庭 球 と 君 と。( 非募 )

（/ほんとにお金ってすぐ飛んでっちゃいますよねぇ(←)　）


【棗　綾香】

そうそう、授業中とかでもつい見ちゃうんだよね。
(同意するようにこくこくと頷きながら。己は隣や近くの席になるのも勿論嬉しいがたとえ離れたとしても自然と目で追ってしまうことが多くて。そういえばこの間彼が授業中に睡魔に襲われて船を漕いでいたのを目撃したことがあったなぁなんて思い出せばくすくすと笑って。大丈夫だと笑顔で返されるとホッと胸を撫で下ろし「良かった……あ、でも何処行こうか?　」と。己は折角の機会だからゆっくりと色々話したいが彼がよく行くのは確かゲームセンターだと聞いたことがある気がする。どうしたものかと悩んでは呟き付け足して。彼が歩き出せば横に並びつつ何処に行くのだろうと。)


【丸井　ブン太】

確かに綺麗ってのはすげー分かる。
(実際己も初見ではこんなに綺麗な人がいるものかと驚いた覚えがある。だがそうはいっても彼が男であることに変わりはなく、それに綺麗というなら目の前にいる彼女だって負けていない、寧ろ己にとっては彼女の方が上だと思っている。幼く見られがちだが整った顔をしているし何と言ってもさらさらの髪に心を擽られる。己の思想と同じことを口に出す彼女と波長が合ったようで喜びが込み上げる。”またわんこかよ”なんて返そうとした束の間、何故か覆い被さられ微かに黒髪が己の顔に触れるとどくんと大きく胸が鳴って。意図は分かったが態々仕返してくるなんて、それも自分のことを好きな相手に。「わかった、わかった。つか態々してこなくていーって。」と理性と闘いながら。)

(　/　貯める迄にかなり時間かかるんですけどねぇ ... (　←　)　)


(　切原 赤也　)

あー ...
(　授業中、という言葉に頷きつつもあまり授業中は意識が無い。と言うのも授業中は寝ていたりうとうとしていたりと授業処では無く頭を机にぶつけない様にだったり細心の注意を払っているらしい。彼女の言う通り授業中にも意外な一面も見れるかもしれないし起きてみるのも良いかもしれないなぁ、と。何処、というものは無く公園等と考えていたが流石に夜になれば寒いだろう。彼女は何処かに行きたい場所とか無いのだろうか？己はそもそも一緒に帰れただけで十分な訳であり「 棗は行きたい場所とかねーの? 」と訊ねれば先程買った袋取り出して“ な、手出して ”と催促して。　)


(　朝比奈 栞乃　)

でもね、私は青学のなんだっけ ... 不二君だっけ?あれも中々だと思うんだよね。
(　綺麗な人、と言えば前に会った事の有る青学の天才と呼ばれている人も綺麗だったような気がする。何だか各学校に一人は居るような気がする美しい男に何とも言えない気持ちになり。そんな綺麗な奴等よりもわんこの方が好きだよ、なんて思うも口にはせず。だとするなら明らかに彼の事を好きになってしまっているじゃないか、と独り戦いつつ。「 仕返し ... 」嫌いな奴に態々鈍感少女でなければこんな事はしないだろう、それも含めてなのか“ 鈍すぎ ”と笑えば己は起き上がり　)

（/わかります…お金とは非情なものですね…!(←)　）


【棗　綾香】

ふふ、切原くんはよく寝てるもんね。
(微妙な反応をされるのも無理はない。彼の授業中の態度は己は見ているから分かっていて、よくうとうととしているから周りを見れないのであろうと察すれば笑い続けながら。行きたい場所を問われると答えに悩む。というのも何処かに行きたいという思いよりはとにかく彼と一緒にいれればそれでいいという思いの方が強くて。公園でもいいが季節も季節だし、妥当なのは喫茶店あたりだろうが何だかキャラじゃない気がする。「うーん、私は何処でも……あ、でも外は寒いかな?　」と特に思いつかないままで、手を出してと催促されれば右手を差し出して。)


【丸井　ブン太】

あー……でもやっぱ一番はウチだろい。
(名前を聞くやいなや相手の顔思い出して。今迄特に気にしたことはないが言われてみれば彼も綺麗な顔だというのは頷ける。だけど何処の誰でもやはり彼女を前にすると敵わないだろうなんて考えれば、果たして部長のことなのか彼女のことなのか分からないがわざと”ウチ”と濁しては自信に溢れた笑みで。鈍すぎと笑う彼女の言葉の意味を考えてみる。己も鈍感な方ではないし彼女も同じなのも知っている、ということは己の良いように解釈しても良いのだろうか。一か八か「…なぁ、もしかしてさ、俺のこと好きんなった?　」とゆっくりと起き上がりながら問いかけて。)

(　/　ですです(　←　)　話題はかなり変わるのですが、ブンちゃんと朝比奈どうしましょう?次レスよりバイキングとかどうですかね?　)


(　切原 赤也　)

だって、あれは眠くならね？すっげー眠くなるんだけど！
(　彼女に授業中見られていた、と思えば何で寝たんだよともしも寝なかったら目があっていたかもしれないのに己を恨みつつ言い訳を口から溢し。眠くなるのは己のせいじゃないと屁理屈の様な物を述べて。今度から頑張って授業中起きてみるのも悪くはない、と考えが少しずつ変わり。やはり外は寒いか、流石に外は止めようと考えれば遠くにファミレスの看板が目に入り「 じゃ、彼処は？ 」と看板指差しながら彼女に提案して。差し出された手に袋から出したシュシュを着ければ“ 似合ってんじゃん ”と赤と黄色、まるで己を示しているかの様な色合いにテンションが上がりつつも感想述べて。　)


(　朝比奈 栞乃　)

ふふ、そうだねー ... 今週の日曜日とか暇 ？ 部活も無い筈だしさ昼間からさバイキングとか行かない？
(　やはり部長は強かったか、と彼の言葉に頷きつつ自分が言われてる訳ではないが自信の溢れる笑みを見れば不覚にもどきり、と胸が高鳴る。確か土曜日は１日中練習が有ったと思うが日曜日は無かった筈、だとしたらバイキングにも行きたいし昼間から行けば夕方は遊んで帰れるだろう、と彼の予定を確認しなければと予定訊いてみて。好きになった、と言われればどうなのだろうか。前まではこうして彼と話していても彼奴の事が頭から離れなかったが今は違う。今度は彼の事ばかり考えてしまう「 ... 好き、かもね。 」と曖昧に答えるも恥ずかしさからか顔を反らしてしまう　)

（/ですね、バイキング行きましょう!　とりあえずチャイムに会話を遮ってもらいました(←)　キリのいいところで場面変えちゃいましょうっ。）


【棗　綾香】

それはすごくわかる!　私もたまに眠っちゃうことあるから…。
(睡魔にはなかなか勝てないもので己も授業中につい意識が飛んでしまうことはあり同意して。眠気というのは教師によって左右されることが殆どで、彼の寝ていた授業では己もうっかり寝てしまったことがあるのも事実で苦笑しながら。彼の指差す方に目をやればファミレスの看板が見えて「いいね、ファミレス!　行こっか。」とこくり頷いて。態々ラッピングまでしてこういう形でプレゼントしてくれるなんてなんて幸せなのだろう。シュシュが着けられた手首をもう片方の手できゅっと握れば”ありがとう、大切にするね”と嬉しそうに笑って。)


【丸井　ブン太】

おう、すげぇ暇!　行こーぜバイキング!
(彼女からの誘いを受ければ食いつき気味に反応して。実際日曜日は何をして過ごそうかと悩んでいたところだし、それより彼女と二人で休日を過ごせることが何よりも嬉しいし楽しみだ。喜びを隠すことなく目を輝かせてはニッと笑いながら。確かに彼女の口から”好き”の二文字が聞こえれば安堵からか緊張が解けたからか、はたまた喜びからなのか体の力がふっと抜けて「まじか…!　…じゃあさ、俺と」”付き合ってくれるか”と言うより先に授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響き己の声はかき消されてしまい。)

(　/　チャイム(　笑　)把握しましたー！　)


(　切原 赤也　)

テニスとかゲームの事とかやれば起きてられるんだけどなー
(　己の興味が有ることなら多分睡魔には襲われないだろう、と興味の有ることと言っても片手で数える程度しか無いのだが全く興味が無いことよりも遥かにテンションが上がる上に起きてられる。己の提案したファミレスが彼女から了承されればファミレス方向へと足を進めて。「 おう ... 家とか大丈夫 ? 」ファミレスに行くとなればかなり遅くまで話してしまうだろうし己は普段部活や何だかんだで遅いが彼女は帰宅部だし女子だし、もし遅くなれば送れば良いのだけど。大切にする、と言われれば何だか今更照れ臭くなってしまいながらも頷き　)


(　朝比奈 栞乃　)

(　あれからチャイムで遮られそれから特別進展も無く別に何て事無い ... と言い聞かせつつバイキングの約束の日になってしまった。前日から服装はどれにしようか、と悩みつつ普段は履かないスカートに手を出してみるのも良いと考えて落ち着いた色を選び、髪もポニーテールではなく下ろしてみようと己なりに頑張ったつもりであり靴も悩みに悩み背伸びしたヒールに。待ち合わせぎりぎりになってしまったがまだ遅れてない筈、待ち合わせに選んだ場所に行けば端末取り出して“ 着いたよー ”と送り　)

（/場面変ありがとうございますっ！）


【棗　綾香】

ふふ、切原くんらしいね。
(勉強よりも部活や遊びが好きな彼ならそう言うだろうと考えていたため、やっぱり、なんて思っては上記告げて。だがしかし学生の本業は勉強であることには変わりなく、彼は勉強は出来ているのだろうかと心配にもなりつつ。己も足を進め始め、大丈夫かと心配されれば「大丈夫、連絡しておくから。」と頷き。今迄これといった用事がなければ放課後は家に直行していたため今回のように帰りが遅くなることは珍しく、帰ったら弟や妹にその由を聞かれるだろうなぁなんて思いながら。)


【丸井　ブン太】

よぉ、…可愛いじゃん。
(タイミング悪くチャイムが鳴ったあの日から、結局付き合ってくれと言えないままズルズルと引きずり今日になってしまって。こうも上手く行かないと天才の名が聞いて呆れる。今日こそはと張り切って待ち合わせ予定時間より早く待ち合わせ場所に着けば彼女を待って。端末にメッセージが来ると辺りをきょろきょろと見渡し相手の姿を見つけては声をかけ。普段見ることのない服装やヒールで高くなった身長、いつもと違い少し大人っぽくも見える彼女に胸は高鳴るばかりで、”可愛い”と思ったことを率直に口に出せば笑みを浮かべ。)

(　/　いえいえ！お気に為さらず！　)


(　切原 赤也　)

轟ってさ、何か好きなもんとかねーの ?
俺割りとゲームとか好きなんだよな、あとテニスも。
(　彼女の好きな物、趣味とかは全く知らずこの機会だし聞いてみるのも良いかもしれない。もしも己の趣味と合えば会話も増えるが違うとしても会話が増える様な気がする。どっちにしろラッキーな訳であり、何故か苗字だからか距離を感じる。勿論あまり絡んだ事無いし苗字が当たり前なのだが、一回でも良いけど名前で呼んでもらいたい。「 んじゃ、入るか 」連絡を入れると言う彼女に頷き先程と同様にファミレスの扉を開ければ先に彼女が入れる様に促し　)


(　朝比奈 栞乃　)

御免ね、遅くなっちゃって。
そう ? ありがとうね ... なんか新鮮だね、制服じゃないって。
(　見付けた相手に片手を挙げれば多分予定より早めに来ていたであろう彼に謝罪の言葉を口にして。可愛い、と言われれば折角頑張った甲斐があったと笑みを浮かべれば、勿論彼も休日だからか私服であり今更ながら今から出掛けるんだ、と実感させられる。隣に並べば己が少しだけ身長が高くなったみたいで見える景色も心なしか違うような気がする。「 ほら、頑張れば身長同じじゃない? 」と背伸びすれば殆ど目線は変わらず　)

（/栞乃ちゃん可愛すぎてブン太共々背後もメロメロですよ…(←)　）


【棗　綾香】

勉強も好きだけどやっぱり運動かなぁ。あと、私も少しだけど弟に付き合ってゲームやってるよ。
(好きなものを問われると昔から体を動かすのは勿論スポーツ観戦にも興味があってそれを含め”運動”と。彼の好きなゲームとジャンルは違うかもしれないが、よく携帯ゲーム機の通信だったりゲームセンターにアーケードゲームをしに連れて行かれたりとゲームに触れる機会は多々あり面白いと感じていて。「そうだね。…ありがとう。」と彼の言葉に頷けばメールでささっと連絡を済ませ、扉を開けてくれたことにお礼を言っては店内へ。)


【丸井　ブン太】

いや、俺もさっき来たとこだし気にすんなって。
大体制服かジャージだもんな、会うときは。
(謝られると首を横に振って気にしないようにと告げて。確かに彼女の私服姿をまじまじと見る機会は今迄無かったし会うとしても学校か部活のときくらいで、改めて彼女をチラリと見ればこれってもうデートじゃん、なんて考えが浮かび。背伸びをすることで近づく彼女の顔にまたドキっとさせられる。「まだまだ足んねーよ。つか早く行こーぜ、腹減った!」負けじと己も背伸びして見下ろしては意地悪な表情浮かべ、べっと舌を出しては鳴り止まない心臓の音を悟られないようにと話を変えて。)

(　/　いえいえ、只のあほです(　←　)　もうブンちゃんがブンちゃん過ぎてテンション上がる上に綾香ちゃんの控えめ感がまた可愛い ... 守って上げたくなっちゃいますね！(　←←　)　)


(　切原 赤也　)

勉強あんま好きじゃねぇし ... ってマジで !? んじゃ今度一緒にやろーぜ　!
(　勉強は眠くなる、出来るならしたくない物だと苦笑浮かべれば勉強なら彼女に教えてもらえるかもしれない、そうしたら部長や副部長に怒られることも無い、此は良いかもしれない。ゲームをしていると言う彼女に目がキラリ、と輝く。此処まで来ればもう勉強の事など頭には無く今日は流石に無理だが今度時間が有る時にでも一緒にやりたい、と彼女を誘い。普段なら扉を開ける、なんてしないが彼女と居るときだけでも印象を良くしたい、と言うのが本心であり「 何か喰う ? 」と案内された席に座ればメニューを取り出して　)


(　朝比奈 栞乃　)

そうそう、大体学校だもんね、それか合宿か。
(　こうして二人だけで会うことは今まで無く会ったとしても部員も込みだったりで緊張も特にしないが今は違う。合宿とは言ってもジャージ、若しくは制服であり私服はあまり見ない。付き合っては居ないもののこの状況はデートなのだろうか。彼が背伸びをする事を考慮していなかったのか結局あまり変わらない身長差に笑いながらも「 まだ此れから伸びる、はず ... そうだね、行こっか 」と己も初めて行く場所であり端末取り出せば地図アプリを開いて店に向かって歩き始めて　)

（/ブンちゃん試行錯誤がまだまだ欠かせません…。棗は実は怒らせると怖いという裏設定が(←)　赤也の一生懸命なスマートさに心擽られまくりですよもう(←←)　）


【棗　綾香】

うん!　でも、私そんなに上手じゃないよ?
(ここまで食い付いてくれてその上誘ってくれるとは思ってもなく、よっぽどゲームが好きなんだなぁと笑い頷いたは良いものの己は別にそこまでやり込んでいる訳ではないし、どちらかと言うといつも弟には”下手くそ”と言われているほどだし、一緒にやったとして楽しんでくれるかどうかは心配であり。案内された席に座りメニュー開いて見れば何を食べようかと悩み。ガッツリ食べたら女の子らしくないと引かれるだろうか、だけどお腹は空いている。目の前に居るのが好きな人だからこそ迷ってしまうのは当然で、悩みに悩んだ結果「オムライスにしようかな。」と顔上げて自分なりに無難だと思うメニュー告げて。)


【丸井　ブン太】

二人だけってのも初めてじゃねぇ?
(学校だと彼女も己も周りには他の友達がいるし、部活だと彼女はマネージャー故部員全員に気を配っているしでこうして独り占めすることは出来なくてモヤモヤしていたが今は違う。意識しているのは己だけかもしれないが、屋上で”好き”と確かに言われたあの日から少しは彼女も己を意識しているのではと感じているのも事実で。あわよくばもっと意識してもらいたいと上記告げて。歩き始めた彼女の横に並べば端末の画面がちらりと見え、どうやら地図アプリを開いているらしいと気がつけば「転ばないように気をつけろよー。」なんてからかいながら歩き。)

(　/　同じくですよ、なら安心です！　そんな綾香ちゃんも可愛いですよっ(　←　)　)


(　切原 赤也　)

大丈夫だって、やるうちに上手くなるって !
(　一緒にゲームをやる上でこの際上手いか下手かなんて関係無く、同じ時間を共有出来るだけで嬉しいし同じゲームをしているなら尚更であり其処で興味を持ってくれたらこれ先誘い易くもなる。己がやるのはバトルものばかりであり大丈夫か、と考えるも先程弟に付き合ってと言っていた為大丈夫かもしれない。オムライス、と彼女は決まったようで一方己は中々決まらずメニューを暫く見れば「 じゃあ俺ハンバーグにする 」と決まれば店員をボタンを押して呼び、注文を済ませて。　)


(　朝比奈 栞乃　)


あー ... そうだね、じゃあこれ位良いよね ?
大丈夫、転んだらブンちゃん巻き込むから。
(　やはり彼も同じ事を思っていたのか、頷けばもう場所が見えてきた為もう地図は必要無いと先程まで弄っていた端末をしまいそうなると片手は開くわけで、あの日屋上では逆だったが彼の空いてる手に己の手を近付けてぎゅ、と握れば照れ隠しからか笑みを浮かべて。流石にずっと手を繋ぐのは己の心臓が持ちそうにもなく店に着いたら離そう、と考えていて。巻き込む、とは言ったもののそんな小学生じゃあるまいし転ばないだろう。遠くに見える可愛らしい看板指差せば“ あれだよ ”と告げて　)

（/なら良かったです!(笑)　）


【棗　綾香】

そうかな、じゃあ頑張る!
(正直己がゲーム上手になる可能性があるとはとてもじゃないけど言えないが彼がそう言ってくれるのであれば、と頷き家に帰れば弟に教えてもらおうと心に決めて。彼と共通の話題が増えたことは嬉しく、他にももっと知りたいと思ってしまう己はつくづく欲張り者だ。注文が済むのを待っている間右手で揺れるチャームのついたシュシュを見つつ、どうやってお礼しようかと考えて。応援に行く時には手作りでクッキーか何かを持って行こうとは思っているが果たして迷惑ではないだろうか。「ねぇ、切原くん。応援に行くときって、差し入れ持ってっても大丈夫?　」と訊ねてみて。)


【丸井　ブン太】

…良いに決まってんだろい。あと俺は巻き込まれねぇからな。
(突然繋がれた手に思わず目を見開き彼女を見て。相変わらずいつも突飛で読めない行動をする彼女には驚かされてばかりだが今は何より己のよりも一回り小さな彼女の手がすごく愛おしい。ふっと笑み溢せば己からもぎゅっと握り返して。巻き込むとは言われたが己は巻き込まれるつもりなど更々なく、余裕のある表情見せては相手の指差す看板に目をやり、目的地が近づくにつれテンションもお腹の空き具合も比例して上がって”すげー楽しみ!”と。)

(　/　最近学校が休みに入った為テニミュを見てるんですが俳優さんにはまりますね ! (　←　)　)


(　切原 赤也　)

おう、じゃあ楽しみにしとく !
(　折角彼女が頑張ってくれる、と言うのだから其処は楽しみに取っておくべきでは無いのだろうか。口角を上げながら上記を告げて。注文をする時にちらりと視界に入った彼女がシュシュを見ている事に気が付き気に入ってくれたのだろうか?と少しだけ心配になってしまう。勿論来てくれる時には差し入れをくれるのはとても嬉しい、が部には一人避けなければならない人が居る。無駄に喰う先輩居るもんなー、と失礼な事思いながら己が導き出した「 勿論 ! ... あ、でもさめっちゃ喰う先輩居るからさこっそりで良い? 」という策を告げて。差し入れさえも独占したいのは我が儘だろうか?　)


(　朝比奈 栞乃　)

ふふ、知ってた。えー、巻き込まれてよ ... そしたらさなんか恥ずかしく無いじゃん ?
(　まるで彼の返事が分かっていたかの様に何時もの笑みを浮かべれば、笑みを浮かべる彼に心臓が跳ねる。何時もこんな感じだったっけ?と疑問が生じるがこの際関係無い。巻き込まれない、と自信満々な彼は確かに運動神経と瞬発力は遥かに己より良いかもしれないが転んだら巻き込んでやる、と決意し。独りで倒れたらそれはそれで恥ずかしいが誰かと一緒なら大丈夫だろう、と安易な考えであり勿論転ぶつもりは微塵も無いのだが。“ こうしてるとさ、完全にカップルだね ”なんて手も繋いでる上にデートとなると本当にそう見えてしまうだろう。　)

（/テニミュは良いですよね!わかります!!(←)　ちなみに1stですか?　それとも2nd?　3rd??　）


【棗　綾香】

下手なままでも笑わないでね。
(己との約束を楽しみにしてくれることは嬉しいし尚更気合いも入る。少しでも相手になるくらいには頑張るつもりだが万が一の事態考えれば恥ずかしそうに笑いながら。こっそりで良いかと問われると己に支障は無い上に何だか二人だけの秘密みたいだし、それにまるで恋人みたいなんて考えつつ頷き「うん、良いよ。……けど、そんな先輩がいるなら少し多めに持って行こうか?」と己も元々彼だけのために作って持って行くつもりだったが食べてくれそうな人が居るのなら折角だし量を増やすのも有りかもしれないと訊ねて。)


【丸井　ブン太】

いや恥ずかしいだろ、流石に。
(知ってたと笑う彼女に、だろうな、なんて心の中で返して。己が彼女のことを大体把握しているように彼女も己のことを把握してくれているのだと感じればそれだけで何だか心が満たされる。一人であろうと二人であろうと流石に転ぶとなると恥ずかしさは変わらないだろう、それでも彼女と一緒ならばそれはそれで可笑しく思えてくるなんて己はどれだけ重症なのだろうか。ふは、と吹き出しつつ上記答えて。彼女の口からカップルという言葉が聞こえればピクリと反応してしまい。これは思いもよらず与えられたチャンスだ、今言わないとまたズルズルと引きずってしまう気がする、なんて本能で感じれば”カップルか……。あのさ、栞乃、ちょっといいか?”とピタリ足を止めて。)

(　/　2nd です !　)


(　切原 赤也　)

んな事しねーって !
(　特別やり込んでいる訳でもないし、プロでも無い。恥ずかしそうに笑う彼女に此方は大丈夫だ、と笑みを浮かべて当たり前だが好きな人に嫌われたく無いし己こそ少しは良いところだって見せたいし何時もより緊張してしまいミスが連鎖するかもしれない。己の提案にあっさり頷いてくれた彼女だが先輩の分も作ってきてくれるらしい。彼女の優しい一面を見れたのは良いが何故か複雑な気持ちになる、が俺だけが良いなんて我が儘も当然言える筈が無く「 マジ ? ありがとうな、あの人喜ぶよ 」と御礼を述べればお菓子貰えれば喜ぶだろう、と。　)



(　朝比奈 栞乃　)

んー、じゃあ私はブンちゃんが転ぶ前に何とかしてくれるって期待しておくね
(　確かに彼の言う通り結果恥ずかしい事には変わらない、己が出した案は瞬発力が有る彼なら何とかしてくれるだろうと完全に人任せな考えであり冗談だがにこりと笑みを浮かべて述べて。ちょっといいか、と彼から言われればこくりと頷く。この先彼が口にする事も予想出来る、多分この前進まなかった話の事だろうが己はあの時曖昧だったが今はちゃんと想いは決まっている、それに言われっぱなしなのは性に合わないのか「 あ、ちょっと待って 」と口から出せば徐に端末取り出して彼に“ 付き合ってくれる ? ”とメッセージ送り。　)

（/2ndですか!　2ndはリョーマ役の小越くんが印象深いですね…!!　）


【棗　綾香】

ふふ、良かった。
(優しい彼が己の失敗を笑うなんてことはしないだろうとは分かっていたが本人の口から聞けば安心して頬緩ませて。それにしても今日だけで彼との約束が沢山増えたし、心なしか距離もグンと縮まった気がして心は踊る。御礼を言われると「うん、喜んでもらえるなら私も嬉しいし。」とその先輩にというよりは目の前に居る彼に対してだが述べて。人気のある彼だから当然他の女の子たちからも差し入れは貰うだろうと考えると何だかモヤモヤする。いつかその中の一人じゃなくて彼の特別な存在になれたらなぁなんて願っても叶わない我が儘だろう。)


【丸井　ブン太】

まぁ支えるくらいはしてやるよ。
(謎の期待を抱かれると当然その期待を外すつもりもなく、もし彼女が転んでも元から支えるつもりではあった為気楽に口角上げつつ上記述べて。ちょっと待ってと言われて直ぐ届いたメッセージに書かれていたのは己がまさに今から言おうとしていた言葉そのもので思わず端末から目を離しては彼女をバッと見て。完全に不意を打たれてしまった、と片手で頭抱えては”マジでずりぃって……!”と声漏らしつつ、このままでは本当に己は格好悪いままだと深く溜め息つけば「…俺からも言われてくれるか?　栞乃、俺と付き合ってくれ。」としっかり彼女の目を見つつ告げて。)

(　/　あれははまり役ですね ! 個人的には矢田ちゃんが好きです (　←　)　)


(　切原 赤也　)

とりあえず暇な時連絡していい ?
(　普段は休日でも関わらず部活が不規則に有る為予定は立てにくい為彼女が良いと言うなら予め立てるのでは無くその日に、という手も有るし部活の予定が別れば予め予定が立てられる。それに先程交換した連絡先に中々連絡する口実が見当たらずこれなら会話も繋げられるような気がする。「 棗から差し入れとかすっげー嬉しいし、... ちゃんと見とけよ ? 」少しでも彼女の視界に入れたら、と彼女だから嬉しいのだと伝え。練習中に他の人に目移りされてしまっては困る。　)



(　朝比奈 栞乃　)

流石運動神経良い人は違うね
(　支えてくれるらしい彼に満足そうに頷けば素直な感想述べて、もしも運動神経が良かったりしたのなら一緒にテニスしたり出来ていたのだろうか ? バッ、と彼から視線が向けられてはやはり己の予想は合っていたと確信できる。ズルい、と言われても元々言うつもりだったし声に出すのは恥ずかしすぎてまともに言えないような気がする為端末の力を借りた。“ 御先ですー ”と余裕の笑みを浮かべていたが彼から改めて付き合って、と言われればほんのり赤面させ断る筈も理由も無く「 此方こそ、ブン太 」と初めて彼を名前で呼んでみるも中々緊張する　)

（/矢田不二くんめっちゃ美しいですよね…(←)　）


【棗　綾香】

勿論!　私部活やってないし休みの日は基本予定無いから、いつでも待ってるね。
(此方からも連絡はしたいが彼には部活の予定があるだろうから気が引ける故、彼の方から連絡してくれるのは素直に有難いし確実に予定が合う筈で大きく頷き。これから休日になる度彼からの連絡が待ち遠しくなりソワソワする自分が目に浮かぶ。彼の言葉を”己からの差し入れが嬉しい”のだと受け取れるのは自惚れすぎだろうか、それに己は元々彼から目を離すつもりは全く無く、むしろ彼だけを見に行くと言っても過言ではない訳で「私は切原くんしか見ないよ。」と普段なら絶対に言えないけれど何故か今なら自然と言えてしまうのが不思議だ。)


【丸井　ブン太】

だろい?　その上天才的だかんな。
(彼女の言葉を否定することなくむしろ自信満々に頷いてはパチリとウインクしつつ述べて。余裕そうに笑みを浮かべる彼女に悔しさを覚えつつもやはり可愛いと思ってしまう。己の片想いがようやく実を結んだのだと思うと幸福感に満たされ、ほんのりと顔を赤らめ己の名を呼ぶ彼女に大きく胸は高鳴り今すぐ抱き締めてやりたい衝動に駆られるも此処は外であり街中、そういう訳にもいかず「サンキュ。…絶対誰にも譲ってやんねーからな。」と改めて手をぎゅっと握り締めてはにぃっと笑いかけて。)

(　/　あれはもう善き過ぎますよ、やたちゃーん　(　←　)　)



(　切原 赤也　)

おう !
(　彼女が部活をやっていない事をすっかり忘れていた己は何時でも待ってる、と言われた言葉を良い様に勘違いし過ぎたのか何故か平日でも連絡しても良いのだろうか、と勘違いをしてしまう。多分己を気遣った事なのだろうかだとしたら部活中に携帯を弄る様な事は出来ないし、しない為全く関係無い。寧ろ連絡が有るとなればその方が頑張れたりするのでは無いか?彼女の口から出たのは驚く言葉であり何れだけ勘違いをさせるつもりなのだろうか、目見開けば「 そんな事言われたら俺勘違いしちゃうよ ? 」思っていた事が口から出てきてしまったものの不思議と焦りはせず　)



(　朝比奈 栞乃　)

はいはい、天才ね。
(　ウィンクをする彼にまた適当、とか言われるのかなと考えつつも流すように天才だねと反復し。確かに彼は天才だとは思う、最初から想いは彼に向いていた訳では無いのにそれを変えられてしまった己は良く実感できる程であり。譲らないと言う彼ににまた心臓が跳ねてしまう。こんな台詞をさらりと言える彼は例え彼女が出来たと噂が流れてもモテる事間違い無いだろう。「 譲られても困るけど、... ていうかブンちゃんモテるしこれから可愛い子とか来ちゃったら困るの私じゃん ! 」と握られた手見つつ　)