ほのぼの みかつる /刀剣

どんな君も好きだがね。
おいおい、意地悪は程々にしてくれよ。

(可愛らしいから意地悪するなんて言葉には間抜けにも嬉しさばかり覚えてしまって、止めろではなく程々にしてくれと言って。その美しさには不思議と近寄り難さは含めて居らず寧ろ和ませてくれるような雰囲気を持っている彼には、自分の留守中に他の者が近寄って言い寄って来るのも十二分にあり得る話、こうして愛を確かめあったとてどうも不安があるようであまり束縛はしたくなかったのだが、少し巫山戯た様に尋ねてみるも内心不安でいて。指が這い顎を上げられ目を見られれば、どきりと心臓が脈打ち思わず目を背け困ったように笑って下記を述べ)

ふっ…はは、素直だな。…寂しかったからといって他の奴と戯れたりはしたか？
…ああ、君しか見えないぜ。