スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>吉野順平、廃図書館ALL
【図書館廃墟/雛沢加奈江】
ーー混濁して途切れ途切れの意識、無慈悲に向けられた銃口から迸るマズルフラッシュ、恐怖と困惑の表情で逃げていくマジシャンじみた格好をした杖を持った獣人の青年、半ば鉄柵に頭を突っ込む形で押さえ込んだ衝動と赤々と染まった視界…
どうにか(抑え込んだ)衝動は今の所は鳴りを顰めているが、その代償にこれまでの負傷や消耗による負荷が重くのし掛かり女子高生程の少女は半ば瀕死に近い状態で此処まで歩いてきていた。
長い黒髪に未だ乾き切っていない鮮血が滴り、既に赤黒く染まっている制服に伝わり流れ、歩く度にぽたぽたと廃墟の床を赤黒く汚す…
と
雛沢「…いけ…ない。」
間近で聴こえてきた誰かの呼び掛ける声に…なけなしの理性はその声の主(吉野)を巻き込まないように遠ざかろうと踵を返し足を運ぼうとするも、そのまま何かに足を取られて…
■■■■ガシャアン!
本棚の一部を巻き添えに派手な音を立てて転倒し倒れ込んでしまう。
>雛沢、図書館廃墟all
【図書館廃墟 / 吉野順平】
「ひっ……!?」
(派手な倒壊音に肩を跳ねさせ、咄嗟に声のした方へ駆け寄り視線を向ける。そこには、崩れた本棚の残骸に埋もれるようにして倒れ伏す、自分と同じくらいの歳の少女がいた。……いや、それ以上に、彼女の制服を赤黒く染め、床に点々と続くその『鮮血』が、嫌でも視界に飛び込んでくる。ホラー映画ならここから惨劇が始まる合図だが、目の前で流れる血の色や匂いは、フィクションのそれとは明らかに違っていた)
「あ、あの……大丈夫、ですか……!? すごい血だ……今、今助けますから……!」
(混乱で思考が白濁しそうになるのを抑え、駆け寄ろうとして――ふと、その足を止める。相手が『人間』なのか、あるいは自分を誘い込む『何か』なのか。本能的な警戒心が澱月の触手を一瞬だけ影から覗かせたが、少女の苦痛に満ちた姿を見て、悪い人ではないだろうと本能的に感じ、もしかしたら呪霊に襲われたのかもしれないと彼なりに判断した。)
「……。澱月。悪いけど、少し……周りを警戒してて。」
(背後の影に式神の海月を潜ませ、死角をカバーさせる。そのまま膝をつき、倒れた彼女の肩へ恐る恐る手を伸ばした。)
【完全に不定期返信になってしまっていて申し訳ないです。】
≫参加者の皆様
>霧雨亜理沙、チュエ、ALL
【移動中(スクールバス)/ダグラス、巴マミ、????×1(車外)】
マミ「…私もダグラスさんと出遭う前に何人か(他の人)に出会って一緒に行動していた事があったの、それで下手に動き回らずに一ヶ所に留まって助けを待っていようとしていたわ。…でも」
傷を癒やした後、特に無理せず喋れる状態まで回復していた異邦の魔法使いの彼女(亜理紗)の質問に(黄色の魔法少女)は自身も困惑を隠せない様子で話し始める。
その声には少なからず憂いと自分自身を責める様な感情が含まれていた。
マミ「最初に立て篭もった薬局でも、次に立て篭もったロータリーバスの車内でも――侵入って来た『霧』に包まれて――あの獣人の人も、あの不思議な赤ちゃんも、みんな…居なくなってしまったの。」
現時点ではどういう(現象)かは――それが意味する事は分からないが、兎に角『霧』の中に居続けるのは危険であるというのはハッキリしている事だという点を強調する。
マミ「…条件は分からないけれど余りあの『霧』に触れ続けるのは避けた方が良いのかも知れないわ。」
――そんな『霧』の中をスクールバスは走り続ける、燃料自体は割かし余裕はあるらしい…尤も明らかに耐用年数を超えているであろうこの古びたレトロなバスが何時不調を起こすかは分からない。無論徒歩でこの霧中を彷徨うに比べれば遥かにマシと言えるだろうが。
と
ダグラス「!!――流石に放っとかれないか…何か来るぞ!、全員しっかり何かに掴まってろ!」
霧中から聞こえてくるのは…場違いな汽笛の音、だが伴うのは軌道車の走行音とは全く異なる(多数の脚で地を蹴る)様な動作音
霧の中から微かに見えてくるのは――蒸気機関めいた黒煙――しかし明らかに機関車の其れでは無い。そんな得体の知れない何か大きなモノが急速にこのバスへと接近してきている様だ。
【路地裏/サング×多数】【遅くなってしまい申し訳ないです。】
>ローラン、路地裏ALL
到底(本調子)とは言えないながらも自身もまた異常や怪異の流行る世界の住人、それも立場的には其れ等に対する対処や処理も業務の一部としている様な業種(フィクサー)の人間故か仕方が無いと割り切りつつ、何処からともなく"取り出した"太刀を手に油断無く濃い霧中を歩き出す彼(ローラン)
暫く進むにつれて降り積もる灰の感触が妙にさらさらとしたモノから湿っぽい土に似た水分を含んだ様なモノに変わる。
そうしている内に、聴こえて来る奇妙な"音"
アフリカや中南米方面のエキゾチックで素朴な手打ちの打楽器の単調ながらも何か異様なーー"音"は近い様で遠い様な距離感を掴めないモノでその音に伴って霧の中をふらつく人影が幾つも見えて来る。
それ等はー端的に言えば(動く死体)ー腐敗しきり一部は土に還り掛けて眼窩や口元から蛆が蠢く性別すら分からない様なーー墓に埋められて暫く経っていそうなモノ
■■■■■
そんなモノが一体、二体、三体と徐々に数を増やして彼(ローラン)の居る方へ緩慢に歩み寄っていく。
そんな中で、それ等を超えた先に煌々と点けっ放しになっている車載ライトーー霧に隠れて全貌は視認できないが200m程先にトラックか何かの大型車両が停車しているらしい。
進んで調べるのもいいが、その場合は路地裏を彷徨う動く死体(サング)の群れを突破する必要があるだろう。
>ダグラス、マミ、チュエ、ALL
【移動中(スクールバス)/霧雨亜理紗】
「霧に触れると強制的に離れ離れになって、屋内にまでも侵入すると……まさか、霊華さんが近くにいないのは…」
マミからこれまでの経緯と共に『霧』の危険性について伝えられると、それらの情報を元に霧の効果について整理し。現時点で分かる情報は2つだが、それだけでもマミの言う通り危険なものであることは間違いない。
と、情報の整理を終えたところで亜理沙の中にある考えが浮かぶ。この世界に一緒に落ちてきた友人が隣にいないのは、霧の影響を受けたからではないか…と。その他にも、断片的な記憶の中にいる『誰か』と知らぬうちにはぐれていたとしたら…
「……もしかしたら私も、マミさんと同じかもしれません。皆さんと出会う前は、友人と一緒にいました。先程尋ねた、青い巫女服の子です。それに、彼女以外にも誰かと会った、はずなんですけど…どうにも記憶が朧気で__!?」
彼女らに負傷していた自分を助けてくれた恩を感じてか、亜理沙は霧についてのヒントになればと心当たりを話し始め。その声色には友人に対する心配と、記憶が曖昧なことに対する困惑が少なからず滲み出ていた。
と、伝えている途中で汽車の音を耳にすると話を中断し耳を澄ませる。その後ダグラスから指示を受け取り、ちょうど窓際にあった手すりを両手で掴むと音の在処を探すように窓の外に目を向けて。
>サング×多数、路地裏ALL
【路地裏】(/此方も初っ端から『ムク工房』の変換をミスるという大ポカをやらかしたことに日を跨いで漸く気がつき反省中です……)
「うわ、最悪。靴が汚れちまうじゃないか……おまけに趣味の悪いBGM付きときた。血鬼や掃除屋の類いってわけでもなさそうだがね」
(足元の灰が泥のようにへばりつく不快な感触へと変わり、露骨に顔をしかめる。霧の奥から湧いてきたのは、蛆のわいた腐乱死体の群れ。どこからともなく響く不気味な打楽器の音も相まって常人なら発狂しかねない光景だが、あらゆる異常が日常として存在する『都市』で死線を潜り抜けてきた彼にとっては、「気味が悪くて厄介な障害物」程度の認識でしかない。そんな状況で群れの向こう側、おおよそ200m先に見える煌々としたライトの光に目を細め)
「あっちの光ってるところは車両か何かでも停まってるのか? ……まあいい、現状は手掛かりになりそうだし、あそこまで行くのが当面の目標ってことで」
(数は多いが、動きそのものは緩慢だ。今の制限された手袋の出力でも、これなら突破できると判断する。短く息を吐き、手にしていた『ムク工房』の太刀を構え直す。手袋の不調による無駄な体力消耗を避けるため、派手な大振りではなく的確な部位破壊だけを目標として慎重に狙いを定める)
「悪いね、こっちも色々と余裕がないんだ。…………そのまま大人しく土に還っててくれよ」
(飄々とした軽口を叩きながらも、その身のこなしに一切の隙はない。群れの最前列にいる死体へと鋭く踏み込み、腐肉を断ち切る刀身の軌跡が頭部や脚の関節部を標的にして繰り出された瞬間を合図に、ローランはライトの光を目指して強行突破を試みる選択肢を取った)
【路地裏/サング×多数、????】
>ローラン、路地裏ALL
サクリサクリと的確に、無駄に労力を費やす事なく凡その急所(頭部)や行動出来なくなるという意味での(無力化)を狙って緩慢に歩み寄って来る動く腐乱死体達の斬り潰した頭部やら脚部やらの腐汁や蛆混じりの肉片を飛び散らさせながら道を文字通り斬り開いて進んで往く。
こういう存在の御約束か否か、やはり頭を潰した個体はそのままピクリともしなくなりただの死体に(還って)、それ以外に無力化した個体は欠損した箇所を無視して動こうともがいている。理屈はともかく手早く片付けたければやはり頭を狙うのが効果的な様だ。
本来なら歩行自体困難なハズの腐乱死体だが、死人ゆえに筋力のリミッターが外れている関係で単純な腕力や握力だけは怪力染みており、人体を容易にボロ雑巾の様に引き裂けるだけの力があるなのでそうそう組み捕まる事は無いだろうが大群に四方を至近距離で囲まれるのは避けるべきだろう。
と、どうやら丁度正反対の方でもーー何やら動きがあるらしい。
――
― 連続して響き渡るAK系列の中口径突撃銃のやや重めの銃声。無闇矢鱈に連射していると言うよりは几帳面なスイッチングからの狙い澄ました単発速射と言ったところで霧がかった向こう側でマズルフラッシュが幾度も閃く。
流石に派手に銃声を鳴らしている方へと腐乱死体(サング)達も反応を示して結果彼(ローラン)の方は既に彼本人が粗方片付けた上に更に手薄になる形になる。
件の車両に近付くにはいいタイミングだろう。
ーー問題は反対側で今し方交戦中の"誰か"が友好的か否かという点だろうが…
なお、その(車両)自体は黒色を基調とした都市迷彩が施された現代的なピラーニャタイプの軍用八輪式装輪装甲兵員輸送車(APC)
で後部兵員室の乗降ドアは開きっぱなしになっている。
当然、乗っていた筈の乗員も兵員も姿が見えない。
>サング×多数、????、路地裏ALL
【路地裏】
「頭が急所ってのはお約束かね。分かりやすくて助かるけど……あの馬鹿力で抱きつかれるのは勘弁だな。スーツが台無しになっちまう」
(斬り伏せた死体の一部が痙攣しながら沈黙するのを確認し、太刀を軽く振って刃の汚れを落とす。そんな白兵戦の真っ只中に響いてきたのは、規則正しく統制された銃声。無駄弾を撃たないその手際から、発砲者がパニックに陥った素人などではないことを瞬時に悟った)
「随分と冷静なガンマンがいたもんだ。親指の連中みたいに派手にぶっ放すわけでもなく、的確なお仕事って感じ。……おかげでこっちは大助かりだけど」
(銃声に釣られて腐乱死体(サング)の群れが反対側へ流れていくのを好機と見て、初回に仕留め損ねた個体を処理しつつローランは足音を殺して装甲車(APC)へと接近する。開け放たれた後部ドアから内部へ素早く視線を滑らせるが、予想通りというか乗員の姿はない。都市迷彩の施された厳つい軍用車両の装甲を軽く手で叩きながら、周囲の状況を警戒し続ける)
「――――もぬけの殻、か。元の持ち主が外でドンパチやってる本人ならいいんだが……もし違うなら、ここはあまり長居したくない場所だね」
(ひとまず装甲車の影…………車内への入り口付近に身を潜め、銃声のする霧の向こうへ視線を向ける。相手が友好的な人間であれば情報交換の余地もあるが、理不尽に敵対してくるようなら面倒なことになる。『都市』の路地裏では、見知らぬ他人はまず疑ってかかるのが鉄則だ。どちらに転んでも即座に対応できるように太刀の柄を握り直しつつ、発砲者の出方を窺うことにした)
>博麗霊華、レヴナント、ALL
【????→廃神社 /????】
明らかに違和感しかない不可思議な(間延び)にも似た距離感の差異を感じながらも、途中拾い物(リュック)をしつつ蒼い巫女の少女(霊華)と鎧姿の魂の少年(レヴナント)の二人は視界の悪い霧中の路地裏を先導する赤と黒の(オオムカデ)を追って進んで…
漸く、狭い路地裏の路からある程度開けた場所へと出る事が出来た。
其処は何やら何処かの町外れ、鬱蒼と生い茂る林が道沿いに並ぶ古い昭和の時代の田舎道めいた場所、相変わらず(霧)は薄らと立ち込めているが幾分か視界はマシになっている。
(オオムカデ)はそのままその田舎道をわさわさと変わらず進み始めーー其れを追って行くと道の傍に見えて来たのは…
古びた神社のやや朽ち掛けた赤い鳥居、ある意味異界ではあるが少女(霊華)には馴染みのある場所かも知れない、しかし神職の彼女から見ても無残な有様ーー恐らく人為的に取り壊され掛けた様な状態の半壊した廃神社が存在していた。
ー気が付けば、二人で追っていた(オオムカデ)は既に姿を消している。
理由は不明ながらもしかすると此処(廃神社)に導かれたのかもしれない。
ともあれ、一度境内に入って調べてみるのも良いかもしれない。
>吉野順平、廃図書館ALL
【図書館廃墟/雛沢加奈江】
意識はまだ混濁したままだが…自分に呼び掛ける声が聴こえた事で沈み掛けの感覚が急浮上してーー反射的に肩に伸び掛けた相手(吉野)の手をぱしっと逆に掴んで…
雛沢「あっ…ごめんなさい。」
と申し訳なさそうに慌てて彼(吉野)の手を放して、少し俯きつつも倒れ伏せていた体勢ーー数十キロは有るであろう重量の本棚、自分を下敷きにしている其れを掛け布団でも捲る様に事も無げに片腕で退かして立ち上がる。
此処で改めて彼女(雛沢)の全体像を見て気付くかも知れないが、どうもその制服、一般的な女子高生の其れ(ブレザーとブラウス)を赤黒く染めている血液はどうも彼女の流したモノより殆ど返り血が由来しているらしい。
雛沢「ーー私は雛沢、雛沢加奈江(ひなさわ・かなえ)、ありがとう。貴方が呼び掛けてくれたから"戻って"来れたの。貴方は?」
と何処か翳りも少なくないが、儚さと何とも言えない陰鬱さを含みながらも綺麗な笑顔で微笑んで自己紹介がてら礼を述べつつ相手(吉野)にも名を尋ねる。
>360 霧雨亜理沙、チュエ、ALL
【移動中(スクールバス)/ダグラス、巴マミ、????×1(車外)】
マミ「私も…多分ダグラスさんも……そう言う意味では貴女(亜理沙)と同じね。」
ダグラス「………………ああ」
経緯と(霧)に関する話から異邦の魔法使いな少女(亜理沙)が今し方在る情報を組み立てて推論する内容、其れは細部は異なるかも知れないが凡そ的を得ている様に思える。
実際問題、運転主の壮年の私立探偵(ダグラス)は知古の友人であるオカルト研究家の大学教授と成り行きではあるが一緒に行動していた地下鉄職員の若造と逸れ
マミ自身も此処に至るまでに出逢って助け合っていた面々と悉く逸れ別れてしまっている。
そして少女(亜理沙)の言う様に其れらの面々に関する"記憶"もやや薄れ掛けている気がしないでも無い…命を助けてくれた恩人ですらだ。
ーこれらが総てこの『霧』が原因であるとすればーー
ーー
ーーー
そんな思考を遮る様に新たな災厄がこのバスに迫って来た。
ダグラス「一体何の冗談だ?」
そうリアリストの運転手(ダグラス)がぼやく程訳の分からない存在
汽笛を鳴らして線路など無いにも関わらず代わりに生やした節足類や蜘蛛染みた多数の脚を忙しなく動かして機関車らしき赤の車体に奇怪な事に巨大なーーピエロめいた白面と赤い縁取りをした裂けた口に不揃いな牙を並べて血錆びめいた汚れを所々に付着させ兇暴な眼光を光らせたーー悪魔の様な顔を備えた異形の(化け物機関車)
マミ「一体何よ、あれ…いえ、そんな事よりこのままじゃ
追いつかれるわ!。」
そう口にしながらーー何処か覚悟を固めた表情で、(黄色の魔法少女)は窓の一つを開いて
マミ「此処で撃退しないといけないわね。」
と返事も待たず身一つでバスの屋根に登って行く。
>雛沢、図書館all
【図書館廃墟 / 吉野順平】
(伸ばした手を掴まれた瞬間、心臓が跳ね上がった。けれど伝わってきたのは敵意ではなく、震えるような申し訳なさ。反射的に手を引こうとしたところで、彼は言葉を失う。彼女を下敷きにしていた重い本棚が、まるで羽根のように軽く退けられたからだ。……身体強化? いや、さっきまで感じていた呪霊のような不気味な気配とは違う。だとしたら、彼女は……)
「え……あ、ううん。……えっと、怪我は……」
(立ち上がった彼女を間近で見て、さらに息を呑む。制服を濡らしているのは彼女自身の傷ではなく、夥しい量の『誰か』の返り血。……けれど、そんな凄惨な姿で微笑む彼女の表情は、順平が映画や鏡の中で見たことのある、危うい透明感に満ちていた)
「……僕は、吉野。吉野順平。……『戻って来れた』って、それは……。……ううん、なんでもない。……その、雛沢……さん。これ、良かったら使って」
(言いながら、制服のポケットから少し使い込まれたハンカチを取り出し、彼女の手元へおずおずと差し出す。血に汚れたままの彼女を放っておけなかった)
「……服、血を拭かないと。……気持ち悪い、よね。そういうの。……僕は、友達を捜してるんだ。もしよかったら、……出口まで、一緒に……行かない?」
>レヴナント、????、廃神社ALL
【路地裏(移動中)→廃神社/博麗霊華】
「あそこって、もしかして神社…!?」
両腕に抱えるようにしてリュックを持ち運び、鎧の少年の共にオオムカデのあとを追う巫女。しばらく飛び続けた先に見えたのは、朽ち欠けた箇所が見える赤い鳥居。巫女を務めた経験があるからか、鳥居を見て即座にこの先に神社があることを察したようだ。
そうしてオオムカデに導かれるままに鳥居を潜り、境内に入った先にあったのは半壊した廃神社。まるで意図的に壊された跡を見た彼女は異界の神社とはいえショックが大きかったのか、青ざめながら絶句し。少しばかりそのまま固まっていたが、ハッとして辺りを見渡すと先程一緒にいたオオムカデがいないことに気がつく。
「ひどい…どうして、こんな……あれ?さっきの子は?」
辺りを見渡してみるが姿は見当たらず、足音も聞こえない。自分がショックを受けている間にどこかに行ってしまったのだろうか。だとしたら、鎧の少年があの子の進んだ道を知っているかもしれない。そんな期待を胸に抱き、霊華はオオムカデの行方を少年に尋ねて。
>ダグラス、マミ、チュエ、????、ALL
【移動中(スクールバス)/霧雨亜理紗】
護身のために片手に杖を持ち、警戒するように窓の外を眺めていると、やがて音の正体と思われるものが近付いてくる。そして魔法使いは、ハッキリと見てしまった。血錆びめいた汚れを持つ恐ろしい顔と多数の足でまるで昆虫のようにこちらを追いかける異形の姿を。
「ひっ…!?」
その恐ろしさと気味の悪さに、思わず悲鳴を漏らす。恐らく運転手の彼(ダグラス)にも聞こえてしまったであろう。これまでの冷静な態度は恐怖を隠していたからなのか、今の彼女は普通の少女のように怯えるばかりで。
黄色の魔法少女(マミ)が覚悟を決めて異形を迎え撃とうと移動を始めるが、紫の魔法使いは未だその場から動くことが出来ず。ただ、魔法少女と同じく『迎え撃たなければ』という気持ちはあるらしい。震える手で杖を握りしめ、動揺を隠せない中でも異形の方に向き合い。
【路地裏/サング×多数、????】
>363、ローラン、路地裏ALL
先ず疑うのが鉄則な“環境"に厭でも覚えがあり過ぎる世界の住人である彼(ローラン)は所属不明の乗り捨てられた様な装甲車の後部ドアの入り口付近で身を潜めて様子を見る判断を取る。
そうしている内に霧の中での銃声が鳴り止み、腐乱死体とは明らかに異なる確固とした足取りで手に中華製AKコピー(56-2式)を構えた人影。
黒のベースボールキャップにサングラス、骨伝導インカム。紺のポロシャツにタクティカルジーンズ、チェストリグにプレートキャリア、タクティカルグローブにレッグホルスターなどの装具一式で揃えたPMSCs(民間軍事請負企業)のコントラクター(契約社員)
古風に言えば所謂傭兵めいた黒髪の総髪をしたアジア系の若い女、彼女もまた大きな負傷こそしていないが、舞った灰を浴びたりでやや原色からグレー掛かった服装に所々擦り傷や返り血らしき血痕なんかも付着している辺り、相応の時間をこの(土地)で過ごしてきたのは間違い無いだろう。
そんな物騒な女は手にした得物を構えながら正規軍染みた標準射撃姿勢でゆっくりと停車しているAPCの方へと近付いて行き抑揚の無い声で呼び掛ける。
????「車両付近に誰かいるのなら姿を現すか応えて下さい。安全を保障します。そうで無い場合は残念ですが誤射もあり得ます。」
何処か偏った丁寧さだが、いっそ清々しいそんな内容…果たして如何動くか。
>????、サング×多数
【路地裏】
「……おっと、撃たないでくれよ。今そっちに出る。見えない相手からハチの巣にされる趣味はないんでね」
(無機質な警告の声に対し、わざとらしく空いた方の手を軽く上げるような素振り――もっとも、もう片方の手には血と脂に塗れた太刀を提げたままだが…………装甲車の陰からゆっくりと姿を現す。
視線の先にいたのは、全身をタクティカルギアで固めた若い女。銃の構え方や衣服にこびりついた汚れから、彼女がこの異常な街でそれなりに場数を踏んでいる実力者であることは一目で理解できた。銃火器の類は『都市』でも珍しくはないが、随分と古風で実用的な装備だ、と内心で評価を下す)
「安全を保障してくれるって言葉、とりあえず信じさせてもらってもいいのかい? ま、こんな状況だし、お互い無駄な弾や体力を使うのは賢い選択じゃない……それはそれ、これはこれ、だ。あんた、この物騒な車の持ち主かい?」
(飄々とした態度は崩さず、敵意がないことをアピールしつつも、相手の銃口の向きや指の動きからは決して警戒を逸らさない。適当な距離感を保ったまま、軽くため息をついて肩をすくめてみせると相手の素性と目的を探るように言葉を投げる。目の前の彼女が理不尽に襲いかかってくる化け物の類ではないことに少なからず安堵する反面、口先だけの対話で相手を信用するような気概でもない様子でひとまず次の反応を窺って)
>354 ガイスト、廃病院ALL
【廃病院(裏世界)/ニコライ・ジノビエフ、クリーパー×多数】
膿と血錆で汚れ変質した階段を降り切り、しかし未だに暗闇と鉄網の構造物が続く反転したかの様な有様の廃院内を突き進み続けるUBCS監視者(ニコライ)と血塗れの神父(ガイスト)、在った筈の待合室兼エントランスの出入り口は赤黒く錆び切った無数の鎖で病的に巻かれ施錠されておりちょっとやそっとでは外せそうに無い。
ニコライ「…爆破してこじ開ける、少し時間を稼いでくれ。」
と言いつつ、ロシア人の傭兵はバックパックから幾つかの粘土状の軍用プラスチック爆薬(C4)を取り出してこの鎖に覆われた出入り口の破砕の為に設置作業を開始する。
先程までの凄まじい闘い振りから同行者(ガイスト)が戦力として当てになると判断しての要請だった。ある意味ではそれなりに信頼していると言う事なのだろう。
■■■■■■
ーー暗がりから例の人面甲虫めいた蟲の大群が押し寄せてくる。その一部は悍ましい羽音を立てながら猛然と飛びついてくる。足元からも耳障りな音を立てて群がる其れら(クリーパー)
一体一体なら荒事慣れした者であれば大した脅威では無いが集団で貪り来る其れらはかなり厄介な相手だ。
【????→廃神社/レヴナント】
>霊華
ムカデさんどっか行っちゃった…
(オオムカデに導かれるまま路地裏を進み廃神社に着いたところで辺りを見渡して。いつの間にか姿を消していたオオムカデにどこか寂しげに呟いた後同行者の少女の問いかけにどこ行ったか分からないと返して。神社については父親が話していた情報しか知らないがとりあえず調べてみようと考えつつどうしようかと霊華にきいて)
【廃病院(裏世界)/ガイスト】
>ニコライ、クリーパー
くっ、…流石にこの数は捌ききれるか分からぬな…
(傭兵(ニコライ)に人面蟲の足止めを任され返事をした後剣を構え群がる敵を切り捨てて。異形の看護師との戦いでの疲れもあり先程よりは動きが少し鈍いがなんとか敵を斬っていき減らない数に笑みが引き攣っていて)
>367 吉野順平、廃図書館ALL
【図書館廃墟/雛沢加奈江、????×2】
雛沢「吉野くん…ね、…ありがとう。」
血塗れの自分に気を遣ってくれた青年(吉野)、見慣れないが何処かの学校か学園の少し変わった制服姿の恐らく同い年位であろう彼から手渡されたハンカチ、汚しては悪いと思いながらも相手の厚意を無碍には出来ないので一先ず首回りと手、其れから頬を軽く拭く、先程までのスプラッタ映画めいた其れから微かだが多少は見られる状態になる(制服は相変わらず血で染めた様な有様だが)
雛沢「…友達を探してるの?…そう、吉野くんが良いなら御一緒するわ。…まだお礼もしていないし」
相手の提案に少し思案しながらもーー血染めな彼女(雛沢)は快く頷きつつ立ち上がる。
と
ーー同じ部屋では無いが、館内の何処かでガラスが割れる音が複数回鳴り響く。そしてやはり棚か何かを巻き込んだ様に重量物が倒れる様な衝撃も感じ取れた。
雛沢「……何か(入ってきた)みたい。」
と異様に落ち着いた様子でじっと耳を澄ましながら血染めの少女は呟く。
【路地裏/サング×多数、????】
>370、ローラン、路地裏ALL
ーー意外にも素直にこちらの呼び掛けに応じて姿を現した人物(ローラン)、黒スーツの草臥れた雰囲気のーしかしその出立ちから静かに油断無く此方の挙動一つ一つに対して自然体で構えているであろう(手練れ)であろう謎の男…は飄々とした口調ながらも色々とさり気無く探りを入れてくる様な言葉を口にする。
????「ええ、貴方に"その気"が無いのならばその通り…いいえ、その車両(APC)は私の所有物では無いですし、恐らく私の雇い主の備品でも無いでしょうね。」
と淡々と質問に答えているのかいないのかは兎も角、ズカズカと再び得物の銃口を下げつつ物騒でぶっきらぼうな女は何ら躊躇なくAPCの後部ドア、開けっ放しの其処へと乗車しつつ左右に4名ずつ向かい合わせで座る形の兵員室の椅子に得物ーー残り弾倉半分ほどの中華AK(56-2式)を無造作に立て置き、脇の銃架ラックを物色し漁り始める。
どうやら物資調達が目的だったらしい。
周囲の腐乱死体(サング)達は相変わらず緩慢にうろつき回っているが今のところ装甲車の方へ向かってくる様子も無い。
現状は話に花を咲かせる猶予ぐらいは有りそうである
>????、サング×多数
【路地裏】
「なるほど、ハイエナってわけか。持ち主が不在なら残った物資は早い者勝ち……逞しくて何よりだ」
(無機質な態度で車両(APC)へ乗り込み、あっけらかんと物色を始めた女の様子に、少しばかり肩の力を抜く。銃口を下げた時点で少なくとも即座に殺し合う意思はないと判断し、ローラン自身も手袋のノイズに顔をしかめながらも『ムク工房』の太刀を異空間へとしまい込む。一先ず相手が宣言通りに安全を保障してくれたらしいのと、何よりこれ以上武器を出しっぱなしにするのは今の状態だと無駄に体力を削られると踏んでの行動だ)
「あんたの物じゃないなら、俺も遠慮なくおこぼれに与らせてもらうとするかね。……と言いたいところだけど、あいにく今はデカい荷物を持ち歩けるほど、ポケットの調子が良くなくてね」
(手袋を嵌め直す仕草を見せながら自嘲気味に軽口を叩きつつ、そのまま彼女に続くようにAPCの後部ドアへと歩み寄り、車内と外の霧の両方に意識を配る。周囲のサング達が未だに彷徨いているが此方へ向かってくる気配がなさそうなことを確認すると、改めて車内の女へ視線を向けた)
「……俺はローラン、呼び名がないと不便だろう?あんたの名前、聞いておいてもいいかい?
ついでに、このイカれた場所が一体どこなのか、あの外を歩いてる腐った連中が何なのか……俺が見張っててやる代わりに、あんたの知ってる情報を少しばかり恵んでくれないか。こちとら右も左も分からない迷子なもんでね」
(飄々とした態度は崩さないまま、しかしその目は交渉のテーブルに着くフィクサー特有の、相手の価値を値踏みするような光をわずかに帯びている。
先程の自嘲気味な軽口も兼ねて彼女が漁る物資の分け前を要求する気はないという意思表示を示す為、あえて車内には深く入り込まずに入り口で外の警戒を引き受けるような立ち位置を保った)
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