ほのぼの みかつる /刀剣

ははは、そうと決まれば皆に報告せねばならんなぁ。＿＿ 鶴は俺の妻だと。
(声量が徐々に下がっていくもこんな時程じじいと言えど地獄耳、彼からの了承を確認すると幸せそうな笑みを零しては本丸中に言いふらす気満々な上記。唐突の頬へ口付けは彼の悪戯が成功したようで少し驚いたのか軽く目を開けばくつりと喉奥で一本取られた何て言いたげに笑い。ふと己の頬に添えられた彼の手を取り自分へ引き寄せ暇手を腰に回せば双瞳を閉じて。己の言葉1つで喜んだり呆れたり照れたりする彼の姿に胸は熱くなるばかりで白く己を誘っているかのような妖艶な首筋へ唇を押し当て紅い痕を付けてしまえば彼の耳元で下記を囁き。主命ならば己も咎める事は出来ないがしかし彼に触れた事、主といえど決して忘れる事は無いだろう。そんな何時か起きるかも知れない最悪なシナリオに言葉を詰まらせては紅い痕を付けた事、その言葉の先を誤魔化すかのようにぱっと身体を離せば彼から貰った茶菓子を見せて何時もの笑顔。)
叶うならばこの先誰にも触れさせないでくれ、鶴丸。＿＿ されど主命なら………ああいや、そろそろ茶にしようか。

…ほ、本っ当に言う気かよ。

(まるで光でも降り注いでいるかのようなその幸せそうな笑みを見れば此方もつられて表情を緩めて。どうやら言いふらす気満々らしいその物言いに焦りや呆れやらそれらの感情が一気に沸くもののやはり一番強く感じたのは幸福感のようで、彼と夫婦のように共に居られるのであれば、周りの目などどうでも良いななんて思い。
ただでさえ色のつきやすい肌質で、その上目立つ場所へつけられてしまえば、首に咲いた紅い痕に指を這わせながら参ったな…と呟くも嬉しくて困ったという表情をして。
触れさせないでなんて言われれば此方とて同じ思いなわけで。以前まで嫉妬という感情は遠く、自分とは無縁のものかと思っていたのだが、今では己に触れる彼のこの優しく美しい手が他の者に触れる様子など想像しただけで胸が苦しくなる。
離された身体に少し寂しさを覚えて名残惜しそうに相手の方へと無意識に伸ばしていた腕に気が付けばゆるりと下ろし、いつもの笑顔を見せる相手を見ればこれ以上追求できずに、呟いた言葉の意味を気に留めながらも、茶の誘いを受ければ笑みを作って頷いて)

はは、また隠せない場所につけてくれたな。
触れさせないよ。君も他の者に触れないでくれ。
あ、……ん、そうだな。んじゃ、うまい茶を頼むぜ。三日月。

嗚呼、男に二言は無い…と言うやつだ。
(本人至って本気らしく幸せそうな笑みを浮かべながら当然だと言いたげに二度ほど頷いて笑い飛ばし。呆れた様な彼の表情の中に自分と同じ幸福を感じとれば益々言う気になってしまって。バレない様に付けた筈の紅い痕は思った以上に早くバレるもそれについて一切悪びれる様子は無くいつも通り満面の笑顔。自分だけが嫉妬していたのかと思いきや彼からの触れないでくれという言葉に一瞬面を喰らうも直ぐに少し照れた様な嬉しそうな表情へと変えれば返事は緩いも、固く約束をして。彼から名残惜しさを見せぬ様離れた後に伸ばされ己に触れず降りた腕に気が付けばその腕を取り彼へと笑みを向けて。)
ははは、バレた。やはり白い肌に赤は映えるな。＿＿ あい、分かった。約束しよう、互いに…………鶴や、そう寂しそうにされると俺とて離したく無くなる。

はは、では来月にでも祝言をあげようかねぇ。

(ニコニコと笑いながら、冗談ぽい口調で述べつつも此方も本気のようで。
悪びれぬ表情や態度に相変わらずの自由な行動に相手らしさを感じれば笑みを返し。嬉しいもののやはり恥ずかしいし相手以外には見られたくないという思いがあるようで己の襟髪を軽く引っ張って痕を隠そうとしたり首飾りをずらしたりして。
一瞬驚いたような顔をしてそれから照れを含む笑みを浮かべた相手を見てまず珍しいと思いながら見惚れてしまい。何に驚いたのかはわからないが可愛らしいななんて思えばクスリと笑い。
己の腕を掴む手に視線を落としながら、先程の無意識の行動に自身でも少し驚いていて、更に内心彼が手をとってくれたことにも驚き言葉に喜び、ゆるく笑んで下記を述べ自己完結してしまえばそのまま顔を上げ申し訳なさそうな笑みを向け)
そうだな、白と赤は相性がいい。髪や首飾りでは隠しきれないな。
ああ、互いに。
驚いたな、今のは無意識だった。余程三日月の腕の中が安心できたのかな。…いやいや悪いな、童のように甘えてしまって。

ははは、来月とは言わず明日にでも 。
(祝言を明日だなんて現実味の無い話だが至って本気らしく、取り敢えず主に報告さえすれば祝言でもなんでも挙げれるだろうとやはり浅はかな脳内で。己の付けた紅い痕を必死に隠そうと足掻くも痕は中々隠れてくれず、そんな姿でさえ愛らしいなと双瞳を細めて唇は弧を描き。先程伸ばされた手は彼曰く無意識だったらしく、それを聞けば尚一層の事胸が熱くなる訳で彼の手を指でなぞり手を取ったままその場へ座れば自身の隣に茶菓子を置き、暇手で己の膝をぽんぽんと叩けば立ったままの彼へここに座れと言う合図らしく、周囲にパァっと花が咲いたような笑顔で待ち。)
隠さずともよい、さすれば何を言わずとも鶴は俺のものだと皆感ずるだろう。
よきかな よきかな、茶は後でも良いか 。

はははっ、気が早すぎるぞ。
それまでにとっておきの酒でも用意しておきたいものだなぁ。

(明日という言葉を聞けば間抜けにも口をぽかんと開けてしまい、それから吹き出したように笑って、折角なら特別な酒や贈り物を用意しておきたいなんて考えては呟いたことで解る通り此方もまた本気な様子で。
確かに首筋にソレがあるなら誰かのものだというのは一目で解る。彼の言葉に感心し納得すれば、まるで“結婚指輪”だな…なんて誰かから聞いた覚えたての言葉を呟き。後ほど、相手が寝入った時にでもこっそりと彼の首筋に残すとしようか等と考えていては先程まで相手の言葉に照れていた癖に直ぐに悪巧みするような表情へと変わり。
相手の合図を直ぐには理解できたが椅子のようにそのまま座るべきか、相手に顔を向けて座るべきか迷い、挙句中間を取ったようで彼の膝の上に横座りして。痛くはないだろうかなんて考えながらこの体勢で大丈夫か尋ね。年甲斐もなく人の膝に座るのはやや照れ臭さも感じてはいるものの好きな相手の膝の上に座るのは心躍るものであって、笑みを浮かべ剽軽に下記を述べて)

それは…っ…そうかもしれないが。
…こうでいいかい？おっ、こりゃ上々の座り心地ですね三日月殿。

何事も早い方が良いだろう ? まぁ、明日は大袈裟に言い過ぎた。ははは、酒は主の部屋から拝借しよう
(ｸﾂｸﾂと喉奥で笑いながら流石に己の言った期間は短いと感じたのか彼の意見に同意する様頷いて。酒と言えば主なら色々持ち隠しているんじゃないか、なんて勝手な想像を膨らませては頂戴では無く一応拝借と言う言葉を使って。彼は純粋である為己の勝手な言葉に納得したらしくその姿に微笑ましい気持ちでいればポツリと呟かれた" 婚約指輪 " と言う単語、婚約した証の指輪が欲しいのだろうか、そう捉えれば彼への贈り物はすんなりと決まり。ふと紅い痕から彼へと視線を戻せば悪戯をする前の様な表情で、クスリと笑えば下記。今日はとことん愛してやろうと意気込むも己の膝へと横座りする彼に顔を寄せてみては上手く届かず残念そうな表情をし彼の唇へと指を這わせて)
＿＿＿＿ 鶴や、悪戯も程々になぁ。
ははは、じじいの膝故暴れるでないぞ? あい、そうでも良いがこれでは口付けが出来ぬ、俺は鶴丸とちうがしたい。

まぁそうだな。じいさんはいつ逝っちまうかわからねぇから何事も早め早めにってな。はははっ
ああ、確か主の部屋の戸棚の奥に…な。今度二人で拝借しに行こうぜ。

（愉快に笑いながら自虐的な冗談を言って。主が酒やら何やら戸棚に隠してあるのを思い出せば、口角を上げ如何にも悪巧みしているという表情で相手を見て、それから拝借という相手の言葉の選び方に笑って、内心それは盗むっていうんだと一人突っ込みをいれつつも悪ノリして今度二人で忍び込んで酒を恵んでもらおうと持ちかけ。此方に笑みを向けて悪戯について注意を受ければ、表情一つでわかってしまったのかと関心と驚きで目を少し見開いて、それから苦笑してみせるが内心止める気はなくいつやってやろうかなんて計画を練っていて。己の唇をなぞる相手の指を甘噛みして、改めて口付けがしたいと言われれば照れるのだが此方もしたいので潔く真正面を向く形になれば相手を見つめて、予想外の距離の短さに少し心臓が高鳴り）

……おや、お見通しかい。
流石に無体はさせねぇさ。
ちう？あっ…あぁ、そうか。…ではこの体勢に変えよう。

いやはや、確かに明日餅でも詰まらせて逝くかもしれんな。祝言まで安静にしておこう。
ははは、そうか、戸棚の奥に隠してあるのだな…では叱られる時も同じという事か
(彼の自虐的な冗談に己も乗っかり粗方間違ってもいない冗談を口走れば愉快に笑って。先日、彼が遠方へと行ってしまっている際に主の部屋からお酒を拝借しようとしたのだが何処にあるのか見つけれず断念した事を思い出せば彼の言う場所に感心したように頷いた後、二人で酒を拝借するのなら叱られるのも二人一緒にだな、なんて何故か嬉しげに。きっと己が悪戯を見破ったとしても彼は悪戯を遂行するのだろう、そんな事は分かっていたが彼を一番知っているのは自分だと言う確信が欲しかったのか、お見通しだと言われれば双瞳を細めて嬉しそうな表情を見せ。最近短剣達が言っていた ちゅー と言う言葉を少し聞き間違えたらしく ちう だなんて誇らしげに言えば己の言った通りに座り直してくれた彼へ満足げな笑みを向け、こちらも視線を絡ませては甘噛まれた指を彼の口内へと侵入させようと )
その顔に全て出ている、それとて愛らしいが。
接吻の事をそうとも言うらしい、ちう、だ。……… ほら、鶴や、あーん 。

はは…そうしてくれ。祝言をあげちまえば俺はいつでも君の傍にいるつもりだから安心だが。
ああ、二人なら叱られるのなんて怖くないな。

（冗談にも聞こえない言葉に少し眉を下げて笑って返すが内心、本当に安静にしていてくれと切に願っていて。だが祝言を挙げれば常に一緒に居られるので、自分がついていれば餅などで死ぬことなどなくなるだろうなんて自信を持って言って。
叱られるのは出来れば避けたい所だが相手が嬉しそうに笑いながら二人一緒なら…と言うので思わず此方もつられて笑い、いつでも一緒だななんて幸せそうに考えていて。
幾ら彼といえど、否彼だからこそ悪戯はしたいし成功もさせたいようで、顔でばれているのなら今度から悪巧みを表に出さないように練習でもしようかなんて笑って述べて。
接吻のことをちうという…相手のその言葉を聞けば、もしかして若者共が口にしている“ちゅー”の事を言っているのだろうかと思い、誇らしげに述べる微笑ましい相手の様子に、ふっと小さく吹き出せば破顔させ、言いかけたが敢えて何も突っ込まずにいようと此方も接吻を“ちう”と言って、その可愛らしい様子を見せる彼に接吻を迫り。口を少し開け相手の第二関節まで触れる程度で噛んでみせれば獲物を狩った動物の如く誇らしげに、そして悪戯に微笑んで）

なんだ、顔でばれているのか。なら此れからは演技の鍛錬でもしようかね。
…ちう、か。もしかしてちゅ…いや、何でもない。三日月、俺からちうしても良いか？
っ…！あーん。



(/うおーん(( 遅レス・駄ロルのダブルパンチでどうもすみません！！
三日月おじいちゃん…す、凄く可愛いですッ。しかも格好よさの中に可愛さが垣間見えるのでもう辛抱堪らんです/毎度ながら読んでいる中は頬の筋肉緩みまくりです。
とても楽しくお話しさせて頂いて、此方はとても良縁だと思っております。素敵な主さまと素敵な三日月さんともっと絡みたいです；今後とも絡んで頂けたら幸いです。いきなりの背後の出現失礼しました。)

ははは、祝言を挙げるまでは傍には居てくれぬ、とな?
(眉を下げて笑う彼の心情を察し心配するなと言わんばかりに彼の綺麗な髪を撫でるも続いた言葉に軽く小首を傾げさせ髪に触れていた手は頬へと下りゆっくり撫でて薄く笑み。彼の事は全て分かっていたい為練習すると言う言葉に軽く首を振って自信ありげに下記を述べ。何故笑われたのかその理由は分からないが、笑う彼の表情も愛らしく此方も釣られるように柔らかな笑みを浮かべては口内に入れた指を噛まれ、悪戯に笑む彼に下記を述べると口内から指を引きその指にちゅっと口付けて瞳を彼へと寄越せば妖艶に笑み双瞳を伏せ、ちうを待ち。)
鍛えたとて同じ事、俺には隠せぬ。
これは一本取られた、愛いやつよ… ほれ。

(/ うわーん!!← こちらこそ遅レス駄ロルすいません!! 後短くなっちゃってすいません泣泣
ぎゃああああっ!! 有り難うございます!! 此方こそ鶴丸くんにぞっこんラブです…。デレデレしてます、ほんとにデレデレです。どストライク鶴丸くん本当にお相手有り難うございます/号泣←
勿論ですよ!! 是非是非これからもお相手お願い致します!! みかつるばんざい!!!/こら )

なに言ってんだ、居るに決まっているだろう！
…わかってるだろ？俺が君の傍から離れる事などないってこと。

(大人しく撫でられていれば心地好さそうにうっとり目を細めていたが、自分にとっては何を当然のことを訊いているのかと少し怒るような気持ちを抱きながら、慌てて焦るように相手の目を見ればムキになって言い返すも、少し間を空ければ恐らく彼なら自分の本心など知っている上で態と訊いているのだろうと察すると少ししおらしく上記を述べて。
見破ると自信を持って言う相手に敵わないという気を持つのだが、そんな相手を驚かせようと日々案を練るのは楽しいことで、何となく強気な相手を嬉しく思い笑みがこぼれ。
自分の噛んだ指に唇を落とす相手の様子を眺めていると先程の恥ずかしくなってしまい苦笑を零して、それから長い睫毛で隠された三日月を惜しくも思うが目を閉じても変わらぬ美しい彼の顔を見て、ゆっくりと息のかかる程顔を近付ければ愛してると言い聞かせるよう小声で言って、軽くちうをして)

なんだ、やけに自信あるな。
三日月、愛してる


(/お返事ありがとうございます！！
そんなことございませんよ；いえいえ、短くしてくださって感謝感謝でっす！うわああ無駄に長くてすみません〜って土下座しながらいつも投稿ボタン押しているのでとても助かりました！←
どストライクとは照れますなっっ/帰れ
本当に本当に主様の三日月さんやばいです！！！すっかり惚れました！← はい、これからもゆるゆると楽しく、よろしくお願いします！みかつる万歳/便乗
では背後は大人しく帰城します )

意地悪が過ぎたな、そんな顔をするな…。それに俺とて離す気は毛等も無い。
(ムキになる彼が愛らしくて愛らしくて仕方が無く、思わず頬を緩めるも最後にはしおらしくなってしまった彼へ上記を静かな声で紡げば手は頬に添えたまま、己の唇は彼の唇へと軽く触れちゅっと言うリップ音と共に唇を離し。彼の事は全て自分のみがわかる、自分しかわからなくていい、なんて強気な発言の中には独占欲も含まれており。軽く触れた唇、触れる前の吐息と愛の囁き、全てが己の中の何かを壊しはじめ唇が離れた途端こちらも愛を送れば足が痺れただなんて棒読み、頭を打たないよう彼の後頭部に手を添えぐっと前へとのめり込めば彼を押し倒そうと)
ははは、鶴のこと故自信しか無いな。
俺とて愛してる。＿＿＿… おっと、足が痺れた。


( いえいえいえいえ!!! 此方も長くなってしまってますし、長いの好きですので土下座しながら投稿しなくても大丈夫ですよ!! 寧ろこちらが土下座したi(何) 相思相愛最高でございます、こちらも鶴丸くんに惚れまくってます、オイちゃんはあはあしちゃいます/ﾔﾒﾃ← げふげふ、これ以上暴走しないよう此方も大人しく帰国しますね! 引き続きお相手お願い致します^^ )

意地悪してきた後優しくするのってズルイよな。だが君のそういうところも好きだ。

(彼の唇が頬に触れれば目を薄く閉じ、唇が離れた後キスされた己の頬を指でなぞり。彼の優しい言葉や行為に、すぐに機嫌は治ってしまい上記を薄く笑んで述べれば、相手のさらりとした髪の毛に触れて指を通し髪に口付けをして。押し倒されそうになれば、少し驚きもしたが部屋に入ってからはこのようなことになったりするのは覚悟できているししたいとさえ思っているのだから然程驚くこともなく表情は目と口が少し開いたくらいのもので。彼のわかりやすい棒読みにふっと笑いが溢れれば指摘して。寧ろ、彼の首に腕を回し自分から誘うように倒れては揶揄うように冗談を言って不適の笑みを向け)

そりゃ幸せだ。……おっと…はは、嘘つけよ。遠征で俺に触れなくてよっぽど寂しかったのかな？

そうか、好いてくれるか。ではこれからも意地悪しよう、鶴の表情は何れも可愛らしい故
(先程のムキになった表情も今己に見せる笑みも全てが愛おしく悪戯半分に上記を紡げば軽く笑って。彼の指が己の髪へと絡まるのを見届け双瞳を細めては髪への口付けを受けて。棒読みがわざとらしかったのかそれともこうなる事を分かっていたのか然程驚かない彼に何処と無く嬉しげな表情を見せては首に回された腕に逆らう事無くそのまま誘われる様押し倒し。冗談か否か彼の言葉は粗方間違ってもいない為否定する意味も無く、簡単に肯定してしまえば首筋に指を這わせ顎を持ち上げる様な形を取れば彼の綺麗な金色の瞳に吸い込まれるよう鼻と鼻が触れるくらい顔を寄せて唇は綺麗な弧を描き)
ははは、いやはや、バレたか。…嗚呼、そうだな…少なくとも俺は寂しかったぞ ? ───… 鶴丸、こうすれば俺しか見えぬだろう。

どんな君も好きだがね。
おいおい、意地悪は程々にしてくれよ。

(可愛らしいから意地悪するなんて言葉には間抜けにも嬉しさばかり覚えてしまって、止めろではなく程々にしてくれと言って。その美しさには不思議と近寄り難さは含めて居らず寧ろ和ませてくれるような雰囲気を持っている彼には、自分の留守中に他の者が近寄って言い寄って来るのも十二分にあり得る話、こうして愛を確かめあったとてどうも不安があるようであまり束縛はしたくなかったのだが、少し巫山戯た様に尋ねてみるも内心不安でいて。指が這い顎を上げられ目を見られれば、どきりと心臓が脈打ち思わず目を背け困ったように笑って下記を述べ)

ふっ…はは、素直だな。…寂しかったからといって他の奴と戯れたりはしたか？
…ああ、君しか見えないぜ。

はっはっは、俺とてどんな鶴も好きだ。
では意地悪は程々にしよう、意地悪は…な。
(彼からの甘い言葉に笑みを滲ませ此方も返せば意地悪"は"なんて一文字を強調させ、意地悪を程々にする気はあるが愛でる気を程々にする気は無いらしく。自分からの束縛は幾度もあれど彼からの束縛を濁した言葉は貴重で、思わず頬を緩めるも彼の不安を解いて遣りたいのか熱い視線を絡めて微笑み、自分の愛は重いとでも言いたげに言葉を紡いで。君しか見えない、そう言う割には彼と視線が絡む事無く、恥ずかしさから逸らされているのであろうとは思うも彼の綺麗な瞳に自分しか写っていない事を確認したくて指はそのまま顎を捕らえ、己は優しくも強制する様な声を掛けてみて)
鶴以外と戯れる気等毛等も無い故、心配するな。その代わり俺からの愛を全て荷を負うて貰うが。
＿＿ 鶴や、嫌という程愛でてやる。此方を見ろ 。

ははは…やべ、嬉しくて言葉が見つからないな。

(幾度聞いても新鮮で心躍らせられる相手の紡ぐ好意の言葉が余程嬉しく顔に出てしまい、それを気持ち程度に隠すべく手を口元におくがニヤついた表情は全く隠せずにいて返す言葉が見つからないので素直にそう言って。意地悪はと強調して言ったが他は遠慮しないということだろうかなんて察せば、意味深な言葉にも敢えて突っ込みはせず微笑みを返し。
視線が絡み更に安心させられるには十分な言葉を聞ければ、どこか安心を含んだ笑みを浮かべながらゆっくりと返事をして。どれ程の愛だろうと好きな相手から受けられるなら至福と感じる己にとって選択肢は受け止める他ないようで。
声色は優しいし、恐らく表情も柔らかいのだが、どこか従わせるような彼の言葉に視線を向けようと若干瞳は動くもまた視線は外に向けられて、相手の偶に見る強引な面も好きなようで其れで少し遊ぼうかなんて考えてしまえば子供の戯れのような言葉を返し相手の反応を待ち)

そうか。いやいや君の口からそう聞けて安心したよ。はは、君からの愛なんて嬉しいねぇ。勿論全て受け止めてみせるさ。
…そうだな、なら君が向かせてみてくれるか？

のう、鶴や。こういうのを世間では" ばかっぷる "と言うのだな。いやはや、愛らしい
(彼を愛でながら主から教えて貰った言葉を思い出しゆるりと笑えばニヤつく顔を隠しきれていない彼の手へと軽く唇を寄せて。己の言葉により安心する様子は目に見て取れる程わかり易く、喉奥で小さく笑みを零しては愛おしさから熱い眼差しを送るようじっと彼を見詰め、彼が不安を感じたならば内番であれど床に就いていれど何時でもその不安を描き消して遣るなんて自信があり。強引な言葉を投げかけた己に対し素直に従うかと思いきや逆に悪戯な言葉を紡がれ、遊ばれていると察するも挑戦的にクスリ笑えば得意気に口角を上げ、彼の耳元へ唇を寄せ此方も譲らないと言う意思を告げて)
不安に成れば遠慮無く言うと良い、俺は何時でも鶴丸一番ゆえ、内番途中であれどその不安を消して遣るぞ。
あい、わかった。その言葉、後悔せぬようにな

ばかっぷる？相思相愛の俺たちはそう呼ばれるものなのか。…うん、いい響きだな！…おっと、はは…油断した。

(名に馬鹿とつくところが気になるものの初めて聞く言葉に興味津々な様子で聞いていれば、気に入ったようで二度頷き。気が緩んでいたので、手の甲にキスされると流石に驚いた様子で相手の顔を眺めていて少し間を空けてから返事をして。
自分を一番に優先してくれるという彼の言葉が心底嬉しかったようで自然と溢れる愛の言葉とともに首に回した腕の力を強めてしまい。
先程から嫉妬やら束縛の類の言い慣れぬ言葉を出したりと以前の自分なら考えられなかったようなものを自分でも感じたようで、こんなに甘えただっただろうかなんて考えては照れ臭そうに頬を掻き。相手が戯れに付き合ってくれるとは自信は持っていて、矢張りノってきてくれたので嬉しそうに下記述べ)

その言葉、絶対だからな！大好きだぜ、三日月。
そうこなくっちゃあな。