よつどもえ（　豆～中 / 雑談 / 完也　）

気持ちは分からんでもないけど、……どっちにしろ極端じゃなけりゃ良いんじゃねえの。（　自信喪失気味にある妹に逡巡する事もなく首傾げ　）んー…手伝ったら琴の手作りが欲しいやつらには悪いしな。まず恵んでやる気ならえぐい量になりそうでにいちゃん怖い。…そういえば、琴がスマホ弄ってる所あんまり見ねえな。（　眉間に皺を拵え / 想像に脳を浸したのならば恐れすら抱き / 思い返すと同時に小首傾げ　）奏って演劇通して外部との繋がりってあったっけ。知り合いが多いイメージがある。そりゃ残念。じゃあ俺が女の子に振られた時に頼もうかな。屍化は免れないだろうけど。（　ふと疑問浮かび率直な疑問を弟へ向け / 伏せ目で喉鳴らし笑い　）はいはい、それはまた違う時にでも発揮してやってよ。（　揃いの黒髪頭をぽぷりと撫で / 長兄としての余裕を醸し　）ね、ちっちゃい子みてえ。（　微笑ましさから頬を弛緩させ撫でたい欲求を追い払い、安眠する妹の様子を暫し眺め　）

（譲らない長姉にそれはそれでらしさを感じて静かに口許微笑み／なんだ猫かとそのまま肩を竦めて）…んだよ陣兄め紛らわしいなあもう…大したこと無いならそれなりの愛ですぅ。…え！琴姉のお願い権発動するなら俺も適当に付き合って振られてこよっかな！（揚げ足取られて若干照れまじり、そっぽ向いて／多分そう言うことじゃないが妄想暴走して目が爛々と／外部、と耳にすると食器を水に浸して帰ってくる合間首を捻り）…そうだなあ、劇部で交流してる高校の子とか？あとは行きつけの喫茶店のマスターとか、すごい釣竿をくれる人とか。（最後はいるのかいないのか定かじゃない人物登場するもしれっと／妹の寝顔横目に見るとついつい?緩み）寝ても起きても天使とか存在が天才か～…？…そういや琴姉は何作るの？俺は一口チョコ掛けドーナツみたいなの作ろうかと思ってたけど。（残りの珈琲一気に飲み干しながらふと気になって問いかけたり）

んー、前は今よりいじってたけど、今はみんなと連絡取るより実際に話すほうが楽しいなーって最近思ってて、（　思ったことを言っているうちに段々恥ずかしくなり耳がほんのり紅くなって　）そんなことしなくても、お願い聞いて欲しいならわたしが叶えられるなら叶えるけど…（　彼の言葉に驚き自分でよければと言い　）んー…マカロン作りたいなって思ってるけど…甘いの苦手な人には他のがいいよね…あとたくさん作らないとかな、？あ、でも…いきなり貰ったら嫌な人もいる、のかな…（　少し悩んだような表情になり　／　出来れば友人も増やしたいと思いたくさんの人に渡そうと考えるも試行錯誤し　）

へえ、最近になって？琴も兄妹離れ出来なそうだなあ。は、待て待て。相手が猫でもわりと落ち込んだんだからな！寂しい事言うなよ～。（　驚愕に瞬いては自身が抱く思いに近い発言にほろ苦い笑み零し / 目の前の甘い餌を逃すまいと拗ねた表情作り次男の脇腹小突き　）奏も喫茶店とか入んだ、ちょい意外。……なんか最後どうぶつの森みてえな関係性があるの、すげえ気になるんだけど。（　真っ先に自身のバイト先思い浮かべては首傾げ / じわり興味心顔出し　）急だとしても琴にチョコ贈られて喜ばねえやついんの？にいちゃん後ろで怖え顔しとこっか？（　若干の過保護が顔見せ / 眉尻垂らせど何処かズレた気遣い　）起こさねえように行くか。準備して来る。（　ソファから重たい腰を上げ自室へ足先向け　）

え、うちの琴姉が今日もかわいっ、めっちゃ話そ俺。…言ってみたものの大概俺って何でも先やっちゃうとこあるからなあ…、…あ、じゃあ交流会の劇観に来てとか？（口に指揃えて掌添えて瞬き／近々やるげ演劇部の催し思い出して指一本立てながら提案し）陣兄の言う通り、仲良しチョコ嫌がる人なんて早々いないよ。もしくはそんなやつは俺が視界から消す。（バキバキと指の関節鳴らし／喉鳴らすも冗談めいた様子で肩を竦めながらカップを置いて）まあ猫可愛いからね、気持ちは分からんでもないけど。く、くすぐったい…、──解ったから。（めりこむ長兄の肘に軽く上半身捩らせ／仕方なさそうに眉顰めながらも子供らしく笑って頷き）えーたまに入るよ、こぢんまりしたレトロ喫茶とか雰囲気良さそうならフラッと寄っちゃう。最後のはちょっと盛ったね、夏休みに近くの川歩いてたらザリガニ釣り教えてくれた謎のおじさんが頭チラついただけ。（適当な言葉の正体天井見上げながら指をくるくる回しつつ語り／準備と聞けば此方も歩を自室へ向けて）俺も上着持ってこよっと。玄関集合でよろしくねー！

交流会…いいね！1人…は無理だから友達が行けそうだったら友達と行くね！（　彼の言葉に肯定し　／　内心1人で行きたい気持ちもあったが方向音痴な為その希望はすぐになくなり　）一生兄妹離れしなくていいかなー出来るなら。（　兄妹愛が溢れ皆を大事そうに見つめ　）2人とも本気でやっちゃいそう…、でも嫌がる人とかいないなら今年は去年より多めに作って皆にあげようかな、（　兄と弟2人の言葉に苦笑いを浮かべ　／　2人の言葉に多めに作ることを決意し　）じゃ、わたしも上着とってくるー（　自分の部屋に入り適当に大きくて暖かいパーカーを着て財布とスマホマイバッグを持ち玄関へと向かって　）

んな事言われちゃ、にいちゃんも簡単に手放してやれそうにないわ。（　柔い視線を感じ得て小さく笑み　）無駄にでかくねえからね、奏の実力行使と合わせりゃ完璧って話よ。いいね。手伝える事あったら言えよ、それと重々承知だろうけど奏には皿触らせない事。（　食指立て己にも言い聞かせるように / 声のトーン落とし　）断然猫派の俺にはぶっ刺さったの。あの何とも言えねえ顔好きだったのにな。（　満足気に身を引き / 思いを馳せては溜め息　）…へえ。今どきザリガニ釣ってるおじさんいんの。思ったより現実的で安心したわ。（　含意のある相槌打ち / 心底安堵し / お前らへ、場面転換するし上記蹴っても構わねえよ。にいちゃんより　）

───悪い、待たせた。（　オーバーサイズ感のある服装に黒いダウンを軽く羽織り玄関に到着し / 二人の姿確認する前に謝罪が口から零れ落ち　）

（兄に続いてのんびり真っ白なモッズコートに身を包み、両手をポケットに突っ込んで。階段からやや急足で降りてきて）待ってないんだなあこれが。今日の気分の色があんまり決まらなくて結局無難だ～、…藍が起きちゃうからなるべく早く帰ろ！（スマホには買うものリストをいつの間にか作成しながら／玄関先で普段使いのローファー履きながらそわそわとした様子で）

全然待ってないー！大丈夫！（　相手が来て謝られれば笑顔で迎えぐーさいん　）そうだね、藍ちゃん起きる前に急いで買いに行かないと！（　相手の言葉にうんうんと頷き　／　靴を履き前の2人に続いて家を出ると鍵を閉め　）寒いねぇ…、凍えちゃいそう…（　家の暖かさがまるでない外にぶるぶると震えスーパーへと向かい　）

やっさしー…。起きてひとりぼっちなら寂しいもんな。手っ取り早く買い物済ませよ。───あ、奏。さっき話したカヌレの材料、纏めたから送っとく。確認よろ。（　寛大な妹弟に幾度か瞬いたのは一瞬、早々とゴツめのスニーカーに足を通し / 弟とのトーク画面開けば送信　）う、っわ…さみい。スーパーが近いのにこんな感謝した事ねえわ。（　首元に埋まるように若干猫背になりつつダウンのポケットに両手収め / 暫く歩けば見えてくるスーパーに安堵の溜め息吐いて　）

末っ子に寂しい思いさせる兄貴になりたくないのよ。お、マジ。陣兄仕事人～。…あ、流石に酒は入らないのね。（共有された情報確認して当然の事をヘラっと笑ってぼやき／長姉の笑顔にひっそりキュンとして胸の辺り抑え）フフフ皆の者筋肉が足りないのだよ…！あ、俺と朝練する？どう？（外の寒さには慣れたもので、兄姉たちの顔を歩きがてら交互に見合わせ勝手にウキウキと／そうこうしてスーパーまで辿り着いて）見つけたら片っ端から買って、お会計して、帰るぞー！（製菓が売ってるコーナーは大体目処がついているのか足先向けて／皆を鼓舞するような明るい声音で片方の拳頭上に軽く振りあげたりして）

朝練…奏くんが朝起こしてくれるなら、最近お布団がわたしを離さないから起きれないんだよね、これってわたしのこと好きってことだよね、将来の結婚相手はお布団だ…！（　朝練と聞くと少し嫌そうな表情へと移り　／　相変わらずの少し抜けている発言を目をきらりと輝かせながら言い　）おー！（　相手の仕草に釣られるように真似をし　／　彼らの後を追うもちょうどよく小さい子供向けのお菓子等が売っているのを見つけつい足をとめ　）

そうそう。迷ったけど無くても作れるみてえだし、俺らも食うなら念の為ね。（　賞賛の言葉に仄かに口角上げ / 心配性が顔を出し肯定すべく頷き　）俺も朝は布団がじゃれてくるから無理だわ。（　適当垂れては誘いを飄々と躱し　）ちょ、目立つ、……琴？なんか欲しいもんあった？（　元気持て余す二人に苦笑滲ませ / 振り返り妹の方へと歩み寄り　）

2人して布団なんだと思ってんの…！？生きてないよ物質だよリアルでは擬人化は含まれてないんだよ！…まあいっか、寒かったら俺が暖かいよってハグ待ちできるし。もちろん陣兄も利用可能。（断られたことよりそっちの方が気になって思わず早口ツッコミしながら手刀が空を切り／フットワーク軽めの自らは瞬足で材料となるものをカート内のカゴに詰めて颯爽と兄姉の元に戻り）ん？琴姉そっちのお菓子見に行く？俺もトッポとか欲しいけど。（欲のままに菓子コーナーをじっと見つめてふと欲しくなったものを刷り込むように声に出しながらニコニコと訊いて）

へえ、俺にも権利があるのな。一応忠告しとくけど、にいちゃん体温低いぞ～。お前の温もり全部奪っちまうかも。（　矢継ぎ早に紡がれるツッコミに耐えきれず腹抱え笑い声零し / 漸く落ち着いた頃合い一息入れて / にまりと笑み湛え軽く脅しに近い発言を　）あ、俺もトッポ食いたい。こっちの新作のやつ買わね？後は藍にもなにか買いたい、…けど───（　同調示せば早く「ご褒美ティラミス」の文字踊る箱を籠に入れ / 末の妹への品物を選びつつ、隣に並び立っては長女の視線の行方を探し　）

どんな感じで入ろうか考えてたら月曜日が終わってたらんだよお～…！遅くなってごめんねえ、またちょこちょこ来るからね～！

＞all

─……んむ、…はれれ？陣にい、琴ねえ、奏にい…？（　窓の外の小鳥のピチチとした長閑な鳴き声に目を覚ませば眠たい目をごしごし擦りながらむくり上体を起こすと、静かな部屋内に目を瞬かせ　／　キッチンやお風呂場やトイレを無遠慮に開けていくも誰もおらず　）え、え！誰も居ない…？！…わあん！皆んなどこ行ったのお～！（　瞳うりゅ　／　兄姉のうち誰かのスマホに繋がればと手当たり次第に電話をかけて　）

基礎体温が低いと病気に掛かりやすくなるって言うしそれこそ俺の体温分けるくらいで丁度いい気もする。…あれ、眠り姫が起きたかも。（長兄の脅しもどこ吹く風とばかり快く口角上げて了承し／お菓子の新作の件には力強く親指立てるなどして／わいわいと兄姉の意見を聞いてる合間に手にしているスマホが振動し、妹からの着信に出て）…藍？おはよ？…スーパー居るんだけどトッポ何味食べたい？（頭の中に残る菓子のイメージのせいで寝起きの妹に穏やかに変な質問投げかけて）


藍＞

妹の月曜の過ぎ方可愛いから俺が許しちゃう。…なんか俺姉妹に対する可愛いの定義広過ぎてやばいね、ちょっと自分で笑う。
そんな感じでおかえり、またよろしくねえ～。

体温高いの羨ましすぎる…、いつでもポカポカじゃん…！奏くんとハグしてたらずっとあったかいってこと…！？（　弟のことを羨ましそうな目で見つめ　／　弟の言葉に目を輝かせ　）やっぱり、誰か残ってた方がよかったかな、（　弟が妹の電話に出る姿を見ながら妹の心配をして　）これ、よく友達がくれるやつだ！（　しゃがみ低い位置にあるお菓子を眺めて　／　よく友人がくれる"小さい子がよく食べるグミ"を見つけ手にとって　）

お、おはよお…。らん、いちご味が食べたい…あとハバネロくんとわさビーフも欲しい。（　眉を下げながら返答した声音にはしょんぼり感漂わせ、ついでにちゃっかり好物のお菓子ばかり要求すると　）！、今の琴ねえの声。陣にいも一緒？皆んなでスーパーいいなあ～…何買いに行ってるの？ていうかビデオ通話したいよお～！（　ソファの上で足パタパタ　）

言質取った。寒い時お前んとこ行くわ。（　一方的に約束取り付け / 当人は至極満足気な笑み浮かべ / サムズアップには喜々と頷き　）───お、藍起きた？奏、スピーカーかビデオ通話にしよ。にいちゃん心配だし声聞きたい。（　限定された素っ頓狂な弟の問いに愉快そうに笑い　）……琴、お前友達にちっちゃい子扱いされてんの…？食いたいんなら買って良いよ。（　無邪気さを感じる言動に微笑ましさから口角弛緩させ / しゃがみ込み手元覗き込んで　）