── You are mine ── / 非 募

普通にしてりゃ見えねぇよ。俺は見せつけてやりたいけどな。

お前が大事だからこんだけ待っててやってんだ。他の奴にやったら許さねぇからな。(相手が脱力するのを感じればそのままベッドに腰掛け、相手を膝の上に乗せるような体勢で対面し)

お前は自覚ないんだろうけどよ…隙だらけだし、無意識に誘ったりしてんだよ。(用意されたスペースに横になると、触れたくなる気持ちを落ち着かせようと背を向けて)

そ、そうか…(見られないところなら皆に気づかれなくて済むと、ほっとため息をついて)

ん、…こ、この体勢は…(首に抱きつき、恥ずかしいと顔を赤くしてそわそわし)

そ、そうか…ん、すまない…
(自覚がない中そういう行為をしていると思うと、彼に申し訳なく思い、背を向けた彼にぎゅ、と抱きしめて上記述べ、少ししゅん、として)

なんだよ、見えないところならいいのか？(じー)

たまにはいいだろ。(抱き締めたまますりすりとし) …お前、緊張してるだろ。すげぇな、心臓の音。(密着するよう胸元に耳を押し付け)

っ…お前な、言ってるそばから──…(落ち着こうとしていたにも関わらず、背後から抱き締められればドクンと鳴り。そちらを向けばしゅんとした相手がいて言葉に詰まり) …別に謝ることじゃねぇけどよ…キツいんだよ、理性保つのも。(彼が悪いわけではないとわかっている為、ぼそぼそと呟いて)

ち、ちがっ…！(首を横にぶんぶん振って)

ば、ばか…聴くな。(ますます胸の鼓動が高まってしまい、離れようと手で押して)

り、理性…
(堪えていたのはやはり間違いでは無かったと、顔を赤くし。幾らか少しはして欲しいこともあるが、恥ずかしい為無言でぎゅう、と抱きしめ続けて)

見えないならいいなら、こっちもつけさせろよ。…こことかよ。(にやにやしながら服の中に手を忍ばせ指先であちらこちらなぞり)

いいじゃねぇか。安心すんだよ、お前が俺に対してこんなになってるの。(ぎゅっとしたまま伝わる鼓動に嬉しそうに耳を傾けていて)

…こら、俺の話聞いてたかよ。離さねぇと抱き締めてキスすんぞ。(本音を告げたにも関わらず抱き締めたまま離さない相手に困惑し。もしかしたら少しくらい…と期待を持たずにいられず、ドキドキしたまま口にして)

っ、あ、やめろ、っ！(もぞもぞとその指から逃げるように動き、顔を赤くして)


そ、そうか…だ、だが、恥ずかしい…(胸のドキドキは治まらず、一定のリズムでとくん、とくん、と)

離したら抱き締めてキスされるだろう。
(ダメだ、と離さずぎゅう、と背中に抱き締めて胸のドキドキを抑えるように触れて)

いいじゃねぇかよ、俺のだろ。(今度は掌で撫でながら耳元で囁き)

──…すげぇいい気分だ。(抱きついたまま胸元にすりすり) …カブキ、(顔を上げると、後頭部引寄せ口づけ)

…そんなにされるの嫌なのかよ。(照れているだけなのか、手出ししないと約束した手前本当に嫌なのかわからなくなって来て、抱き締めてくる腕に手を重ねながら少し切なそうに問い)

ん、……っ(ぴく、と身体跳ねてその掌に逃げるように動かして)カイ、ト…んッ

なんだ、……んっ…ん…… (後頭部抑えられ口付け受けては目を見開き、後に目を瞑り)

い、嫌ではない！ただ…まだ慣れないから…その、(少し元気の無い声を出す彼に違うと述べ、後に腕を緩めてしまい顔を赤くしながらしどろもどろになって)

…マジで細ぇな、お前。めちゃくちゃにしたくなる。(腰を撫でながら吐息混じりに耳を食み)

っ…この体勢だと興奮すんな。(相手の重みを感じながら唇を擦り合わせ時折軽く吸って)

…嫌じゃねぇなら正面から抱き締めさせろ。(嫌ではないと聞き内心ほっとすると同時、抱き締めたい衝動に駆られ。胸を高鳴らせながら許可を得ようと)

ん、っ…細く、ないだろう…一般的だと、思うが…っん(触れられる感覚に、ぞくぞくし逃げ腰になり)

ん、っ…ふ…ぅ(目をきゅっと瞑りつつキス受けて)

あぁ…ん。(一旦離れ、少し腕を広げて彼を待てば少し頬を染めつつ目線逸らして)