ヌシ。 2015-04-10 15:01:11 |
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(/>219 >223)羽純/八津
…武器だけに頼ったら駄目だよ。体もちゃんと使わないと。
(綺麗に肩へとヒットすれば外れたかな?なんてちょっとだけ心配しつつ、格闘技全般を心得ている自分にとって、武器だけに頼る相手なんかすぐに捩じ伏せることができるが、蹲る相手を見下ろし、その頭を足で割ってやろうかなんて思っていれば、鼓膜へと届く名前。それに少し首を傾げれば嗚呼、と理解して。「死体マニアと一緒にしないでくれるか?俺と八津では嗜好が少し違う」困ったように笑えば、これまた次の行為を止める声。もうお着きか、と鼻だけはよく効くと僅かに顔を歪めれば数歩後ろへ下がり。視界に捉えた彼の姿に目元を細め「──随分と肩入れするんだな」腰に手を当てれば緩やかに小首を傾げて。こんなに邪魔をされては気持ちも萎えてきて、仕方ないかと今回のところは収穫が多かっただけマシで、それでお預けとしようか。片手に持ったバタフライナイフをバックへ仕舞えば、壁に寄り掛かり)
(/>223)八津
…肉なんかよりトマトの赤の方が何倍も綺麗だ。
(舌が痛くならないやつの以外に好きな理由はそれで、ソファに背凭れながら呟けばトマト嫌いは珍しくもなく、よく周りの人々もトマトは嫌いだと言うもんだから、こんなにも嫌われているのかとどこか可笑しくて小さく肩を揺らして笑い。薄く切っただけの掌の傷はきっとそのうち治るだろうが、こんな環境の元だ、放っておけば病原菌が入るかもしれない。そんなの綺麗な筈も無くて、コレクションの並ぶ棚の抽斗に確かオキシドールがあったなと思い出せば、上の空で相手の知識を聞きながら立ち上がろうとするが、その前に肩を掴まれれば自然とソファへ再び身が沈んで、背凭れに呑気に背中を預けては、青白い蛍光灯の元で鈍く光るメスへ視線を向け「俺はまだ、コレクションにはならないよ。それじゃぁつまらないからな」憂鬱そうなその目尻に少し皺を寄せながらニコリと笑みを浮かべ、両手で軽く相手の胸を押して)
(/素敵な文章でs(ぐっ)きっと城谷は恋愛に関してはある意味鈍感、ある意味無頓着なのであっても気付きませんよ!(察し))
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