【創作BL】監獄の中で

＞巫さん
……ぬいぐるみ（相手が部屋から出る時にそれが見えたのか吹き出しそうになりながら口元を押さえ）

>庵

…っ!ごほっ………な、なんだ？持っていたら悪いの……何故笑っている…(驚いたように噎せると冷静を装ったように表情を無表情に戻すと口元を抑えてる相手に睨んだように目線を向けて)

>巫さん
意外だなと思っただけです（まだ目が笑っていたが相手に睨み付けられ笑うのをやめ）

>庵

…そうか、まぁいい……もう少しで自由時間は終了となるが……………あ、なにかしたい事はあるか？例えば…風呂に入りたいとか、食事をしたいとか(睨むのをやめて相手から目線を外すと考え込む仕草を見せて上記を述べると再び相手に目線を合わせて問いかけ)

＞巫さん
風呂に入りたいですね（監獄では毎日風呂に入れる訳では無く、昨日は入ってなかったのでそう願い）

>庵

…わかった、付いて来るんだ(相手の答えに頷くと顎で付いて来いとジェスチャーして、スタスタと風呂場へと歩いていく)

＞巫さん
はい（頷くと相手の後ろを歩き「……此処からいつ出られるんですか？」と今まで何度も訊いてきた質問をまた繰り返し）

>庵

……お前は終身刑だろう…もう出る事は不可能だ。(スタスタと歩いているといつも聞いてくる質問をされたので少し立ち止まり振り返っていつも通りに問いかけに答えて。答えるとすぐに歩き始めて)

＞巫さん
ボスも出られないんですか……？（相手の服の袖を掴み、またいつもの質問を投げ掛け。違う監獄に収容されているボスの事を心配し）

>庵

っ……、他の監獄の事は詳しくは知らないが……多分、死刑だろう。(袖を掴まれ驚いたようにバッと後ろを振り返るがすぐに冷静になり自分の顎に手を添えて考える素振りを見せて。資料に書いていたことを思い出し、淡々と告げる)

＞巫さん
し、死刑……？（今までこの質問にちゃんとした回答が得られてなかったようで真実を知らされた途端、目を丸くして言葉を失い）

>庵

あぁ、ついこの間決まったらしい(言葉を失う相手を見るもふい、と顔を背けては行くぞ、と声をかけて。先程より少しだけゆっくり歩き出して)

＞巫さん
はい……（力無く答えれば下を向いて「ボスが死刑になったのは僕のせいだ……。僕が失敗したから」と呟き）

>庵

…着いたぞ。(庵が言った言葉を聞いてないフリをしてしばらく歩くと風呂場に到着して風呂場に掛けてあった鍵をあけては扉を開けて。

＞巫さん
ありがとうございます（頭を下げて風呂場に行けば脱衣所で着ていた服を脱ぎ）

…では、俺はここにいる(見張りのために風呂場の扉の前で立つと、上記述べて)

＞巫さん
……（今まで泣くのをこらえていたが浴室に入り、シャワーを浴びていると涙が目から溢れ）

>庵

……(扉に寄りかかると、ふぅとため息吐いて目をゆっくりと閉じる。情に流されてはいけない、と心に言い聞かせているようで。

>巫さん
入浴は終わりました（服を着替え、相手の前に立てば泣き腫らした目を見せないように下を向き）

>庵

ん？…あぁ、そうか(話し掛けられ目をゆっくりと開き相手の姿を見ると承諾する。)