［ 無登録 ］迷子刀剣引き取り所。

>八十

君がただの小娘で居てくれたら、僕だって喰われてやらないさ。
(いつだってすんなりと望む言葉をくれることはしない。物足りなさを残して後を引くような熱を落としていくのは果たして全て計算尽くか無意識か、どちらにせよ内に積もるのは堪らなく自らを焦がすタチの悪い劣情で。のらりくらりと躱されて、強く抱き寄せてみたところで満たされる事等無いのだろう。静かな声に微かな不満の色を湛えて言葉を返すと、頬から肩、そして指先へ、布越しの感触までも楽しみ慈しむ様にゆっくりと指を這わせながら囁き)
…今だってもう、僕の方が壊されてしまいそうだよ。

(/八十様…!!此度はご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳御座いませんでした。不甲斐ない主ですが、八十様との艶やかで密度の濃い遣り取りには大変楽しませて頂いております!!よろしければ、期間までの間今暫くお相手くださると幸いです…!!)

>燭台切光忠

嗚呼、ごめんなさい出過ぎた発言だったわよね。
( 恥ずかしさに熱くなる頬を冷ますように手のひらで覆うと、好きな人にはどうしても臆病になってしまうのか俯いてしまい表情は伺えないため、言葉だけで相手の感情を判断してしまい、勝手に傷ついては何処か的外れな返答をして。相手を不愉快にしてしまったと思えばどう謝罪すればいいだろうかと必死に思考を巡らせた時聞こえた相手の言葉に顔を上げるときょとんとしながら何を言っているのだと言わんばかりに首を傾げて｢光忠は何時だって何をしてても格好良いよ。｣と告げると微笑みを浮かべて。自身の惚れた男が格好悪くなんて見えるわけがないだろう、なんて伝える事が出来ずもどかしくなるもそんな衝動も、自分を誤魔化すように曖昧に微笑んで格好つけたがる彼に、先程の仕返しをするように背伸びをして懸命に手を伸ばして頭を撫でて。 )

>隼

…居るか。
(馬当番を終えた頃には日がすっかり落ちており、既に夕餉の支度が始まっているのか何処からか微かに香ばしい香りがして。汗を拭い道具を片付けたところで、仕事を一通り終えたことを報告すべく相手の部屋に出向き。襖を開けることはせず、中に居るであろう相手に聞こえるであろう程度の声量で問い掛け)

＞大倶利伽羅

ん。入っていいぞ。
（仕事が始まれば短刀達や手合わせ等の賑やかな声をバックに黙々とこなし、大方目途がついたころにはすっかり日が落ちておりずっと変わらない姿勢だったため、仕事中にいつもしている度の低い眼鏡をかけたまま座った状態で体を伸ばしていると聞き慣れた声が襖越しに聞こえ、ちらりと壁掛け時計に視線を向けると夕餉の支度をしはじめている時間帯であることに一日が経つのは早いものだと思いながらいつも通りの声色で返事をして）

>菜摘

…かっこ良くないよ、僕は。
(己の言葉が相手にどんな形で届くのか、今の余裕の無い状態では正確に判断することができず何処か噛み合わない返答にはただ不思議そうに目を瞬かせて。そんな時にまるで己の有り様を肯定してくれるような言葉を掛けられるとやはり胸の内がじんわりと温かくなり、形容する言葉さえ見つからない様な奇妙な感覚に眉を顰め。ただ、微笑ましくも精一杯に背伸びをして頭を撫でられれば腰を屈めてまるで撫でることを促す様に頭の位置を低くし、ついでにほんの少し俯いて視界から相手の表情を消すことで冷静な思考を取り戻そうとし。人間の感情は理解ができない。分かりきっている事であってももどかしさは自らを苦悩させ、葛藤と煩悶の渦に陥れる。抱えきれない感情はぶつける場所を探しており、ぽつりと答えた言葉を皮切りに整理がつかない心境を吐露し始めて)
主の前だと、上手くできないんだ。…主の前でかっこよくないと意味無いのに、いつも失敗してかっこつかなくなっちゃう。

>隼

…馬当番が終わったから、その報告に来た。
(相手からの返答に応じて音も無く襖を開くと、その場に立ち尽くしたまま要件のみを述べ。眼鏡を掛けているところを見ると、仕事をしていたのだろう。仕事中に邪魔をしてしまっただろうかと思えば、早々に退室するのが得策と判断し。「…邪魔して悪かった」無愛想に一言告げると、踵を返して襖に手を掛け)

あら、私の目が信じられないの？
( 愛しい人というのは目で追ってしまうものらしく、彼が如何に格好良く振舞おうかと努力する姿は何時だって視界に入っていて。その努力は本人であろうとも否定して欲しくない、自分の努力を自分で否定するなんて勿体無いという思いが心中に渦巻くもそんな事つゆにもみせずに冗談めかしながら返して。相手が屈んでくれれば伸ばしていた手は必然的に相手の頭に乗り、格好良く整えられた髪を楽しむように柔らかな手付きで撫でれば目を細めて微笑みながら｢胸を張って、燭台切光忠。貴方はこんなに格好いい。｣と告げて。零れ落ちる彼の言葉を受け止めるようとするも短刀達にするように抱き締めるなんて勇気はようとするもただ頭や背をぽんぽんと優しく撫でて。 ）
光忠は何時だって格好いいの。それに私は格好悪い光忠も…嗚呼、その、好きよ？何時だって貴方は私の目を釘付けにするんだから。

＞大倶利伽羅

あぁ。夕餉が出来るまでゆっくり休め。
（無愛想で素っ気ない所があるが、なんだかんだ言って真面目な相手に今日の出陣や遠征はないため労うように上記を述べるものの、己が仕事中だと判断し早々に退室しようとする相手にもっと会話したい相手の傍に居たいという気持ちが芽生え、なんとか引き留める口実を考えそういえば相手から貰ったマフラーを返していないことを思い出し「倶利伽羅。もし、用事がなければお茶でも飲まないか？」と建前は相手の労いのため、本音はただもっと相手の事を知りたいという気持ちを胸に秘めつつ、暗に仕事は終わりだという意味合いを込めて相手に問いかけて）

>菜摘

…それって、特別な相手に言う言葉なんでしょう。
(相手の言葉がゆっくりと染み入るように自己嫌悪に苛まれていた自らの心を満たしていき、屈めた腰に掛かる小さな負荷も最早気にならなくなっており。こんな状況だからか励まされているだけでは無くて、何か別の意味合いも込められた言葉なのではないかと期待してしまう。その上“好き”を臨機応変に、器用に受け取る事ができず、相手の手から逃れるようにゆっくりと頭を上げると何処か寂し気な笑みを浮かべて問い掛け。「主は皆大好きだもんね、皆平等に特別だよね。…でも僕は、」意地でも笑みは崩さないが、言いたい事が上手く言葉にできないもどかしさばかりが積もり。そのくせこの先は口にしてはいけないと自ら口を閉ざすと、代わりに溢れるのはあまりにも自己中心的な要求で。「…皆特別なら、誰にも好きなんて言わないで」やっぱり相手の前では格好悪くなってしまう。恥じる気持ちと罪悪感がこれ以上この場に居る事を拒み、我に返ったようにあっけらかんとした笑みを浮かべると踵を返して厨に向かい)
……あ、もう夕餉の支度しないと。ごめんね、やっぱり主はゆっくりしてて。急いで作らないといけないし、今日は歌仙君と長谷部君も手伝ってくれるから大丈夫。

>隼

…嗚呼。
(部屋から出て襖を閉めようとしていた時、唐突なお茶の誘いを受けると一瞬驚いたように目を見開き。何故自分を誘うのだろう。そんな疑問しかなく返答をするまでに時間を要したが、特にする事も無い為誘いに応じる事にして。素っ気無い返答と首肯で承諾を返したにも関わらず、平然と相手の部屋から出て行けばそのまま厨に向かい)

＞大倶利伽羅

！…倶利伽羅？
（咄嗟に己の我儘で引き留めたが返答に時間があったため迷惑だったかもしれないと断られることを覚悟の上、待っていたが誘いに応じる言葉に思わずぱっと表情が明るくなったがそのまま部屋の中へと入るかと思いきや平然と部屋の外に出て言ってしまったので引き留める間もなかったため、一人部屋へ取り残されぽつりと相手の名を呟き、やはり迷惑だったかと嫌われたくないという不安が胸中を支配しそれに呼応するかのように胸がチクリと痛み、恋は苦しいという言葉が脳裏を過ぎりいっそ忘れればいいのだろうかとそんなことばかり表情が暗いまま考えていて）

( 自身より背の高い彼を無でるなんて珍しい事であり、この穏やかな時間はなかなかどうして居心地が良く、相手をずっと撫で回しているも屈んでいるというのは辛いんじゃないかと思い始めた折に、相手が立ち上がってしまい、手は離さざる負えなくなり何処か名残惜しそうにしていれば相手の言葉にきょとりとしたまま首を傾げて。｢光忠は…？｣と言葉に続きが気になるのか不思議そうに相手の顔を覗き込んで見れば笑顔ではあるものの、それは何かを堪えているようにも見えて心配なのか眉を下げて不安げに。相手の言葉に意味がわらないとでもいうように困惑した表情を浮かべつつ、頭に浮かんでしまった自身の都合のいい解釈をかき消して。しかし、今この瞬間を逃すと何か大切な物を失ってしまいそうな衝動に駆られると踵を返す相手の手を掴んで。恥ずかしさに押し負けしそうになる口をなんとか動かそうとして。 ）
ま、待って…!!あの、確かに皆の事は好きだけれど貴方は…その、皆とは違って…。…だって、好きって言葉は特別な人に使うんだ、から…。

( すみません、本文内に書いたつもりがどうやら間違えて名前欄に書いてしまっていたようです!!>59は私で燭台切光忠宛のものとなっています!! ）

>隼

(厨に向かい茶箪笥の奥から木製の皿を取り出すと、それを手に再び相手の部屋へ向かい。無論皿に載っているのは燭台切手製のずんだ餅で、心成しか嬉しそうに表情を輝かせながら無遠慮に襖を開け。卓袱台の中央にそれを置くと、無言で相手の正面に座り簡潔な説明を述べ)
光忠が作った。

>菜摘

(引き止められるなんて露程も思っておらず、不意な事に驚いたように身を固くし。身体が上手く動かないどころか、動いたとしてもこんなに動揺した情けない顔は見せられない。瞳を揺らしてただ掛けられる言葉を一心に受け止め、それを自分なりに嚙み砕こうとしていて。ただ動くのは頭よりも先に身体の方で、振り返るなり華奢な身体を優しく包み込むように両手で抱き締め。勢いのまま動いたお陰で驚いたように目を見開きながらも、腕を解こうとはせず相手を意のままにしようとする自らの感情が後ろめたいあまりに「…ごめんね」と小さく呟き)

＞大倶利伽羅

（忘れた方がいいのだろうか、それとも叶わないと知りながらずっと抱えるべきかなんて同性かつ仮にも神様である相手に恋心を抱くなんて予想外の事態で一人っきりになったせいか嫌な方へ嫌な方へと思考がおちて行くと同時に叶えたい、この気持ちをぶつけてしまいたいという思いが芽生えたとき無遠慮に襖が開く音に驚いたようにそちらの方を見ると先ほど部屋を出ていった相手の姿があり、相手の手には何やら木製の皿に緑色の物体が置かれていて、そのまま相手は己の正面へと座ったので改めて相手をさりげなく観察するとどこか嬉しそうなため木製の皿に乗ったものが何なのか見当がつきくすりと微笑ましいと言わんばかりに口元には弧を描いて「夕餉前だから食べ過ぎるなよ。」と保護者目線の台詞を吐きながらてきぱきとお茶の準備をし始めて）

謝らないでよ…謝らないで。
( 勢いで告げてしまったこの思いが肯定されるなんて、報われるなんて到底思っておらず、相手の口から紡がれる謝罪を否定として受け取っては、震える声で懇願するように相手の腕の中で呟いて。否定しておきながらこんな風に腕の中に閉じ込めるなんて狡いと胸の内に募る思いは言葉になる前に瞳から零れる塩辛い雫へと変わっていき。此からどんな顔して彼と関わればいいんだ、なんて思いながらも、どうせこうやって触れるのも最後であるなら堪能してしまおうなんて汚い感情が芽生え、相手の背に腕を回して。 ）

>隼

…彼奴等と同じ事を言うな。
(ずんだ餅を出されると夕餉前だろうが構わず食べてしまう為、食べ過ぎるなとは伊達の同胞から常々言われている事であり。それと同じ事を相手が言うものだからついむっとして不機嫌そうに呟くものの、普段より気分が浮上気味なのは確かで心成しか目元を緩ませていて。一緒に運んできた小皿二枚にずんだ一つずつ移し互いの前に置くと、お茶の準備をさり気無く手伝い始め)

＞大倶利伽羅

はは、すまない。だが好物を出されたらお構いなしに食べてしまう気持ちはよくわかる。（己の発した言葉は伊達つながりの光忠によく言われているであろうことは伺えるため相変わらず仲睦まじいと観察していることを気取られないようにお茶の準備をしながら相手を見ると気分が上がっているのか目元が緩んでいるため可愛いと相手に言ったら間違いなく不機嫌になるであろう台詞を飲み込み、急須から二人分の湯呑にお茶を淹れ「平野や鶯のように美味い茶を淹れられなくてすまない。」と茶を淹れるのが上手い二振りの名前を出しながら茶の入った湯呑を静かにずんだ餅が乗った小皿にそれぞれ置きながら述べて）

>菜摘

…ずるいんだ、僕は。かっこ良くなんかないよ。
(相手の肩が微かに震えている事に気付きながらも、今はただこうして顔を突き合わさないまま髪を撫でてやる事しかできず。謝罪の言葉を拒まれれば素直に一度口を閉ざすも、相手の言葉を漸く嚥下すれば幾ら察しの悪い刀の身であっても少しずつその意味を理解していき。漸く絡まっていた糸が解けるように心にすとん、と落ちて来る物があれば、堪らなくなり再び言葉を紡ぎ出せば静かなこの空間に溶け込むようなか細い声色で囁き。「…こうやって触りたいって、いつも思ってた。主の事なら皆より一つでも多く独り占めして、何でも良いから主の唯一になって、僕の主って言いたくて、…ね、汚い気持ちばっかり。ごめんね、僕は主の事、そういう風にしか見れないんだ」仄かに甘い香りを感じる艶やかな髪に頬を擦り寄せながら、今度は自分が下手ながらも心境をゆっくりと吐露していき)

>燭台切光忠

( 頭を撫でる手も此れが最後なのだろうかと思えばどうしょうもなく虚しくなってしまい、瞳から落ちる雫は止まらなくなってしまい。声を漏らせばきっと迷惑になると思ったのか唇をぎゅっと噛み締めながら小さく肩を震わせていて。寂しい悲しい、そんな感情が胸を覆っていきどうしようもなくただ消えてしまいたいような気分になれば、息を吸うために開いた口からはしゃくり混じりにひゅっと情けない音が漏れ。｢私も、光忠が…私のものならいいのにって思ったの。刀としてじゃなくて、ただ1人、貴方という人間として。…私と、汚いかしら。｣相手の心を聞き遂げると、今度は自分も乱れる呼吸を整えながらゆっくりと自身の思いを、相手と同じこの気持ちを口に出して。 ）

>隼

美味いも不味いも上手いも下手も無い。あんたが淹れた茶の味がするだけだ。
(機嫌を取ろうというのか、そんな意図さえ感じられるタイミングでフォロー宛らに同意を告げられたところで何に納得できるでもないが、ただ単純な頭はそれだけで幾らか考えを和らげ。目の前で湯気を立ち上らせる湯呑みを見詰めながら、何処か詫びるようなニュアンスを孕む言葉に眉を顰めるとぽつりと呟き)

>菜摘

僕には、いつでも綺麗に見えるよ。
(これまで接してきた人間と比べればあまりにも純粋な彼女には何処か人間離れしたような尊ささえ見出していた為に、そんな相手の中にさえ随分昔の話ではあっても戦場で振るわれてきた自らと同じ考えが潜んでいるというのは不思議な感覚で。しかしそれを聞いたところで相手を見る目が変わるでもなく、思うままを抱き竦めることで近くなった耳元に囁きかけ。「僕は主の物だよ。人間として主のものになる事はできない。刀じゃないと、僕は主を守れない」小柄な背を撫でながら、自らにさえ言い聞かせるように言葉を紡ぎ。程なくして相手の肩を押し互いの間に距離を生じさせる事で改めて向かい合うと、頬を伝う涙を拭いながら言葉を続け)
刀としてで良いよ。他の皆と一緒で良い。僕を主の一番にして。

＞大倶利伽羅

…そうか。それならば良かった。
（嘘偽りのない言葉に不安だと感じていた気持ちは一瞬で和らぎ、納得したかのように小さく頷いて見せて己の中で淡い恋心が相手の一挙手一動作に反応するかのように色濃くなっていくため、この想いが溢れ出してしまわぬよう胸の奥底へとその気持ちを仕舞いこみ、いたっていつも通りに振る舞いつつ、お茶を淹れ終わった湯呑を手に取り一口飲もうとすぐが突如視界が白く染まり、驚いたのか零さぬよう湯呑を机の上に置き、眼鏡をかけていたことをすっかり忘れていたため困ったように苦笑気味の表情を浮かべながら眼鏡を外し、机の上に置かれている眼鏡ケースを手に取り丁寧な手つきで眼鏡のレンズ部分を眼鏡拭きようの布で拭き始めて）

>隼

(相手の心境など露知らず、お茶の準備が整えば嬉々としてずんだ餅を一口頬張り。舌に馴染んだ甘さは己が最も好む味付けに調えられ、知らず知らずのうちにほんのり頬が緩んでしまって。そんな折視界に映ったのはお茶の湯気に眼鏡を曇らせる相手の姿であり、不覚にも込み上げた笑いを咄嗟に我慢できず声も無く肩を震わせて)

＞大倶利伽羅

…笑いたければ、笑えばいいだろう…！
（眼鏡が曇ったため、相手の緩んだ表情を確認できずに声も無く肩を震わせている相手に情けない姿を見られたという羞恥心から頬をほんのりと赤く染め、普段は極力声を荒げないように一定の声調を保っているが流石に情けない姿を見られたとなれば話は別で少々声量、声調ともに増した状態でその方がまだ傷が浅いため拭き終わった眼鏡を持ったまま上記を言い放ち）

>燭台切光忠

( 相手の方が余程美しいと、戦場の凛々しい彼も、本丸で楽しそうに笑っている彼もこれ以上無い程に綺麗なのだと伝えたくて口を開くもやはり口からはひゅっという情けない呼吸音だけで。今すぐにでも落ち着いて、伝えたい事は幾らだってあると思えば、呼吸を落ち着かせようと躍起になって。必死になればなるほど気持ちは急いで、呼吸は乱れるばかりで。｢わかってる…。いいの、伝えたかっただけ。実るなんて思ってなかった。｣この言葉は優しい彼の優しい拒絶なのだろうと思えば、乱れる呼吸の隙間にそれだけ伝えると、ぐちゃぐちゃに濡れてしまった情けない顔を隠すように相手の胸元に顔を埋めて。離されてしまえばどれだけ俯いても涙は必然と見えてしまい、拭われたそれを視界の端で見送りながら未だ零れる雫を袖口で乱雑に拭うと相手に向き直り。）
貴方は何時までだって私の一番よ。貴方がなんと言おうとね。

>隼

…意外と餓鬼っぽいな、あんた。
(この場で声を荒げいっそ開き直ったような台詞を吐く相手の姿は宛ら負け惜しみを叫ぶ子供のようで、未だ表情を緩ませたまま卓袱台に頬杖をつき相手をまじまじと見詰めながら呟き。しかしそうしてよく見ていれば微かに赤く色づいた頬の様子にも気づき、不思議そうに目を瞬いたかと思えば卓袱台に手をついて僅かばかり腰を浮かせ。身を乗り出せば何の気無しに滑らかな頬に掌を触れさせ「…熱い」手から伝わる体温の高さを思うまま口にし)

>菜摘

…あれ、可笑しいな、僕口説いたつもりだったのに。言葉って難しいね。
(口にするにはあまりにも難しい気持ちを“好き”の一言で伝えられるなんて信じられず、つい回りくどい説明をしてしまったがそれが返って仇になったようで。相手の様子を見れば意図が伝わっていないのは一目瞭然なのは明確であり、困ったように笑って頭を掻きながら言葉で想いを伝える事の難しさを嘆き。可憐な乙女には似合わぬ様相に成り果ててしまった顔を見てさえ愛らしさを感じてしまい頬を緩ませながら、逡巡しつつ「こういう時、なんて言えば良いのかな…。“好き”だけで僕の気持ちは伝わる?」伝えるべき相手に問い掛けてしまっている辺り既にかっこつけられていないのは自覚しており、気まずそうに微笑みながら首を傾げ)

＞大倶利伽羅

…いっそ笑ってくれた方が傷が浅いからな…。
（餓鬼っぽいと言われればむすっと拗ねたような声色と表情で返事を返し、観察されているような視線を相手から感じたため情けない顔を見られたくないという気持ちから行き場のない視線を相手から外すが頬から伝わる手袋越しの相手の温もりに驚いたかのようにそちらの方を向くと、己の頬に触れる相手の金色の瞳と視線か絡み、己の頬の体温を述べられれば胸の奥底へと仕舞いこもうと決めた気持ちが徐々に浮上し恥ずかしさや嬉しさや緊張等の気持ちがごちゃ混ぜになって、「っ倶利伽羅…？｝先程よりも頬が赤く色付き耳の方もほんのり赤く染めながらも何を言っていいのか追い付かない思考状態なためただ相手の名前を多少上擦った声色で呼び）

>隼

…いつもより顔が赤い。人間は熱くなると体調が悪くなるんだろ。手入れした方が良い。
(医術を心得た短刀の見様見真似で頬に当てがった手をするすると移動させ首筋に触れてみれば、その熱さがより鮮明に感じられて眉を寄せ。相手の心意を汲み取ること等は到底できようはずも無く、単純な言葉さえ理解できていないらしい様子を見れば益々懸念が色濃くなっていて。以前流す程度に聞いていた人体に対しての知識の受け売りを確認するように軽く披露すれば、相手の身体を完全に刀に見立てた上での提案をし)

＞大倶利伽羅

…え…？
（頬に触れられてはするすると首筋へと移動し、首筋や脇腹や足の裏等己が触れたとしても平気なのに他人に触られるとくすぐったさを感じるためきゅっと唇を噛み締め堪えていたが予想外の提案をされパニック寸前の頭で必死に相手の言葉を理解しようとフル回転させ、徐々に冷静になってゆくと同時に相手が言わんとしていたことが理解できたが期待した分、高潮していた気持ちは一気に下がり思わず呆れたように深々と溜息を吐いて「…倶利伽羅。俺は刀ではなく人の子だ。手入れではなく治療や治癒という言葉が適切かつ、熱が帯びるのは病気の場合もあるし心の場合もある。」とまるで短刀達に言い聞かせるよう理解しやすい言葉を選びつつ説明して）

>隼

…心で顔が熱くなるのか。
(相手の落差のある反応の理由が分からずに眉を寄せていたのだが、何やら人体についての説明を受けるとその理解し難い構造に首を傾げ。“心”という存在さえ不透明で漠としたものが人の身体に影響を与えるのだろうか。俄かにそれが信じられず暫し無言で相手を見据えていたが、ぽつりと呟くような口調で問い掛けて)

>八十様

八十様、おはようございます。本日午前0時半を持ちまして八十様のお相手が終了致しましたので、お知らせさせて頂きます。
楽しい時間を有難う御座いました!!にっかり青江は中々不慣れながら、娘様のお人柄に引かれて我ながら魅力を引き出しつつやり取りができたと感じております。ロルを回すのも読むのも楽しくて…短くも素敵な時間でした。妖艶で甘美な時と二人の間の独特な雰囲気、また機会があれば是非味わってみたいものです…!!
また、ご迷惑をお掛けしてしまい申し訳御座いませんでした。不甲斐ない主ではありますが、再びお目に掛かれる事を心から願っております。

皆様、おはようございます。只今より女性の審神者様を一名募集させて頂きます!!尚、現在お相手できる刀剣は以下の通りです。

・今剣
・乱藤四郎
・五虎退
・薬研藤四郎
・小夜左文字
・にっかり青江
・鯰尾藤四郎
・骨喰藤四郎
・堀川国広
・加州清光
・大和守安定
・歌仙兼定
・へし切長谷部
・和泉守兼定
・三日月宗近
・一期一振
・鶯丸
・獅子王
・髭切

もしご興味を持って頂けましたら、是非足をお運びください。不慣れなキャラも居りますが、精一杯お相手を務めさせて頂きますので…!!
尚、参加の際には規則をご一読の上、何卒お願い致します。

では、本日を良縁を願ってお待ちしております!!

＞大倶利伽羅

あぁ。理解しがたい事かもしれないが心というのは体と密接な関係にある。よく病は気からというだろう？
（冷静さを取り戻しつつあるのか先程のような態度から一変しいつもどおりの落ち着いた表情とおだやな口調で未だ解明されていない部分を多く持つ人体の不可思議な事態を人の身を初めて得た相手たちが理解できやすいように返答し）

>隼

…あんなのはこじ付けだ。
(耳にはある程度馴染んでいる物の明らかに精神論染みた諺を聞かされると、腑に落ちないといった様子で眉を寄せながら呟き。しかしふと先程の相手の様子を思い出せば、あれが体調不良によるものでないのだとしたらその“心”に起因しているのだろうかと首を捻り。結局一人で考えたところで相手の気持ち等分かるはずが無く問い掛けて)
あんたは体調が悪いわけじゃ無いんだろ。その“心”とやらなのか。

>隼様、紫苑様

こんにちは!!本日正午を持ちましてお二方のお相手が終了しましたので、お知らせ致します。
隼様におかれましては、此方の力量不足によりリクエスト頂いた展開まで持って行けず申し訳御座いません…!!しかし息子様との優しい時間はとても心に残る素敵な物でした。また機会があれば是非、いらしてくださいませ。
紫苑様におかれましては、鶴丸国永の悪戯に付き合ってくださる穏やかながらお茶目な審神者様で、本当に魅力的な息子様でした…!!また機会があれば、鶴丸国永のお遊びに付き合ってやってくださいませ!!

これより、女性審神者様1名、男性審神者様2名を募集させて頂きます!!現在提供可能な刀剣は以下の通りです。

・今剣
・乱藤四郎
・五虎退
・薬研藤四郎
・小夜左文字
・にっかり青江
・鯰尾藤四郎
・骨喰藤四郎
・堀川国広
・加州清光
・大和守安定
・歌仙兼定
・へし切長谷部
・和泉守兼定
・大倶利伽羅
・三日月宗近
・一期一振
・鶯丸
・獅子王
・鶴丸国永
・髭切

もしご興味を持って頂けましたら、是非足をお運びください。不慣れなキャラも居りますが、精一杯お相手を務めさせて頂きますので…!!
尚、参加の際には規則をご一読の上、何卒お願い致します。

では、本日を良縁を願ってお待ちしております!!

＞主様

（/こんにちわ。今回大倶利伽羅を指名した隼の背後です。こちらこそ素敵で和む時間をありがとうございました。人の心や感情に鈍感な伽羅ちゃんが可愛いく可愛くて← まぁ、その性で折角ちょっといい雰囲気になったのに見事にスルーされたんですがその辺も含めて楽しかったです。何故背後が出てきたかというと規則に書かれている一日おきというのは文字通りの意味合いかどうかです。例えば今回の場合、またお相手してほしいと思ったら明後日の２６日からなのか それとも２４日の正午をもってという発言から２５日の正午からなのか、曖昧な認識のままでいたらご迷惑をおかけすることになりそうなのでお答えいただけたら幸いです。）

……間に、あった…？あったよね、あってなかったらまたひっこむけど… ( 息を切らした状態でひょっこり顔を出すと、落ち着かない様子で確認するかのように呟き )

この前遅刻した麻白。…っていえば分かる？
ほら、>13のやつ。…思い出してくれた？ ( ほんの少し首を傾けてみせ )


早速でわるいんだけど、ちょっと変更したいとこがあって。ちゃんと聞いてよね ( 気恥ずかしいのか、ポケットに手を突っ込み唇を尖らせては視線をあさっての方向に )

この間は二日間なんて言ったけどやっぱり三日間でお願いできる？
理由は予定がなくなったから。…休日ふくめて独占したいってのが本音 ( 首をすくめてふて腐れたように )



　

>燭台切光忠

…え？光忠が、私を？
( 元より、思いが実るなんて思ってはいなかったせいかあまり話をちゃんと聞いていなかったのか、相手の口説くという言葉に改めて相手の言葉を振り返ってみれば確かにそれは肯定の物であり、そんな返事が来ると思っていなかったせいか戸惑ったように相手を見つめて。未だ信じられないでいるのか驚きに見開いた目からまたぽつりと一滴、大きな涙が零れ落ちて。相手の真っ直ぐな言葉も、今度はちゃんも心に響いたらしくこくこくと何度も頷くと｢伝わる…!十分すぎるくらい!!｣と告げると微笑む相手に嬉しさ余ってか思いっきり飛びついて。自分の事をあまり軽いとは思っていないため相手には申し訳ないと思いつつもどうも喜びの感情や衝動を上手く制限出来ず、抱きつく手に力を込め微笑む姿は幼子のようで。)

>隼様

(/此方の力量不足で、本当に申し訳御座いません…なんとお詫びしたら良いか…。決してスルーしたつもりは無かったのですが、結果的にそうなってしまいましたね。ご不快な思いをさせてしまったのでしたら重ねてお詫び申し上げます。
ご質問に回答させて頂きますね。混乱を防ぐためできれば厳密に24時間後としたかったのですが、急に生活リズムが変わった事によりあまり頻繁に此方に来られない状態となっております。なので、次回参加を希望して頂く際には26日以降として頂けると幸いです)

>麻白

おお、主、待っていたぞ。( 嬉しそうに柔らかく頬を綻ばせ )そう言われずとも分かる。しっかり覚えていたとも。…して、何やら疲れているようだが…茶でも飲んで行くか?( 不思議そうに相手の顔を覗き込んで )

三日間だな。相分かった。案内役からの伝言だ。俺のようなじじいで良ければ28日午前0時まで相手をしてほしい、と…。間違いではないが、随分はっきり物を言う。( 口元を着物の袖で覆いながらけらけらと可笑しそうに笑い )
では、主。此方のろるとやらに問題が無ければ早速遣り取りを始めさせてもらおうと思う。それから、冒頭の…し、しちゅ…えー、しょんとやらに希望が無いか聞きたい。( 頷き )

>菜摘様

こんばんは!!本日23時を持ちましてお相手が終了しましたので、お知らせ致します。
本来ならば最後の文章にもお返ししたかったのですが、何分此方の力量不足で…申し訳御座いません。
愛らしくて健気で、まるで野花のように清らかな娘様とお話ができ、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました!!今回は中々に格好悪い燭台切となってしまいましたが…また機会があれば、是非格好良い彼とお話ししてくださればと思います。勿論きゃらくたー変更も承っておりますので、ご遠慮なく仰ってくださいね!!それでは、また会える日を楽しみにお待ちしております!!

これより、女性審神者様2名、男性審神者様1名を募集させて頂きます!!現在提供可能な刀剣は以下の通りです。

・今剣
・乱藤四郎
・五虎退
・薬研藤四郎
・小夜左文字
・にっかり青江
・鯰尾藤四郎
・骨喰藤四郎
・堀川国広
・加州清光
・大和守安定
・歌仙兼定
・へし切長谷部
・和泉守兼定
・大倶利伽羅
・一期一振
・鶯丸
・獅子王
・燭台切光忠
・鶴丸国永
・髭切

もしご興味を持って頂けましたら、是非足をお運びください。不慣れなキャラも居りますが、精一杯お相手を務めさせて頂きますので…!!
尚、参加の際には規則をご一読の上、何卒お願い致します。

では、本日を良縁を願ってお待ちしております!!

>みかづき


あぁそう、それはよかった ( 覚えてくれていたことによろこぶ自分を隠すようにおざなりに返事しては )
えー……お茶よりジュースがいい ( 相手の提案に少しの間思案したあとわがままを口にして )

はいはい、こっちこそよろしく。……オネガイシマス ( つんけんした態度でそっぽを向いては敬語を付け加え )
本音しかいわない素敵な口でしょ、ほめてよ ( 笑う姿さえ美しい相手をじとー、とした目で睨めつけながら )

ロルは別にこのままで良いけど…んー…シチュエーション… ( 眉間にしわを寄せながら深く考え込み ) あ、そうだ。じゃあみかづきが遠征から帰ってきたとこからで ( 手をぽん、と叩くとたった今思いつきましたというような案を口に出して )



　

>麻白

はは、そうかそうか。主は甘味が好みであったな。どれ、じじいと甘味屋にでも行くとしよう。( 酷く緩慢な動作で立ち上がり )

そうだな、正直で愛い口だ。( 親指の腹で優しく相手の唇をなぞり )

遠征帰りだな、相分かった。ではそこから始めさせてもらうとしよう。此方に不手際があれば遠慮なく言ってくれ。( 頷き )


主、帰ったぞ。
(遠征を終え部隊を引き連れ帰還するも、少なからず怪我をした者は居りそれぞれに仲間たちに引き入れられていき。その傍ら比較的傷の浅い己は薬研に軽く手当てをしてもらった後、帰還を伝えるべく相手の部屋へ赴き障子の前で声を掛けて)

>みかづき


えぇめんどくさ…お菓子も食べたい ( ぶつくさ文句をいいつつも行く気なのか、相手を振り返ることなく障子を勢いよく開け廊下を歩き出し )

ちょっ、…ねぇ、ほめてるそれ？ ( 脈絡のない行動におどろいて身を引くと疑いの目を向けて )

そっちから出してくれるの？ありがとう…こっちも何かあったら言って、負担になるなら上のは全部けっちゃってもいいし ( ぱちぱち数回瞬きするとお礼を言い ) …あ、あと勝手に隊長に任命しちゃった、ごめん ( 少しの罪悪感と不安を顔に滲ませ一言謝り )



おかえり。…入って報告してくれる？
( 書類関連の仕事を始めて数時間、そろそろ集中力も切れかけてきたころ障子の向こうからよく知る声が聞こえ。入室を促しつつ重傷出てないといいけど、と期待を抱きつつ部隊長である彼からの報告を聞くため姿勢を整え座り直し )



　

前、燭台切光忠を指名した者なのだけれど、覚えていてくれているかしら？(　首傾げ　)前回はとても楽しかったわ!!また、光忠に会いたくて来てしまったの。もし良かったらまた相手をしてもらえるかしら？設定なんかは前回の引き継ぎでお願いしたいのだけれど。(　おずおす　)御返事待っているわね。(　ふふ　)

＞主様
（/こんにちわ！先日大倶利伽羅を指名した隼の背後です。先日はわざわざ質問に丁寧なご回答感謝します。それと別に不快な思いをしたわけではないのでどうぞご安心ださい。むしろそのように思われてしまってこちらが申し訳ない気持ちで一杯です。前置きが長くなりましたが今日参上したのはまた大倶利伽羅にお相手してほしいと思ったからです、設定は前回と同じですが前回のロルの続きだと良い雰囲気に持っていける自信がないので主様がこういう風ならいい雰囲気に持っていきやすいと思われるシチュエーションで再開したいと思っております。もし無理そうなら前回のロルの続きでも結構ですのでどうぞご随意に。）