主 2014-06-09 21:58:16 |
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「ーー月、見上げる日がくるとは思わなかった…。」
「この身が枯れて散るまで、あんたを愛してるよ。」
雪洞 / Bonbori
-不明(目測10代後半)
-172cm
容姿-焦げ茶色の髪はさらりとしたストレート。長い前髪を真ん中で分け横に流し、後ろ髪はうなじが軽く隠れる程度に伸ばしている。瞳はつんとつり目がちでどこかいつも気だるげに伏せられており、緑色の強いヘーゼルカラー。血の気の感じられない真っ白な肌をしており、ひょろりと薄っぺらい体つき。薄い唇には薄桃の色が引かれ、目元には控え目に紅が乗せられている。
耳の上から頭に沿うような形で桜の枝が鹿の角のように生えている。シャーベットブルーに生成りの蔦柄が描かれた振袖に薄い桃色の花柄の帯、濃い桃色の桜のの帯留めをしている。大判の桜の紋がついた濃い桃色の羽織を着て薄桃色の羽衣のような布をふわりと纏う。首には首吊りに使うような荒縄が掛けてあり、手には同じく縄の掛けられた赤い着物の日本人形を持っている。長めの着物の裾からは樹の根が這ったような痕があり引き摺る足が痛まないように堅く包帯が巻いてある。
性格-生い立ちのせいもあり非常に世間知らず、そのせいか行動が些か突飛なことがある変わり者。基本的に食事を必要としないもののその食感や味から好むようになり今では飽きるまで食事を取り、時には小さな虫類や綿などの口に入れられるものまで食そうとする始末。見た目のわりに妙に幼い行動が客の目を引くのか子供を愛でるような、言わば愛玩対象としての価値が上がってきている。しかし行動に似合わず無表情が多く、そもそも表情という概念に未だ慣れきっていない様子。自身の感情に酷く鈍く、緩急が薄い。植物にはない「つがい」というものに淡い憧れを抱いている模様。
種族-花魄(桜の樹より実体化)
備考-自殺場として有名だったある桜の樹より分離された妖怪。ごく最近丁度100人目の乙女が首を吊った時に樹より分離される。乙女達の恨みや想いが練り固まった結果のせいか元より女性らしい着物を身につけ、年頃の背格好にて実体化。辺りをふらついていたところを偶然満月邸の主人に引き取られ今に至る。その時に主人より名を貰う。 樹から派生した存在、というのが原因か足が思うように動かすことが出来ず基本這って歩くか木製の車輪がついた椅子で移動する。
いつも抱える人形は先日客に貰ったもので、自らそれに縄を掛け「花篝」と呼び独り言の相手にしている。
(/すみません、記載忘れがありました;;追加し上げなおさせて頂いたのですが、大丈夫でしょうか…?)
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