Ryu. Private space

美嶺
っ…そうだけど！……ココア以外のことなら自分でできるよ！
……仕方無いでしょ。美嶺の入れてくれるココアが美味しいんだから…
(相手の言っていることが正しく、言葉を詰まらせ。目を逸らしながらポツリと言い。
自分ではどうも気に入る味にできないココアを相手が入れてくれると、とても美味しく感じているようで、頼んでいたらしい。

龍壱
私？私はねー、濡れた髪をかきあげるときかな（一旦考えると左記をいい

龍壱

え？そうなの…？僕はてっきり、愛おしいって思いが込み上げることかと思ってたんだけど
(「そうだったんだ…」と呟き、顎に手をおいてふむふむ、と

廻
…っ（相手に自分の入れたココアが美味しいと言われドキッとして顔を赤らめると「あ、ありがとう」といいココアを入れにキッチンへいく

美嶺

ほうほう。 …あと、アレだ、車でバックした時に、助手席に手を回すやつだろ？
(二回頷いてからコーヒーを啜り、それから一般的に言われている男の仕草を挙げて

廻

廻くんのキュンは深いねー。 じゃあ、なかなかキュンしないだろ？ 俺なんか待ち行く人にキュンしちゃうからなー。
(一口コーヒーを啜ってから話し、飲み終えたカップを流しにコトリと置き

美嶺

顔、赤いけどどうしたの？
(キッチンへ行く相手の後ろをついていきながら


龍壱

そういうのって、たらしっていうんだよね？龍壱はそうだったんだ…
(相手を少し引いたような顔で見て

ちょっと出てくるわ。
(無地の黒Tシャツを着て、皮ベルトのこれも黒の腕時計をはめて。財布を尻ポケットに突っ込み、車のキーを手に取ると部屋を出て

(/ちょっと長めに落ちるんで、またーﾉｼ

わかった！いってらっしゃい！
(無表情のままひらひら、と手を振り

龍壱
あぁ、それもあるけど、自分の肩に手を回されて引き寄せられるやつもキュンってなる
（その場面を想像しながらニヤニヤして

さっきのは龍壱に向けてだからね！

龍壱
いってらっしゃーい（手を振って

廻
え！嘘っ！（お湯を沸かしつつ驚いた拍子にヤカンに触れてしまい「熱っ！」といい

美嶺

大丈夫!? 全く、美嶺はバカなんだから。気をつけなよ！
(そう言いつつも、相手の手を引き水道の蛇口を捻り水に相手の手をつけて

廻
あ、ごめん（相手に手を引かれながら謝り

美嶺

痛い？火傷、なってないかな？
(心配そうに相手の手を眺めていて

廻
ううん大丈夫だよ、ありがとう（ニッコリ笑ってお礼をいい

美嶺

そう。よかった
(無表情から、ふっと一瞬だけ微笑み

廻
心配してくれてありがとう（ニコッとしたままお礼をいうと「廻、優しいトコあるんだね」といい

美嶺

べ、別に心配なんてしてないよ！
(軽く頬を染めてそっぽを向き、「美嶺の入れてくれるココアが飲めなくなるのは困るから…」と言い

廻
廻…（唖然としながらあいてをみるとすぐに微笑み「ありがとう」といい抱きつく

美嶺

……
(そっぽを向いたままでいたが抱きつかれれば驚き「なっ何!?急にっ」とあたふたし始め