名無しさん 2017-02-11 21:42:25 |
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あー、どうも
(テーブルに音を立てグラスを置くあからさまな態度に苦笑「人気者が辛いのは世の常、だがリシュリーが居づらければ店を変える」耳打ちにて返答、チンと高い音を立て乾杯した酒を流し込み)
人気者って思うのはあなただけよ
(立ち去る際にも睨みつける店員に軽く頭を下げ、人気者と言うよりのけ者という言葉がピッタリな2人。もう一度深呼吸をして「いい、私は大丈夫」腹を括り勢いに任せて一気に飲み干し)
謙遜しなくても良いだろ
(良い飲みっぷりに負けじと煽りブランデーで熱くなった喉を動かし二杯目の注文を。男女二人組が珍しいのか冷やかしに同じテーブルの座席に腰下ろす男性客がきて「よし、一勝負するか」彼女に耳打ち、ベストからトランプを取りだし)
謙遜なんてしてない
(勢いに任せて呑んだせいかいい気分になり始め、目の前に座ってきた客に気の抜けた笑顔でどうもと軽く挨拶。勝負すると言われても何で勝負するのかと首を傾げ)
リシュリーは見てろ
(皺のよった賭け金をテーブルに放り出しポーカーの開始、当然イカサマを仕掛けている為勝つのは此方と思い込み余裕の表情で酒を飲み続け。とは言え相手はこの店の常連、更に巧妙なイカサマが仕込まれているとは気付きもせず陽気に勝負の行方を待ち)
うん
(肘をつきながら勝負の行方を静かに見守り、何処から何処までがイカサマなのかさっぱり分からず。男は余裕の笑みを浮かべながら、隣に座る彼をチラリと見て賭け金をさらに出して)
くそっ、やりやがったな
(賭け事にイカサマは最早常識、勝てると分かって先程より高めの掛け金を示す相手に負けじと紙幣を出し「リシュリー、好きなカードを5枚選んで良い。表は向けるなよ?」こうなれば運を信じるのみ、ポーカーの運命を委ね)
選んでいいの?
(負け試合となる事は知らず委ねられた運に自分でいいのかと首を傾げ、目の前に並べてあるトランプを無造作に5枚引き。男は賭け金はもういいのか?と挑発とも取れる言葉を浴びせ)
あぁ、好きに撰んで良い。掛け金は俺の奢りだ
(こうなっては誰が選んだとて負け試合、女性の前で情けない姿を曝す事になる己を嘲笑う視線に舌打ち。金は別の人から巻き上げる事にして、今はゲームを楽しませてやろうと手元を見たまま煙草に火をつけ)
…表向けていいの?
(店でポーカーをしてる客の様子を見てたこともあり、雰囲気からこれ以上掛けることはないだろうと2人の顔をチラリと見て。余裕すら感じられるのか先にカードを開けろと顎で手元を指し)
あぁもう良いぞ
(表を向けきる前から掛け金を手元に引き寄せる男の手に煙草を押し付け「最後まで油断しちゃいけないのが賭け事の決まりだ」相手が賭けを知らないリシュリーに注目する間に仕込んだイカサマにより逆転勝利、金を巻き上げ追加の酒を注文し)
よし、いくよ…
(叫ぶ様な悲鳴に驚きながらも表を向けると5が3枚に10が2枚のフルハウスで相手のカードはストレート、ポーカーに詳しくはないにしろ勝ったことは事実「やったじゃん!」片手で拳を握ればもう片手で隣に座る彼の太ももを叩き)
女性に気を取られると痛い目見るって覚えとけ
(二人がかりで卑怯と罵られようが最初にそんなルールを作ってないと知らん顔、派手にやったお陰で注目の的になればニヤニヤと口元を緩め「俺って最高だろ?」隣に座る彼女へウィンク飛ばし)
ほんとあなたって最高ね
(イカサマで勝ったのか運で勝ったのかは知るよしもなく、酔いのせいかとうてい女性とは思えないほど大口を開けて笑い。彼の肩に頭を乗せ、勝利に導いてくれたトランプを指先で遊び)
さてさて、それを飲んだら店を変え…いや、もう遅いか
(酒を煽ったが既に遅し、両手を上げながら静かにグラスを置き。イカサマの勝敗は喧嘩を呼ぶもので頭に血が昇った相手の男が銃を抜き二人に向かって突き付け)
…冗談よね?
(気持ちよくしていたかったが男はそうはさせてはくれず銃口が目の前に現れれば酔いはすぐに覚め、顔をこわばらせ少しだけ余裕のある口調で発するもテーブルの下では横にいる相手の服を握り)
おいおい、負けたからって恥ずかしいぜ?
(リシュリーよりも身体を前にいざとなれば彼女の盾になる準備を整えたら指を鳴らして相手の注意を反らし、一瞬の間に素早くピースメーカーを抜き取り男の眉間に突き付け)
無茶しないでよ…
(ピンと張り詰める空気に小さく服を引っ張り、自分にも何が出来ることはないかと辺りを見渡し。後ろの席に丁度いいようなライフルを見つけ手に取ろうと伸ばし)
女の前で血を流したくない、さっさと失せろ
(顎を動かし店から出るよう促し、周囲の視線も気になったのか男は汚ない言葉で捨て台詞を吐きながら走り去り「まぁ、ギャンブラーなんてこんなもん」驚いたであろう彼女の頭に手を起き)
もうあなたの体験なんてウンザリ
(頭に手を置かれれば伸ばしてた手を引き戻し、目の前にいた男はいつの間にか姿を消し。一応助かったと大きくため息をつき机に突っ伏し)
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