一等星を目指して【創作/3L/初心者、途中参加歓迎】

>121 逢川さん
……えっ、今のなに？パルクール？すごいな。
(見上げていた彼女が軽やかにソファを越えて隣に舞い降り、ふわりと揺れる色素の薄い髪からは清潔感のあるいい香りがした。一瞬のできごとだったが、呼吸も忘れて見入ってしまい。思い出したように息をついてすぐに背もたれから身体を起こし、きらきら輝いて見える微笑みに尊敬の眼差しを向け)


>122 弘美さん
…怖がらせてごめんな。こーゆー悪い大人もいるから気ぃつけなあかんで。
(少しでも危機感を持ってもらえたらと軽い戯れのつもりだったのだが、濡れたように紅い唇からは艶のある声が洩れ、耳まで真っ赤に染めてしまった彼女と迫る自分、誰かに見られたら大問題になってしまいそうな状況で。さらに消え入りそうな声で抗議されてしまえば罪悪感でちくりと胸が痛む。ほんのり熱を帯びた華奢な手首からぱっと手を離して身を引く。せめてこれ以上怖がらせないように表情を和らげては優しく諭すように声をかけて)


>123 萩沼さん
そうなん？すごいなぁ。俺は音楽とか全然できんから分らんのやけど、曲ってどんな風に作んの？やっぱ急に降ってきたりするん？
(もはや当初の目的を忘れて話に興じる。あの曲の独特の世界観を生み出したのが彼だと知って感嘆の吐息を洩らし。いきなり話しかけて警戒されるかと思いきや、少しだけ緊張を緩めてくれたらしいのが声から伝わり、嬉しくなって調子に乗ったのが良くなかった。聞きたい事が次々に浮かび、寡黙そうな相手への配慮も忘れて矢継ぎ早に質問を重ねてしまい)


>125 霊場さん
ありがとう。社内で迷子になるとこやったわ。
(考えなしの自分を笑うこともなく快く案内を引き受けてくれる相手の優しさに感謝しては、迷いなく進む背中を追って。目的地らしい場所の前で立ち止まって物珍しそうに眺めながら尋ね)
ここかぁ。いっつもここで練習してんの？


>126 春原さん
お、コンビの仕事か。ええよ、何でもやらしてもらいますー……って言いたいんやけどな、さすがに何やるかだけは聞かして。…もしかして先方さんめっちゃ急かしてくんの？
(さらりと事務的に返ってくる話に黙って耳を傾ける。複数形ということは相方との仕事か、と理解した瞬間ぱっと表情が明るくなり二つ返事で了承しかけたが、よく考えたら内容が全く分からない。自分だけならまだしも、相方も関わるなら安請け合いはできない。だが、有無を言わせないような圧のある笑顔を見ていると、彼女も先方との間で何か苦労があるのではと勘繰ってしまう。もしかしたら素で笑顔が怖いだけの可能性も捨てきれないが。苦笑しつつ質問を)


>129 白尾
ん、行く。明日はなーんもないから、何時まででも付き合えんでー。
(とんとん拍子に話が進み、嬉しさのあまり舞い上がってしまう。思考や言動がふわふわてしまうのは酒のせいもあるかもしれないが。願ってもない提案に即答して頷いては、飲みに誘ったのは自分だからと迷いなく伝票を手にして立ち上がるとそのままレジへ)
ほんなら、会計済ましてくるわ。