人以上で当たらねばならない案件など、そうそう無いでしょう。人員配置の点から見ても無駄が多いとは思いませんか」と真っ向から反証して相手の様子を窺って。真面目なトーンでの注意にはどこかきょとんとした様子で一つ瞬き「ええと、以後気を付けます…?」と自身の行動を顧みるように僅かに首を傾ければ「……いえ。言われて気が付きましたが、男性に限って言うならこれも貴方だけですね。普段が普段なので触れる事に抵抗が無いからでしょうか。……ええと、私としてもほとんど無意識なので、嬉しいなら特に改めなくても良いですか?」と、内心では誰にでもこんなことをしていると思われるのは甚だ心外だと言う主張と、相手の近くに女性の影が無さそうで安心した思いとがごちゃ混ぜになっている中で素知らぬ顔をしてのたまい。「今は可愛くないとでも言いたげですが…まぁいいでしょう。それはもう、あの頃は人生で一番"可愛さ"を利用していた時期でしたからね」気軽な言葉に軽口を返せば、こちらも何気なく頷いてどこか遠くを見るような表情をして)
>律ちゃん
そうですねぇ…私、涼の傍が一番楽なんですよ。今も昔も、家でも仕事でも、周囲には腹に一物抱えた人ばっかりなので。
(相手が落ち着いて来た頃合いで腕を解き、最後にぽんぽんと軽く頭を撫でやってから問いかけの内容に軽く笑い。何だかんだ言いつつも入学から卒業までずっと傍に居た理由を述べれば「もうどうにもならないものと割り切って、ストレス発散ぐらいに思っておくと良いですよ。言って聞かない時は物理に訴えるのもありです」と割ととんでもない助言を述べて片目を瞑り。相手がやる気になった事に満足そうに頷けば「はい、その意気です!善は急げと居ますし、律ちゃん。この後のご予定は?」と早速色々と渡す気で相手の都合を尋ねて)
>藍華
最初に行った時から、絶対藍華と一緒に来ようと思ってたお店なんですよ。
(並んで歩みを進めながら語る言葉はどこか嬉しそうに弾んでいて、表情もそれに合わせて穏やかなものとなっており。暫くぶりとは言え、それを感じさせず緩やかに流れる時間はまるで学生時代に戻ったようで、先ほど話題にしていたような煩雑な問題を束の間頭の隅へと追いやれば「藍華はいつまでこちらに?今日は泊まりですか?」と本部への報告と言う目的を終えた後はどうするのだろうかと問い)
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