名無しさん 2017-02-11 21:42:25 |
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よし、思い付いた。嫌なら嫌って言えよ
(リシュリーにして欲しい事と言えばキスくらいしか思い浮かばないから敢えて口にせず、ワンクッション挟んで指を鳴らし「今日1日俺の体験をする」ギャンブラーと行動を共にするという提案は却下だろうか、上がった両手を握って返答を待ち)
…面白そうね、私がギャンブラーの体験をするなんて
(どんなことを言うんだろうなと興味を持って待っていたら彼の体験をすると聞いて一瞬目を丸くしたが、彼が一体どんな生活をしているんだろうなと逆に興味を持ち始め)
なら決まり。まだ時間が早すぎるから、もう少し家でダラダラしとくぞ
(酒場に集まるギャンブル依存症は不規則な人間ばかりで人が集まり盛り上がるのは昼過ぎくらいから。時間を潰す宣言をしたらベッドに並んで座るのを利用して、彼女の膝を枕に横になり)
まさか1日中ギャンブルって訳ないわよね?
(膝に乗る頭に両肘をつき、提案に乗るのはいいが彼を体験するって一体何をするんだろうとふっと思いつき、ワクワク感もあれば不安感も少しあり)
まさか、ちゃんと飲酒もしてる
(何処にも自慢できる要素はないのにドヤ顔でグラスを傾ける動作をつけ、頭の中で店をいつくかピックアップし中ではまだ秩序の保たれた店に行くことにして)
そのくらいうちの店でもよく見てる
(店で働き始めてから今まで飽きるほど見てる光景が脳裏をよぎり可笑しそうに笑って。彼の髪を優しく撫で「ねぇ、ヒゲそらないの?」何気なく思いつたことをふっと口に出し)
はは、そりゃそうか
(日が傾くまで恋人の膝の上でのんびり過ごすとは有意義な1日になりそう。気持ち良さそうにゆっくりした動きの瞬き「ツルツルの男は持てない」男臭さを誇る考えの持ち主は即却下、脱力した動きで手を横に振り)
えぇ、もう正直いって見飽きたわ
(窓の外をちらりと見れば朝日だった太陽は空の上まで昇り、一体何時間ダラダラと過ごしてたんだろうと考え。頭を撫でていた手を顎に持っていき「案外剃ったほうがモテるかもよ?」周りにはヒゲを生やした男性ばかりのなかに異彩を放つ人がいれば目立つかもと)
おっと良い時間、お待ちかねのお出掛けタイムだ
(彼女の背中越しに覗いた窓で時間を判断「髭の話しは考えおくとして」起き上がりスカーフの位置を整えハットを目深に被り出発の準備を整え)
割と早い時間に行くのね
(客としてバーに行くことが無く時間の感覚がわからず、彼が言うのだからこの時間なんだろうかと1人で納得。痺れた足を伸ばして立ち上がり)
まだ日が明るい内から飲むのが真の酔っ払いなんだよ
(酔っ払いによる酔っ払い講座、ベストの定位置にトランプが収納されている事を確認し「もう少し汚ならしい服は?多少汚れてた方が良い」汚れたベストの裾を引っ張って見せ彼女の着用している服装を指摘し)
私にはお手上げ、全くわからない
(自分は何を聞かされているのだろうと降参ポーズ、服装を指摘されると一度今着てる服を見て言われるがままにヨレヨレのベストに着替え直し「これでいい?…服装にもこだわりがあるなんて」一緒にいても理解できない世界に首を傾げ)
綺麗なおべべを着てるヤツはカモにされる
(酒場に汚れのない服装で現れたら場から浮き金を巻き上げられるのが道理、着替え後の服装に頷きレディファーストで部屋の扉を開けたらいざ出発)
なるほどね、納得したわ
(育ちが良さそうに思われるからなのか、自分はそんなの気にしてはいないが彼が言うのだから間違いないと「ありがとう」微笑み、心を弾ませながら目的の店へと向かい)
あとは…あんま店の中をキョロキョロしない方が良い
(勝負を挑む際にイカサマしやすい人間の特徴を述べ、家から歩いて10分程の場所にある店を目指し。道中で煙草に火をつけ隣に並ぶ相手の頭に愛用のハットを被せてやり)
それは気をつけないと…
(知らない店の店内を見回しちゃいそうでこれはしないようにしないとと強く頷き。ふっと大きな帽子が視界を暗くし、嬉しそうにつばを両手で持ち)
まぁ俺が一緒なら心配ない
(あまり怖がらせても可哀想というもの、肩を軽く2、3回叩きリラックスさせ。目的の店に到達し中へ足を踏み入れた瞬間から酒と汗臭さが充満する空間に表情を歪め、適当に空いてる席に腰掛け相手にも隣に座るよう促し)
わかった、ありがとう
(目的地らしき店が見えてくると大きく深呼吸を1回、後を追うように店に入ると女性客が珍しいのか全客の視線がこっちを向いているような。足早に彼が座る席へ向かい)
金を払って酒と女で遊ぶ場所だ。それに恋人がいるヤツは滅多にいない
(いかにも遊び歩いてる醜男の集まる場所に美女と色男が居る方が変だとと耳打ち、女連れに対し怪訝な顔付きの酒盛り女に指を二本立ててブランデーを注文し)
なるほど、私の店と大違い
(家の傍にこんな酒場があったとはとちらりとだけ辺りを見回し、店内にいる女の人の突き刺す視線が痛いほど伝わり少しだけ不安がよりぎ隣に座る相手に寄り付き「ほんとに大丈夫なの?」こそりと小声で耳打ちをし)
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