歪な恋愛感情【BL/非ぼ】

でも優って彼女…いた事あったっけ？
(そういえば相手はモテるし告白もされてるはずなのに彼女っていたっけと首を傾げて、中学の頃にいたかなーと思い出そうとするが無理で聞き)

居ないよ。陽は？
(思い返し彼女が居たかどうか考えようとしたが考えるまでもなく、彼女が居ないことが少しむなしくなりそういう陽は彼女が居たかどうか聞き)

いないいない
(優がいないのになんで俺がいるんだよーと楽しそうに笑いながら首を横に振り、話しながら食べていたのでご飯も食べ終わればごちそうさまと手を合わせて)

ほんとか？
(陽なら彼女はいても可笑しくない！っと思いつつも「ごちそうさまでした！」と手を合わせて言い)

ほんとだってー
(くすくす笑い、そこまで疑うかなーと思いながら相手を見ていて。食べ終わったのを見て今の時間と時計を見るがまだまだあるので足を伸ばしてゆっくりし)

なら陽より早く彼女作ってやる！
(相手がまだ彼女が居ないことがわかり陽よりも先に彼女を作ると言いその場で少し寝っ転がり)

お、おう。俺も負けないからな…
(彼女なんて作りたくないよと泣きそうになりながら自分も頑張るぞと意気込み。寝っ転がるのを見て「少し寝る？」と聞き)

...?なんか言いたいことあるなら言えよ！
(少し寂しそうな顔をしていたので何か会ったのかと思いしかし無理に聞き出すことはせず「寝る！」と言い目を瞑り)

うっ、あーいや。な、にもない
(言えたらいいたいがそんなに簡単に言えるものでもないので眉を下げながら首を横に振り。「時間になったら起こすね」目を瞑ったのを見て時間を気にしながらスマホをいじり)

そっか。
(陽が言いたくないならそれまでだがやっぱり心のどこかで聞きたいと思いつつも「おやすみー。」と言い寝始め)

うん、おやすみ
(深くまで聞いてこなかったことに安心しつつこのままで大丈夫かなと不安になり、中学の女友達から新しい本が入ったから見においでとメールが来てそれに返信しながら寝てる相手を見て)

....。
(日差しが当たって風も吹き暑くもなく寒くもない丁度良い温度でグラウンド等では生徒が遊ぶ声がし騒がしくもないためぐっすりで)

俺が…好きなことなんて気づいてないんだろーね
(寝顔を見ながら小さくぼそっと呟き、気づかれたくないけど気づいて欲しいなんて変な感情が心の中にあり、今こうして二人でいられるだけでも良いのにこれ以上なんて望めるわけないだろと自分に言い聞かせ)

その話本当？
(やっぱり地面は寝ずらかったのか起きてしまい急に起きて陽を驚かそうと考えてタイミングを待っていたら陽が自分の事が好きなんて事が聞こえ聞き間違えかと思ったが気になって聞いてしまい)

え、うぇ？！
(完全に寝ているものだと思って声に出していたが相手の声が聞こえると出したことのない声で驚いて。え？なんで起きて…え、ってか聞かれたと焦りながらどうしようと考え込んで)

脅かしてごめんな！
(もともと脅かす予定だったが想定外のことで脅かしてしまいそれも聞いたことの無い声だった為笑いながら謝り)

それは別にいいけど…
(変な声が出た自分に恥ずかしくなりぱたぱたと手で顔を扇ぎ、「ってかさ、さっきの聞こえた？」その話って言ってる時点でバレてるとは思うがちゃんとは聞こえなかったんじゃないかと考えて)

聞こえちゃったかな。
(ここで聞こえてないって嘘を付くのも１つの手なのだがここは真実を言った方が良いと考えて苦笑いしながら言い)

(/寝落ちしました！すいません！)

あぁ…うん。気にしないでね
(聞こえてたよねそりゃあそうだよねと俯きながら落ち込むがぱっと顔を上げて笑顔を見せて、気にしないでって言っても無理だと思うがこの関係を壊したくないのでそう言い)


(/大丈夫ですよ！遅れてすみません！)

気にしないでって言われても。
(さっきの話を気にしないでって言われても余計気になるしと思いながらうつむき)

(/いえいえ！大丈夫ですよ！)