お館様。 2015-08-26 21:07:07 |
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相変わらずの不粋なご趣味なこッて。狐は皆小狡くいやがる。
(頬の内側を噛んでしまい小さく唸り。嫌な表情にも嫌な言葉にも皮肉しか出てこず軽く舌打ち。)
>蓮
仕方ねェから、ちょいと人間化かしてくらァ。
(限界を感じて立ち上がり、街中の饅頭屋を狙おうと決めのっそり出て行った。)
all>
ちょい遅いが、朝ご飯だよー!日曜だからって何時迄も寝てんじゃないよ。
(廊下を歩き住民全員を起こすために手拍子しながら声を張り上げ。)
(/お初だね皆さん、唯の人間だけどよろしく頼むよ。ウチは食べても旨くは無いからね。)
はァい。只今出ますわネー。あらァ伊万里様。
(既に起きてはいたのだが、お手玉に夢中になっていた為慌てて返事をして。戸を開け顔を出し相手を見つけると微笑を浮かべ。)
>伊万里様
(/此方こそよろしくお願い致しますわ、お館の中でしたら人間様も余り怖くは御座いませんの。ですからおすきなように接して下さいましな。)
お園>
おーや、乙女が真っ先に出てきてくれたか。良いねーむさ苦しいオヤジなんかより大分気分良いよ。
(お園を見てニンマリ笑い、手首を掴みグイと引き寄せ。自分より背の低い相手を愛でようと頭をくしゃくしゃに弄り始め。)
伊万里様ッたら、折角整えましたのに…。御飯を頂きに行きますわネ。
(一見性別不明な相手に困った顔を作り、乱れた頭に溜息ついて。その場から離れようといそいそと後退し食堂を目指して。)
>伊万里様
お園>
逃げられたか。食堂はあっちだよ、お園ちゃん。
(口で言うほど残念には思っていないらしく。逆方向へ行った相手に大股で近付き肩をポンと叩いて。)
あらッ、うっかりしてしまいましたわ。昨日のおひたしは大変美味しゅう御座いました。
(肩を震わせ照れ笑いを浮かべ、方向転換してまた歩みを進め。いつも頑張っている相手に敬意を込めてそっと言い。)
>伊万里様
お園>
そうかい?自分でも良く出来たと思っていたのさ。今日はけんちん汁だけどね。
(褒められると高らかに笑い出し。同じペースで歩き同性の相手には幾らか気を許した調子で接し。)
けんちん汁も好いておりますのヨ。透様と皆様もさぞかしお慶びになりますわネ。
(もうけんちん汁の匂いが漂っているような気がして感嘆を零し。想像するだけで目頭が熱くなり一筋伝って。)
>伊万里様
お園>
はっは、因みに食べ残しや食わず嫌いは許さないけどね。この前一つ目小僧が椎茸を残しやがった。
(腰に手を当て軽く笑い声を立て。険しい目つきになり未だ許せないといった調子で。)
其れは伊万里様がお寂しゅう思いをなさった事と御察ししますわ…一つ目小僧様はお転婆でいらっしゃいますもノ。
(嬉し涙から気が沈んだ涙に変わりハンカチで目を抑え。ハアと小さく息吐いて肩を落とし。)
>伊万里様
お園>
何でアンタが悲しむんだい?変わった子だね、そこが可愛いけどさ。まあ、食べなよ冷めちまうぜ。
(いつも泣いていると噂にも違わない泣き上戸にふと柔らかく微笑み。肩を撫でてやり早く座るよう促して。)
まァ、伊万里様はお口が御上手です事。人間様なのにお優しくッて……
(肩を撫でられ暫く嗚咽を漏らしてからやっと落ち着き。席に着き丁寧に頂きますと挨拶してお茶を一口啜り。)
>伊万里様
お園>
あっはは、褒めても何も出せないよ。そうだ、ウチの子に会ってみるかい?
(目の前に座り頬杖ついて笑いながら眺め。人型は取れない猫又の遊び相手になって貰おうと話題に出して。)
ウチの子__とは何方ですノ?
(箸を動かす手を止め、はて相手には子どもが居たのだろうかと小首を傾げ。ただ会いたくないとは思っておらず。)
>伊万里様
お園>
猫又だよ。可愛い可愛い老いぼれの、真っ黒い子さ。お館が特別に入れてくれたんだ。
(相手が想像しているのは大体察しがつき苦笑し。正体を明かしてどうだい?と目を輝かせ。)
(/伊万里様申し訳御座いません、所用が出来ましたので行って参りますわネ。楽しいお時間有難う御座いました…またお会いしたいですわ。)
>ALL
(しとしと、雨が降っている。ゆるやかに地面に打つ雨音に耳を傾けながら縁側に腰掛けつつ瞳を伏せ)……明日モあまリお天気がよくなイのネ。そう。
(/こんばンは。浮上がテら文章を投下させてイたダキます。)
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