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 主  2014-06-09 21:58:16 
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__江戸時代、此処はとある遊郭と見世物小屋が合併した一つの娯楽施設

名を 『満月邸』 と云う。
女に飽き、刺激が欲しい者達にとっての最大の娯楽が此処には或る。

      __此処は異形のモノ達の住処。

満月邸の中でも厳しい上下関係が敷かれ、選りすぐられた、より多くの御客を取る者達が居る...。人々はその異形だが実に美しい者達の事を『 月人 』と呼んだ。

>no.1は此処の説明
>次は主のpf
>中級者~上級者対象



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  • No.79 by 九苑 天音  2014-06-11 19:16:03 


>五十川様

__…お戯れを。
( 相手の言葉を聞けば、扇にて口元を隠し、小さく笑いを上げるもお手柔らかにとでも言いたげに相手を見据えて。__相手は美しい。壁の外の女達は放っておく訳が無いのは当然の事だろう、相手を決して己の上に立たせない。其の言動に骨抜きになる者は数しれないと考えを巡らせれば座敷に踏み込んだ相手に寄り添う様な格好になれば、盃をそっと差し出して。「…お気が立っているのならば、月見酒で癒すのが一番。」と、双眸を細めればゆったりと尻尾を揺らめかせて。)

  • No.80 by 霜切 朔  2014-06-11 20:21:45 


>五十川様

…こなたの御身に触れられても、心に触れゆる者はそういない。此方に溺れた者の大半は触れていないのと同じになるだろうか。努めさせて頂きたく、こなたの力添えと共に。
(実際、疎ましいほどに相手の上辺に触れようと近付く者は後を絶たないだろうが、その声が相手の心に届いていないのなら避ける必要もないくらい空虚なものなのではないかと。相手の心の偉大さを感じて言った言葉だが、少々心理的な強引な考えと自覚している故、落ちつきある口調の中には僅かに疑問の色が混じり。挑発の様な言葉には再び頭を下げ相手の力あってこその癒しなのだと静かに言い、控えめに相手の手を己の手が下手になるように取れば、ゆっくりと自室に案内して座敷に通す。次いで絹糸で刺繍された大きめの座布団が敷かれる場所に座らせれば月が見えるよう障子を開け、一度飲み物を取りに退席すると数刻しないうちに白湯を盆に乗せて持ってきて。「どうぞ。……こなたは酒のほうが良かったか?」御客には失礼とも言える白湯を何の気なしに綺麗な金粉があしらわれた器で差し出す。お勧めかは己でも定かではないが普通は嫌悪感を抱くだろうと念のため確認してみて

  • No.81 by 霜切 朔  2014-06-11 20:22:11 


>雪洞

なるほど、床を叩くはそれ故だったのか。好きな音を自ら奏でるとは粋なことをする。
では、こなたも私も生きる音を成しているのだな
(桜木が風に揺れ音を成すような風雅な声色に耳を傾けつつ、先刻の相手の仕草の訳に合点がいくと小さく頷く。そして同じ空間に居るだけで生の音に加わっているのではと、どこか嬉しそうに微笑して。「楽しきこと…。こなたと私の心は異なる故、楽しいと感ずることも相違なるもの。その答えは難しい。こなたに余暇があるのなら共に楽しきことを探しては見ぬか?」相手の問いにボツリと一言復唱しては、小窓から見える月を眺めて静かな声色で小難しげにゆっくりと語って。まだ良く素性の知らぬ相手は己以上に感情が乏しく表情と感ずることにズレが生じることもある。そもそも楽しいとは何か理解しているのかも危ぶまれると思いつつ、そんなことは度合いが違うだけで誰しも同じかと相手に視線を戻すと御客が来るまで話そうと誘ってみて「ここで長居しては、御主様に廊下に根を張る気かと怒られよう。…こなたに触れることを許してくれるだろうか」御客の声と足音が近付くのを感ずれば月人二人が廊下のど真ん中に居ては邪魔にしかならないと、やはり落ち着きある声で述べ、優しい眼差しを相手に向けると自由のきかぬ体を抱きかかえることの許しを請うて

  • No.82 by 五十川 枢/御客  2014-06-11 22:05:17 

>雪洞さん

--その音が、好きなんだ?
(ひんやりとした床に目を細めて小さいながらも言葉を返されればどこか心地良い相手の声に小さく口元に笑み浮かべ。子供っぽさを感じさせる言葉に本当に子供の相手をしているみたいだ、なんて内心思いつつ床に当てた耳から伝わる足音や笑い声に耳を傾けながら上記問いかけ。「惜しいね。このまま教えてもいいんだけど面白みがないからね、もう少し悩んでもらおうかな」瞼を持ち上げようやく己を見たと思えば己の名前を知らないのか見事に若干ずれた名を何個か挙げていく相手に小さく笑えば肩を竦め。直ぐに教えるというのもよいが、それはそれでインパクトがなくまた忘れられそうで。少々意地悪げに口角を上げれば床から顔を離して。)

>九苑さん

程々にはしといてあげるよ。
(此方を見据える相手にクスッと小さく笑いを零せば、万が一癒される事がなくてもいいだろうと己は癒してもらう側ではあるが若干偉そうな口調で上記述べ。だが、此処で癒されなかったということは一度もないのが事実で、今回も己の期待通り癒してくれるだろうと思っており。己に寄り添う相手に差し出されたものを受け取れば「そうだね。...此処からはよく月が見えるんだね」と顔を外へと向けつつ述べ。垂れてきた左に流している前髪に小さく息を吐けば軽く左に払い。)

>霜切さん

そういう考え方もありかもね。--へぇ、いいね。君のそういうところ結構好きだよ。
(相手の言葉に己とは違う考えではあるが、己に周りが触れることが出来ても心までは触れることができないという自分では気付けなかったことに気づけ。面白いと言うように薄く微笑めば疑問の色が混じっている相手にそれはそれでありかもしれないと。己からの挑発に返ってきた言葉に一度キョトンと予想外だったのか数回瞬きすればクスリと小さく笑いを漏らし。控えめに己の手を取り案内する相手にされるがままについていき、座布団へと座り。飲み物を取りに行った相手を待つ間開けられた障子から月を眺めれば小さく息を漏らし、戻ってきた相手に視線を移せば「別に何でもいいよ。オレは君が持ってきたので十分。」と目的は酒を飲むことではなく癒されることなため飲み物に関しては持ってきてもらった物で十分だと告げて。)

  • No.83 by 霜切 朔  2014-06-11 22:24:28 


>九苑

月の満ち欠けがあるからこそ其処に魅せられるのかもしれぬ。欠けた月は時折、高ぶる心を静める故に
(月に酔うことも悪くないが、酔えるのも其れが有ったり無かったりするからで其れに伴い人の情の波を誘う月はやはり風流だと、物憂げに言い。相手の儚くも取れる溜息に気付いたが深くは問わず黙って月を見上げ。己の言葉を賞されれば小さく首を横に振り「私の言葉など唯の虚言。…優美な物があり、こなたの雅な心があるからこそ、意味を成す。人の力無くして言葉は生まれぬものだ」静かに述べれば一つ一つの仕草が優艶で目を誘う相手を僅かに顔を上げ見やれば、次ぐ問いに「こなたと語るるとは喜ばしきこと。このようにして話すのは稀に故、何を語らうか。…そうだな、此方は外に出たいとは思わぬのか?」相手は幼き頃から此処にいて、己もまた長年連れ添ってきたかに思うがこうして二人で話すことは滅多になく、嬉しく思うのにいざ話すとなると話題が浮かばない。神妙に膝の上に置く地本を眺めていると其の中の世を描いた童話が脳裏を掠め、殆ど籠もりっきりの相手の外への関心はいかほどのものかと。他の月人に比べ行動範囲が広い故に気になり、外と内を隔てる壁をぼんやり見ては尋ねて。

  • No.84 by 雪洞  2014-06-11 22:55:56 

>朔
よ、か…"よか"は持ってないけど、"暇"は持ってる。雪洞も、朔と"楽しい"探す、よ。
(徐々に言葉も経験も学習し身に付け始めてはいるもののあくまで発展途上の脳みそには余暇の言葉が暇と同意だと結び付かなかったらしく、何とも危うい発音で言葉を復唱すれば頬杖をついていた両手を顎から外し"持ってる"との言葉を表すようにぎゅ、ぎゅと何度か握り締めたり離したりを繰り返しながら返事を口にし。それから床に手のひらをつけ上体をきちんと起こすと投げ出された足を手を使って軽く引き寄せ、誰か人を呼んで起こしてもらおうかと思案していればその考えを相手が買って出たことに思わず驚いたように目を見開き。儚げな雰囲気から屋敷のものよりは確実に非力だろうと勝手な印象をつけていた相手からの申し出に動揺したように視線を揺らせば「…雪洞、重い。朔の腕、耐えられる…?」などと、僅かに眉を下げ不安げな色を表情に浮かべながら聞き返して。)

>五十川さま
意地悪、嫌いーー…あ。
(もそもそと両手を使って床から上体を起こし未だ床に伏す相手を見つめると、先程の些か意地の悪い言葉が機嫌を損ねたのか全体の表情こそそれほど変化はないものの拗ねたように僅かに唇を尖らせれば相手の肩を少々強めの力で押し距離を取らせようとして。そのタイミングでふと何かを思い出したのか小さく声を漏らしぱっと相手から手を退けると行き場の無くした手を浮かせたまま「五十貝、さまだ。意地悪、五十貝さま。…うん、雪洞覚えた。」と言葉を続けて。)

  • No.85 by 逢見 響/御客  2014-06-12 08:30:15 

(/所用により顔を出せず申し訳ございません。絡み文を投下致します故、レス遅いですがよろしければどなたかお話致しましょう。)

今宵は月が隠れてしまっているのか。残念だな。
(いつものように案内された庭先の砂利を踏みしめて刀につけた鈴の音をリンと響かせながら癒されるために歩く。いつも月を眺めるために立ち止まる位置にくれば変わらず歩みを止めて夜空を見上げ。雲に隠れた月に侘しさを感じては寂しげに言の葉を小さく呟き並べて雲が流れ月が僅かにでも顔を出さぬだろうかと淡い期待を胸に夜風に髪を撫でられつつもしばし夜空を仰ぎ見て雲の行方に視線を注いで)

  • No.86 by 五十川 枢/御客  2014-06-12 09:51:45 

>雪洞さん

へぇ、嫌いなの?....そっか、じゃあオレも名前覚えてない人嫌いだな-
(上体を起こし機嫌を損ねた様子の相手に肩を押され、見た目によらず結構力はあるんだと内心思うも押されてもさほど動かず。相手の言葉にさも残念そうに眉を下げて見せれば、直ぐにニコリと笑みを浮かべて言葉を返し。不意に何かを思い出したのか声を小さく漏らした相手に思い出したかなと首を傾げればまたもずれた名を呼ぶ相手。「残念だね。意地悪なのは否定しないけど、オレは五十貝じゃないんだよね。」僅かに口元を上げれば前記述べるもまだ自分の本当の名前を教えるつもりはなく。「頑張って思い出さないと、オレに失礼でしょ?」なんて先程より意地の悪い表情を浮かべれば上体を起こし。)

>逢見さん

--本当だよ。月が見えないと癒しが一つ減っちゃうよね
(一日中憂鬱でしかなかったため夜の月と月人達に癒されようかと思っていたがいざ夜になれば月が隠れて見えておらず。思わず溜め息を漏らしていれば前方から何度か聞いたことのある鈴の音が聞こえ、少し早足でそちらへと向かえば見慣れた後ろ姿があり。ゆっくり背後から近づけば相手の言葉に同感だというように上記述べつつ隣に並び。「こんばんは、逢見さん。....癒されに、来たの?」夜空を見上げている相手に視線を向ければ薄く口角を上げて挨拶の言葉を発して。よく己と同じように此処へと来る相手は何を求めて此処へと足を運ぶのだろうと問いかけ。)

(絡ませていただきますね。)

  • No.87 by 霜切 朔  2014-06-12 10:10:38 


>五十川様

勿体なきお言葉…。
(相手の心情を深く知らず失礼をしたかと思ったが、意外にも好感を持てる言葉に安心し、謙遜の言葉を軽く述べるだけ留め。白湯の入った盆を置いた後、相手の右斜め後ろに正座して、着物の裾を僅かに広げ、話しに耳を傾ける。十分と言われれば何処か嬉しそうに小さく笑むと白湯の入った杯を片手に持ち少し傾けては月を映して「水と火とは陰と陽、そして女と男。相まって生まれしが白湯というもの。…世とは傾きが多き故、此程までに兼ね合う物はこなたの心に平安を来すだろうか。…最も、此度は私が喉の潤いを求めたまでのこと」杯の月を見ながら静かで平穏な口調で述べると最後に相手の隠れていない瞳と目を合わせゆるり笑んで、御客が先にと口には付けず盆に戻して。「さすれば、こなたの好いている物の話を聞かせてはくれぬだろうか」唐突に話を切り出すのは何が相手にとって癒しか考えた時、好きな物を語る時は誰しも高揚するものだと聞いたことがあったからで。淡く透き通るような茶髪の奥にある双眸を捉えようと僅かばかり首を傾け問うてみて


>雪洞

…心配無用。力はあると自負している故。それ上、こなたを抱きかかえるは稀な事、たまさか楽しきことになるやも知れぬ。
(不安げな相手の白い頬を優しく包み、気付かぬ程に微笑むとその儚くも華奢な体を重みを感じさせぬ風に抱きかかえ、近くの空き部屋に入っていき。そのまま部屋の奥へ進めば相手の足に負担が掛からぬよう布団のように大きい座布団の上に座らせて、冷えぬようにと白い布に金と桃色の絹糸で桜があしらった膝掛けをふわりと相手の細い足に掛けてやり。「さて、如何にして楽しきことを探そうか。…こなたの友は何時から一緒なのだ?」相手から少し離れた2寸ばかり段下の座敷に正座をした後、両足を揃えて僅かに崩す。いざ何を話すか考えているとフと相手の持つ神妙な人形に目が行き、いつのまに手にしたのかと相手の顔は見ずに桜の帯留めあたりに視線をやりながら掴み所のない静かな声色で問うて

  • No.88 by 霜切 朔  2014-06-12 11:09:56 

>逢見様

今宵がある故、月の眩き日がより美しく見えるもの。…此月無くしては次の月は愛でられぬ。そう思えば今宵が少し麗しく感じられようか
(自室の小窓から見ゆる雲間に隠れし月は新月を思わせ心に平穏を来たし、自然と頬を僅かに緩ませる。外界から感じるひんやりとした風は僅かばかり雨音の匂いがし、其れに誘われるようにゆらりと立ち上がれば座敷を抜け、ぽっくり下駄を履き外へと出る。石畳をカランコロンと小さく音を立たせ歩みを進めると、優美な鈴の音と共に闇夜に溶け込むような艶やかな黒髪が流れるのを見て僅かに息をのむ。男客の儚い視線の先を見やれば其処には己の心を落ち着かせる宵があり、男とは対照的にほんの少し微笑めば、視線を紫がかる黒の双眸に移し先刻小耳に入れた男の言葉に返すように上記を穏やかかつ静かな声色で述べて。しばし間をおいた後、僅かに目を伏せ「出過ぎた駄弁を。…どうか今宵、こなたを満たす月が見つかることを」静かな声色は変わらずとも機嫌を損ねて帰ってしまわぬか不安に思いつつ、陰る月の代わりとなる月人が見つかることを願って。

(/絡み文ありがとう御座います。自分のPF>28です。まだ本体も迷走中の掴みにくい奴ですが宜しくお願いします。

  • No.89 by 逢見 響/御客  2014-06-12 11:37:59 

五十川、
(/遅くなったにも関わらず絡んで下さってありがとうございます!喜びにひたりつつお返事致します!)

五十川殿か。ここで再び会い、月への思いも同じとは奇遇ですな。
(隣に並び立つ人影に振り向くと先日にも同じように庭先で出会った相手で。身分が高貴な故に本人の資質も相まって相手の姿は月の光がなくともきらびやかに見えて数度瞬きをしては本人気付かぬうちに口元小さく弧を描き。問いかけに視線を斜に流して「そうでしょうな。美しい月や月人に囲まれての一杯は雅で落ち着きます故足しげく通うのやも。五十川殿も癒されに?」と答えればゆっと相手に視線戻して首を僅かにだが右に傾け)


霜切、
(/プロフ掲示に絡みありがとうございます。こちらは申し訳ないですがプロフの場所を忘れましたのでまた別示致しますね。宜しくお願い致します!)

確かに、今の闇は月を輝かせるには必要な間なのやもしれんな。そなたの博識さに興味が沸いた。急ぎの用ではないのなら、今宵俺を満たす月とはなってやくれまいか?
(遠くからの軽やかだがどこか気品漂う下駄の音に気付きつつも空を覆いはじめた雲から視線を逸らせずにいればふと趣のあるな言霊を投げられて声のする方へと視線を流す。藍色の着物に銀糸が淑やかに煌めく様は雨の中優美に歩く貴婦人のような美しさに見え少しばかり目を細めて。穏やかな言葉に返すように今宵の宴の相手をしてはもらえぬかと誘いをかけてみて)

  • No.90 by 逢見 響/御客  2014-06-12 11:40:21 

(/プロフは >11 にあります。お暇な時にでもご覧下さい)

  • No.91 by 霜切 朔  2014-06-12 17:33:57 


>逢見様

博識などとは…。私の知識と言葉など唯の絵空事。全ては余人の書き綴った読本を読んだまで。……こなたのお力添えあれば私は何にでもなれよう
(謙遜ではなく、読み漁った地本の知識から思ったことを口にしたまで故に感心されるような事ではないと首を小さく横に振り。風に揺れ時折、奏でる鈴鳴りと共に告がれた言葉には、足を揃えるよう半歩下がり目を細め、ゆっくりとした動作で右手を胸の前に持ってくると恭しく僅かばかり頭を下げて静かな声色で上記を述べ。「お座敷に案内させて頂きたく」そう言うと相手を屋敷内に招いては新造に頼むことなく自ら盆に酒と己の飲む白湯を用意して。座敷まで進んでは一度盆を床に置き、膝をつくと襖を開き相手を先に通す。そして相手が座る前に白糸で鈴蘭が刺繍された座布団をすかさず敷き、盆を相手の前に置くと、風が通るよう小窓を開け、そこに丸みのある白提灯を月に見立てて吊し、光を灯して。「今宵の月は不格好であれど触れることが叶うよう。…こなたの棒組はそのままで良いか?」相手の右斜め後ろに正座をすると、金粉の入った盃に酒を注ぎ、水面に金を浮かせては控えめに相手の前に滑らせて。視線の先に鈴の付いた朱鞘刀が目に止まれば盃の場では邪魔にはならぬかと問うてみて

  • No.92 by 逢見 響/御客  2014-06-12 18:33:15 

霜切、

本を流し読むのではなく理解して故の発言だろうと取れたがな。
(己の言葉に次いで出た相手の否定の言の葉は予測していた内容と似通っていて月人の慎ましやかな面を改めて感じとると自ずと頬が僅かに緩んで微笑みを向けて。風に揺らぐ自身の髪を抑えつつ相手の案内に無言の間を楽しみながらついて行く。歩く度になる高い鈴の音と二人ぶんの足音が静かな夜に響き先ほどの憂いが和らいで。至れり尽くせりのもてなしを甘んじて受けながら部屋の座布団に腰を降ろして座すれば「己らだけの満月が不恰好なわけがあるまい。旨い酒が楽しめるであろう兆しかもしれんしな」と気持ちを受けとれば機嫌がよくなり白提灯を繁々と眺めて。計ったように望んだ瞬間に盃が前にあらわられればそれを手に取り粋な酒に口角緩く上げて金を眺めて 。「不浄な刀をこの場の床になど触れさせたくなくてな。そのままで構わん」 と視線斜に流して言い)

  • No.93 by 雪洞/月人  2014-06-12 22:02:17 

>逢見さま
ーー鈴の…逢見、さま。
(今夜は御客の呼び出しもなく些か退屈な思いをしていたため手の空いた者に車椅子を出してもらい庭へと赴いていて。長い年月の間当たり続けていた夜風が今となっては何だか懐かしさすら感じ、心地よさそうに目を細めながら車輪を回せば雲に覆われた夜空に目をやる相手を見つけ。風に微かに揺れる鈴の音から何とか彼の名を思い出し口にすればその傍まで車椅子を移動させ、空と相手とを何度か交互に見つめたあとそっと空を指差せば「…つき、そんなに好き?」などと問い掛けを口にして。)
(/初めまして、>71より参加しました雪洞ともうします!早速絡ませて頂きました。あまりペースが早い方ではありませんがどうぞよろしくお願いいたします。)

>五十川さま
…?じゃあ、雪洞は嫌いじゃないのか…?
(月人の中には人間と血を分けた者も多くいるが生憎自身は"人"ではなく、その言葉の流れから普通はそういった意味ではないと察せそうなものをあくまで自分は妖怪であるという認識から相手の言葉の意味を取り違えてしまい、不思議そうに何度か瞬きをしてから緩く首を傾げると困惑の色の滲んだ声を漏らして。名前を覚えない"人"は嫌いでも"妖怪"は別、という意味で彼の言葉を受け取ってしまった以上流石にこのまま忘れたままでいることに罪悪感を感じたのか紅に彩られた唇にかりかりと爪を立てながら暫し思案するように沈黙を置くと漸く頭の片隅から正しい名を呼び出すことが出来たのか合っているか若干不安、といった雰囲気ながら「…五十川、さま?」と尋ねてみて。)

>朔
…すごい、折れなかった…。
(頬に触れた手は温かく生を強く感じることが出来、抱えられ空き部屋へと向かう中彼とは対照的に生を感じない冷たい己の両手をどこか寂しげに握り締めて。部屋に着くなりまるで相手の腕を細枝扱いしたような言葉を口にするものの手厚い待遇を敷いてくれる相手に多少なり好感を抱いたのか膝掛けの質感を楽しむように表面をさらりと撫でてから彼の問い掛けの中心となるお抱えの日本人形を両手で前に掲げると、その絹糸を集めたような滑らかな黒髪を揺らしてやりながらどことなく楽しげに目を細め。「…初めて取った御客にもらって、それから一緒。」もう名はおろか顔すらも覚えていない初めの御客にもらった人形に強い愛着を抱いているのか、掲げた腕を引き人形を胸に抱くと僅かに口角を上げながらぽつぽつと語り始めて。)

  • No.94 by 逢見 響/御客  2014-06-13 00:29:02 

雪洞、
(/絡みありがとうございます。こちらこそ随分と時間にばらつきがあり、お待たせしたり蹴ることがありますが宜しくお願い致します!)

名は確か雪洞といったな。俺はな、月の儚い美しさが好きなんだ。お前はどうだい?
(木製の車輪の音と共に現れた桜の分身のような儚き月人の声がすればそちらをゆるりと振り向いて見る。あどけなさのある表情や視線に口元少しばかり弧を描いてそっとしゃがみ相手と視線の高さをあわせて低くも落ち着いた声で問いを投げ掛けてみて。風に揺らされる髪を抑えつつ視線をまた空に流して見るものの月は変わらず隠れたままでいるので「雪洞、暇があるのならば俺と話でもするか?」と立ち上がっては優しく肩に手を乗せて答えを促すように首をほんの僅かに傾けて)

  • No.95 by 霜切 朔  2014-06-13 12:19:03 


>逢見様

--趣意と含意を理解してこそ、其の本が生まれた意味を成す、そう学んだ故、本を成した者を想い読んでいる。こなたは本を読むか?本以外に何で教えを請うている?
(頬を緩ます相手の流し読まない、の言葉にその通りだと小さく頷き、その訳を掴み所のない堅い口調で返すと己の事を理解してくれた様に思える相手に好奇心を持ち、外界ではどのようにして知恵をつけ学ぶのかと僅かばかり声を弾ませ問い。薄明かりで灯される座敷にて、盃を手に取る相手を見ては己も同じように酒に見立てた白湯を手に取り「その兆し、良き方へ導かれるよう」口元に小さな笑みを浮かべ相手よりも低く杯を上げると、相手が先に口に含むのを待って。不浄な刀の表現を疑問に思いつつ頷くと「…されど、美しき鈴を奏でては此方が来たと申しているようなもの。何も支障はないのか?」盃の場で相手の職や素性に触れるのは御法度とされているが気になったことは捨て置けない性分故に、相手の視線の趣に気付きながら控えめに、それでいて知欲のある眼差しを鈴から相手の瞳に視線を移して



>雪洞

こなたの体温は心地よい。…人と触れるとき時折、暑苦しく感じるが此方と居ると涼む。
(相当非力と思われていたことにもう少し見た目も鍛えようかと思考するが、どこか寂しげな表情の相手を見ると僅かに首を傾ける。相手が何を気に留めているか読めなかったがとりあえず会話の繋ぎにと肌から伝わる体温について思ったことを無表情ながら平穏な声色で述べて。人形を愛でるように扱い告がれた言葉には頬やましげに小さく口元を緩め「初めて付いた御客とは、思い入れも深くなるだろう。其の御客はまだ来てくれるのか?」同士とはいえ、他客について聞くのは躊躇いがあったが普段あまり物に執着しない相手に人形与えた人物とはどのような者か気になって。「…何か水物を持ってこよう。望みはあるか?」話が長くなるなら喉も渇くだろうとゆらりと立てば何か飲みたいものはあるか問い

  • No.96 by 逢見 響/御客  2014-06-13 13:14:41 

霜切、

そうか、それは作家にとって最高の読み方だろうな。学ぶは本もそうだが、人からが主だ。出会った人は皆が己にとっては師よ。
(知識をつけていくことがきっと相手にとっては楽しく娯楽や趣味に近いぐらいになっているのだろう事が分かれば、我流の知識の広げ方を簡略的に述べてみて。宴の場においての持て成しにおける暗黙の決まりのようなものを守りこちらを立てる姿勢に気持ち良く盃の酒に唇寄せて酒をたしなんで。口内に広がる澄んだ香りに無意識なのかはふりと吐息をこぼしては月の代わりである灯りに目を移して小さく微笑みを湛えて。
「逆だ。己が来たのだと知らしめるためにこれをしている」自らが現れたときに出来る事ならば逃げて欲しい、そういう意図があっての鈴の音で。そう思いながらも今の仕事をしている浅はかな自分に苦く笑えば酒をいっきに飲み干して)

  • No.97 by 雪洞/月人  2014-06-14 20:45:00 

>逢見さま
…儚い、かは分からない…。けど…月、いつも優しい…。
(目線のあったことで微かに感じていた緊張感も薄れ肩の力をふっと抜けば彼からの問い掛けに少々考え込むように視線を斜め上辺りに投げ掛けて。人気のない丘に佇み死を覚悟した人々しか訪れることのない寂しさの中いつも照らしていてくれた月は母というものを知らない自分にとってはそれに当たるほどの大きな存在で、思い出すだけで胸のあたりがほんのり温かくなるような感情を言葉に乗せて吐露すると胸に人形を抱き寄せながらわずかに口角を上げ。「いい、よ。…でも、床に入るならお金払って、ね。」肩に手を乗せ話し相手をと誘う相手に断る理由もなく頷くものの、甘言で油断させ高価な月人の中でも特に単純だろう己を床に無理矢理入れるような輩が居ないとも限らないことを主人よりきつく聞かされたためその点のみ念を押せば車椅子を押してくれとばかりにちらりと視線を投げ掛けて。)

>朔
…来ない。だから、ずっと待ってる。
(此方を気遣うように掛けられた言葉も気休め以上のものにはなり得ず、薄く笑みを作ることで一先ずその好意には応えて。胸に引き寄せなおした人形を自分と向かい合わせその長い髪をさらさらと指で弄んでみればため息をつくように言葉を吐き出して。あの日訪れた彼の印象は強烈で彼を表面的に表すものなど何一つ覚えていないのにその雰囲気を体が確かに覚えていて、待てどもこないその彼を今も待つゆえに人形を大切に傍に置いている様子で。呟くような声でまだ再会出来ない彼への思いを吐露すれば気を取り直したように顔を上げ「…お水、氷で冷やしてないのを。…出来れば、沢山ほしい、な…。」と少々の我が儘を織り混ぜ頼めば相手の様子を窺うように緩く首を傾げて。)

  • No.98 by 霜切 朔  2014-06-14 23:19:09 


>逢見様

…他人は己の鏡と言うことだろうか?…ではこなたから私は何を学ぼうか。…何を教えてくれるだろう
(新しい考え方に関心を示すよう目を一度瞬かせれば己なりの解釈を口元に親指を少しだけ宛いながら言い。相手の持論に乗っ取り、相手を師として見るとその瞳を軽く凝視した後、座布団に座る足から頭までじっくりと観察する。接客癖か無意識に盃を持たぬ手で床に手をつくと僅かに身体を寄せて興味深げに一気に酒を飲む相手を見て。「ここではその鈴の音を夢にまで求める者がいよう。…私が外界でこなたの鈴の音に惹かれたとき、その棒組でこの喉元を裂くのだろうか」外では避けられる音も、此処では相手の鈴の音を心待ちにしている月人もいるだろうと小さく微笑む。しかし人が恐れる程の音は、相手の優しさと強さを暗示するようで、もし己がこの場ではなく町で相手の鈴の音に魅せられたのならどうなるのだろうと、好奇心の見え隠れする掴み所のない空虚な表情で相手を見て尋ね


>雪洞

(待ち人が居る感覚とはどんなものだろうと思考を巡らせるが、地本でしか読んだことのない知識上のものだけで想像はできない。相手の待ち人が再び訪れて良き者かは定かではないが相手が其れを望むのなら、とそれ以上深くは追求せずに口元に薄く笑みを浮かべ頷くだけで。「水…持ってきた。これで足りるだろうか?」出来るだけ沢山と言われ、何を思ったのか木製盥に波打ついっぱいの常温水をいれてくると少し離れた場所に水が零れぬよう一度置く。その後、相手の前に零れても良いように大きめの敷物を敷くとその上に盥を置き直し、水面に幾枚かの花弁を浮かべては勺を盥の縁に斜めに立てかけるようにして。相手のいっぱいの基準が分からず足りるか疑問に思いながら相手の反応を窺って。「此も持ってきた」そういうと手首に引っ掛けていた手持ち付きの彩り豊かな和菓子達が入った盆を相手の前に置いて。特に空腹な訳ではないが見た目が刺激になるだろうかと。

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