そらいろまふらー　【非募集】

..かわい、(ころころと変わる相手の表情に小さく笑みを溢してはゆっくりと離れながら後頭部に回していた手を相手の頬に添えて。首を微かに傾けては柔らかい笑みを浮かべ、呟く程度の音量で上記を述べてはワシャワシャと相手の髪に触れ)

それ、僕のセリフです。(髪に触れる相手の手の感覚に心地よさげに目を細めながら釣られるように微笑み浮かべ。相手の頬に手を伸ばしてそっと触れながら、「…そらるさん、本当に肌白いですね」と見つめ)

お前も同じ位だろ..(頬に伝わる相手の手の温もりに口元を緩ませてはきょとんと首を傾げて自分の手を相手の髪から頬へゆっくりと移動させ。長い時間の電車移動に疲れたのか瞼をゆっくりと閉じては相手の肩に頭を乗せてもたれかかり｢疲れた。暫くこうさせといて、｣と述べた後溜め息を一つつき)

(一瞬心臓が跳ねる感覚を覚えるものの、ふと微笑むと負荷にならない程度の加減で相手を抱き寄せ。「そらるさん、疲れてるなら寝ますか？」と肩に乗る相手の頭をゆっくりと撫でながら優しい声色で問い掛け)

寝ない、(相手の問い掛けには即答しそれと同時に抱き締める力を強めれば何とも言えぬ心地よい空間を幸せそうに楽しんで。｢お前といるのに寝る訳ない｣と暫くの沈黙の後静かにぽつりと述べては相手の顔を見上げ微かな微笑みを浮かべて)

(相手の発言に一瞬目を丸くさせるものの、すぐに嬉しそうな微笑みを浮かべて相手を見つめ。撫でていた手をポンポンとさせて相手の頭の上に置いたまま頭を気持ち前に下ろして相手の視線に合うようにしながら、「そらるさん、ずるいですね」と微苦笑混じりに呟き)

(相手とのやり取りに楽しそうな柔らかい笑みを浮かべては先程より体を密着させ相手の首もとに顔を埋めて。暫し安心する温もりの相手に身を委ねているも少し悪戯をしようかとその首筋を舌で舐めてみて。)

わっ…そ、そらるさん？(驚きで無意識のうちに小さく身体がビクッと跳ね、瞬きを何度か繰り返して相手へと視線向け。頬に赤みが差していくのを自分でも感じながら、それを見せないようにと強く抱き締めて相手の髪をふわふわと撫でて)

..?、どうかした?(一瞬の反応も逃さずどこか様子をおかしくする相手にわざとらしく前記を尋ねてみてはくすり、と小さく笑って。表情はどうなっているかと様子を見ようと思ったところ、見せぬようにとする相手が可愛く思え仕方なく顔を見るのを諦めてはもう一度、吸い付くように先程と同じ箇所を舐めてみて)

…っ、そらるさん…。(与えられる感覚に再び肩が微かに跳ねるのを自覚しながら、無意識のうちに相手を抱き締める手に力が入り。しかし手の力を抜いて少し離れると有無言わさぬ速さで相手の唇に口付けすると「…じっとしててください」とまだ照れた様子のまま声を掛け)

んっ.._何かお前おかしいよ(余裕そうに暫く相手の反応を見ながら面白そうに笑みを浮かべるも少し離れた動作にどうしたのかと思えば突如重なる相手の唇の感触に目を丸くして驚き。暫く固まったまま相手を見詰めているも可愛らしく声をかける相手に意地悪そうな笑みを向ければ｢俺がそう言われてじっとしてると思う?｣と耳元で囁きかける様に述べて)

なっ…。(普段よりも間近に聞こえる相手の声に思わず息を呑むものの、すぐに我を取り戻すと慌てた様子で腕に少し力を入れて相手を引き離し。「そ、そういえばそろそろ夕食ですね！すき焼きらしいですよ！」と相手の顔を見れないもののその手を握りながら普段通りを装い)

..食べに行くか、(もう少しだけ相手で遊んでいたかったものの距離を離されれば納得いかなそうな表情をするも仕方ないと前のめりだった自分の体制を元に戻し。夕食の時間、と聞けばもうそんな時間かと時計に目をやり深呼吸をひとつしては前記を呟いて)

行きましょう、そらるさん。(息を吐いて安堵した後、相手の言葉に一度相槌を打つように頷き。ふと片手を差し出しかけたものの、迷うように相手を見てからその手を引っ込めると「そらるさん、疲れてたからたくさん食べれそうですねー」と笑いながら部屋の扉へと向かい)

そうだな、沢山食べると思う(伸ばし、引っ込められた相手の手をまじまじと見ては口元を手で覆い小刻みに肩を震わせながら小さく笑ってその手を掴んで握りしめ。もう片方の手で自分の腹を擦っては｢早く行こ、｣とその手で扉を開けて)

え…いいんですか、そらるさん。(人前では気にするだろうと引っ込めた手が握られたことに目を丸くし、相手と握られた手と視線を行き来させ。部屋から足を踏み出しながらも、「多分…人、居ますよ？」と確認するように相手を振り返り)

こうしてればわかんないでしょ(驚く相手と肩が触れる位まで密着してはその繋がれた手を隠すようにして。おそらく自分を心配しての事だろうと思いその優しさを嬉しく思えば微かに微笑み。自分も部屋を出ては左右に視線をやり何処に食事処があるのかと探せば右の方に館内地図を見つけ｢階段降りて左だって｣と視線を相手に戻して)

…なるほど。(繋いだ手へと角度を変えて視線を落としながら納得するように頷き。安堵すると同時に相手の手を握る手に力を入れ、相手に合わせるように案内へと視線を巡らせて微笑み、「よし、行きますか。そらるさんが飢える前に」と冗談っぽく言いながら階段の方へと歩き出し)

もう飢え始めてる..(まだ少し人目は気になるのか視線を左右に忙しなく向けながら相手と同じペースで階段を降り。途中、控えめながらも鳴った腹の音に恥ずかしそうに下を俯いては恐る恐る隣の相手の方へ視線をやり)

あ…もう飢えてましたね。(突然聞こえてきたその音に一瞬目を丸くして相手へと視線向け。今更気付かなかったふりをするわけにもいかずに柔らかく微笑み浮かべ、「あの部屋ですね」と食事処と書かれた部屋を指差し)