可愛いの魔法 (〆)

 可愛いの魔法 (〆)

匿名さん  2023-03-24 20:11:47 
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お相手様決定済み。




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  • No.1920 by 逆巻 傑  2024-04-13 19:38:57 



ポニテでいい?
( 少女が小声で何か呟くと同時、びっくりした…と図らずも心の中で同じ思いを洩らせば、更に要望を聞き取りつつ眼前のハーフアップを解き。ヘアゴムを腕に通し、手櫛で髪を優しく梳いて背中側に集める最中、踏ん切りがつかないかのように明らかに不必要な回数それを繰り返しては、やや低めの位置で結び始めるのをきっかけにやっと口を開いて。伝え方に迷いながらも指摘するのは相手の無防備さ。あらゆる意味で心臓に悪いそれをどうにかできないものかと言葉を選んだなら、「…もう少し気を付けて」で締め括ると共に希望の髪型が完成し、頭部から手が離れるだろうか )
──…寛いでくれるのはいいんすけど、…その、俺も一応男なんで……。


  • No.1921 by 永瀬ひな季  2024-04-14 15:03:56 



はい、……。
( 髪型の提案に賛同を示したけれど、すぐにできそうな髪型にも関わらずなんだか長い梳き集める時間に視線をちらりと宙に彷徨わせ、頭上にはてなマーク浮かべるも大人しく待っていれば。紡ぎ出される指摘の言葉に一瞬なんのことかと思うものの、度々有無言わさず止められた言動とそれが合致しては「あっ…」と漸く全てを把握したように短な一音を発すると、じわじわと含羞の色を頬どころか耳まで染め上げていき「ハイ、スミマセン…」と小さく呟きつつ肩を竦め縮こまっては、パーカーの裾を少し下へと引っ張り。普段こういう格好をするとしたなら必ず下にショートパンツだったり何かしらを着るし、すっかり料理へと意識が向いていたせいで羞恥心を忘れていた。彼もひやひやしたことだろうと心労を察しては、背後の彼がリビングへと動き出したならお詫びの気持ちも込めて料理に取り掛かり始めるだろう )


  • No.1922 by 逆巻 傑  2024-04-14 19:34:22 



…じゃあ、俺はしばらく上にいるんで。
( 直裁的な言い回しを避けた迂遠な注意に、彼女は言意を理解してくれるだろうかと様子を窺った矢先。小さく上がった悟りの声とみるみる染まる耳輪から手応えを得ては、それ以上は何も言及することなく。多少気まずい思いもあり、ここが実家に寄った本来の用事を片付けるタイミングだろうかと相手に所在だけを伝えたなら、リビングを通って玄関に置きっぱなしにしていたバケットハットを回収してから二階の自室へ。まずは千日紅のプリザーブドフラワーを製作した際に使用した蓋付きのプラスチックカップに桜の花を入れ、そこに脱水液を慎重に注いでゆく。全体が浸かったのを確認して日陰に置けば、ハーバリウム用の花材の処置は打ち止めにして、次は映画雑誌のバックナンバー探し。十数分かけて目当ての号を揃え終わると、雑誌とプラスチックカップの入ったバケットハットを手に一階へと下り、帰り際に忘れないようまた玄関脇へと重ね置いて。リビングに戻った後はいよいよ焼き始めようかという少女の手際をカウンターに軽く頬杖をつきつつ見学し、ハンバーグが完成する頃には丁度洗濯機が洗濯と乾燥の完了を報せるはずで )

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(/ 未消化イベント一覧および早見表、確認致しました…!とっても分かりやすい上に、毎度のことながら丁寧に拾っていただいてありがとうございます。ものすごい文量で、交流の足跡なんてまだまだなんだなと思い知らされました…()と同時に私の妄想過多でお恥ずかしい限りです…お手数おかけしました…。犬猿が猫猿(的確すぎる…)になっていたり、ところどころ背後様の感想が差し込まれていたり、相変わらずの書き振りの可愛らしさも相俟ってにこにこで拝読しました!改めてありがとうございました* ※蹴り可 )


  • No.1923 by 永瀬ひな季  2024-04-14 21:55:05 



( 所在について了承してはキッチンから離れゆく背中を見送って、それから手を洗いハンバーグ作りに取り掛かる。服も上から持ってきていたし、二階に自室があるのだろう。多少の気まずさを覚えたのはこちらも同じで内心安堵しつつも、収納場所からまな板と包丁を作業スペースへと並べて、買ってきてもらった玉ねぎの皮を剥き微塵切りを始めたならすっかり意識は料理へと移り。フライパンで玉ねぎを飴色まで炒める間にパン粉は牛乳に浸しておいて、飴色玉ねぎが完成すると一旦冷ました後、ぎりぎりまで冷蔵庫で冷やしておいた挽き肉とボウルの中で合流させたなら、調味料や卵とパン粉を混ぜ合わせ白っぽくなるまでしっかり混ぜ捏ねるのが大事。空気を抜きつつ成形したハンバーグは艶があり、成功する予感しかしないと早くも満足げに薄く笑んで。片面を強火で焼き肉汁を閉じ込めたなら、ひっくり返し料理酒を入れあとは蓋をしてじっくりと焼いていく。リビングに戻ってきた彼に静かに看守されつつ、同時に使用した調理器具の洗い物をこなし背面の食器棚からお皿を取り出せば、噛めば肉汁がしみだすハンバーグの焼き上がりの頃合い。ふっくらとした二つのハンバーグをお皿に取り出すと、ハンバーグから出た旨味を利用してケチャップと中濃ソースらを使って簡単にデミグラス風ソースを作り、それをハンバーグの上に回しかけたなら完成!ほかほかと湯気立つハンバーグが乗ったお皿にお箸を添えて、猫のようにカウンターで見つめ待機していた彼の前へと両手を添え差し出すように置いて )
…──できたっ!お待たせしました。お箸立てるようにして割ってくださいね、横に寝かせて割ると肉汁流れちゃうので…!

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( / ご確認ありがとうございます、わかりやすく出来ていたならよかったです…!文量、空白を抜いても5000字を超えてて私もびっくりしましたが、中身を考えてくださっているのは9割背後様なので、こちらとしては背後様に感謝の気持ちでいっぱいです…!いつも素敵なご考案ありがとうございます* またご感想まで…私もにこにこしつつ拝読しました、えへへ。もしお話の取りこぼしなどがあってお気付きになられましたら、お伝えください…!蹴り可とありましたがお礼をお伝えしたく失礼しました。蹴り推奨です◎ )


  • No.1924 by 逆巻 傑  2024-04-14 23:26:56 



おお──……。
( 彼女の邪魔をしないようにというのも勿論あるけれど、調理音に掻き消されぬよう声を張って話すような事柄もなく、暫し高校生アイドルの家庭的な姿をカウンター越しにぼんやりと見守る時間が流れ。やがてフライパンに蓋が被せられて油の弾ける音が幾らか小さくなったなら、洗い物に取り掛かった相手を特段手伝うわけでもなく「いつも自炊してるんすか」だとか「学校の昼も弁当?」だとか気儘に話し掛けだす。そうこうしているうちに鼻腔を擽る匂いが目の前に差し出されては、頬杖をやめて感嘆を洩らすと共に眼差しは一心にハンバーグへ。それから対面へと視線を移して箸を入れる際の注意事項に素直に頷き、二つの皿をダイニングテーブルへと運ぼうかという折、一度目の洗濯が終了したことを報せる電子音が耳に届けば更に意識を扉の奥へと向け変えて。ひとまず食卓を整えるだけは整えてから「見てきます」と短く伝え、向かう先は洗面所。デニムを取り出して乾いていることを確認すると、次はレースブラウスを洗濯槽に入れて運転を開始し、ダイニングに戻るなり少女へボトムスの着用を促して )
…下、乾いてたんで着てきたらどうすか。


  • No.1925 by 永瀬ひな季  2024-04-15 00:42:16 



( 洗い物中の会話内容は普段の自分を尋ねるもので、他愛のない世間話であろうけれど興味を示してくれるのが嬉しい。普段の食事はメンバーたちと当番制で作ること、学校は学食があってお弁当を作ることは滅多にないことなど、気侭な質問にも丁寧に答えた。自分に向けられていた視線もハンバーグが完成してからは、感嘆とともにそちらへと注がれると、その姿がなんだか可愛らしく思えてつい柔らかく表情が綻んで。洗濯終了を報せる電子音を聞いた彼が洗面所へと向かう中、同棲とか結婚とかってこんな感じなんだろうかと付き合った先のことにもふとした意識芽生えては、なんだかそれってすごくいいなあなんて憧れを抱いて。まあまだ付き合ってもいないのだけれど。ふわふわと妄想広げる前に、洗面所から戻ってきた彼に促されると、「そうします…!」はっと引き戻されては洗面所へ早速いそいそと向かって。デニムを着用しあとは上のみだけれど彼の私物パーカーを脱ぐのはなんだか心惜しく、2回目の稼働をさせられている洗濯機を目に留めては「そっちはゆっくりでいいからね、…なんて」手のひらを口元に添えながら密やかに洗濯機に向かって伝えてみて。ダイニングに戻り彼が椅子へと腰掛けていたなら、正面にお皿の置かれた席へ自分も着座するはずで、二人とも食卓に並んだなら本日2回目の〝どうぞ〟を手のひらで示しながら彼の口へとハンバーグが運ばれるのをどきどきしながら待って )
着てきました!…──それじゃあ、改めてどうぞ。


  • No.1926 by 逆巻 傑  2024-04-15 12:59:36 



いただきます。
( 調理中はカウンターで見えないようになっていたけれど、改めて目にする素足はやはりどうにも無視できないインパクトの強さで。若干顔を背けながら洗面所への動線を空けると、ガラスのコップに二人分の飲料水を用意する間に戻ってきた少女の姿を見て、彼女以上に警戒心を高めていた心を漸く落ち着かせ。これで心置きなく手作り料理に集中できるとそれぞれの席に着けば、勧められるままハンバーグに箸を立てて差し込み、鋏で切るかの如く小刻みに箸の先を動かして一口大に。表面を吹いて冷ますのもそこそこにぱくりと頬張ったなら、弁当に入っていたそれとは異なる味わいに相手の悔しげな反応にも得心がいって、口の中に溢れる肉汁と共につい笑みも溢れ )
──…確かにこれは、こっち食わせたくもなるか。…できたて、一層美味いすね。


  • No.1927 by 永瀬ひな季  2024-04-15 22:18:27 



~~っ…そうでしょ!
( お花見の席にて、自らハードルを上げてしまった自覚があれば彼の口にハンバーグが運ばれるまでを、そわそわと緊張した面持ちで見守ると。溢れる笑みとともに賛辞の言葉を授かれば、雰囲気はぱあっと花開くように煌めき、嬉しそうに綻ばせた表情には八重歯を覗かせて。春の日差しが注いだように心がぽかぽかと温まっては、自作のハンバーグにそっと箸を割り入れるとぱくりと一口頬張る。なんだか普段よりも美味しくできた気がする。こくんと嚥下しては食卓に少し身を乗り出すと、にへ、と無防備な笑みを浮かべながら作る手間を惜しまぬ発言を。これで彼の胃袋は掴むことができただろうか。他の料理についてはまだ特段の自信はないけれど、彼に美味しいと、また食べたいと言わせてみたい )
また食べたくなったら言ってください、いつでも作ります、他の料理でも!


  • No.1928 by 逆巻 傑  2024-04-16 12:51:19 



料理番組のオファーに期待しときます。
( 他者に料理を振る舞う喜びにでも目覚めたのか、陽を浴びたように煌めく双眸は早くも次を見据えているらしく。一方で彼女よりほんの少し高い視点から現状を俯瞰する己は口の端を僅かに緩め、二度もこんな機会が訪れることはないだろうという予測のもと、数時間前に相手の示した可能性を借りて答えて。その後は味に集中するが故に黙々とハンバーグを食べ進め、皿が空になると漸く顔を上げて「ご馳走様でした」としっかり手を合わせる。脇に置いていた水に口をつけ、片付けの前に一息ついていた折、ふと目線の先にあったエスプレッソマシンに気が付いてはコップを下ろすのも忘れて数秒思案し。やがて瞳を横に動かして焦点を対面の少女に合わせれば、まずは甘いもの好きの印象の強い相手へと一つ確認を )
…水瀬さん、カフェラテって飲める?


  • No.1929 by 永瀬ひな季  2024-04-16 21:10:53 



( 期待を受けては「牧さんに伝えておきます!」とやや本気な返答をすると共に、もしかしたらいつか来るかもしれない料理を振る舞う機会のために、料理のレパートリーを増やしておこうと心密かに決意をして。お花見のお弁当も、続けて作ったハンバーグも綺麗に完食してもらうと嬉しくて心がほこほこと温かくなる。「いえいえ、お粗末様でした」と言葉添えしてから遅れて完食しては合掌し、淹れてもらったお水で喉を潤していると。ふとした問い掛けにコップから唇を離して顔を上げては、こくりと浅く頷いて肯定して )
飲めますよ。基本甘めのばっかりですけど、好きです。


  • No.1930 by 逆巻 傑  2024-04-17 00:38:56 



( 軽口のつもりで放った応答に思わぬ前向きな意気込みが返ると、本気が冗談かを見極めるようにじっと視線を留めるもそこに戯れの色はなく。今更言を食むわけにもいかず、果たして彼女のマネージャーにどのように伝わるのだろうかと若干の気掛かりを抱えつつ食事を終えた後。問いへの答えに「了解」とやや畏まった言い回しに反して緩い語気で発しては、徐に席を立ってマグカップを一つだけ取り出してくる。その足でエスプレッソマシンまで歩いて粉やら水やらをセットし、抽出のボタンを操作すると共にピッチャーに入れたミルクをスチームしたなら、準備は完了。斜めに持ったカップへと一定の量を保ってスチームミルクを注ぎ入れ、軽く左右に揺らしながら思い描く絵柄を完成させてゆく。ピッチャーが空になった時、カフェラテの液面に浮かぶのはラテアートの定番とも言えるロゼッタで、それを少女の前へと差し出せば傍にスティックシュガーとティースプーンも置き添えて )
──ハンバーグのお礼…って程のものでもないけど、良かったら。


  • No.1931 by 永瀬ひな季  2024-04-17 03:49:19 



わ、すごぉい…お店のやつみたい…!あ、待って、先に写真撮りたいです!
( 質問に答えると、席立つ彼が何やら準備して向かったのはエスプレッソマシンの元。本格的だなあと流れを見守っていれば、やがて抽出されたエスプレッソの独特な深みのある芳香で辺りが包まれ始めると、それを吸い込んではほわりと心ほぐれる感覚がして。コーヒーが飲めなかった幼い頃でもこの香りが大好きで、コーヒーの香りが充満した職員室に用がある度に肺一杯に取り込んでいたのを思い出す。バリスタさながらの動きでカフェラテを作り込んでいく様子には、かっこいい!とハートマークをぷかりと頭上に浮かべると、瞳にはバリスタエプロンの幻想さえ見えるようで。そうして完成されたカフェラテが目の前に差し出されると、カフェで飲むような本格ラテアートが施されたそれを、煌めく目を見張らせながら覗き込めば率直な感想を告げて。これが普段のカフェで注文して出された物ならば、上手だなあと思ってそのまま飲むまでだけれど、特別な人が淹れて描いてくれたものだから何もせずにはいられない。一旦席を立ちスマホを取って戻って来れば、何枚か写真に収めたのちにお砂糖と引き換えにスマホを卓上に置くと、温かいうちに飲みたいものの崩すのを躊躇われては葛藤するように双眸をぎゅむと瞑りつつ、そっと瞳開けては窺うように問い掛け )
──…うう。崩しちゃうのもったいない…ていうか、なんでラテアートできるんですか。趣味…?


  • No.1932 by 逆巻 傑  2024-04-17 09:36:18 



( 暫くのブランクがありながらも、彼女の言う通り〝お店のやつ〟そのままのラテアートが無事完成すると、内心ほっと胸を撫で下ろしながら賛辞を受け取り。少女が写真を撮る間にラテアートの練習用に購入したエスプレッソマシンを今度は自分のために動かし、より簡単なハートを描けば、思い出されるのは夜な夜な家族に振舞っていた時間のこと。そういえばアルバイト外で両親の他に供したのはこれが初めてかもしれないな、と小さな発見をしつつ席に戻る自身を迎えるのは懊悩する相手の姿で、手元のカップに目線を落としては、尋ねに返答するに合わせて一足先にティースプーンを差し込み、静かにかき混ぜて )
高校の頃にカフェでバイトしてたんすよ。受験期、暇だったんで。


  • No.1933 by 永瀬ひな季  2024-04-17 15:46:33 



へ~…!逆巻さんが働いてる頃に行ってみたかったなあ、絶対通っちゃいます、むしろ一緒に働きたかった…!
( 彼が自分用に淹れたラテアートはハート模様で、それがちょっと羨ましくて視線を注いでいたものの、あっけなく崩されていけば少し無念そうに眉尻を垂らして。耳に入る情報にすぐさま興味を示しては、カフェラテから彼へと煌めく瞳を移し変える。ふわふわと浮かぶ妄想の雲の中に先程よりも鮮明になったバリスタ姿を映しては、お砂糖を握る手をぎゅっと強めながら瞳を煌めかせると思うままに願望を吐露して。そしたら他にもいろんなラテアートを見られただろうなあ──そもそも一緒に働くなんて当時の年齢を考えると無理だけれど、あくまで夢物語だから言うだけタダというもので。写真も撮ったことだし冷めないうちに飲まなくてはと改めてカフェラテに向き直れば「もったいないけど、そろそろ…」とお砂糖を隅っこから投入し、最後まで名残り惜しむようにティースプーンでそっと混ぜていく。すっかり色が溶け合ったそれを持ち上げ漸く口をつけては、甘やかな色合いにあう甘さにほっと表情を緩めて )
…──おいしいです。


  • No.1934 by 逆巻 傑  2024-04-17 19:32:54 



カフェならできたて料理も作れるし──…、
( ティースプーンを引き揚げ、そっと睫毛を伏せながらカップの縁に口をつけていれば、空想の中でも想いを募らせてグレードアップしてゆく少女の欲求にカップの内側から目を上げ。つられてつい過去の自身と彼女がカフェの制服に身を包んで働く姿を想像し、印ばかり夢物語に参加しようかと何の気なしに先程やんわりと辞退した申し出を上乗せしては、すぐに現実へと舞い戻って「…ちょっと遅かったすね」と七年の差を軽くあしらい。最大限の眼差しを注がれたラテアートへの愛着はさておき、カフェラテそのものの味わいについては素材とエスプレッソマシンの性能に依るところで、綻んだ顔ばせには振る舞った側ではなく同じものを共有する立場から薄く微笑んで応えるだけ。此方ももう一口ぶん小さく喉を鳴らしてそれを飲み下したなら、これまでの話題のせいかふっと湧いた関心を真正面へと向けて )
…そういえば、水瀬さんは高校卒業したらどうするんすか?


  • No.1935 by 永瀬ひな季  2024-04-17 20:45:15 



!──…来世は一緒にカフェで働きましょう。
( 上乗せされる夢物語を聞いては、二人で新作フードの考案の試食会なんていうのも妄想広がっていくけれど、突き付けられる現実であしらわれれば、膨らみに膨らんだ妄想は風船のようにぱちんと弾け消滅し。むむ、と少々悔しそうに眉尻を垂らしては、今世がだめなら来世に期待とばかりに、わりと真面目な表情でお誘いを掛けてみたりなんかしていれば。ふと掛けられた問いに双眸をぱちりと一度瞬くと、視線をぐるりとゆっくり一周するように巡らせてから口を開く。夢に見たアイドルを存分に楽しんでおきたいのが第一。それから、そうでしょ、と小首を傾げた表情は柔和な笑みを湛えるけれど、連絡先を交換し今は仕事外で会うことはあれど、彼のクライアントでなくなってしまったならこの縁も切れてしまうのだろうかと、仄かな不安が笑みに儚さを添えて )
うーん……、今の、アイドルに専念するんじゃないかなって思ってます。お仕事楽しいし、…逆巻さんと一緒にお仕事できるでしょ!


  • No.1936 by 永瀬ひな季  2024-04-18 01:23:08 



( / 大きな地震があったようですが大丈夫でしょうか…。何もないことをお祈りするばかりですが、もし何か心身など支障があるようでしたら安全を第一にどうかご無理なさらず、落ち着いたタイミングでのお返事で構いませんのでご自愛くださいませ…! )


  • No.1937 by 逆巻 傑  2024-04-18 11:02:32 



(/ ひとまず安否連絡のみ失礼します。こちらは多少揺れたのと地震警報のアラーム音にびびった程度ですので、大事ありません。ご心配いただきありがとうございます* ロルの方のお返事は今しばらくお待ちください…!※蹴り可 )


  • No.1938 by 永瀬ひな季  2024-04-18 12:38:45 



( / ご連絡ありがとうございます、ご無事でなによりです…!あのアラーム音びっくりしますよね、心中お察しします…。お返事の方了解いたしました、のんびりお待ちしてますのでどうぞごゆるりと◎ / 蹴り推奨 )


  • No.1939 by 逆巻 傑  2024-04-18 15:08:42 



…、来世ときたか…。
( 立場、歳の差、果てには輪廻転生と、如何なる壁も彼女の想いを挫くには至らないのか、共にカフェで働くためだけに易々と来世まで約束しようとする諦めの良いやら悪いやら分からない様には此方もいよいよ圧倒され。まともに取り合う気も起こらず、尋常でない誘い文句にいっそ感心したように呟けば、明確な返答は渡さないまま話題ごと軽く流し。そんな相手が進路を語る笑みの裏に小さな憂いを抱いていることなど露知らず、また選択の理由に自身との関係が含まれていることについても回答にかこつけた好意の表明だろうと真に受けることはなく。ただ腕を買われるのは満更でもない心地で、今し方の来世の約束と絡めて「やたら俺と仕事したがるじゃないすか」と一笑に付すると、その名残ほどの柔らかな表情を顔の上に留める。アイドル活動への本気度を感じ取ると共に好きなことを全力で追い続ける姿勢へ共感を覚え、過去の自分をそこに重ねるような眼差しを差し向けたなら、人によっては危ぶむ未来図を手放しに肯定して )
…そっか、アイドル一本でやってくんすね。…俺も、応援します。全力で。


  • No.1940 by 永瀬ひな季  2024-04-18 19:31:07 



やったあ、約束ですよ!えへへ…逆巻さんとならわたし、トップアイドルにだってなれちゃいそうな気がします。
( 〝やたら一緒に仕事したがる〟との発言には、当然!とでも言いたげににぱっと笑みを咲かせると「大好きだからいっぱい一緒にいたいもん」とカフェラテよりも甘やかな言葉を吐く。全力の応援を約束してもらえれば、いっそう華やいだ笑みを浮かべながら、指先揃えて重ねた両手を頬の横に添えて夢を語ると、続けて「だから、わたしがアイドルしてる間は逆巻さんがずっと担当しててくださいね」と小首を傾げながら乞うて。彼が掛けてくれる魔法は、自分を誰よりも輝かせてくれると信じてやまない。なにげなく語った夢がいつか現実になることなんて今はまだ知らずに、温くなった残りのカフェラテを飲み干したなら、ほどよいタイミングで2回目の洗濯の終了を報せる電子音が洗面所の奥で鳴るだろうか )


  • No.1941 by 逆巻 傑  2024-04-18 22:20:54 



…じゃあ、それも牧さんに伝えておいてください。
( 光り輝く瞳が見つめるのは己か希望に溢れた未来か、喜色満面の笑みを向けられては、彼女を最も輝かせられるのは自分だという自負心から評価された技術も少女のアイドルとしての才能も否定することなく。しかしヘアメイクを選定するのは恐らくタレント本人ではないのだろう、サイズ違いのパーカーも相俟って小首を傾げると小動物のように映る彼女からの要求をマネージャーへと回したなら、その返答で自らの意思も示したつもりで。ゆっくりと嗜んでいるうちに底の見えだしたカフェラテの最後の一口を呷り、食後の一服もそろそろかと全て空になった器たちを眺めた折、穏やかな食卓に飛び込んでくるのは洗濯機の発する機械音。と同時にここに留まる理由もなくなれば、一度窓の外に目を遣った後に椅子から腰を上げ、取り敢えずの家主として食器の片付けに動き始めて )
…──そろそろ帰んないといけないすね。水瀬さんは着替えてきて。脱いだパーカーは適当なところに置いといていいんで。


  • No.1942 by 永瀬ひな季  2024-04-19 00:59:11 



そうですね、そうしますっ!
( はっとしたように傾げていた頭部を戻せば両手の拳をぐっと握り締めると、帰ってからでもすぐに彼女へ伝えなければと使命感に満ちる。順風満帆にアイドル活動ができている今、担当を変えようなんて可能性は限りなく低いけれど、思い立ったが吉日というし未来に向けて先手を打つつもりで。「このパーカーとお別れですか…」と惜しむように呟きつつ着替えを了承すると、ごちそうさまでした、と手を合わせてから椅子から立ち上がり、食器をシンクまで運ぼうかと思ったものの先んじて片付け始めた彼に委ねることにして、促されるまま最後の着替えに洗面所へと向かい。乾燥の終えたブラウスを取り出しパーカーからそれへと着替えては、普段自分が使うのとは違う洗剤の香りと乾燥したてのほかほかとした温かさに包まれる。髪型以外は来た時に元通りとなり、脱いだ服を簡易的に畳み洗濯カゴの縁へと服を掛けリビングに戻ってくると、食器洗いがまだなら当然するつもりで声を掛けて )
カゴ?のとこに服置いておきました、洗濯も服もありがとうございました…!あの、洗い物はわたしが…──


  • No.1943 by 逆巻 傑  2024-04-19 09:39:35 



…もう終わるから。
( 少女が料理をしながら洗い物までこなしてくれたおかげで、残る食器はハンバーグを乗せたプレートとマグカップ、そしてカトラリーのみ。装いを替えて洗面所から戻った彼女を迎える頃にはもう泡を流す段階で、客人に気兼ねするわけでもなくただ事実を伝え。「それよりタクシー呼んでおいてもらえるすか。住所は──…」手の空かない自身に代わって帰りの手段の手配を頼むと、インターネットだか電話だかで連絡しだすのをちらりと確認してから、必要情報をすらすらと述べてゆく。勿論その一回で覚えさせようという横暴な意図はなく、流水に食器をさらして水切りラックに立て掛ける間、尋ねられれば何度でも答えるつもりで。そうして洗い物とタクシーの手配が完了したなら、到着の連絡を受け次第出られるように荷物をまとめて玄関へと移動し。その際に靴箱の上に置いておいた雑誌と脱水液に浸した桜の花も忘れず回収しては、徐に振り返ってプラスチックカップを相手へと見せるように掲げる。もし舞い散る桜の如くふわりと軽い問い掛けに肯定が返ったとしたら、二週間ほど後、小瓶に閉じ込められた春と〝これでいつでも花見してください〟のメッセージカードが、アイドル達の共同生活する寮の部屋へと届けられるだろうか )
…そうだ、これ。ハーバリウムにしようかと思ってるんすけど──…できたら貰ってくれますか。

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(/ 一気に詰め込んでしまいましたが、逆巻側はこれで〆にしようかと思っております…!ハーバリウムについてはひな季ちゃん的に要らなければ全然要らないで大丈夫ですし、何かやり残した展開等あればロルの方も続けていただいて構いません。なにとぞご随意に◎ ※蹴り可 )


  • No.1944 by 永瀬ひな季  2024-04-19 20:31:29 



ありがとうございま、はいっ。わ、すみませんもう一回住所…──
( 既に食器洗いも終盤に差し掛かっていたようでお礼伝えるも、タクシーの手配を任されれば間もなく告げられる住所に、慌てて卓上に置いたままのスマホへと駆け寄ってはもう一回と人差し指を立てて要求し、この地域のタクシー会社を調べ電話が繋がったなら、彼から聞き取りつつ言い慣れぬ住所を伝えていく。電話を切り5分ほどで到着するらしい旨を彼に伝え、荷物を抱えて共に玄関へと向かった先にて掲げ見せられたカップにぱちりと双眸を瞬く。あ、お花見の時に拾ってたやつだと脳内で合致すると、それが自身への贈り物になる予定のものだと知って一度まあるくした瞳は嬉しそうに細められ「もちろんですっ!」と花綻ぶような笑みを咲かせて。──それから後日、桜はすっかり見頃を終え葉桜になった頃に届けられた春は、あの日ふたりで見た桜を切り取ったみたいにそのままで、とても綺麗で。見るたびに春の暖かさを思い出させてくれるようなハーバリウムを、かすみ草が咲くヘアピンの隣にそっと添えて飾り、メッセージカードは引き出しの中に大切にしまっておくことにして )

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( / たっぷり満喫させていただきましたのでやり残したことはなく、こちらも〆とさせていただきました◎
ハーバリウム要らないわけがないです…!花弁の採取中は何に使うんだろうとひな季ともども首を傾げておりましたが、こんな贈り物が待っていたとは…素敵なサプライズありがとうございました*
お花見する山に着いた時に「はやく…!」「はいはい」のやり取りも微笑ましくて大好きでしたが、子どもに言い聞かせるみたいに、お留守番の注意事項を伝えるのもツボでした…。そして危なっかしい丈にひやひやする逆巻さんを見られてとても楽しかったです() 念願の手料理の振る舞いも叶えられて大満足なイベントでした。改めてありがとうございました* )


  • No.1945 by 逆巻 傑  2024-04-19 21:45:03 



(/ お花見イベ、ありがとうございました!満開の桜にはしゃぐ様子、子ども相手の神対応、庇護欲を掻き立てるパーカー姿、てきぱき料理と洗い物をこなす家庭的な一面、すぐその気になっちゃう素直なところ…等々、見どころをあげれば枚挙に暇がなく、長丁場にはなりましたがあっという間のひとときでした…!
ハーバリウムも無事に受け取ってもらえて、口約束ですが永続契約も結べ、何気にひな季ちゃんの写真もゲットできたし擬似同棲も味わえたしで、想定以上の大収穫に背後は春の陽気に負けないほどほくほくとしております* あと私も一生気まずそうにしてる逆巻動かすの楽しかったです()

上記は全文蹴り可です◎
そろそろ2000レスも見えてきたということで、次も本編でお化け屋敷デートかなあと考えておりますが、いかがでしょうか?船上パーティーをロケ本番の前に差し込みたいので、物語内の時期はおおよそ4、5月になるかと! )


  • No.1946 by 永瀬ひな季  2024-04-19 22:15:54 



( / 背後様も同様に楽しんでいただけたようで何よりですし、毎度大収穫だと仰っていただけてとても嬉しいです*
2000レス目前なのすごいですね…昔はすごく遠いレス数に感じていたのですが、なんだかあっという間でした…!お化け屋敷デートで異論ございません◎ 次の順序もかしこまりました。開始ロルはこちらから回した方が続けやすいかと思いますので、明日になるかもしれませんが後ほど置きに参りますね。ちなみに2000レス記念についてもやりたいことがあるので、差し支えなければこちらから先に回させていただけますと幸いです…!それでは暫くお待ちくださいませ…!特に何もなければ蹴り可です◎ )


  • No.1947 by 永瀬ひな季  2024-04-20 20:56:20 



( ホラーロケの本番が着々と迫りゆく今日日──遊園地の開園ゲート前で両手で持ったスマホから時折顔を上げて探すのは逆巻さんの姿。ホラーロケに向けて多少耐性を付けるために行われてきたDVD鑑賞だったけれど、そろそろ模擬的に実践を行なってきてはどうかという牧さんの提案の元、逆巻さんを誘って業務的に彼は来てくれることとなったわけれど。遊園地でデートできることは嬉しいものの、お化け屋敷に入らなくてはいけない恐怖の使命に落ち着かず、待ち合わせた時間よりも15分ほど早く待ち合わせ場所に着いてしまって。まさかお化け屋敷しか入らないわけではないだろうと、歩き回れるように踵の低い10ホールの黒い編み上げブーツの足元をそわりともじつかせる。太腿が隠れる丈のスカートとオーバーサイズのジャケットのデニムセットアップに、インナーは白Tシャツ、緩く巻いたポニーテールにキャップを合わせ、カジュアルスポーティーで纏めたスタイルは、可愛いって褒めてもらえるだろうか。斜めがけにした檸檬色のショルダーバッグから小さな手鏡を取り出すと、待つ間に前髪を直してみるけれど、そこに映し出されるのはお化け屋敷への不安からか心配そうに眉尻を垂らした表情で )

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( / お待たせ致しました…!イベント中、予定のほか何かやりたいことが出てきましたらご遠慮なくお伝えください。お化け屋敷デートイベもよろしくお願いします* / 蹴り可 )


  • No.1948 by 逆巻 傑  2024-04-20 23:54:43 



( 目的の敷地のそばまで来ると、入園ゲートをくぐる前から中の賑やかな声が聞こえてくる。何度か回を重ねたホラーロケ対策もいよいよ本番の夏が迫り、より実践的な内容に切り替えるべきだとの提案で召集のかかった今回のお化け屋敷特訓。遊園地など数年振りに訪れる場所だけに少し早めに家を出て、10分前には到着したのだけれど、それでも待ち合わせの相手は既にそこにいて。誰も彼もが嬉々とした表情で園内へと歩みを進めるなか、一人浮かない顔をした彼女はやけに目立つ。これからの予定を考えれば無理もないかと黒の3ホールレースアップシューズの靴音を鳴らしつつ近付けば、そっとキャップの下を覗き見るように声を掛け。少女が顔を上げたなら、黒のCPOジャケットにインナーの白Tシャツ、暗色デニムのバギーパンツと控えめな色合いの装いに、首元のシルバーネックレスと両耳のピアス、更には両手指シルバーリングとアクセサリーを散りばめた己の姿が瞳に映し出されるだろうか )
おはようございます。…早いすね、しっかり眠れた?

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(/ おかげさまで毎度お腹いっぱい栄養補給させていただいております…*
開始ロルありがとうございます!珍しいオーバーサイズとカジュアルスポーティーテイストのひな季ちゃん、若さ爆発しててかわいい…10ホールのブーツと差し色が檸檬色なのも好みです…!と背後が盛り上がってしまいましたが、逆巻からの「可愛い」タイムもしっかり差し込ませていただきますのでご安心を◎ 決してプレッシャーを与える意図はないのですが、2000レス記念も1000レス記念の時からずっと楽しみにしておりましたので、是非ひな季ちゃんから初めのお言葉をお願い致します…!※蹴り可 )


  • No.1949 by 永瀬ひな季  2024-04-21 11:19:30 



っ…お、はようございます!まあ、多少は。逆巻さんも早いですね、…──
( 俯きがちに手鏡を覗き込んでいたその背景にこちらを窺う彼の姿が映れば、視界のフォーカスはぐっと彼に当てられ、どっきん!と胸が高鳴る。言葉詰まらせながら返答しつつ、あたふたと手鏡から顔を上げ改めて彼を視界に移すと、その出立ちを上から下まで眺めたなら、手鏡を口元に寄せながら今度はきゅんと胸が高鳴るようで、ふわふわハートを浮かべながら「今日もかっこいいです…」との感想が溢れ出て。遊園地に二人で遊びに来るなんて、側から見ればどう見てもカップルそのもので。お化け屋敷に入るなんて恐怖の使命はあるものの彼に実際会えた今は楽しみが勝ると、手鏡を鞄にしまいながら他の入園予定者がゲートに入っていくのを見ては、外へと向けていた体を遊園地敷地側へと、ポニーテール靡かせつつくるりと反転させるとゲートを指差しながら入園を促して )
わたしたちも入りましょうか…!

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( / なんて嬉しいお言葉…私も背後様からしか得られない栄養を毎度たっぷりいただいております、ありがとうございます*
コーデもお褒めいただけて嬉しいです、逆巻さんのコーデもいつもお洒落でかっこいいです…今回特に好みでした…!可愛いタイムも楽しみにしております。 2000レス記念の開始もお任せくださりありがとうございます、それではその時までお待ちくださいませ…* / 蹴り推奨です◎ )


  • No.1950 by 逆巻 傑  2024-04-21 12:52:40 



( 予定よりも早い合流に驚いたのか、見せるつもりのなかった姿を見られたことへの動揺か、狼狽えながら顔を上げた少女は此方の姿を確認するなり面持ちの緊張を緩ませて。アトラクションの衝撃で落として失くさないよう今日は外してきたイヤーカフに言及する必要もないと見ては、褒め言葉に「どうも」とだけ応えてから、「水瀬さんも可愛いすね、今日も」と眼前の装いを頭から爪先までさらりと辿って同様の応酬を。側からは恋仲にしか映らないだろうが本人にそんな気は全くなく、相手の反応を待たずに園内へと視線を向ければ、促されるまま入園料を支払ってゲートを過ぎ。外で聞くより一層賑やかな声と入口から流れ続けるテーマパーク特有の音楽とに早速圧倒されつつ、まずはチケットをと並ぶのはチケット売り場。特訓とはいえ折角遊園地に来てお化け屋敷にしか入らないということもないだろうし、少なくとも所属アイドルの分は事務所が精算することだろう。ちらりと隣を一瞥したなら、彼女がどちらを選ぼうとも自らの分は選択を変えないつもりで一般用のフリーパスを購入し )
…いちいち回数券買うのも面倒だし、フリーパスでいいすよね。


  • No.1951 by 永瀬ひな季  2024-04-21 14:57:35 



( さらりと褒め、するりと遊園地の内側へと入っていく彼とは違って、ゲートを指差したまま數瞬動きが止まっては、ぽぽっと頬に赤い花が咲いていく。可愛いって言ってもらえた、と早くも目的のひとつが達成されては、昨晩服装選びに付き合ってもらったメンバーに感謝の念を抱きつつ、「ありがとうございます…」と嬉しげに漏らせば彼に続き、いざ入園。遊園地なんていつぶりだろうか、ゲートを潜った後の賑やかしさ広がる園内の空気に自然と気分が高まっては、わくわくと胸が躍り。入園時同様にチケット売り場でも学生証を出しつつ、彼の提案にこくり頷いて賛同を示しては、これで他のアトラクションも回る保証を得たようなもので、後に難関は控えながらも期待値は高まり。今までの例に倣って掛かった経費は後日請求だけれど、ある程度のお小遣いを入れたお財布は鞄の中に持っていて。フリーパスがそれぞれの手に渡ったなら、チケット売り場を離れ広場の方へと体を向けると、念のために隣の彼へとおずおずと小首を傾げながら確認を図り )
…さて、本来の目的はお化け屋敷なんですが。さすがに初っ端からは行かないですよね…?


  • No.1952 by 逆巻 傑  2024-04-21 16:12:24 



…すね、ひとまず他乗ってからで。
( 受け取ったバンドタイプのフリーパスを手首に巻いて留めたなら、これでどのアトラクションに乗るにも自由。さて少女は用事を真っ先に済ませたいのか、それとも心の準備が必要かと隣に目を遣れば、相手も同様の考えでいたらしく、此方が尋ねるより先にその問いが投げ掛けられて。周り方に関してはどこかのタイミングでお化け屋敷に入れたら如何様でも良いというのが正直なところだけれど、最初には行きたくないという意思をありありと感じ取れる窺い方に、浅く頷いて同意することに決め。まず使命を果たしてからの方が残り時間を心置きなく楽しめるという見方もあるが、彼女の場合それでは一つ目で精魂尽き果ててしまう懸念もあり、基本的には全て当人の希望を尊重する心算で。入園時に貰った園内マップを広げて見せては、目的地を設定すると共にアトラクションの得意不得意を聞き取って )
行きたいとこある?俺は絶叫も高い所も平気だけど…、水瀬さんは。


  • No.1953 by 永瀬ひな季  2024-04-21 19:43:55 



よかった…。わたしも高いところ平気です!絶叫系はどうかな、昔は平気だったんですけど久しく乗ってないので、易しそうなのから試したい気持ちが…。
( お化け屋敷を前にワンクッションどころかスリークッションほどの心の準備をしておきたかったからか、同意を得られては、ほっ…とわかりやすく胸を撫で下ろしながら安堵の息を吐く。広げられた園内マップを隣から覗き込むと、初めて来た地のテーマパークゆえに瞳をきょろきょろ動かしながら、質問に答えつつ興味が惹かれそうなものを探して。いくつかある絶叫系のうち、水飛沫が上がる絶叫系アトラクションのものを指さしては「あ、でもこれは乗ってみたいです、楽しそう!」とマップから顔を上げると、わくわくと浮かれた笑みを向けて )
逆巻さんはどれか気になるのありますか?


  • No.1954 by 逆巻 傑  2024-04-21 21:45:36 



そうだな…、こ──…コーヒーカップ、とか。
( 彼女の指先が示した地点に注目しては、顔を上げてマップと実際に見える園内とを照らし合わせる。おおよそのルートを把握し、すっかりそのまま進む気になっているところへ、当然の問い返しがあると視線は少女を経由して再度リーフレットへと落ち。目で園内を歩き回りつつアトラクションの写真を通覧する最中、興味を惹かれたのは高所から垂直落下する絶叫マシン。ついそのまま指先をそこへと置きかけるも、易しそうなのから試したいという言葉と、この後に控えるお化け屋敷のことを思い出して咄嗟に人差し指はそばのコーヒーカップへ。それから「あとは、バイキングとかミラーハウスとかも…懐かしいすね」と他の適当な候補も挙げてお茶を濁したなら、幸い気になるアトラクションが近くに集まっているそのエリアへと踏み出しながら一つ目を決めようと )
…まぁ、どっちにしろこの辺か。…さっきの、最初に乗るすか。


  • No.1955 by 永瀬ひな季  2024-04-21 22:54:24 



コーヒーカップ、……意外、かわいい…!
( 気になるものとして一番に挙げられたものの意外性にきょとんと双眸を瞬けば、きゅんと煌めいた瞳向けつつ心の声をそのまま漏らして。続いて挙げられていくアトラクション名に、ふふっと表情を綻ばせると「今言ったやつ、全部乗りましょう!」と満喫しきるつもりで提案しエリアへと歩みを進め。最初に候補として挙げたアトラクションの列が空いているのを目に留めると、一つ目に乗るものへの肯定を頷いて示せば「そうですね、ちょうど空いてるみたいですし」と乗り場入り口を指差し、そちらへと爪先を向けては。乗り終えた人々が出口方向からぞろぞろと出て来ると、男子大学生らしい何人かが貸し出しのカッパを着なかったようで、頭からびしょ濡れ状態の姿が見受けられるけれど当の本人たちはとても楽しげで、和気藹々とした雰囲気についくすっと笑みを溢しつつ『カッパをご入用の方はどうぞ~』と透明のカッパを用意して声を掛けるスタッフを一瞥して )
…ふふ、結構濡れちゃうみたいですね。わたしたちは着替えがないですし、カッパ着ましょうか。


  • No.1956 by 逆巻 傑  2024-04-21 23:44:29 



( 楽しいこれからの相談に今日の使命のことは一旦忘れることにしたのか、アトラクション決めの最中、少女は遊園地を遊び尽くそうという気概に満ちていて。折に触れて人懐っこい犬っぽさを感じさせる彼女のこと、周りの空気にあてられて本命に辿り着く前にはしゃぎ疲れてしまわないよう己がセーブしなければと本来とは別の使命感を抱きつつ、派手な水飛沫の上がっている付近の列へ並ぶと。隣の高校生には微笑ましく映ったらしいが、出口から姿を現すびしょ濡れの若者達にぎょっと目を丸くしては、自分だったら気に入って買った服がお世辞にも綺麗とは言えない水を被って平然とはしていられないな、と信じられない光景を目の当たりにしたかのように言葉を失って。カッパの貸し出しを行うスタッフを見つけて連れの提案に力強く頷いたなら、迫真の表情でぽつりと呟いた後、透明のカッパで全身をすっぽりと覆ってから乗り場へと赴き )
…若者ってすげぇすね…。


  • No.1957 by 永瀬ひな季  2024-04-22 00:16:26 



?、やだなあ、逆巻さんだって若いじゃないですか~。
( 同意を示す頷きは力強いながらも、溢れる呟きはなんだか弱々しく。大学生らと数個しか違わないほど若いのに、と不思議そうに小首を傾げたのちに老人じみた言葉がじわりと可笑しく感じては、手のひらをぱたと上下に振りつつ笑って。透明のカッパに身を包んだ他の搭乗者たちと一緒にチェーンで入場を制限したゲート前に並ぶと、いよいよ自分たちの番が迫る。開場された乗り場へと進んだなら、絶叫アトラクション系は一番後ろが一番怖いと聞いたことがあるために、真ん中あたりの座席がすぐに乗客で埋まっていくのを目にしては「あ、…一番後ろって、怖いらしいので…前でいいですか?」と、反応を窺うように問い掛けつつも足は既に一番前の空いている座席の方へと向いて )


  • No.1958 by 逆巻 傑  2024-04-22 12:16:15 



…、…ありがとう。
( 青春を謳歌する学生達とすっかり大人になってしまった自身との違いを実感していると、不意に傍からころころと笑う声が聞こえ。アトラクションが余程楽しみなのかと思っていれば、どうやら今し方の発言に対する反応らしく、己よりずっと若い彼女に〝若い〟と言われてもどう返して良いやら分からずに、当たり障りのない返答と共に薄く困り笑みを浮かべるばかりで。ついでに後ろに並ぶ客にも笑われたような気がしたけれど、勿論振り返って確かめるようなこともなく、列にそって進んだならついに順番が回ってくる。少女の遠慮がちな眼差しに「ん」と短く応え、隣り合って座るのは最前の席。緩やかな波に揺られて不安定なゴンドラの上へややバランスを崩してよろめきながらも腰を下ろし、他に見るものもないのでじっと前方を見据えて。そうしてゆっくりと発進した小舟が勢いを付けて水面へと突き進みぶつかる刹那、大量の水飛沫が宙に舞ってはその爽快感と降り注ぐ水粒に思わずふっと息が洩れ。レールに乗ってまたゆっくりと引き上げられて、ゴンドラが出口につけられる頃には、乗り込む前に見た大学生達と似た表情が顔の上に浮かんでいるだろうか )


  • No.1959 by 永瀬ひな季  2024-04-22 21:41:56 



( / すみません、今日は諸事情につきお返事を考える余裕がなく、投下できるのが明日になりそうです; 何卒ご容赦いただけますと幸いです…。 / 蹴り可 )


  • No.1960 by 逆巻 傑  2024-04-22 22:23:33 



(/ ご事情把握致しました。お返事はご都合のよろしい時で構いませんので、どうぞ心身を第一になさってください…!こちら蹴り可です◎ )


  • No.1961 by 永瀬ひな季  2024-04-23 13:55:53 



ひゃーっ!
( 並んで座席に腰を下ろして前方の安全装置を掴んだなら、発進のベルが鳴るとともにいざ進み出した小舟。久しぶりの絶叫アトラクションということもあり、小舟に揺られる度にどきどきと高まる緊張感を抱き、やがてグンと引かれるように急降下したなら背後の乗客ら同様に声を上げはしゃぎ、降下の勢いそのままに水面に着水した瞬間豪快なスプラッシュが上がると、歓声に混じって水飛沫がカッパの上で弾けるようにばらばらと音を上げ。乗降する陸へと付けられた小舟の安全装置が上がりきったなら、出口側に位置する自分から先に不安定な小舟からひょいと足を掛け降りては、先のよろけた姿を目にしていたから振り返ると彼へと手を差し出しながら、大学生たちに負けず劣らずのきらきらとした瞳を向け、次の提案を持ち掛けながら楽しげな笑みを浮かばせて )
~~…た、楽しかったですね…っ!ね、次なに乗りますかっ?

----

( / お返事お待たせ致しました…!ここ最近仕事で他のお店に行く日もあり、レスペがまちまちですみません; まだ確定していないのですが、来月もこんな日があるかもしれません…。今月はあと29日が夜まで返せないことが確定しておりますので、ご不便をお掛けしますが把握のほどよろしくお願い致します…!ご連絡のみですので蹴り可です◎ )


  • No.1962 by 逆巻 傑  2024-04-23 19:24:31 



絶叫系も全然余裕だったみたいすね。
( 少女の手を借りて不安定なゴンドラの上から脱し、滑り落ちる水滴にも注意を払いながら借り物のカッパを脱ぐ。依然水との相性は悪けれど、アトラクションの感想は向かい合った喜色と同様であれば、言葉ではなく目顔で返事をして。代わりに怖いもの知らずの子どものように欠片も怯んだ様子なく次を急かす相手へ確認の一声を掛けたなら、口を動かすことばかりに気を取られて退場の足取りは緩やかな客たちに続いて階段を下りてゆく最中、焦らした問い掛けに答えるべくぐるりと付近を見回してみる。高揚した彼女──いや、自分たちの熱はティーカップの中でじっとしていられるだろうかと思案しては、小舟の次は大舟とばかりに船を模した巨大なブランコを指して )
──…次、あれは?

----

(/ 普段と違うことがあると同じように返すのってすごく難しいですよね…!毎日お仕事お疲れ様です。環境の変わるストレスもあるでしょうし、どうぞご無理のない範囲でお返事いただけますと幸いです* またご予定もしっかりと頭に入れました◎ いつもこまめなご連絡ありがとうございます!※蹴り推奨 )


  • No.1963 by 永瀬ひな季  2024-04-23 20:15:09 



はい、なんかこう…スカッとしてよかったです!
( 彼もどうやら楽しんでくれているようで、表情からそれを読み取ることができては心が弾んで仕方がない。手を掬い取って小舟から降りたあとはカッパを脱ぎ戻すと、ぱっぱと周りに花を咲かせながらご機嫌な返答をして。周囲を見渡す彼へわくわくと次なる期待の視線を送っていると、指された指先の向こうへと視線を移したなら、大きく左右にゆったりと、けれど重たげに強く振り動かされるバイキングを双眸に捉え。昔、親に寄り添って乗った記憶があるそれは、端に到達した直後落下へ赴くその瞬間、えにも言えぬ浮遊感を感じたのを思い出す。懐かしさもあれば彼へと煌めいた視線を戻せばこくこくと頷いて賛同し、階段を降り終えたなら自然と彼の手を引いて次のアトラクションへと向かって )
いいですね、行きましょう!


  • No.1964 by 逆巻 傑  2024-04-23 21:28:08 



中央のほう座る?
( 小舟から連れ出され、手を引かれて大海原へ漕ぎ出すなど一体何処ぞの冒険物語だろうか。ゴンドラから陸地へと上がる際に手を貸してもらったおかげか、いつになく頼もしげに映る背中を眺めながら追い掛けては、ふとそんな思い付きが頭を過って。とはいえ次なるアトラクションまでの道のりは空想を広げるにはあまりに短く、順番待ちの列の最後尾につく頃には自然と、もしくは此方からさり気なく繋いだ体温は離れ。列が進むにつれて一歩ずつ出航が近付き、ついにその時が訪れたなら、小舟に乗る直前の相手の言葉を思い出し、これこそまさしく恐怖度に相当の差を生むであろう席の希望を尋ねて並び座る。そうして二人で散々荒波に揺られた後にはすっかり好奇心旺盛な冒険少年の心持ちで、コーヒーカップが気になると言ったこともはしゃぎ過ぎないようセーブしようと誓ったことも忘れ、先程と全く同じ台詞と共に心なし無邪気に垂直落下の絶叫マシンを指差して )
──…次、あれは?


  • No.1965 by 永瀬ひな季  2024-04-24 03:58:24 



( 気を遣ってか中央寄りの座席への提案を受けては、大船は広く座席が取られているために余裕を持って望む席へと座ることができて、適度に楽しめる中級絶叫アトラクションとして揺られ満喫し。出口階段を降り、さて次はとこちらが問い掛ける前に彼から次なる提案が持ち掛けられると、はしゃぐ心のままに「あれも行きましょう!」と無邪気さで返したものの。向かったアトラクションにて、円柱の面にそれぞれ4席ずつ並んだ座席のうち内側の方に座り安全装置が降ろされた後のこと。何気に初めて乗るなあ、なんて好奇心溢れるなか開始のベルが鳴り響き、地上から足がゆっくり離れていき宙ぶらりんになる足。なんだか、地面があるとないとじゃ結構恐怖感が違うかもしれない──段々と遠ざかってく地上に小さくなっていく人々。ゆっくりと最上部へと昇っていくにつれて恐怖心の矢印もじわじわ上がっていくと、はわ、と不安げに波線状に口元歪ませては、視線は遠い地面を見つめたまま隣に並んで座る彼へと手を伸ばし助けを求めて )
…さ、逆巻さん逆巻さん、ちょっと手、握っててほしいかも…。


  • No.1966 by 逆巻 傑  2024-04-24 12:29:15 



…グリップの方が頼もしいすよ。
( 乗り気の承諾を得て身を沈めたフリーフォールの四人用シートは徐々に高度を上げ、遊園地内の他のアトラクションの背丈を次から次に追い越してゆく。地面の方ばかり見ている隣とは対照的に近付く空ばかり見ていたせいか、名前を呼ばれるまで相手の顔色の変化を察せず、求めに振り向いたのはかなりの高さまで昇った頃で。さすがに少々怖気付いているらしく、心細げに宙を彷徨う小さな手を左手で捕まえると、助言を与えつつ彼女の座席の右側グリップへ。勿論良かれと思ってのことだけれど、少女がそれでも自身の名を呼ぶようなら、伸ばした掌をグリップの内側へと滑り込ませ、指先を包むように軽く握って。ガコン、と座席が天井に当たって揺れ、あとは落下を待つだけという間際、両側から重なり合ったそれは、少し指を開けば自ずと恋人繋ぎの形になるはずで )


  • No.1967 by 永瀬ひな季  2024-04-24 15:43:57 



そ、そんなぁ…逆巻さん、おねがい…──
( 安心感を求めて伸ばした手が冷えた無機質のグリップに戻されてしまえば、見放されでもしたかのような弱々しい落胆の声を上げる。ちらりと隣に眉尻を垂らした表情を向け再度懇願を呟くと、ガコンと頂上に達したことが分かる揺れに小さく「ひぇ、」と声を漏らしては息を呑み、不安げに青く広がる前方の空に視線を向け。落下寸前の静けさのなか伸びてきた手のひらが指先を包めば、それにひしっと縋るように指先を絡めたその瞬間、一本の命綱が切れたかのようにシートが垂直に落下する。「きゃああーーっ!」とよく通る声をアトラクションのエリア周辺に響き渡らせ、景色楽しむ余裕もなく双眸をぎゅっと固く瞑りながら落下の勢いに耐えたなら、やがて緩やかにバウンドしながら止まっていくシートの上で眉尻や目元ならず口角までも下げつつ、ひーんと弱音を吐くだろうか )
ち、地に足付いてないってこわい~…!
 

  • No.1968 by 逆巻 傑  2024-04-24 18:40:35 



怖かったすね。
( 自らの感覚が感じ取ったのは、落下の瞬間の浮遊感、急速に縦に流れゆく視界と足元に感じる風圧、そして近傍から響く伸びやかな美声で。ゴンドラの止まる衝撃でグリップを握る手に一瞬力がこもると、我に返ったかのように小さく息を吐き、のろのろと下降を始めるシートの上で充足感に満たされながら遠くを眺める。そこへ地上に足がつくより先に少女の泣き言が耳に届けば、落下中のお手本のような悲鳴が蘇り、ふつふつと込み上げる可笑しさを堪え切れずに。ふっと吹き出し、そよ風ほどの笑い声を立てたなら、細めた双眸を隣に向けて到底そうは見えない応答を軽やかに返す。座席に乗り込んだ際の地面が目前に迫り、視線の高さが元に戻って安全バーのロックが解除されては、仄かな笑みを湛えたまま「…ほら、もう降りないと」と絡まった指先を眼差しで示して )


  • No.1969 by 永瀬ひな季  2024-04-24 21:37:48 



思ってないでしょ~…、ふふ。
( 到底怖かったとは思えない様子な彼の口ぶりは子どもをあやすかのようで、つい唇を尖らせながら困ったように片頬をぷくぷくと膨らませて抗議するも可笑しげに笑う姿を見ていれば、ふ、とつられるように笑みを溢すと未だ宙ぶらりんの状況ながら次第にころころと笑い出して。彼が楽しいならわたしも楽しい。やがて恋しかった地面に足が着き漸く地上に戻ってきたような感覚になると、ほっとしながらも繋いだ手は離さなければならず少し名残惜しく。一瞬躊躇うように間を開けつつも「…ん、」と彼の手から指先を解けば、共に出口階段へと降りていくと。ずっと後回しにしてきたお化け屋敷だけれど、この後に及んでまだ行くような気分にならなければ、次のアトラクションはどうしようかと周囲を見回していたところ、〝あそこのパンケーキ可愛いしおいしかったね〟と満足げに笑い合いながら建物から出てきたカップルに視線が止まり。ファンシーな建物を見遣れば、ふんわり甘い香りが漏れ出すカフェの出入り口とグッズショップの出入り口があり、どうやら中は繋がっているようで。少し小腹が空いた気もするし、ひやりとした後だからかなんだか甘いものが食べたいかも。彼が次なるアトラクションを見定めるのに他所を向いていたなら、くい、と軽く彼の服の裾を引きながら提案をするだろうか )
……、逆巻さん。ちょっとあそこで休憩しません…?


  • No.1970 by 逆巻 傑  2024-04-24 23:38:02 



…──ん、そうすね。
( どこかのタイミングでは本来の目的であるお化け屋敷に臨む準備を問わなければとは思いつつも、楽しそうに笑う相手を前にしてはどうしてももう少しくらいはと劣後してしまう。時間はまだ真昼といったところで、そう急くこともないだろうと緩く構えては、例に漏れず裾を引かれた後の休憩の提案を気軽に肯定して。カフェらしき店の前まで来ると先程の位置までも漂っていた甘い香りがひときわ強くなり、パンケーキだろうかと当たりをつけた客の心理を読んだかの如く、その答えを表示したメニュー看板が目につく場所に配置されている。名物はスフレパンケーキのようで、大きく印刷された実物の写真を見るに、中心には遊園地のマスコットである鳩のキャラクターの焼印が押されるらしい。数秒だけ足を止め、その横を通り過ぎて店内へと足を踏み入れたなら、少女の踵を踏んで適当な席につき、今が好機かと漸く今日のミッションに切り込んで )
…そろそろ行けそうすか、本命。

----

(/ 背後よりご相談を失礼致します…!まずは、絶叫系アトラクション三連続にお付き合いくださりありがとうございました!バイキングは本当に何も思い付かなかったので飛ばしてしまいましたが…。お化け屋敷に入る前でも後でも、他に乗りたいアトラクションや、やりたい展開があればお聞かせください◎
こちらからは3点ほど…できればで構わないので、ひとまず共有だけさせていただきますね。

・ミラーハウス
 逆巻がいっぱい!に見えるはずなので、『ゲームの本物当てるやつみたいだよね~、本物わかる?』のノリで戯れ程度に問い掛けてみて、ぴょんっと目の前に飛び込んできてくれても、勢い余って抱きつかれても、はたまた思いっきり鏡に向かって跳ぼうとして慌てて逆巻が引き寄せてもかわいいなって思います…。ひな季ちゃんが問い掛けて逆巻が本物を引き寄せるパターンでも!
・マスコットキャラクターとの邂逅
 中に人が入ってる着ぐるみでも、フィギュアだとか銅像だとかでも。ひな季ちゃんがお化け屋敷を出た後、魔除けの効果をどう捉えるのか、マスコットキャラクターへどう接するのかが見てみたい…というだけです。
・暗闇の中で手探り
 お化け屋敷の舞台裏ではぐれちゃった時のやつ。真っ暗闇の中で声を頼りに?手探りに?腕を伸ばしたら何かに触れて、形を確かめるために撫でていたらひな季ちゃんだった!のありがちなネタやりたいです。ひな季ちゃんには今日散々握った手とリングの感触で逆巻だと分かっていただけたら…。

また、カフェで休憩した後は、グッズショップに立ち寄ってお守り(仮)をゲットする流れで相違ないでしょうか…? )


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