オオカミくんとにゃんこくん【非募】

…仕方ないから許してやってもいいケド?(相手が自分より下手なのを見、にやりと片方の口角を上げて、/)

ほんとか？(ぱあっ、と表情を明るくさせて)
嫌われたかと、思った…

嫌いじゃ…無い…
(一瞬、いつもの様に“嫌いだ!”と言ってしまいそうになるも素直に上記を述べ/)

！？じゃあ、好き？(撫でる手を止めて、相手を見つめ)

そ、それは…。な、なんでそんな事言わなきゃダメなんだよｯ(見つめられれば鼓動が高鳴るのが分かるものの何故、自らの胸が高鳴るのかが分からず、フードを深く被り下を向いて、/)

気になるから。好きか嫌いか、教えて？(つん、と相手の服の裾を掴んで)

…ｯ、五月蝿い…。分かんねぇよ(自分の気持ちが複雑に交差している中、ふるふると首を横に振り、/)

わからないの？……オレは好きだよ、遥のこと。(ふいっと顔を逸らして)

！、いや、嫌いでは…無い…けど……(顔を逸らす相手に猫耳をぴくっと立て驚くもそれは友達としてだろうと捉えて。然し、自分の場合は先程の胸の高鳴りを思い出し、友達としての“好き”では無いのでは無いかと考えてしまい、脳内で悶々と考え乍暫く無言でいるも、その気持ちは相手の迷惑になると考え、胸の中に押し殺す様に｢こ、この話もうやめよ‐ぜ?｣と作り笑いを浮かべ、自分の視界から相手が見えない様フードを深く被り、/)

遥…。話を逸らさないで。(ぐいっ、と相手のフード外し、目を合わせて)

…ｯあ…(フードを外された己の顔は困惑と相手に触れられた事による赤い顔があり、相手に目を合わせられれば目をギュッと瞑り、/)

……ごめん。困らせたいわけじゃないんだけど、オレは遥が好き。その、恋愛感情…で//(頬を赤らめ、目線をさ迷わせつつ気持ちを伝えて)

…へっ?(相手の言葉に瞑っていた目を開き目を丸くして素っ頓狂声を上げ、相手を見れば相手の赤い顔が見え｢え…い、今…｣と口をぱくぱくと開閉を繰り返し、/)

ほんとごめん、忘れていいから！(赤くなった顔を冷まそうと相手から距離を取って)

――…れも!俺も…!!(距離を取る相手に袖を強く掴み自分の方に寄せ、｢わ、忘れてやんねｪ｣と此方も顔を赤くさせて、/)

な、え、お前も、オレと一緒、なのか？//(相手の赤い頬撫ぜ、確認するように見つめ)

そ、そうだって言ったら…?(再度取られたフードを被り目線を斜め下に向け、/)

嬉しすぎてたぶん死ぬ。(緩みまくった顔で返し)

…死んだら嫌だからやっぱ嫌い。(相手の緩んだ顔を見、意地悪な答えを返して、/)

えっ、うそうそ、死なないから！(わたわた)