貴方と本の出逢い

貴方と本の出逢い

風人  2016-04-04 04:41:02 
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古典文学、ライトノベル、ノベライズ、ベストセラーあるいはあまり人に多く知られてない本などあると思います。
あなたが本を読むきっかけや感動した一冊、人生を変えた本などをご紹介ください。
ただし漫画はご遠慮ください×。

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  • No.158 by 風人  2017-02-18 14:00:46 

『∀ガンダム』福井晴敏版、『とりかえばや物語』『竹取り物語』はアニメなどと同じだけど∀ガンダムのコンソールに『花咲爺(じいさん)』が何故メモリされてたかというのはラストへの伏線でしょう。
ナノマシンと花咲爺さんの“枯れ木に花を咲かせましょう”がたぶん同一の意味としてつながる。
だけど黒歴史以前に∀ガンダムに乗ってたであろうパイロットがなぜ『花咲爺(じいさん)』をコンソールにメモリさせていたのかなぞ。
パイロットが好きで記憶させてたかあるいは別人かはわからない。
かつて地球をナノマシンで浄化することへの気持ちが何らかの形で『花咲爺(じいさん)』に思いを込めたんでしょうか。

グエンたち領主にしても黒歴史を一方で否定はしておきたい一面もあるが戦力増強のために黒歴史を掘り返すことを物語はしている。
肯定と否定が混ざるのが『∀ガンダム』のひとつのテーマ。矛盾は抱えているがそこは人物たちはさほど考えていない。
戦力増強はあっても可能な限り政治的な駆け引きや思惑でなんとか前に進みたいのは地球人もムーン・レィスも同じ。

福井晴敏版『∀ガンダム』のテテスは富野由悠季さんらしいヤクザな女性を彷彿させる書き方されてると気づく。
後々、ディアナ暗殺に動いて彼女の内面も書かれる。

  • No.159 by 風人  2017-02-19 06:16:34 

『∀ガンダム』福井晴敏版でもムーン・レィスがコールドスリープ(冷凍睡眠)した歴史を通して語られる。
だけど彼女たちはコールドスリープが千年や三年だったりと時期がまちまちであるとも語られる。
コールドスリープは海堂尊先生の『モルフェウスの領域』について触れられているけど医療治療のためとはいえアツシ少年はコールドスリープしている間に両親は離婚しどちらも彼の保護者としての権利を放棄しているというとんでもない有り様になっていた。
『∀ガンダム』では自分の知っている者たちがコールドスリープの間にいなくなっていることもあるでしょう。
必ずしも発達した技術が恩恵をもたらすものではない。
『モルフェウスの領域』では被験者である患者の人権などを守らないという一面もある。おそらく人権などはこれから討論されるべき課題。
海堂尊先生は作品中の人物を通してあの手この手で守り医療のためにもアクションをする。
論文批判を一方の作品でしながらも一方では論文のいい部分を認め巧みに扱う。
だけど『∀ガンダム』の世界ではムーン・レィスはコールドスリープをあたり前にしてるから人権的なことは法律としてはクリアーしてるかもしれないけど気持ちの内ではクリアーしてないと思う。

  • No.160 by 風人  2017-02-19 08:47:29 

福井晴敏版の『∀ガンダム』は所々に新聞記事やむかし語りの描写があって視点を変えている。
キエルはディアナと入れ替わりながらなんとかディアナ・カウンターを抑えようとしながら苦悩がうかがえる。
政治のむずかしさ、女王といえどすべての兵士や技術者たちを納得させられない。入植することのむずかしさ。
“侵略”か“帰還”かどちらに受け取るかで対応が変わる。
キースは成りゆきからグエンを保護しまた彼に賓客としてもてなしをされながら一市民としての憤りや複雑な感情を抱える。
政治の下に成り立っているのも実社会と同じ。
だけどそこに理屈ではない理不尽さもまたあるのも現実。

  • No.161 by 風人  2017-02-19 18:10:07 

富野由悠季著『だから僕は……ガンダムへの道』を購入しちょっと読んでいる。
そのなかに富野さん自身が書いた創作シナリオ「小石」というがだいぶむかしにとあるアニメムック本にあらすじが書いてあったがシナリオとして読むと新鮮。
たしかにラストは『逆襲のシャア』に似る。
『逆シャア』の原点は1963年12月にできていたというのも驚いた。
途中までしか読んでないけど手塚治虫先生と虫プロでの経験が今に至るんでしょう。
だけど『鉄腕アトム』は手塚治虫先生の作品であって自分が演出をしても物語に解決は見いだせない未熟さやもどかしさ。
これは手塚治虫先生の存在の大きさもあるが同時に富野さん以外のスタッフも感じてたのではないかと思う。
同時に富野由悠季さんのもとでアニメを作っている(いた)スタッフもいまも同じような思いではないでしょうか。

以前に『∀の癒し』という本を読みましたけどその本でも富野由悠季さんなりに葛藤や悩み抱えてたと思う。
スタッフとの意思疎通はむずかしいみたいなこと記してあったでしょうか。

  • No.162 by 風人  2017-02-20 09:05:06 

富野由悠長さん著の『だから僕は……』をざっと読んだ限りにはアニメ創成期に携わったというのは時代的に恵まれたのではないかと思う。
だけど手塚治虫先生の存在には当時は(あるいはいまも?)比肩しないかもしれない。
漫画の神様でありいまも続くテレビアニメをスタンダードにした偉人。
しかし富野由悠季さんなりに不器用さや性格もあり虫プロ以外でも苦労されたのはうかがえる。
『ザンボット3』以前に関わった作品のリストが少し載ってましたがいろいろな作品に携わっている。
出崎統監督の『明日のジョー』にも関わってたようだけど演出の色は合わなかったよう。
『海のトリトン』は原作とちがう形で落ち着くが『勇者ライディーン』ではスポンサーなどと折り合いがつかずまた苦労。
結果的に後半を監督した故長浜忠夫監督がブレイクするという顛末。
創映社のちの現在のサンライズのにも悪しき体制がいまも富野由悠季氏からすればあるとも書かれてあった。
『∀の癒し』でも『ガンダム』以外作らせてもらえない現状もあったし。
監督や演出家が苦労してるのが伝わる。
アニメの制作現場は追い込みで作り直したいカットがあってもすでに焼き上がったものには手を加えられないなど。
たいへん。

  • No.163 by 風人  2017-02-20 11:13:30 

福井晴敏版の『∀ガンダム』ではハリーはディアナがキエルと入れ替わっていることに気づくがそこは荒立てないように冷静に対応している。
ウィル・ゲムは佐藤茂版でも気の毒な人物だったけど福井晴敏版ではディアナ・カウンターに陥れられ利用され殺される始末。
ウィルが自業自得の結果というのはかんたんだけどやるせない思いが伝わる。
キエルと入れ替わったディアナは彼を説得できなかった思いはあるがソシエに対しては“姉”として振る舞わないといけない。
シドじいさんはアニメなどでもこの人は数少ない良心ある人物。他の人物が暴走しがちになるのに歳の功か黒歴史については探究心はあるものの理性が抑えている。
グエンがやや宇宙船を手に入れることで野心をたぎらせようとするのはあぶないし実際危険な徴候。

  • No.164 by 風人  2017-02-20 14:04:03 

アグリッパと繋がっているフィル・アッカマン。
『∀ガンダム』福井晴敏版でも佐藤茂版と同じようにディアナに反旗を翻す姿勢。
だけどいくらオーバーテクノロジーのモビルスーツや兵器を使ったとしても地球全土を支配するのは現実的には無理そうな雰囲気。
制圧はできたとしても政治的におさめるのはまず無理と思う。地球は広いんだし簡単に支配されるものではないと思う。
福井晴敏版ではテテスの動向。親不孝と自覚しながらディアナ暗殺に動きだす。
またウィルゲム側のグエンとキエルとしてのディアナの互いの思惑。
人は権力にせよ武器にせよひとを変えてしまう怖さ。
ロランは“∀ガンダム”についてはできる限り理性的な判断を持ちながらも畏怖はおぼえてる。

  • No.165 by 風人  2017-02-21 05:02:25 

コールドスリープを繰り返して長く生きるのと寿命を全うし日々を生きるのとどちらが大切かキエルとして生きてた日々から学んだディアナ。
そんなディアナから同じ女性として重なり共有し母の言いたかったことがようやく理解したテテス。
∀ガンダムそのものが破滅を呼ぶものか再生を謳う存在か。
核爆発からディアナを守った時にロランは∀ガンダムの内なる記憶がディアナかキエルかの姿を借りて彼に語りかける。
核爆発に遭い黒焦げになっても再生を続ける∀ガンダム。
福井晴敏版の『∀ガンダム』は細部の描写が細かい。やや文章がディテールに凝ってるのもあるけど再読したらいくぶんラク。

  • No.166 by 風人  2017-02-21 07:52:53 

福井晴敏版『∀ガンダム』で共感があった場面はキースとベルレーヌが営む中立パン工場が市民から襲撃があるところ。
市民のムーン・レィスの恐怖もわかるけどただウソと事実が混同してるところに市民のヒステリー、大衆心理がうかがえる。
キースにしたらムーン・レィスと地球人の和解のためにしてたことが裏目に出てしまい工場は焼かれてしまう。
親方の娘であるベルレーヌはキースの出自を知らないはずなのに『あなたはキースだから』と庇うところは女性の勘かあるいはキースの挙動から知ってたうえで愛する人ということで見守っていたと思われる。
ムーン・レィス側の混乱が更なる混乱を地球人側にもおよぶ。
キースもフランも再び戦いに巻き込まれてゆくのは読んでてつらいところ。
主人公であるロランも戦い続きでつかれも見える。

  • No.167 by 風人  2017-02-21 19:34:15 

小説『JIN-仁-』は完結編読むまで時間かかった。
地元の中古書店ではなかなかないからやむなく通販してようやく読めた。
だけど幕末のなか南方先生がペニシリンを粉末にしたり歴史から龍馬を暗殺から救おうとするけど歴史の流れにはラスト近くどうあっても逆らえない理不尽さ。
咲さんや野風さんたちと出会いながら咲さんの女心に気づく。
海堂尊先生の『ひかりの剣』の文庫版表紙も『JIN-仁-』の村上もとか先生である。
こちらは医療と剣道つながりで村上もとか先生とつながりある。

  • No.168 by 風人  2017-02-22 07:55:51 

『∀ガンダム』
アニメと佐藤茂版、福井晴敏版の小説それぞれを比べるとおもしろい。
福井晴敏版がある意味、戦争の悲惨さを伝える意味ではいちばん内容があるかもしれない。
地球に残ったキースはベルレーヌお嬢さんと共に逃げる描写は戦争でもっとも犠牲になるのは民間人ということ。
佐藤茂氏が書いた角川スニーカー版は後半はやや駆け足ではあるけどスニーカー版はむしろ外伝にあたる『エピソーズ』がおもしろい。物語の前後や人物たちそれぞれの視点で短編で綴られている。
グエンはどのメディアにせよ反旗を翻す愚行。なによりロランをローラとしてしか愛せない不幸。
福井晴敏版では∀はまさに悪魔でしょう。ラストに再びナノマシンによって何千年もの年月をかけて石像に戻ろうとしている描写があったから。ターンXでさえもあっさり撃破してる。
佐藤茂版の角川スニーカー版の方が読みやすさはある。福井晴敏版は物語が二転三転する。
フィル少佐の不幸な生い立ちも理解はしないではないけどただディアナに反旗を翻してもそれで癒されるものではないと思う。佐藤茂版でも彼はクーデターを起こすが三日天下で落ちてゆく。

  • No.169 by 風人  2017-02-22 18:17:28 

福井晴敏版『∀ガンダム』はいろいろちがいすぎるし展開がハード。
ディアナもキエルは哀れだしグエンもまた意外なほどにあっさりキエルに化けたディアナに討たれる。
だけどキエルはグエンから女性として見られてないのは可哀想すぎます。
ハリー大尉は佐藤茂版でもひどい目に遭いますが福井晴敏版では後半は理性を欠いている。
アニメとはやや人物の立場や内面が異なる。
福井晴敏版ではアグリッパがグエンに利用されていると知った際にディアナの気持ちがようやくわかるのは納得する。
しかし同じ『∀ガンダム』という素材を使いながら書き手しだいではいかようにも物語が変わるもの。

  • No.170 by 風人  2017-02-22 19:53:49 

『∀ガンダム』福井晴敏版ではアニメでは好戦的だったヤーニ軍曹が戦争が終わりに差し掛かる頃には不器用ながらひとのいいおじさんの一面を見せる。
また宇宙は苦手ということでウィルゲムに乗らないというのも意外。
彼なりに戦争の勢いに乗った乗せられたことへのひとりの人間としての過ちを認めてるようにも取れる。彼もまた主人公ロラン同様にグエンに利用された立場かもしれない。
キースはなんとか立ち直りベルレーヌと結婚はするが、フランは旦那であった先輩記者を亡くし一時は絶望に苛まれるのは読んでてつらい。
戦後直後はつらい思いを抱えるひとりの女性として描写される。
立ち直りが明確に書かれているのはソシエ。
シドじいさんの手伝いをしながらまわりや地球の再生を願う。そしてロランを思っていたことが姉キエルから意外に思われるのは少し驚く。
ロランはビシニティから離れたところから戻りようやくかつてハイム姉妹に出逢った川でソシエと再会したところで物語は終わる。
福井晴敏版の『∀ガンダム』は要所につらい場面ある(涙)。

  • No.171 by 風人  2017-02-23 05:33:47 

小説『∀ガンダム』は福井晴敏版をようやく読んだけど内容が凄まじい。
佐藤茂版も所々にキツい描写あるけど福井版は内容が深い。
小説版はどちらもディアナに深い業を背負わしてるのは酷。
福井版ではキエルに再度変装したディアナがグエンを討つことで過ちを修正した。
福井版ではディアナ、キエル共に愚かな女性として書かれているのは印象的。
だけどディアナがかつてのウィル・ゲィムを愛したのは真実。
しかし美しい過去も現代や未来から見ればまわりからみれば美化された物語にしかならない。
ハリー中尉はアニメにおいてはディアナ、キエルを共に支えて理性的にも関わらず福井版ではこの人物も愚かに書かれている。
最終章の寸前で戦争という時代に振り回されたヤーニ軍曹、キースにフランの描写は唯一救われる場面。
ヤーニ軍曹も自分の愚行を理解したからムーン・レィスであるキースやフランの素性を知っても相手に理解を示す場面は感動的。
人同士がわかりあえるまでに犠牲がありすぎ時間もかかりすぎ。
福井版はディアナは亡くなったが彼女がいなくともディアナ・カウンターは和解に応じた。
佐藤版でもディアナは亡くなったが彼女の代わりをつとめたのはキエル。キエルがディアナの人生を背負うことになるがそうすることで月と地球の和平が保たれる。
むずかしいもの。

  • No.172 by 風人  2017-02-23 11:14:57 

『∀ガンダム』小説。
福井晴敏版の方がボリュームあるし“ニュータイプ”や“ガンダム”の名称が出たり月に行ってからの黒歴史の真相がわかる時の描写は宇宙世紀の描写が出てきたり幾多の戦いをホログラフィとして見つめるロランたち。
だけど健やかに書かれているという意味では佐藤茂版でしょうか。
冒頭などいくつかの描写は似るけど似て非なる。
読みやすさという意味では佐藤茂版を推すかな。
佐藤茂版は世界名作劇場ぽい書き方されている。
戦乱は激しくなるけどたとえ地に落ちたとしてもひとが生きていける人間の根源みたいな生命らしさがある。
外伝にあたる『エピソーズ』で補完されてることで物語に不満がない。

  • No.173 by 風人  2017-02-23 14:15:39 

小説版『仮面ライダークウガ』はまるで二時間ドラマを見てる感じ。
特撮モノで二時間ドラマというのは基本的に存在しないと思いますが、映画はまた別として。
だけど『クウガ』小説は映画というよりは二時間サスペンスドラマに近い雰囲気ある。
テレビシリーズの回想しながら現在進行形のドラマが時を動かし事件がゆっくりみえ始める。メイドアイドルはちょっと『クウガ』に似つかわしくないところもあるけどテレビ『クウガ』とはちがう媒体でもあるし小説『クウガ』は十三年後の物語。
むしろその時代の流れが現実に重なる。
一条刑事は組織の上に上がれる機会があったけど現場畑の現役刑事というのも可能な限りテレビシリーズの印象を変えたくなかったんでしょう。
ポレポレのおやっさんはメイドアイドルにハマるのも時代の流れでしょうね(苦笑)。
五代雄介の妹みのりは結婚をして子どもに兄の名前から二文字いただき平凡なしあわせを得てる。
だけど一方ではグロンギの暗躍が物語に影を落とす。

  • No.174 by 風人  2017-02-24 06:32:15 

小説『仮面ライダークウガ』夏目美加の成長もあるが通信機器の発達、メイドアイドルの浸透の早さなどに13年の時の流れがある。
だけど一条刑事が女性刑事とコンビを組んだことがないというのも意外な感もあればむしろお堅い性格だからそれもそうかと思えなくもない。
手堅く著者の荒川氏が書かれているのがうかがえる。
この人には『アバレンジャー』の小説も書いてもらいたいところ。

  • No.175 by 風人  2017-02-24 08:35:12 

『∀ガンダム』佐藤茂版は読みやすい。
あっという間に三巻。
三巻冒頭に「ローラの牛」のエピソードが入る。これは外伝『エピソーズ』と合わせて読むとよりおもしろい。
だけどまだまだ地球人とムーン・レィスの和平にはいたらない。
ただロランがローラになる女装のエピソードは二巻にあってヒロインたちよりウェストが細いという(苦笑)。
ところどころに笑みする物語はある。

  • No.176 by 風人  2017-02-24 09:56:25 

福井晴敏版『∀ガンダム』の「花咲爺(じいさん)」のくだりは物語のラストの“再生”という意味合いでしょう。
かつて∀ガンダムを操ってた人物がどのような人であったかは語られていない。
だけど戦いを終えたロランは聖痕があるということで行く先々で“聖者”としてもてなしをされることでぎりぎり死なない。そしてかつて∀ガンダムのパイロットも同じだったのではと思いを重ねる。
∀ガンダムのパイロットだった人物が何者だったかそしてその人物がなぜ地球を一度黒歴史に包んだかは真相はロランからはわからない。
あくまで月の歴史に語られているのも本当かどうかはわからないかもしれないニュアンスを残す余韻もあるのも否めない。
長い歴史のなかで事実と空想が合わさった可能性と言えなくない。
「花咲爺(じいさん)」に託した思いもあるかもしれないと思える。

  • No.177 by 風人  2017-02-24 14:16:29 

『∀ガンダム』角川スニーカー、佐藤茂版。
グエンに付いてる秘書、ディアナ付きの粉まき姫、そしてディアナとキエルが入れ替わっていることに唯一はじめに気づくハイム夫人。
この辺の展開は佐藤茂氏独特の展開。
キエルはハリーに信頼を寄せていくのは好感。同時にこちらも福井晴敏版同様に月の民(ムーン・レィス)の悲哀に気づいてゆく。
展開こそはやや急ぎ足ではあるけど佐藤茂版は短く丁寧に描写されている。

  • No.178 by 風人  2017-02-25 05:32:34 

『∀ガンダム』小説、福井晴敏版と佐藤茂版どちらにおいても市民が暴徒化してしまう描写はこわい。
物語上グエンが一度落ちてしまう展開だからやむをえないが市民が理性的な判断を欠いてしまう。
後にグエン自身が黒歴史の科学力に見惚れ領主が暴走してしまうからいちがいに市民を非難できないのだが。
佐藤茂版においてはキエルとディアナの入れ替わりが丁寧に書かれキエルはハリーに惚れてしまう。
だけどキエルになってしまったディアナも戸惑いを感じ取り乱しながらもムーン・レィスたるロランがそばにいることで安心を得る。
『∀ガンダム』は地球人、ムーン・レィスどちらに感情移入するかで物語がちがう。
またディアナ、キエル、ソシエそれぞれヒロインたちが持つ感情や立場もまたちがう。

  • No.179 by 風人  2017-02-25 11:07:30 

『∀ガンダム』は福井晴敏版と佐藤茂版では描いてることがちがう。
福井晴敏版はディテールや綿密な描写にこだわりあるようだけど佐藤茂版は発達した月社会と発展途上の地球社会を短く対比させている。
地球では男は仕事に女性は家庭にという古きよきむかしの社会の営みかつ古風。
女性が社会に出るむずかしさはキエルやソシエ、メシエなどを通じて端々にあらわれてるのが佐藤茂版。
反面、世界名作劇場ぽいところが伝わる。

  • No.180 by 風人  2017-02-25 12:56:40 

『仮面ライダークウガ』の小説をあらためて読むと警察モノの作品みたい。
ところどころに一条刑事を通してテレビシリーズの回想を重ねながら現在進行形の事件を追う。
だけどグロンギが人間社会にひそかに潜んでいるのは深い恐怖でしかない。
テレビシリーズのグロンギは人間態であっても人間離れした演出や描写がされてたけど本作品のグロンギはほぼ人間に等しいくらいに社会に潜み生きている。『ファイズ』のオルフェノクに近いところあるけどオルフェノクは現代人がオルフェノク化したのであって言葉や文化は同じ。
だけどグロンギは文化や言葉、習慣もちがう未知なる恐怖が読むたびにじわりじわりくるものがある……。

  • No.181 by 風人  2017-02-25 16:13:12 

小説『仮面ライダークウガ』、グロンギに対して法律ができているのもまた時の流れ。
極端な話としてテレビシリーズは性急に物語をつくらざる得ない。
だけど物語が終わった後にグロンギもおなじ人間という認識が出来上がったというひとつの事態。
しかしグロンギに更生の道があり得るとは思えない。まったく文化や習慣が違いすぎるし現代人と超古代戦闘民族ではまったく別の種族にも等しいと思うが。
時が経てば法律が良し悪しにせよ変わるのは現実。個人情報保護法などもそのひとつ。
海堂尊先生の『桜宮サーガ』シリーズでも個人情報保護法が足枷になるけどそれを白鳥さんは上手にかわす。『アリアドネの弾丸』でした。
いろいろな本を読むと直接的なつながりはなくとも間接的につながりの糸が見えたり考えるきっかけになる。
ここ二、三年はいろいろな本を読んでるからいろいろな考え方が入ってくる。自分の思想までに確立にはいたらないが。
自分の思想にするのはむずかしい(--;)。

  • No.182 by 風人  2017-02-26 09:46:45 

小説『仮面ライダークウガ』本物の人間と化けたグロンギとの間にちがいがあったという伏線は張られている。
荒川氏の表現が秀逸。

  • No.183 by 風人  2017-02-26 14:10:58 

佐藤茂版と福井晴敏版では『∀ガンダム』のアプローチがちがう。
佐藤茂版は月の政治よりも生態系に触れていて福井晴敏版では政治の方に触れている。
月に行ってからの描写は佐藤茂版の方がアニメにやや近い。
ただどちらも冷凍睡眠(コールド・スリープ)を使うことでムーン・レィスが月の人口調整をおこなっていることにかわりない。
だけど佐藤茂版においてはソシエが地球側の半ば感情の代弁者になっている。
佐藤茂版においてはハリーがシャアに近い。ロランが変装したローラに後半まで気づかずまた愛機スモーに前妻の名前をつけている。キエル、ディアナ共に振り回され“女運がない”とつぶやく。
女運がないとつぶやくところにむしろ現実感ある。

  • No.184 by 風人  2017-02-27 05:35:28 

『クウガ』小説で枡部凛 の本性があらわにになった際の白いクウガ(未確認生命体2号)は実加が変身したものだったと当初はわからない。
だけど一条さんは夢のなかで五代雄介と再会する。
しかしこの時点においても現実の五代との再会はかなわずというのが切ない。
一方で一条刑事たちを誤魔化しながらも実加もグロンギへの捜査は着実にしてゆく。
枡部凛という名前にもグロンギ語の意味が込められていたのもこわい話。

  • No.185 by 風人  2017-02-27 16:00:59 

『∀ガンダム エピソーズ』のレット隊のキャンサーを主人公に据えた物語「轍(わだち)の果て」は地球人とムーン・レィスの間の立場に立つ彼女の物語。
短い物語に地球人からもムーン・レィスからも差別され迫害されながら生きてきた彼女の半生が書かれていて考えさせられる。
どちらにも心から受け入れてもらえない地球に残ったムーン・レィスの子孫という立場。
だけど麦の刈り入れを頼みたいロイスじいさんからキャンサーはあることを諭される。
ヤーニ軍曹たちとカーレースをしながら見える先……。
笑えて泣ける。

  • No.186 by 風人  2017-02-28 06:40:20 

同じ『∀ガンダム』という素材で佐藤茂氏と福井晴敏氏ではまるで異なる。
ただどちらもディアナもグエンも悲劇的な展開はまぬがれないのは共通している。
アニメにおいてはまるくおさまっているのがやさしく思える。
佐藤茂版においては『エピソーズ』の方で充分、いろいろな面で補完されているところある。
福井晴敏版ではムーン・レィス側がディアナ不在でも和平ができる形で落ち着くのは皮肉なのかあるいは彼女が犠牲になったかで物語の受け取り方しだい。佐藤茂版ではキエルがディアナとなることで問題が山積しながらもそれを前向きに解決しましょうという姿勢がディアナとなったキエル、彼女を支えるハリーからうかがえる。
佐藤茂版ではリリ・ボルジャーノ嬢の政治力が『エピソーズ』に収録されている「エア・ボルジャーノ」から片鱗がみえる。リリ嬢は敵にまわしたくない好感ある人物。

  • No.187 by 風人  2017-02-28 14:55:41 

小説『仮面ライダークウガ』には人間の希望と絶望が書かれている。
現代社会の闇を敵であるグロンギに語られるのはなんとも皮肉というか彼らに語らせてしまう嫌な現実があるということ。
彼らの言い分もまた間違いではないけど人間が文明を持ってしまった反動もしくは心の歪(ひず)み。
本物の山野愛美はグレてはいたけどどこかでやり直すきっかけはあったことを信じてたと思う。だからタトゥだけは入れないという身体に傷をつけない思いが彼女にあったと思う。
だけど彼女の母親はグロンギに弱味からつけいられた。
母親が娘を思う気持ちを利用されたのは哀しいこと。

  • No.188 by 風人  2017-03-01 05:12:15 

富野由悠季著の『だから僕は……』には当時の手塚プロのことがよく書かれている。
生前の手塚治虫先生の取材番組が流れる時あるけど必ずしも恵まれたアニメ制作現場ではなかったのはうかがえる。

  • No.189 by 風人  2017-03-01 12:08:13 

『三丁目の夕陽』のあの時代は半ば羨ましい。
戦後から高度経済成長期から日本人が前向きだった時代とされる。
小説『三丁目の夕陽』『続・三丁目の夕陽』は鈴木オートの面々と茶川さんたちを主人公なのは変わらないけど他の人物たちにも焦点をあててオムニバス形式になってる。
ちなみに映画で堀北真希さんが演じた六ちゃんは原作や小説では女性ではなく男性。
小説では遊び盛りの若者の歳ではあるけど健気に真面目に働きながら『続』ではなんと時代の英雄の力道山に妹さんと共に会ってしまう驚愕な展開。

  • No.190 by 風人  2017-03-02 09:12:32 

富野由悠季さんの著書『だから僕は……』と『∀の癒し』共に『ブレンパワード』を再読。
『ブレンパワード』と『∀ガンダム』は正しくは富野由悠季さん自身が小説版を書いてるわけではないけど。

  • No.191 by 風人  2017-03-02 13:05:47 

小説『ブレンパワード』のヒロイン宇都宮批馬(ひめ)は冒頭から前向きに書かれている。
対して勇が少し悲壮感を背負っている感がある。
それでも『Vガンダム』の頃までの主人公などに比べたら心に傷を負っても物語が進むにつれ癒され仲間を得てちがう道を進めてゆくのが『ブレンパワード』や『∀ガンダム』の小説には見られる。
小説『Vガンダム』はウッソがふつうに子どもらしく育てられなかったのは悲劇。だけど戦場で生き延びリガ・ミリティアと接触し生き残る術を得て成長していったのはしあわせと思うべきでしょう。
『F91』『Vガンダム』の小説においては富野由悠季さん自身の書き方も変わってきてたと思う。
小説『Vガンダム』の母性の強調は半ば尋常ではないように思われる。

  • No.192 by 風人  2017-03-03 05:29:08 

富野由悠季さん著の『だから僕は……』に脚本家の辻真先氏の名前が出てきた。
この人はアニメ関係の本などで名話回などを収録した本などに目を通すと出てくる。
富野さんによるとこの人が書かれていないジャンルはないほどと言われなおかつアニメの仕事の合間に小説を別に書かれてしまうという。
おそろしいパワーの持ち主と言わざる得ない。

  • No.193 by 風人  2017-03-03 13:00:19 

小説『ブレンパワード』を久しぶりに読むと作品中のブレンパワードが生まれる描写はある種の神秘さがある。
母が子を生むやさしさみたいなものでしょうか。
ブレンパワード、グランチャー共にまだこの時点では存在意義がよくわかってないまま物語が進んでいる。
オルファン、プレート共になぞ。
少しずつ勇、批馬たちの人間関係が変わっていく。八十年代の富野由悠季作品に比べたら感情よりは内面の気持ちで物語が進んでいくのは『∀ガンダム』にも継承されてゆく。

  • No.194 by 風人  2017-03-04 04:53:10 

小説『ブレンパワード』において従来の富野由悠季作品らしい親子間の繋がりがあるのがアノーア艦長とジョナサンの母子でしょう。
感情と精神的なむすびつきがアンバランスないびつな関係。
これは主人公伊佐見勇とオルファンにいる伊佐見ファミリーもまた近いものがある。
ただそれまでの作品に比べたら登場人物の悩み方は戦いそのものよりも具体的になにをどうしたらいい?、という自然な方向に物語が動いている。
戦いそのものがメインでないことに気づく。
一応はロボットアニメのノベライズではあるけど。
小説一巻の冒頭では富野由悠季氏が“ブレンパワード”という表現について誤解を招いたと記してある。

  • No.195 by 風人  2017-03-04 06:57:43 

富野由悠季著の『だから僕は……』を読むとアニメーターはリアルに人として扱われてない職業なんだとひしひし伝わるものがある。
アニメ創成期から現在に至るもの現場状況はさほど変わらないんでしょう。
富野氏の声が文章から伝わるみたいで苦悩や葛藤などが怒鳴られてるみたいに聞こえる……。

  • No.196 by 風人  2017-03-04 09:43:42 

富野由悠季著の『だから僕は……』に富野さんの創作シナリオが掲載されているけど内容自体は思うほどにハデさはない。
だけど「小石」そのものは少年とタクシー運転手とのたしかなつながりを感じさせ『逆襲のシャア』のラストへとつながる布石や原型と取れるシナリオ。
「小石」は短い物語だけどちょっと感動する物語。ひととのつながりを書いてるところは富野作品に準じてると思う。
だけどアニメーターが苦労されているの伝わる本。

  • No.197 by 風人  2017-03-05 06:15:27 

小説『ブレンパワード』で富野作品らしい感情の高ぶりを担っているのがジョナサン、依衣子ことクインシィ・イッサに集約されている。
ふたりとも互いに満たされない家庭や姉弟への愛情や気持ちが欠けているのをグランチャーに求め戦いに求めてしまっている。
オルファンを出た勇は彼なりに自分の道を悩み模索していき批馬の優しさに触れながらも少し甘えを見せながらも成長していく。
だけどまだこの時点ではオルファンが実際に何のための存在かは仮定でしかない。

  • No.198 by 風人  2017-03-05 15:03:40 

ハルキ文庫の『ブレンバワード』を読むと人物が比較的自然な感じ。
もちろん各々に心の傷や葛藤などはあるがむかしの富野由悠季作品に比べたら感情の表立ったぶつかり合いは少ない。
なかには退場してしまう人物はいるがそれとて全体からは少ない。
人物のなかで子どものクマゾーが子どもなりにどの程度わかっているかわからないけど彼は意思が強いキャラ。
ジョナサンや勇などにも少なからず影響を与えている子ども。
もちろん子どもだからドジや泣きそうになる場面もあるけどそれを差し引いてもなにかを託されているキャラに思える。

  • No.199 by 風人  2017-03-05 17:49:51 

又吉直樹さんの『火花』ドラマ化。
だけど私は実際は二回くらいしか読んでない。理由はカバー本だから。
文庫派の私には少々読みにくい。
内容はよかったですが。
ドラマではどうなってるのか。

  • No.200 by 風人  2017-03-05 19:00:11 

ドラマ『火花』第一回をようやく見てるけど映画みたいなつくりしてる。
また原作の再現度が忠実。

  • No.201 by 風人  2017-03-06 06:37:40 

ドラマ『火花』では林遷都さんが主人公の徳永、波岡一喜さんが神谷。
波岡一喜さんがいい役者になられたわ。
小説『火花』のなかでも神谷は徳永にとっては憧れでありよき兄貴分。読んだ時は明石家さんまさんがモチーフと思ったけどドラマは波岡一喜さんが演じてるので私のイメージとはいい意味で異なる。
芸人さんは売れない時代はなんでもやらないといけない。着ぐるみ入ってキャンペーンしたりコンビニでバイトしたり様々。
ピースも売れない時代にいろいろなさってたみたいだし。
かけだしの頃はなかなか実が出ない。その辺は小説もドラマもリアリティ追求してるみたい。
第一回はまだ序章という雰囲気。実質は第二回からが物語が本格的に始動でしょう。
林遷都さんたち役者がお笑い芸人になりきって演じてるのも見もの。

  • No.202 by 風人  2017-03-07 06:35:18 

小説『ブレンパワード』二巻後半、三巻前半は舞台がそれまでと異なる。
ネリーというヒロインの在り方。彼女もまた死へと向かうキャラではあるが勇にちいさいけど大きなモノを託してゆく。
強敵化してゆくジョナサン、謎のバロン・マクシミリアン。
ブレンパワード、グランチャーの在り方が天才カント少年の登場により少しずつ物語が変わってゆく。
だけどここでも富野作品の定石である核兵器を使う人類の愚行、それを食い止めるノヴィス・ノアのブレンパワード、オルファンのグランチャー。敵味方に分かれてるはずなのに愚行を受け止め昇華してゆく主人公勇や批馬、クインシィである衣依子たち。
大人たちの過ちを力ではなくブレンパワードやグランチャーの在り方を示すことでただしていこうとする示し。
こういった一連の流れはお約束ではあるがある種の感動を呼ぶものがある。
だけどまた物語はラストに向けて混迷を深めてゆく。

  • No.203 by 風人  2017-03-07 13:10:02 

小説『ブレンパワード』において主人公勇や姉依衣子が少し歪みがあるのはふたりの両親が原因なのはあきらか。
オルファンのために研究しその成果のために子どもふたりを利用しふつうの親子関係ではなくなっている。
子どもたちのために家庭が存在してるのではなくオルファンのために存在してると両親は誤解を起こしている。
劇中でクインシィこと依衣子が勇にプレゼントをかつてくれた?とたずねる場面などに彼女本来の良心は失ってないのはわかるけどまた勇がちゃんと思い出せずにいたことで姉弟は互いに戦うことになる。
だけどまたオルファン自身も自身の再生のためにブレンパワードやグランチャーを必要とし人間や地球、自然なども必要としていることがわかる。
オルファン自身もまた失ったものを取り戻すためにブレンパワード、グランチャー、人間たちを必要としている。

  • No.204 by 風人  2017-03-09 07:18:03 

富野由悠季さん著の『だから僕は……』『∀の癒し』を通すと富野さんの半生が綴られアニメーターとしての苦労もあり制作会社サンライズとの関係、プライベートもありかなりの苦労が書かれてある。
だけど『Vガンダム』『ブレンパワード』この二作品を境に変わってきてる印象ある。
もちろんアニメ監督としの苦悩や葛藤もあるし監督としてスタッフに己の意思を伝える難しさ。
『∀の癒し』でも歌い手である西城秀樹さんから監督は難しく言い過ぎだみたいにストレートに意見がぶつかることもある。
ただ作品を通して“親”になる経験が『F91』や『V』以降の作品に如実に現れてると思う。
『ブレンパワード』の小説においても伊佐見ファミリーの両親は最後まで直子おばさんに叱られるまでわからないというバカ親。
勇の姉である衣依子はむしろやり直しする機会を与えられジョナサン母子も最後に互いの気持ちを受け止めようとする。
『∀ガンダム』でもムーン・レィスと地球人の間に誤解や齟齬は生じているが最低限理性的ないし政治的であろうができる限りの人死には避けている描写や演出がある。
ディアナが月の女王、『ブレンパワード』でも衣依子がクインシィという女帝ないし女性としてのリーダー、『Vガンダム』のマリア女王から発展ないしそのバリエーションというのがわかる。
『ブレンパワード』において母性の在り方は批馬に委ねられるが直子や依衣子それぞれにもある。そこに物語が集約されていく形。
『イデオン』以降の作品のように皆殺しにさせていない良心が作品にある。

  • No.205 by 風人  2017-03-09 14:58:34 

小説『ブレンパワード』『∀ガンダム』共に富野由悠季さん自身が書かれてないのも特徴。
富野さん自身が書かれた『ガンダムシリーズ』や『イデオン』などは表現自体は従来の作家さんよりは粗さが目立つ。もちろんテレビシリーズとも一部内容が異なる展開でもある。
だけど理解するにはそれなりには時間がかかる作品でもあると思われる。
だけど小説『ブレンパワード』『∀ガンダム』は富野さん以外が書かれてることでわかりやすくもなっている。
富野由悠季という監督の主観がないからでしょうか。富野節は健在ではあるが。
『Vガンダム』を最後に書かれてはないのも何らかの考えがあったんでしょうか。

  • No.206 by 風人  2017-03-16 16:36:46 

三月になりようやく思い出したみたいに海堂尊先生の『ランクA病院の愉悦』を読めたけどブックオフオンラインで通販した本を地元のブックオフで見かけるのはどういうことよ?
本もひとと同じで巡り合わせの良し悪しがあるということかな。

  • No.207 by 風人  2017-03-18 04:57:56 

ブックオフですでに持ってる本やCDを買ってしまうことが最近ある。
歳かな?
その都度気をつけているはずなのに。
それだけ自覚ないままで本などが増えているのか。

  • No.208 by 風人  2017-03-22 12:38:55 

『天空の城 ラピュタ』『海がきこえる』に続いて『となりのトトロ』のノベライズを購入。
ジブリ系の小説は若い頃は読まなかったのにここ最近は読んでる。
妙に歳を感じるのは大人になった気持ちかな。

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