それでも愛してくれる？ 〆

以下、募集のコピペです。

「私の彼氏、ちょっと変かも。」

友達の彼氏自慢にうんざりし、自分も早く彼氏を作らなきゃと焦っていた女子大生（募集）が出会ったのは、色白で色素の薄いイケメン（提供）。でも、この彼氏、ちょっと変……

イケメン彼氏の秘密を話しながら暴いていく、変わった設定です。やり取り開始時点では見た目以上の情報はありません。話すことで、情報を得て下さい。
！お約束！
3日不在でリセット（事前延長可能）
背後から彼について聞く行為
唐突な場面転換、質問
彼の情報を出し切りましたら、彼から「今後どうしたい？」と聞きます。其方に募集キャラとして答えても、背後から答えても構いません。

お互い情報が無い状態でのスタートでも構いませんし、募集様のpfを提出して頂いた後でのスタートでも構いません。スタートは2人の出会いから、大学の校庭にて大木の下で気によりかかり寝ている彼を見つけた場面とします。


改めて、お声かけ頂き有難う御座います。
やり取りを開始するに辺り、決めたい事がありますのでお時間のある際に教えて頂けると助かります。

1.そちらのPFの提出について
提出をせず、お互い全く情報が無い状態でやるのか、それともそちらのみ提出していただくのか。特に萌え萎えはありませんので、上記設定さえ守っていただければ確認の必要はありません。

2.グロテスクな表現について
彼の秘密に関して、グロテスクな表現を含む可能性がございます。勿論規約を把握した上での描写になりますが、万が一そういった表現が苦手でしたら出来る限り避けるように致します。

もし疑問がありましたら何なりと言ってください

主得板にてお声がけさせて頂きました匿名です!
これからよろしくお願い致します。


pf提出について
こちらのキャラは詳細な設定を練らせて頂こうかと思います。
燃え萎えについても把握致しました、後ほどpfを記載させて頂きますのでご確認をお願い致します!

グロテスク表現について
グロテスク表現についても把握致しました。
規約上そこまで詳細には書けないでしょうし、軽いグロテスク表現(体を何度もナイフで刺した、頭を鈍器で殴った等)なら耐性がありますので問題ありません!
ただ、無いとは思いますがあまりにも詳細なものは苦手ですので、上記のように行動のみでの表現だと嬉しいです。

質問についてですが
・初回文をこちらから出したいと思っているのですが、場面展開、場所移動がしやすいようにこちらのキャラがお昼ご飯を食べる為に食堂に行こうとしたタイミングで木でもたれかかっている提供様を見つけるという場面から開始したいのですが、開始場面については問題無いでしょうか?

・募集にあった唐突な質問はNGとの事でしたが、主様の中での唐突な質問はどう言った場面での質問状況なのか知りたいです。
(基本話の流れで名前は?とか趣味は?とかで違和感無く質問をするつもりではありますが、引っかかってしまうといけないので確認も兼ねてになります)

PFの件、了解致しました。彼氏を欲しがっていた女子大学生で、提供と付き合うことにした、という点を守っていただければ大丈夫です。ご息女のPFを楽しみにしております。

グロテスク表現については、行動のみに致します。
どういった秘密かはやり取りの中で見つけてみてください。

開始場面については、そちらで構いません。問題が無ければ次レスから初めてもらっても大丈夫です。勿論、やり取り中に疑問がありましたら何なりと言ってください。
唐突な質問に関しては、リアルを想像していただくとわかりやすいかと。初対面でいきなり質問攻めやプライベートな質問、話していた話題と全く違う話をされるといったのはやめて頂きたいと思っております。勿論、話の中で質問をするのは構いません。また、親しくなれば答える質問もある事をご了承ください。（その場合は、「もう少し親しくなったらね」といった形でお答えします）

グロテスク表現についての了承、質問への回答ありがとうございます!
下記にこちら提出の女子大生のpfを載せさせて頂きます。
確認頂いて問題なければ次レスにて開始させて頂きますのでよろしくお願い致します!

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名前 鈴木 絢音(すずき あやね)

性別 女

年齢 20(大学2年)

容姿 茶色に染めたセミロングの髪を巻いたりヘアアレンジ等して通学時はそれなりにオシャレをしており、服装もフェミニンチックな物が多く裾や袖にフリルやレースと言った感じでカジュアルながらも可愛らしい服や靴等が多い。
化粧もきちんと研究して自分に合う化粧方を見つけて大学の日は毎日して通学している。
顔立ちは目の色は黒く大きなぱっちりとした二重瞼を持ち、唇は薄く鼻筋も通っており、クラスで上位に入るかな位の可愛さ。身長160cmと平均的で体つきも胸はそこそこではあるが痩せ型である。

性格 明るく皆に平等に優しい。だがその優しさから騙されてしまうこともあるにはある。
流されやすい所があり、周りに彼氏が出来始めた事で自分も居ないと駄目かなと焦ったりと何かと周りに合わせようとしてしまう部分がある。
誰とでも話せるが、その人が触れてほしくない話題やまだ話したくない事と言った線引きの見極めは長けており、時期を見て話題に触れたりと交流を重ねて触れても良いと思える話題を増やしていくタイプ。
元々面倒見がよく、交流を重ねて行くと色々心配して大丈夫かと聞いたり、お弁当を作ってみたりと健気な部分も。
恋愛は以前していたがここ数年しておらず、ちょっと恥ずかしがり屋がぶり返している。慣れればそれなりに自分からも触れ合ったりする。

備考
とある大学に通うごく普通の女子大生。
友達のほとんどの人に彼氏が出来、彼氏の話ばかりが出るようになった事で良いなと羨ましい気持ち半分、自分も欲しい、居ないと変に思われるかなという気持ちから自分も彼氏が欲しくなり、現在彼氏募集中。
その時に提供様と出会い、話の流れで彼氏、彼女の仲になる事に。

そうして提供様と彼氏になり、初めはイケメンな彼氏が出来たと喜んだが、共に過ごしたり話したりする内に彼氏の何かが普通とズレていることに気づき、さり気なく探るようになる。

素敵なご息女ありがとうございます。
ぜひ、よろしくお願い致します。

ん?
あの人、寝るのかな……あのまま寝過ごしたらお昼ご飯食べ損ねちゃいそうだし…ちょっとあれだけど、声かけてみよ。

(昼前の授業が終われば、大学の取る科目によって帰る人も出てきたり午後の授業もあるから食堂に行く人も出てきたりと人の動きは皆バラバラになり。かく言う自分も午後に授業を取っている為お昼ご飯を食べに食堂に行こうと思って開放感のある1階の渡り廊下を歩いていれば、渡り廊下から見える中庭の真ん中にある木に誰か寝ていると気づけば、時間も時間。この人が午後も授業を取っているかは分からないが、もしあるならお昼ご飯を食べ損ねてお腹が空いた状態で授業を受ける事になるかもと思えば、中庭へと出てその木に近付き、寝ている彼の姿を見れば、内心『うわぁ、イケメン。』とついその寝顔を見つめてしまい。ここ最近、周りの友達のほとんどに彼氏が出来て話題は彼氏の惚気自慢一色。そうなると自分も彼氏が欲しくなるのが女心と言うもので、こんなイケメンが彼氏だったらなと若干思ったが、自分には無理か…と思うと、寝ている彼には申し訳無いが、起こそうと声をかけ)

ねぇねぇ。
そんな所で寝ていると体痛めちゃうよ?あと、お昼ご飯を食べ損ねるかもだから起きた方が良いよ?

（とある大学の中庭、真ん中にある木にもたれかかるようにして青年が寝ている。歳は18歳ほどだろうか。真っ白で毛穴も無い陶器の様な肌に、すらりとした高い鼻、身長は高めだが髪が長ければ女性と言えるかもしれない中性的な顔立ち、薄ら金のふわふわのホワイトヘア、体つきは細く如何にも筋力が無さそうだ。仄かに青のシャツに白の長ズボンを着ており、現実味の無いような雰囲気があるせいが、稀に通りがかる人も幻を見たと勘違いをして通り過ぎていく。青年は静かに寝息をたてながら、すやすやと寝ていた。……が、突然近くから声をかけられ驚いたのか一瞬体を震えさせたのち、長い睫毛がゆっくり開く。瞳はライトブラウンで、ぼぅ、と周りを見た後目の前の女性に気付くと驚き、わわっ、と間抜けな声を出しながら）

そうだ、僕お腹が空いてペコペコで……

(木にもたれかかって眠る彼の姿は、どこか神秘的で、物に例えるのは失礼だとは思ったが、白い髪に陶器のような色白でシミやキズ、ニキビひとつ無いその姿に『ビスクドールみたい…』と言う感想を抱き、白い髪と肌の色からしてアルビノの人かな?と首を内心傾げては。そして服装を見れば線は細いものの、女性らしい丸みのある体でも無い事や胸元も膨らんで居ない事から中性的な人だが男性だよね?と若干綺麗過ぎる相手の姿に不安が出てくるが、自分の声がけで驚いたのかやや間抜けではあったが発せられた声音は間違いなく男性らしい声だった為、青年で合ってたと少しホッとし。そしてお腹空いたとの言葉を聞けば)

ご飯食べてないの?
もう時間的にお昼だし、1人は私が寂しいから良かったら一緒に食べない?嫌なら無理にとは言わないけど…。

(自分の声がけで、思い出したかのように空腹の事について言う彼に、確かに人間の3大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲の3つだが、満腹になって眠くなるならともかく空腹状態で寝ていて忘れるなんて普通はあるのかな?と内心若干不思議に思ったが、時間的にお昼だし、自分は1人だと寂しい女だと思われるかもしれないと思うと、一緒に食べないかと誘い、首を傾げ。かと言って初対面同士だし人見知りな人だったりすると嫌がるだろうから、無理強いはせず良かったらどうかな位のニュアンスで)

（起こされ、そう言えば空腹のあまり倒れそうで、丁度いい木を見つけもたれかかったら寝てしまったなと思い出して思わず空腹を呟いたが、目の前の女性を見ると見た事の無い髪の色をして若く美しく、間抜けな事を言ってしまったと反省。照れくさそうに頬を掻きながら、女性の問いかけに対して、えっとえっと…と言葉を選びつつ）

君がいいなら、一緒に……食べたい、な。

（こんな自分と食べてくれるのだろうか、女性と食事をしても大丈夫なのだろうか、と不安なのか、不安そうに相手に伺う様な表情をして）

本当?
なら、一緒に食べよ。
あ、なら流石に名前は知っておきたいよね。
私の名前は鈴木 絢音だよ。貴方の名前は?

(出来たらいいな位の気持ちだったが、目の前の彼からはどうやら前向きな答えに聞こえる答えに嬉しそうに笑うと、それならと頷いて。そもそもこちらがどうかと誘ったのだ、それを断られる事はあっても断る事なんて無いと言うのに謙虚な性格なのかな?と首を内心傾げるも、一緒にご飯が食べられるのなら良いだろうと深く聞くことはせず。ふと、今日だけかもだが一緒にご飯を食べるのだ、その時に会話だってするかもしれない。その時にお互いに『君』とか『貴方』呼びでは少々不思議な関係に見えるし、何よりちょっと不便だなと思えば、自己紹介位はして名前だけ知って貰ってご飯の時に好きに呼んでもらう事にすれば良いか。と思えば自分の名前を名乗り、彼にも名前は?と首を傾げて問いかけ)

ありがとう。

（相手から快い返事を貰えた事で、やっと空腹を満たせるという安心感と共に、女性の笑顔につられこちらも自然とはにかんで。しかし、名前を聞かれ、えっ、と思わず漏らした後、困った様に口元に手を当て考えこみ、かみさ……これは駄目か……きょう……だめだめ、えっと……と僅かな小声でぶつぶつ素早く言った後、ハッ、といいものを思いついて相手の不信感を払拭するように態と大きめの声で）

僕の名前は白神 京、だよ。
えっと…よろしくね、絢音ちゃん。

（先程の呟きが無かったかのように微笑んで、手を差し出し）

どういたしまして?
と言っても誘ったのはこっちだから、こちらこそありがとうなんだけどね。

(一緒に食事が出来ると分かれば、誘ってみて良かったと笑みを浮かべ、しかも相手はめちゃくちゃイケメン。イケメンとご飯なんて心が弾まない女子は居ない。声をかけた自分グッジョブと内心ガッツポーズをして。そして何気なく名前を聞けば、えっと言う困惑混じりの声で何やらブツブツと言い出した彼の様子がおかしいと首を傾げ。名前を名乗るなんて普通なら何の不思議な事でも無いし、内容はよく聞こえないが、状況からすると自分の名前を考えているのだろうと言うのは推測出来。名前を変えられる制度として思いつくのはアメリカにある保護承認プログラムや日本でならキラキラネームによる就職不利等の特殊なケースのみ。それなのに目の前の彼は自分の名前を考え、今偽名を思いつかんと頭を悩ませている。その様子が歪で不自然に溢れ過ぎていて、不信感を隠しきれず。そんな様子を見ていれば、彼の中で名前が決まったらしく、名前を名乗って手を差し伸べてくる相手を見れば、誰しも秘密はあるかと自分を無理やり納得させると、差し出された手を握り握手をして)

そっか、白神君ね。
これからよろしく?だね。
早速だけど、お腹空いたし食堂に移動しない?
(時間も時間だし、自分も彼も空腹状態なのだ。
食堂だって混まないとも限らないし、何より何か食べたい欲が強いので彼に食堂に移動しないかと提案し首を傾げ)

（こちらこそありがとう、という彼女に、誘ってくれて有難いからありがとうって意味なのになぁ。と不思議に思いながら。名前を即座に作ったのには少し怪しまれてしまったみたいで不安になるも、咎める事無く手を握ってくれたことに感謝と安心をして。）

うん、これからよろしく。
ショクドウ？案内してくれるかな

（食堂、という言葉を初めて聞いたのかカタコトで繰り返し。文脈的には何か食べ物がある所だろうと思うも、名前も初耳な上場所が分からないので案内を頼み）

え、あ……うん。
そうだね、早速行こうか。案内するね。
(食堂の場所への案内を頼まれれば、それ自体は何ら不思議では無い。オープンキャンパスに来てなくて食堂の場所を知らない人だって居るだろうし、弁当を持参して別の場所で食べている人や授業の兼ね合いで食堂を利用したことが無い人だって中には居るだろうから、そこには別に不思議には思わなかった。だが、食堂のイントネーションが少し片言混じりで、初めて聞いたかのような言葉の使い方に少し疑問を覚え。いくら使った事が無いとは言え、食堂なんて家族や友人との会話で出てきたり、お店の名前で○○食堂みたいな名前のお店だってある。彼が以前は外国に住んでいて今は日本国籍を取った外国人の可能性もゼロではないが、色素の薄い髪と肌の色で、その識別は自分では出来ない。とりあえずわかっているのは、今の目の前の彼の名前は偽名の可能性と食堂自体を知らない事である。この2つだけでもだいぶ普通とズレているような気もするが、そこを突っ込まれるのはまだ親密度が足りないし、何よりデリケートな部分になるかもと思い、何も言わずにグッと聞きたくなるのを我慢して。それから彼になら、早く行こうかと促すと彼が立ち上がるのを待ちそれから食堂へと歩き出して)

ありがとう。

（歩き出した彼女の後ろをゆっくり着いていき。昼休みという事もあり、歩いている学生も多い。現実味の無い白さからか、顔立ちの良さからか兎に角人混みでも目立っており、通りがかる人が男女問わずこちらを振り返り「あんな綺麗な奴いたっけ」「モデルさんみたい」と遠巻きにザワザワしている。それに対して、慣れた様子で優しい笑みを浮かべゆっくり手を振りつつ、ふと気になったのか）

この施設は若い人が多いんだね

（と疑問というより素直な感想を述べるかのように言って）

えっ?そりゃ、ここは大学だからいても20代前半までの人がいるけど………白神君、この大学の大学生じゃないの?この学校に入学している人じゃないなら、不法侵入って事になるんだけど……。

(色素も現実離れしたような薄さと、恐らく誰もがイケメン。格好良いと言うような彼と歩いているのだ、目立って当然。と言うか目立っ要素しか無いだろう。隣に自分が歩いているが、彼の容姿の煌めき具合で霞んでいるのはコソコソと聞こえてくる会話からしてもわかっているし、そもそも認知すらされていないかもしれない。まぁ…それはそれで有難いと言えば有難い。何故なら女子からの『不釣り合い』だとか『地味な子』だとかそんな感じのニュアンスを含んだ言葉を聞かなくて済むし、嫉妬の混じった目線をくらわなくて済むからだ。そう考えると本当にイケメンだよね…と隣を歩く彼を見上げた時に信じられない感想が彼から零れたのを聞き取り。思いもしなかった発言に足がピタリと止まると、ここの大学は別に学生かどうかの確認をしていないから入ろうと思えば誰でも入れてしまう。だが、大学生以上の年齢の人が校内に居れば間違いなく先生か警備員に通達が行って、その人物は大学から追い出されるシステムだ。だから誰でも入れてしまう大学ではあるとは言え、まさか彼はここの大学生では無いのかと恐る恐る問いかけ。そうなるとこの大学とは関係ない無関係者という事で追い出されるし、大学も一応は施設。校門の所に学校名が書いてあるし、勿論大学の文字が書き出されている。それなのに彼は大学自体を知らないかのような質問をした。日本は勿論、アメリカだったかイギリスだったか知識は少し曖昧だが、飛び級制度で子供でも大学に居れる制度画ある以上、いくら外国人だったとしても大学自体を知らないのはおかしいと不審感を隠しきれずに彼を見つめ)

（彼女が足をピタリと止めた為、こちらも立ち止まり。自分の呟きが異常だとは全く思っていない為、彼女に何かあったのかと心配になり。彼女の言葉と不審を顕にした表情に「想定した場所と違う」という事は何となく分かり悪いことをしてしまったとしょんぼりした表情で眉を下げて）

人が沢山入ってくから僕の家と似た物かと勘違いしちゃった

（と残念に言い。周りを見渡し、「やっぱり違うみたいだな」と理解して。彼女が話す不法侵入が急激に現実味を帯び、彼女に警察を呼ばれるのは不味いと思えば顔を青くして彼女を見つめ、数秒考えた後）

お願い！ここの一員になりたくて…僕に出来る範囲で絢音ちゃんのお願いを聞くから僕を案内してほしいな

（と、自分の語彙力の範囲内で周りに聞こえても不法侵入を咎められない言葉に変換し、やや大きな声で言いながら彼女をやや上目遣いで見つめ。）

え、でも…………じゃあ、私の彼氏になって欲しいって私がお願いしたらなってくれる?

(家かと思った発言と色んな人が出入りする発言で、目の前の彼はお金持ちのお坊ちゃまなのだろうか?と内心首を傾げる。庶民でしかない自分では大学の大きな建物を家と勘違い出来て、尚且つ色んな人が出入りするとなるとお父さんとかが社長で秘書とか取引先の人とかが家に来るか、もしくはお父さんが芸能人で芸能人仲間が家に来るか位しか思いつかない。社長が家に仕事先の人を呼ぶのかどうかも自分の周りでは無い事だし、芸能人とかなら、まだ彼の美貌もお父さんとお母さんが共に俳優、女優とかモデルとかならまだ納得出来る。流暢に日本語を話せている事から日本語が読めないなんて事あるのかちょっと分からないが、彼の言葉を聞くとこれはまたと無いチャンスなのでは?と内なる悪魔が囁く。ここで彼の事を大学に黙っていてもし、この要件が通れば1人寂しいと言うか、周りに彼氏が出来て惚気話ばかりを聞いていた自分に他の人よりも群を抜いてイケメンな彼氏が出来る。と。流石に初対面同士だし無理だろうと思いながら冗談半分で彼氏になってくれるならと普通なら断られる、もしくは脅しに聞こえるタイミングで彼氏になってと軽い口調で大して期待せずにそんな事を言って彼の反応を待ち)

（真剣な表情に、何をお願いするだろうと少し不安だったが「カレシになって欲しい」という意外なお願いで安心して。軽い口調で彼女は言ったものの、不法侵入に目を瞑って貰う為には大体の願いは叶えるつもりでいたため、「カレシ」くらいならいいだろうと考え。だが肝心の「カレシ」の意味が分からず数秒思考。カレシというのが大事な人という意味を含むのは何となく知っている為、大事な人=契り。なるほど、契りを交わすという意味か？とややズレた結論を出して）

カレシ？……契りを交わすってこと？いいよ
僕はまだ相手いなかったし

（と、最後の方は独り言に近く、懐かしむ表情をして）

え、半分冗談と言うか。引き受けて貰えるなんて思ってなかった…。
本当に?本当に大丈夫?これ、下手したら私脅して彼氏作ったようなものなんだけど…本当に問題ない?
いや、嫌じゃないよ?イケメン彼氏万歳って感じだけど…まさか引き受けてくれるなんて思ってなかったから…。

(自分から言い出した事とは言え、まさかOKを貰えるだなんて微塵も思っておらず自分から言い出したのにOKが出たら次は不安になったのか本当に大丈夫かと執拗いくらいに問いかけて。いや、決して嫌では無い。というかむしろ万々歳と言うやつだろう。周りの友達から出てくる彼氏自慢、惚気に参加出来、友達の彼氏と比べるのは良くないが、それでもこの見た目の彼氏だ。色素こそ薄いものの儚げな印象を持たせるイケメン彼氏。マウントを取るつもりは無いが、これで友達の話に乗れると拳を握り。とは言ってもややズレているというか、普通とはちょっと…だいぶ感性がズレている彼氏だとは思うが今は彼氏が出来た事を素直に喜び。そして彼から、自分にはまだ居なかったからと言う言葉に、お坊ちゃまだからお見合いとかかな?と首を傾げるが、お坊ちゃまなら庶民の自分とではなんと言うか……住む次元が違いすぎて価値観のズレも出てくるかなと無理やり納得させると、交渉成立となったのもあり)

それじゃあ、初めて食堂を使う白神君の為に、案内しますか

(と言うことで彼はここの学生だが食堂を使った事がないから場所が分からない風を装う言葉を言うとこっちこっちと手招きすると食堂に向けて歩き出そうとした所で、ススッと彼の隣へと移動し「彼氏、彼女なら隣を歩くのが鉄板だしね」と言って笑いかけると、行こっかと促し再度食堂に向けて歩き出して)