幼心地の神隠し【無登録/NBL/おにショタ・おにロリ】

幼心地の神隠し【無登録/NBL/おにショタ・おにロリ】

サイノカミ  2017-03-23 21:54:40 
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――あのこがほしい

――あのこじゃわからん

そうだんしましょ、そうしましょ――


「可愛い__、お前がほしい」


笛や太鼓に囃子囃され誘われたるは薮知らず。

逢魔ヶ刻の細道くぐり、迷い込むのは極楽浄土か地獄の果てか。

この世とあの世のあわいに結びし神と童の奇なる縁、とくとその目に御覧じろ。


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  • No.21 by 月子  2017-03-24 23:52:31 


>疫病神
__つっこちゃん、ぴっちとお星様見に来たの。折角お部屋から出てきたんだもん、お星様見なきゃ帰んない!
(頭上を飛んでいく鳥にばかり気を取られていたからだろうか、ついつい前方へ目を向けるのを疎かにしてしまったことで駆ける速さを押さえぬまま不意に現れた相手に飛び込んでしまい。どうやら鼻先を打ってしまったようで僅かに呻くような声を漏らしながら鼻を擦っていると唐突に離れていく衝突対象、ぱちぱちと瞬きをしながら改めてそちらを確認するように視線を上げれば今まで見たことのないような異様な姿の相手が佇んでおり。驚いたようにぽけっと呆けた様に口を開けたまま見つめていれば自分の呼称と共に告げられる"帰れ"なんて言葉に思わずむっとしたように表情を曇らせ。抑制された生活の中叱られてしまうことも覚悟の上で屋敷を抜け出し鳥の声についてきたのはひとえに無数に流れる星の雨をこの目で見たかったから、目的を果たさないまま勇気を振り絞った行動が徒労に終わる等冗談じゃないとばかりに声を張り上げると主張を強める様に抱いていた天体望遠鏡を相手の方に掲げ。「……つっこちゃん、お星様みたいだけだもん」とは言え大人の相手から疎ましげな言葉を漏らされれば怒られているような気分になってしまうもの、徐々に小さな呟きとして声を沈めていきながら視線を落とすと泣きそうになるのを堪える様にぎゅっと唇を結んで)

  • No.22 by 疫病神  2017-03-25 00:20:45 

>月子

星……?一時星を見る為に現世を出てくる馬鹿があるか、それ程考え無しだから鳥頭なんぞに騙され、……おい、ここで泣くな。
(常世や己の異様さにすくむでもなく声を張り上げる様子を見るに今度の子供は随分勝ち気な娘らしく、それならばとこちらもぐちぐち小言を繋ぐがその声がいきなりその威勢を無くすと途端に己も言葉に詰まり。ただ黙ってくれたのなら構わない。しかし駄々を貫く声色が今にも泣き出しそうに萎んでしまった事に気づくと流石に弱り果てて周囲を見回し、肝心の"ぴっち"は何処かへ飛び去りもういない。他に子供を預けられる神々もいないと知ればいよいよどうしようもなく「……星が見られれば満足するか」カンナギ――子供と関わるのは好きではない。しかし子供の泣くのはもっと嫌いだと重い溜め息混じりに確かめ「星なら河原の方がよく見える……お前が泣かず、勝手に何処へも行かないと言うんなら連れて行ってやる。……着いてこい」元々自分めがけて凶星が降り注ぐ事もあるかもしれぬと屋敷や町から離れることは心に決めていた。そこへ子供一人がオマケについて来るだけだと自分に言い聞かせつつボソボソと答えながら背を向け、返事を待たずに橋のたもとから彼岸花の満ち満ちる河原へ降りて「ぴっち――送り雀でなければ、不満か」途中ふと己の足を止めさせたのは彼女の言う“ぴっち“の事。相手と星を見に来たと言うのだから彼でなければ嫌なのかと、そう答えられたらどうするべきかとぎこちなく尋ね)

  • No.23 by 月子  2017-03-25 00:43:12 


>疫病神
……つっこちゃん泣いてないよ、いい子だもん。
(星見など他人にとっては何てことない毎日の風景かも知れないが自分にとっては唯一とも言える楽しみ、それを小言で責められればじわじわと堪えていた思いも綻び始め瞳が潤み出してしまい。重くつかれたため息にびくりと小さく肩を跳ねさせとうとう涙を零してしまうかと思われたその時、妥協したように相手の口から呟かれた申し出に沈んでいた視線を再び相手の方へと向け、数度瞬きをした後にあわあわと焦った様子で瞳に溜まった涙を袖で拭い取ると相手の言いつけを守っていることを主張するような言葉を返しながらにい、と口角を上げ笑って見せて。橋のたもとから河原へと降りていく相手について草で滑りやすい足元やら両腕を塞ぐ望遠鏡やらに気を配りながら何とかその後を追えば「つっこちゃんお星様見たいだけだから、一緒がぴっちでもちょろぎでもいいよ。ぴっちも一緒に見れればいいのに、っては思うけど」どこかぎこちない問いかけに対する回答を口にし。赤い布をぐるぐる巻きにする様はさながら赤紫蘇で染められたちょろぎのようだと感じたらしい、もしかすると先程の小言を恨んでの選択だった可能性も多少含まれているだろうが此処まで案内してくれた雀同様相手にも独特のあだ名を付けるとゆるりと首を傾げて)

  • No.24 by 疫病神  2017-03-25 01:48:43 

>月子

(衣擦れの音は目尻の涙を拭っているのか。パッと笑みの咲く気配はしても強がる声は未だ湿り気を帯びていて、あと少しで本当に泣かせる所だったと久々に扱う幼子の難しさに一層俯き加減の猫背を傾けて「ああ、良い子にしていろ」と疲れたようにおざなりに繰り返し。下駄をつっかけた足先まで確りと厄除けの布を巻いてはいるが、それでもはみ出した指先などが掠めればしゃっきり伸びていた彼岸花も己の厄に当てられ萎れてくったり倒れる。そうして出来る小道を目隠しをしていても難なく進みながら「ちょろぎ……?」背後から聞こえる、恐らく己を指しているであろう奇妙な呼び名に返答そのものより先に反応し。4歩程足を動かしてから「……長老木の事か。よりにもよって縁起物の名で呼ぶとは、お前も歳の割にタチが悪い」自嘲気味に呟くのは斬新な目の付け所への褒め言葉ではなく卑屈な独り言。こんな幼子の言葉に悪意などないことは明白だが、ねじ曲がった心ではあだ名一つ満足に笑い飛ばすことも出来ず「そのちょろぎとやらは――お前が一緒に星を見ようとしているのはな、病や祟りを撒き散らす疫病神だ。星を眺めている間にも、お前の目や手足を腐らせるかも知れない神だ。……お前にはまだ教えていなかったが」おそらくこっくり首を傾げているであろう相手の方を振り向き、己が身のおどろおどろしさを隠さぬ這うような重たい声で遅ればせながら正体を示し「それでも良いか」と無論拒絶を前提に問いかけ)

  • No.25 by 月子  2017-03-25 02:11:16 


>疫病神
……?だいじょぶだよ、つっこちゃんも一緒だもん。
(相手が歩いた傍から花々が首を垂れていく様はまるで恭しくお辞儀をしているようで開かれていく道を追いながら摩訶不思議な光景に密かに胸を弾ませれば、その道中生き生きと伸びたままの彼岸花を一輪手折り指先で茎をくるくると回すことで弄んで。星を見たい一心で導く雀に付いてきたが想像以上の事が次々と起こる現状に先程までぐずついていたというのにすっかり元気を取り戻し、愉快そうに笑みを浮かべながら先へ進めば不意に口にされた何とも重い言葉にきょとんと呆けて見せて。何が問題かとばかりに返答を口にすればぱたぱたと相手のすぐ傍まで駆けよっていき「つっこちゃんもね、悪いこととか不幸なこととか、嫌なもの連れてくる疫病神なんだよ。んふふ、つっこちゃん初めて一緒の子に会っちゃった」日本ではそうそうあり得ないであろう薄青の瞳を示す様に手にした花を顔の傍でゆらゆらと振りながら言葉を続けて。妾の子として幼いながら自分が家にとってどんな存在かは薄々気付いているのだろう、仕方のないことだからこそへらりと楽観したような笑みを浮かべて見せると初めて出会った自分と同じ"疫病神"を語る相手に共感の意を窺わせて)

  • No.26 by 疫病神  2017-03-25 03:07:57 

>月子

……そうか。お前も、疫病神か。
(唐突な暴露に呆けたような沈黙を見せた相手だが、怯むどころか小さな足音を立てて駆け寄って来るその判断に今度はこちらが面喰らい。不用意に寄るなとはねのける事も忘れてゆらゆら漂う花と異国の匂いにくすぐられ、呆然としていた己を呼び戻したのは"一緒"というその一言。厄介者の疫病神、そんな呼称が人間に用いられる時は大抵ロクな意味合いを持たず。人に言われたか自ずと口にしたのかは知らないが年端も行かぬ少女にあまりにも不似合いな名に目隠しの下の眉をひそめては先ほどと一転、静かに相手の言葉をなぞり「……人が、お前のような子供が神を名乗るなど思い上がりにも程がある。お前はただの人の子だ、……此処にいればすぐわかる」歪に吊り上げて引き攣ったような笑みを作る唇から零す言葉は皮肉ではなく、暗に子を呼ぶにはあまりに悲しい呼び名を拒むもの。そして相手をこの常世へ置いておくと決めた静かな決意を含むもの。疫病神扱いの現世より人扱いされる此処のほうがずっと良いと、痩せた胸の内で様々な思いを巡らせつつ「行くぞ」と傍らの相手にはたった一言だけ添えてまた歩き出し。暫く行けば深紅の野原は剥き出しの河原へと姿を変え、積み上がる小石と湖の如く広がる水面だけが目に映る賽の河原にたどり着く。ちょうど瑠璃色の空にスゥと一筋引っ掻き傷のような光が浮かんだのを気配だけで確かめては「――さぁ、これが御所望の星だ。側へ降ってきても拾うなよ」初めはサラサラと雨筋のように、次第に天狗星と呼ばれる空の半ばで花火のように爆ぜたり散ったりする流星が降り注ぐ景色を目隠し越しに己も仰ぎ。水面もまた夜空の光を映し星の海と化す河原は禍々しくも美しいのだろうが、そんな事より己には隣のお転婆が落ちてきた星にぶつかりやしないかと気が気でなく)

  • No.27 by 月子  2017-03-25 03:20:10 


>疫病神
ごめんねちょろぎ、つっこちゃんもうおねむの時間になっちゃった。
ほんとはお返事してからにしたかったけど、途中で夢の中に行っちゃいそうだったから。
また今度来たときにもしちょろぎが覚えててくれたらお話の続き、一緒にお星座を眺めたいな。

……っふわぁふ、目がしぱしぱしちゃう。
ちょろぎも大人だからって夜更かしし過ぎは駄目だよ?
寝るときはお風邪引かないようにお布団被るの、とっても大事なこと!

それじゃあおやすみ、ちょろぎー。
良い夢見てね。

  • No.28 by 送り犬  2017-03-25 04:18:18 

>月子

おやつっこちゃん、夜分遅くまでお勤め有り難うございました!
常世の夜はまだまだ冷えますんで、お布団に火鉢もご用意しときやした。どーぞごゆっくりお休みになってくださいね。

ちょろ……疫病神様も久方ぶりの外出に久方ぶりのカンナギ様と来りゃさぞや楽しまれた事でしょう。悪い方じゃぁないんですが……ちっとばかし無愛想で不器用な方ですから、つっこちゃんみてぇに怖がらずに接してくださるお嬢さんは本当に有り難ぇんです。
口にゃ出しませんが疫病神様もつっこちゃんと一緒に星を見たいと思っとるはずです、そん時ゃぜひ!お声をかけてあげてくださいね。

……ほんとは疫病神様が直接ご挨拶に来てくれりゃ良かったんですけども遠慮しいなもんで。言付けはキチンとお伝えしておきますから!
そんじゃつっこちゃん、おやすみなさい。楽しい夢が見れますようにと、常世一同お祈りしております。


>募集停止

>契約書のみ受付中

  • No.29 by 匿名さん  2017-03-25 04:20:44 

名/清(きよ)
性別/男
年齢/11歳
容姿/無造作に跳ねた黒髪は項が見えるよう短く刈上げており、不揃いに切られた前髪は目頭に毛先が乗るぐらいの長さ。やや焦茶に霞んだ眼は切れ長の二重、生まれつき視力が悪いため黒縁眼鏡を常時掛けている。痩せ気味の身体は年齢に反して縦に細長く、齢11にして身長は150半ばを達している。服は簡素に白シャツと紺色の半ズボン。履き物は紐結タイプの白ラインが入った赤いスニーカー。
性格/明るく気さく、冗談口が多く、なかなかに剽軽。面倒臭い事になると惚けてみたり聞いてない振りをするが、根は誠実で真面目。基本的に子供らしく快楽には素直、けれども何処か冷めた感覚でいる自分が居るらしく本気で楽しめていないことに釈然としない苛立ちを胸に秘めている。
備考/生まれは昭和半ば。母は旧家の箱入り娘、歳の離れた兄姉が二人ずつ、清は末弟にあたる。住まいは閉鎖的な土地にあり、忌み嫌われる者の集落として周りから差別されてきた。故に一族の多くは他人に対して排他的で冷徹、家系は身内婚ばかり。そんなわけで両親が従兄妹同士という子が当然であると兄弟達は信じて疑わず、しかし清の父親は余所者であったため家の当主や兄姉達からは忌み子として扱われながら育ってきた。母は気紛れに庇護こそするものの守りきってくれたことはなく、かといって余所者の血が入っているからと親戚連中には知られたくないため追い出されることもなく、往々にして辛酸舐めし日々に嘆けども生活の保証は与えられていた。
指名/

ロルテ/
ん、なんだ、ここ……?
可笑しい、いつもの道じゃないぞ……
(一番上の兄から買い物を命じられたその道中。米や麦の田圃ばかりの田舎なので舗装されてない通りは判りやすく、小さな子供でも迷う方が珍しい。にも拘らず普段使っている道を進んできた筈なのに、いつしか周辺には全く見覚えのない風景が、そして目前には鮮やかな朱色の鳥居が連なっており。近くに人の気配は感じられず、雰囲気は摩訶不思議の一辺倒。眼鏡を外し、手指と甲で眼を擦っては視界を改めてみるが、矢張り目先の光景に変わりはなく。戻らないと、とは思うのだが、何かに縫い止められているかのように足は後ろへ退かず、寧ろ歳相応の好奇心から歩み寄る方へと身体は前に進んでいき)


【/素敵な世界観と魅力的な雰囲気に誘われてきました。稚拙ではありますが参加を希望致します。指名はどの方も素敵なので宜しければ選んで頂けたらと思いますが、相性など踏まえてもし合わないなと判断されましたら容赦なく蹴って頂いても構いません。何卒宜しくお願いします(深礼)】

  • No.30 by 名無しさん  2017-03-25 05:03:21 

名/ 日向(ヒナタ)
性別/ 女
年齢/11
容姿/前髪は額に垂らし、後ろ髪は襟足辺りで真っ直ぐ切り揃えられた癖の無い黒髪のおかっぱ。一重で黒目がちな丸みを帯びた瞳。身長は139
紺地に白の麻の葉模様の小袖、黒の帯。足元は白い鼻緒の下駄。

性格/物覚えはけっして良くは無いが、努力家な性格。一度身に付けてしまえば忘れる事の方が少ない。叱られても笑ってやり過ごす図太さの持ち主。好奇心旺盛でお喋りや体を動かす事が大好きだが、話し相手が居ない為独り言が多く、また庭の植物にたまに話しかける事もある

備考/明治生まれ、農家育ち。一人っ子。年少より汗水垂らし両親と共に畑や土いじりに精出す日々を送っていたが、火事により家族を亡くし孤児へ。その後は孤児院に引き取られ、最初は今までとは違う生活に戸惑いや両親の死を受け入れられず馴染めなかったが徐々に回復してきた頃、叔母を名乗る夫婦に引き取られるも、学校に通う事無く下女のような扱いを受ける。物覚えに時間が掛かる事から二人の目も厳しく、笑ってやり過ごすもたまに使いとして外に出ては近所で駆けて遊ぶ子や楽しげに笑い合う親子を見て羨ましく、逃げ場の無い己の生活を息苦しく思う日々を過ごしている。火事で身内を失ったせいもあり、赤い物には苦手意識を持っている様子。

指名/御白様
ロルテ/
あれ?……ここはどこ?夢の中?__っ痛いや。進んだら分かるかな、誰か居るかな……うん、行ってみよう!
(時刻は午後3時、使いを任され家から通りへと向かえば華やかな喧騒と賑わいを見せる町中、一固まりになって笑い合う自分と同い年くらいの少年や少女、手を繋いで歩く親子連れを見れば思わず胸が詰まり顔を背けやや俯きがちに早足で曲がり角を抜け直進し。そのまま一心不乱に歩を進めていたからか周囲の音がピタリと止んだ事に遅れて気付き、立ち止まり顔を上げればいつの間にか眼前には幾重にも連なる色鮮やかな朱い鳥居が現れており。普段であれば己と大切な家族を飲み込んだ紅蓮の炎を連想させるはずのそれは、不思議と今は恐怖心を駆り立てられる事は無く、むしろ柔らかく暖かな光を纏って誰かを待ちわびているかのように見え。口はあんぐりと、瞳は大きく見開き何度も瞬きし、先ほどまで居た通りとはかけ離れた光景に理解が追い付かず上記を呟き、自分の頬を力いっぱいつねるも痛みが走れば顔をしかめ手を離し。一度振り返ると道らしきものは飛び石のように点々と、幻の如くぼんやりと不安定に揺らめき、戻る事の方が不安に感じれば再び前を向き。疑問や戸惑いはあるものの、迷子になった事実よりもこの先には何があるのだろうかと言う期待と抑えきれない好奇心に心と瞳を奪われれば、自問自答しつつ朱い鳥居の下を潜ろうとまずは一歩、ゆっくりと足を踏み入れ)

(/明治等の時代や、和風な世界観、魅力的な登場人物達に惹かれ参加希望を出させて頂きます。もしご縁が無かったとしてもこのスレを通じて御白様等、知らなかった神様について知れて良かったと思います。お時間がありましたらご検討の程よろしくお願いいたします!)

  • No.31 by 雪代  2017-03-25 12:14:10 



(/背後からのみ失礼致します。
昨夜は交流枠をひとつ頂いたにも関わらず、お返事を待っている間に急用が入ってしまいまして……。ご挨拶もせずに申し訳ありません!
性別の件ですが、元はこちらが書き忘れていたことにも非がありますので、どうか気にしないでくださいね!

それでは、またお話していただける時を楽しみにしております。)


  • No.32 by >30の名無しです  2017-03-25 13:23:12 

名/ 日向(ヒナタ)
性別/ 女
年齢/11
容姿/前髪は額に垂らし、後ろ髪は襟足辺りで真っ直ぐ切り揃えられた癖の無い黒髪のおかっぱ頭。一重で黒目がちな丸みを帯びた瞳。身長は139
紺地に白の麻の葉模様の小袖、黒の帯。足元は白い鼻緒の下駄。

性格/物覚えはけっして良くは無いが、努力家な性格。一度身に付けてしまえば忘れる事の方が少ない。叱られても笑ってやり過ごす図太さの持ち主。好奇心旺盛でお喋りや体を動かす事が大好きだが、話し相手が居ない為独り言が多く、また庭の植物にたまに話しかける事もある

備考/明治時代生まれ、農家育ち。一人っ子。年少より汗水垂らし両親と共に畑や土いじりに精出す日々を送っていたが、火事により家族を亡くし孤児へ。その後は孤児院に引き取られ、最初は今までとは違う生活に戸惑いや両親の死を受け入れられず馴染めなかったが徐々に回復してきた頃、叔母を名乗る夫婦に引き取られるも、学校に通う事無く下女のような扱いを受ける。物覚えに時間が掛かる事から二人の目も厳しく、笑ってやり過ごすもたまに使いとして外に出ては近所で駆けて遊ぶ子や楽しげに笑い合う親子を見て羨ましく、逃げ場の無い己の生活を息苦しく思う日々を過ごしている。火事で身内を失ったせいもあり、赤い物には苦手意識を持っている様子。

指名/御白様
ロルテ/
あれ?……ここはどこ?夢の中?__っ痛いや。進んだら分かるかな、誰か居るかな……うん、行ってみよう!
(時刻は午後18時、逢魔ヶ時。茜色と宵闇が混ざり合う空の下、少しの肌寒さを感じながら今から使いを任され家から通りへと向かえば華やかな喧騒と賑わいを見せる町中が目に写り。一固まりになって笑い合う自分と同い年くらいの少年や少女、これから家に帰るのであろう手を繋いで歩く親子連れを見れば思わず胸が詰まり、顔を背けやや俯きがちに早足で曲がり角を抜け直進し。そのまま一心不乱に歩を進めていたからか周囲の音がピタリと止んだ事に遅れて気付き、立ち止まり顔を上げればいつの間にか眼前には幾重にも連なる色鮮やかな朱い鳥居が現れており。普段であれば己と大切な家族を飲み込んだ紅蓮の炎を連想させるはずのそれは、不思議と今は恐怖心を駆り立てられる事は無く、むしろ柔らかく暖かな光を纏って誰かを待ちわびているかのように見え。口はあんぐりと、瞳は大きく見開き何度も瞬きし、先ほどまで居たはずの通りとはかけ離れた光景に理解が追い付かず上記を呟き、自分の頬を力いっぱいつねるも痛みが走れば顔をしかめ手を離し。一度振り返ると道らしきものは飛び石のように点々と、幻の如くぼんやりと不安定に揺らめき、戻る事の方が不安に感じれば再び前を向き。疑問や戸惑いはあるものの、迷子になった事実よりもこの先には何があるのだろうかと言う期待と抑えきれない好奇心に心と瞳を奪われれば、自問自答しつつ朱い鳥居の下を潜ろうとまずは一歩、ゆっくりと足を踏み入れ)

(/申し訳ありません、不備が御座いましたので再提出させて頂きます。改めてご検討の程、よろしくお願いいたします!)

  • No.33 by 送り雀  2017-03-25 18:55:42 

>清

ご機嫌よう可哀相な坊ちゃん。うっかり道を見誤りましたね――その目、現世のモンが見えづらい代わりに"コッチ"のモンは……アタシの姿はよォく見えますでしょ。
(長い長い蛇に呑まれているかのように錯覚する鳥居の小道の半ばにて、現世と繋がる日暮れ時にはまだ早いというのに幼い足音が一つ此方へ迫ってくればおや、と思わぬ客人に首を傾げ。やがて薄暗がりの向こうから姿を現した少年の霞んだ瞳と目が合うとすぐ合点がいき、ヒラリと片手を揺らして同情の皮を被った揶揄を挨拶代わりにまずは送って。それから錫杖の先で歳に似合わない眼鏡と自分とを交互に指し示し、昔から五感を塞がれた人間ほど常人には見えぬ聞こえぬものを感じやすいものだと「気をつけなくちゃァいけませんよ。一寸先は闇って奴です、坊ちゃんみてェのは自分の足元をじいっと見てなきゃすぐ迷子になっちまう……アタシが助けてやれンのはこれっきりですからね」要らぬ老婆心にぴぃちくぱぁちくお喋りを、しかし雀風情が何か言った所で現世の彼を手助けしてやれる訳でもなく。痩せた肩に手を置きその体をくるりと今来た方向へ向けては「――さ、日が暮れ出す前に帰んな。今来た道を真っ直ぐ進めば元の場所に戻れます。誰に呼ばれても、袖を引かれても決して振り返らず歩いて行ってくださいよ」相手にしてやれることはこれくらいだと耳元でヒソヒソと逃げ方を教え、優しく背中を押して見送り)

(/参加希望ありがとうございます!子供らしい可愛らしさの中にも現代っ子のような冷めた部分のある、まさに昭和生まれらしい素敵なお子様にお会いできて光栄です。
ですが提出していただいたpfでは受理する事が出来ませんので、もう一度参加を希望してくださる場合はお手数ですが足りない箇所を記入してから再提出をお願い致します!)

  • No.34 by 御白様  2017-03-25 18:57:35 

>日向

……おいで。おいで。そのまま真っ直ぐ走っておいで。
(古いカンナギを手放してから幾多の月日が経ったのか。愛し子を伴わない一切の有象無象は風か雲のようにただとろりと無味に流れるばかり、何も聞かず何も見ずまどろみの繭に篭る日々の中、ただ毎夕聞こえるカンナギの来訪を知らせる囃子の音色へ火に誘われる羽虫の如く引き寄せられるだけが己の唯一成す事であり。今日も今日とて着せられるがままの着物達を引きずりながら橋の袂の千本鳥居へ訪れると、ちょうど暗がりの彼方から小さくもしっかりとした足音が聞こえてくる所で。その心地良い音がポツリ、ポツリと胸の内の燈籠へ火を燈していくのを感じてはたまらずにスゥと暗がりへ手を伸ばし、まじないのように手招きながらまだ見ぬ愛し子をたぐりよせ。そうしてようやくおかっぱ頭の童女が顔を覗かせると彼女が纏う懐かしい土と草木の香りに自然と目を細め「――お前をずっと待っていた。もっと近くへ寄りなさい。よく顔を、見てみたい」ポツリ、ポツリと言葉を発し、可愛い待ち人を今度はゆっくり両手を伸ばして求め)

(/素敵なカンナギ様をありがとうございます!個人の趣味全開なトピックですので、そんな風に褒めていただけると本当に嬉しいです…!
訂正していただいた箇所含め不備等はございませんので、お時間が合いましたら是非お相手をお願い致します!)

  • No.35 by 送り雀  2017-03-25 19:23:54 

>雪代

これはこれは雪代の嬢ちゃん、丁寧なご挨拶を有り難う御座います。行儀が良い上に何ともお優しい、こりゃ龍神様も肩入れする訳です。
あの方も澄ました顔してちょいと強引な所がおありですんで……いきなり川にドボン、なんてねェ、さぞやびっくりなさったでしょう。それも皆雪代の嬢ちゃんの事を思ってやってらっしゃる事ですけども、嫌だったらキッパリ言ってやってくださいよ。子供には滅法弱いんで嬢ちゃんが言えばすぐ改めてくださるはずです。

それと、ちィとばかし顔を見せてくださるだけでも神さんがたは十分満足しますんで、用事があるんなら遠慮なくソッチへ行ってやってください。
挨拶も毎度々々するのも大変ですからなーんも言わんで大丈夫です。えェ、常世じゃ人が急にいなくなるなんて日常茶飯事ですんで。
あったかいお気遣い有り難う御座います。


そんじゃまた、時間になったら招かせていただきます。そん時はどうぞよろしくお願い致します。

  • No.36 by 日向  2017-03-25 20:30:08 

だれか、いるの?
(一歩、また一歩と朱い鳥居の薄暗いトンネルを潜り抜け。しかし進めど進めど、どこまでも永遠に果てなく続いているような感覚に僅かに心細さを感じた時、髪を撫でる一陣の風に紛れ誰かに呼ばれた気がしては一人呟き首を傾げ。錯覚かもしれない、でもそうじゃないかもしれない。気持ちを引き締め自分を鼓舞するように笑みを浮かべて見せては一呼吸置き、石畳の道を蹴り下駄をカラコロと鳴らしながら真っ直ぐ駆けて行き。やがて終わりが見え、久方振りに思いきり走った事により肩で息をしつつ頬を赤く高揚させながら最後の鳥居を潜れば、光が広がり。まるで待っていたかのように静かに佇む、自分が今まで見たことの無いようなきらびやかな着物に身を包んだ一人の男性。その姿に目を奪われつつ重ね着された袖から覗く白く透き通った指先で手招きされては、その心地よい声に誘われるように相手のすぐ目の前まで歩み寄り。そこでハッと気付き相手を見上げ、薄く開かれた黒真珠の瞳と視線を合わし「あ、やっぱり私呼ばれてたんだね!勘違いじゃなかったんだ。でも……お兄さんとははじめまして、だよね?私は日向っていうんだけど、お兄さんのお名前は何ていうの?」呼ばれていたのだと知れば満面の笑みを浮かべ答え。だが見覚えの無い相手に不思議そうに何度か瞬きすれば確認するように延べ、初対面ではあるが不思議な雰囲気を纏うこの人は誰なのか知りたいと強く思えば、自分の名を名乗ってから続けざまに問いかけ)

(/此方こそありがとうございます!pfを出してからずっとドキドキしておりました。参加させて下さりとても嬉しく思います。はい、お時間が合いましたらどうぞよろしくお願いいたします!その時を楽しみにしております。)

  • No.37 by 鬼神様  2017-03-25 22:06:37 


――今夜はええ月じゃ、つられて桜もよう咲きよる。
どこぞに酌の出来るカンナギゃおらんか。おったら儂んとこへ来りゃええわ、花見に連れてってやるけん。右手に一人、左手に一人抱えてな。

他の連中も首を長うして待っとるけえ、月の沈まんうちに早う来いや。



>二名のカンナギを募集中

>契約書随時受付中

  • No.38 by 匿名さん  2017-03-25 22:13:26 

名/ 千代 チヨ
性別/ 女
年齢/11

容姿/ 肩下までの濡羽色の髪を荒く紐で一つに束ねており、前髪は眉を隠す長さでぱっつん。黒くぐりぐりとした大きな目は歳にしてはやや目つきが悪く強気な印象。その境遇故かやや痩せ型ではあるも程よく日に焼けた肌の丈夫な身体を持つ。身長140cm。背丈と比べ少し丈の短い浅緋色の着物に緋色の帯。足元には白の足袋と薄汚れた草履。

性格/真面目で働き者だが、負けん気が強い上に曲がったことを許容できぬ性格。礼儀はわきまえるが、自分の意見を口にすることを躊躇ったり、保身の為に自分の正義感に反することをしたり、という風な行動はしない。また、どうにも嘘のつけないところがあり、隠し事をしようにも目が泳ぐ、怒っていないと強がろうにも頬は膨らむ等と、とかく感情が表に出やすい。様々な経験を経て、これでも少しは落ち着いたらしいが。

備考/明治の生まれで、元は商家の娘。しかし早くに両親が他界し、元々さほど大きな店でも無かったことからその後店に残ることも出来ず叔母の元へ預けられる。叔母からは穀潰しはいらんと厳しく躾けられ、粗相をすればこれまた厳しい折檻を加えられ、さらに悪いことに生まれ持った千代のこの気性。躾けというにもあんまりな仕打ちに思わず反抗してはまた憎らし気な目を向けられる生活が続いた。そんな日々を過ごすうちにやがて奉公へと出されるように。奉公先では誰よりもよく働こう誰よりも役に立とうとせっせと働くが、やはりここでも他の下女とウマが合わず。程なくして暇を言い渡されるが、このまますごすごと家へ帰ったりすれば、今度こそ叔母に絞め殺されると気が気で無く、逃げたところで何も出来ないとは知りながら、やむにやまれず山へと逃げ込んだ。関西の訛りの強い口調が特徴。

指名/ どの神様もたいへん魅力的でとても選べず……僭越ながらお任せとさせていただきます。

ロルテ/

うちは……うちは穀潰しなんかやあらへんもん……!
(暇を言い渡され、まるで足をつけた地面がそこからがらがらと崩れるかのごとく力の入らないのを、それでもそれ以上そこにいることに耐え兼ね飛び出したのが昼を過ぎた頃だったか。もはや出る際にどんな挨拶を口にしたかも記憶に残らず、ただ悔しさと家へ帰ることに対する恐怖に駆られ、無心に走って辿り着いたのは名も知らぬ山で。酷使し続けた幼い足は疲労による限界を訴えるが、足を止めてしまえばたちまち惨めさに心を塗られるは想像に易く。自身に言い聞かせるよう上記を呟きつつとぼとぼと一人歩いていれば、気が付けば自分の幾倍も背の高い木々の隙間からは燃えるような空がこちらを見下ろしていて。まるでこの世のものではないようなその赤に目を奪われていたその一瞬のうち。次に視線を下げた時には、先程まで確かに草木が生い茂っていたそこにずらりと鳥居が列を成していて。あまりに不可解な出来事に目を見張り、胸の孤独も恐怖も霧散しては、気取っていても子供は子供、好奇心に導かれるまま、鳥居の行列の中へふらふら足を踏み入れ)

(/美麗な世界観に惹かれて書きこませていただきました。拙いPF、ロルではありますが、不備相性等の確認をお願いします)

  • No.39 by 日向  2017-03-25 22:17:27 

(/背後から失礼します。短いやり取りになってしまうかもしれませんが、もし宜しければお相手お願いいたします!)

  • No.40 by 鬼神様  2017-03-25 22:56:28 

>千代

――こりゃあまたえらい跳ねっ返りが来よったもんじゃ。まぁええ、強いんは、頑丈なんは何よりええわ。
(月と酒の味だけは現世も常世も変わりない、いつものように瓢箪片手にフラリと三途の川まで出向くと橋の上から燃え盛る空の向こうに薄らと浮かぶ満月を仰ぎ月見酒を楽しんで。日が暮れるより早く空になる酒を名残り惜しんでいればふと酔いにカッカと照る体にチリン、と涼しく染みる鈴の音が。確かあれはカンナギの来訪を知らせて鳴らす鈴の音か。鈴を手に持つ手下の雀が帰ってきたならついでに酒を買わせて来ようと欠伸混じりに鳥居の側まで歩み寄るが、出てきたのが彼ではなく見知らぬ童女と気付けば“あぁ?“と柄悪く呆けた声を上げ。しかし細かいことなど気にしないのが酔っ払いの性分、揃った前髪の下からこちらを見上げる眼差しの強さに目を留め、大きな背を屈めて今にも食らいつかんばかりの距離からじっとその顔を睨んでは徐にニイッと破顔し「――今夜から儂等のカンナギにしてやるけん、叱られんようしっかり働けや。悪いようにゃせんで、早うついて来い」濡羽色の髪をグシャグシャと撫で、説明も何もなく一方的に語ると一足先にまた橋の方へ歩き出し)

(/素敵なカンナギ様をありがとうございます!拙いだなんてとんでもありません、こちらこそ至らぬ点も多くありますがpfを受理させていただきますので、お時間が合いましたらお相手をお願い致します。
千代様の性格に合わせ、ひとまず真っ直ぐな人間を好く鬼神をお迎えに向かわせましたが変更はいくらでも可能ですので、気になるキャラが見つかりましたらお声かけください。)

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