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かえろう、るい…だいじょうぶ、おれがいるから…(相手が倒れ込んでしまえば、なんとか抱きかかえて病室に向かいながら何度も声をかけ続けて)
…
(相手をずっと見つめるも喋ることはなく何かがおかしくなっていて)
…!(病室に着くと相手をベッドに下ろすと同時に崩れ落ち、足や腕が動かせなくなり始めていて)
…司くん…?
(相手の様子を見ると不思議そうに相手のことを見ては心配して)
…足が動かん…(相手に嫌われると思い、俯きながら言い)
…
(相手の言葉に相手の足を見ては自分の足を見て少し悲しそうな顔をして)
オレが、類の…(相手の力になりたいと強く思っているため、ベッドの柵を掴んで、必死に立とうとするも、上手くいかず)
…司くん
(相手の手首を掴むと自分の方に思い切り引っ張ってみて)
うわっ?!(相手に腕を引っ張られると驚いて、相手の上に被さるようにして倒れ込み)
…
(相手の胸倉を掴むと相手の顔を自分の顔を近づけては何か言いたげにして)
…っ(相手の顔を見ては、要らないと言われるのではないか、別れようと言われてしまうのではと不安になりつつ見つめ返していて)
…司くん…いや、司…
(相手の名前を呼ぶも笑顔で呼び捨てで呼んでみては相手を抱き締めて)
…え、今…オレの聞き間違いか?!(怖くなり目をぎゅっと瞑ったが、投げかけられた言葉は、自分の名前で、そして呼び捨てであることに驚いて目を開けては、少し混乱しており、聞き間違いではと疑ってしまい)
結婚相手である君の事をずっとくん付けで呼ぶのも…ね
(相手の反応に苦笑いしては相手を離してあげて)
!もう一度呼んでくれ!!(相手の言葉で、本当だとわかり、目を輝かせながら、もう一回と強請り)
…司…?
(相手をチラ見しては少し顔を逸らしながら小声で相手の名前を発して)
!…類、類っ!!!(相手に呼んでもらえば、嬉しそうに笑いながら、何度も相手の名前を呼び)
…
(相手が喜んでいる様子を見るとまるで小さな子供が喜んでいるように見えては微笑ましくなってしまい)
…幸せだな(嬉しそうにしながら、幸せだと呟いて、相手に擦り寄っていて)
…そうだね
(相手の手を握ると幸せという言葉に考え込んでしまって)