それでも愛してくれる？ 〆

返り血は物騒……ごめん。だから、着替える前の僕を怖がってたんだね。着替えた方がいいっていうのは分かってたけど。

（ナポリタンの残りをゆっくり食べながら、返り血に対して物騒という印象が無かったのか、しゅん、と反省して。返り血を浴びたら着替えた方がいい、というのは過去の経験から分かっているらしいがそれを物騒とは思っていない様子で。自分の経験を振り返れば、相手が非常に怖がっていて成程と納得し。）

服は決まったのしか着たことないから、選んでくれるの嬉しいな。もう、家の決まりに従わなくていいし。

（服を選んでくれると聞けば非常に嬉しそうに反応し。家の決まり、に対しては複雑そうな表情をするも誤魔化す様に微笑み）

怯えてたって言うか、まさかそんな言葉が出てくるなんて思ってなかったからびっくりしたというか……。着替える前の京君が怖かったんじゃなくて、その発言にびっくりしたって感じかな。
日本だと返り血もそうだけど、流血沙汰になるような事って言うと喧嘩とか……たまにだけど殺人とかそんな感じで、どこか他人事に近いし…。
………まぁ、こんな話は暗い話になっちゃうし、楽しい話に切り替えよっか。
京君は何か趣味とかあるの?

(彼の申し訳なさそうな表情に、着替える前の彼が怖かったのではなく、毒味や返り血等日本ではまず聞かないし必要のない単語を連発し、逆に一般常識がかけている事に驚きと、彼の生い立ちは自分が踏み込んで何とかなる問題でも無いような気がしてきた。しかも彼の反応からすると、返り血が物騒な事柄と知ったのはたった今。普通の家庭に引き取られているならそんな殺伐とした会話なんてしないし、そんな事もさせない。その事から彼が引き取られた家自体が普通ではなく、見た目大学生位の彼に血で手を汚させるような事を頻繁にさせていたのでは無いかと思う。それが所謂、暗殺者のような人を殺めるものなのか、それとも殺めた人の臓器等の管理なのか、その辺はまだ分からないが、彼の反応からして血で服を汚すと言うのは日常的であり、その辺の倫理観もズレているという事。非常に気になるが、問いかけてもかわされるか、答えないのどちらかだろうと考えれば、その場の空気を切り替えようとわざと少し明るい口調と笑みを浮かべて、普通の域で彼の事を知ろうと質問をしてみて)

そうなの?
……同じ服だけってまぁ、あれこれ考えなくても良いから楽な反面、私だとちょっと窮屈に思っちゃうな。それなら京君に似合う服を気合を入れて選ばないとね。

(家の決まりで同じ服のみと聞けば、すぐに思いついたのは、お金持ちの家で執事やメイドとして雇われている人達の仕事服として、燕尾服やメイド服あたり。だが、決まった服のみという事は今着ている服がその決まった服という事になりそうだが、パッと見仕事をする為の制服と言うよりも普通の私服でしか無い。これもまた不思議だが、彼の表情を見る限り答えてくれないと判断すると、服選び頑張るねと笑みを見せ)

趣味は……読書とお絵描きかな。家にあった本は全て読んだよ。漫画は無かったから、買ってみたいな。何かおすすめはある？

（彼女の表情と言葉から、話題転換をした方がいいと察し。ナポリタンを食べ終わり箸を皿の上に丁寧に並べた後、趣味に関して即答出来るものが無かったのか熟考し。絞り出した結果、一見一般的な趣味に聞こえる「読書」と、「お絵描き」だと言い。漫画の存在は知っているが読んだことがない為、何かおすすめはあるかと聞いて。）

窮屈……そうだね。そうだ、せっかくなら、僕が逆に絢音ちゃんの服を決めたいな。

（窮屈、という単語に思う所があるのか少し寂しそうに微笑みも、そうだ、といいことを閃き。）

読書かぁ…って事は小説だよね。絵も描けるんだ、凄いね!
おすすめの漫画……漫画と言っても色んな種類があるしなぁ……そうだ、京君が読んでた本でお気に入りのジャンルの小説とか無いの?
お気に入りのジャンルが分かればおすすめ出来るかも。ほら、小説とかでも推理小説とかサスペンス、恋愛、自己啓発本って色んなジャンルがあるし。

(おすすめの漫画と言われれば、次はこちらが悩んでしまい。いや、別にオススメ出来る漫画はあるにはあるが、個人的に面白いと思っているだけで、彼と趣味嗜好が合わなかったら、彼は面白くないと感じてしまうかもしれないと考え。ふと、先程家にある本は全部読んだと言っていたが、本ということは小説。小説と一括りにしても色んなジャンルの小説があるのだ、彼が読んだ中で面白い。これは好きだなと思うジャンルの小説があればそれを教えてくれればそれに沿うような漫画をおすすめすると言って、好きな小説のジャンルを聞き)

あ、ごめんね。言葉が悪かったかも…。
私はお洒落とか好きだから色んな服を試したいタイプで…京君の事とか家の事を悪く言った訳じゃないからね?
え、京君が選んでくれるの?どんな服を選んでくれるんだろう!楽しみ!

(彼の表情が曇った事に気付けば、自分の失言に気付き慌てた表情でやや早口になりながらアワアワした様子で、自分の言葉の使い方が悪かったと謝り。自分は女の子と言うのもあるが、お洒落が好きだし、色んな服を試して自分に合うかどうかを試したいタイプの為、悪気はなかったと平謝りし。
そして、彼の服を選んであげると言う言葉に触発されたのか、彼が自分の服を選ぶと聞けば、分かりやすく表情がパァッと輝き、これぞ買い物デート!と思いながら、どんな服を選んでくれて、似合うと思ってくれているのか知れるのもあり楽しみと笑みを浮かべて)

凄くはないよ、真っ白なキャンパスに色を付けるのが楽しいだけ。お気に入りは…詩集かな。一文一文が短いし、読みやすいんだよね。特に、中原中也の朝の歌が好きだったな。

（趣味と言ったものの、趣味と断言出来るほどのものでは無いので謙遜し。詩集に対しては余程思い入れがあるのか、愛情深く話し。）

別に気にしないで。外から比べたら、変な家だったから。
服屋さんの場所も買い方も分からないけど、……それは任せていいかな？

（家の事をよく思っていないらしく何も気にしておらず、むしろ彼女に気を使わせてしまい申し訳なくなり。お絵描きが好きな事もあり、ぜひ彼女の服を選びたいものの服屋の様子や買い方すら分からない事に気付き、案内をお任せしていいかと聞き

そうなんだ…。
なんと言うか、頭がいい人が読みそうな本。
そうなると漫画もサクサク読める四コマ漫画とかになりそう……何かあったかなぁ。
うーん……ドラえ〇ん?クレヨンし〇ちゃん?

(好んでいたのは詩集と聞けば、興味深そうに目を瞬かせ。中原中也と聞いてもこれまで詩は授業で軽く触れる程度だった為、作者が思いついても松尾芭蕉とかあとは百人一首の人達位しか出てこず。詩となると大体が五七五、もしくは五七五七七の2種類となる。詩の凄いところはそんな短い文章で読み手にその情景を思い描けさせる事なのだが、そうなると漫画もサクサク読める一遍一遍が短い物が良いよなと考え込み。これまで、所謂長編漫画は沢山手を出し、それこそ異世界転生物から恋愛漫画と色々手を出してきたが、全てが長編かつ巻数が多い。そうなると彼の好みに合わないかもと思うと、自分の中でまだ1話ずつが短い国民的有名な漫画を2つ上げるも、不安なのかその語尾は疑問形になって首を傾げており)

任せて!
場所も案内するし、買い方も私のやり方を見ていればわかると思う。
ただ…まぁ、お店だから大丈夫だと思うけど、日本円の単価と言うか、お金の種類とかはちゃんと理解出来てる?

(家の事に関しては変わった家で纏めたが、彼のこれまで家に関する様子や口調からして、家の事を良く思ってはいないらしいと言う事をこれまでの態度や口調から察しており。普通のお家に施設なんかから引き取られたら、初めこそ緊張するだろうが、徐々に打ち解けて血は繋がって居なくても本当の親子のように過ごせる家もあると聞いた事があるが、彼の場合家の風習や家自体も嫌って居そうと考え。それはともかくとして買い物に行くのが決まった今、行くのは良いのだがお金の単位や種類等は知っているのかと、先程の食券機の事もあったので問いかけてみて)

どちらのタイトルも聞いた事がないけど、四コマ漫画の構造は村山から聞いたから知ってるよ。四コマなら確かに点字にしやすそ……いや、もうする必要はないか。ごめんね。

（彼女が詩集に詳しくなさそうなのは少しショックだったものの、おすすめの漫画のタイトルと思われる2つを興味津々に聞き。どちらも分からないが、四コマ漫画の構造、つまり4つの絵で話が完結するというのは「村山」から聞いていたらしい。点字にし易い、そう言いかけたものの、直ぐに否定して誤魔化す様に謝り）

ありがとう
日本円の単価……これで1なのは知ってるよ

（服の買い方を教えてくれる事に感謝し。日本円の単価、と言われ不思議そうに首を捻った後、ポケットから白い紙帯で巻かれた1万円札の札束を出して2人のトレーの間にポン、と置き）

な、なんかごめんね。
私漫画とかならそれなりに読むけど、小説とかは恋愛小説が多くて…。
ドラえ〇んとクレヨンしん〇ゃんなら、四コマ漫画とまではいかなくても、サクサク読める漫画だとおもうよ。
……点字?……まぁ、初めはこの2つしか出てかないかなぁ、思い出したらまたオススメしてみるね。

(自分が詩に詳しくないとわかった彼の表情が曇った事に気付き、ごめんねとちょっと慌てた様子で謝って。基本漫画か恋愛小説と所謂、女子大生が読むものであろう物にか手を出さず文学少女のように、詩を含めた文豪小説や純愛小説と言った物、有名な著作本とその書いている人の名前は知っていても、本が分厚いのもあって、避けてきたのがここに来て彼の表情を曇らせる要因になってしまったと少し焦り。
そしてオススメした2つも知らないと返す彼に、国民的アニメ、漫画と名高いこの2つを知らないとなると、海外から日本に来て間もないから知らないか、閉鎖的空間に居たから知る由もなく今まで来たのかと思うし、点字と言う単語も気になる。だが彼は先程食券を買う時にナポリタンが良いと言って、サンプルの下に書かれたナポリタンの文字を見て食券を買えた事から目が悪いと言う線はない。そうなると、彼では無い誰かが家にいる人物で目が不自由な人がおり、その人にまるで尽くすように本などを点字に変換し、色々してきたのかもと少し考え)

…………うん。聞いておいて良かった。
確かにそれで1ではあるんだけど、種類があってね?
ちょっと、待ってね……。えーと、まずこれが…。

(1万円札を取り出して1とカウントした彼に、単価がわかってないと判断し、念の為にと聞いておいて良かったと自分の先程の質問を自分で内心褒めており。とりあえず、お金の種類と枚数での注意点の説明がいるだろうと思い、自分の財布から一円玉～1万円札の全種類を取り出すと、一円玉から順に、そのお金の単価や枚数によって単価が変わる事等を指さしたり、枚数を増やしてこれでいくらになるなどを説明して)

大丈夫。文字数の多い恋愛小説を読める方が凄いよ。
ありがとう、それはどこに売ってるのかな。僕でも買う事ができる？

（謝る彼女に対して、詩集よりも明らかに文字数が多い（と思われる）恋愛小説を読める方が凄いと率直な感想を言い。本の買い方を知らないのか、どこにあるのか、「僕でも買えるか」という不思議な問いをして）

……そっか、これは凄く大事な物だったんだね。

（お金の説明を受けると1万円札が非常に高価な紙幣だと分かり。何か辛い思い出があるのか、自分がポケットから取り出した札束を思い詰めた顔でじっと見つめて）

(/ いつもお相手下さりありがとうございます!
本体のみの顔出しの為、下げにてご連絡です。

リアルの事情で今日、明日辺りまで忙しく返信が遅いもしくは返せない可能性があります。
いつも楽しくやり取りをさせて頂いており、こちらの事情で申し訳ありませんが、少々お待ち下さりますようお願い致します!)

（/事前連絡ありがとうございます
了解致しました。ゆっくり待っていますね。
明後日以降になりそうでしたら出来れば再び連絡をお願い致します）

そうかな?私からすれば詩が好きな京君の方がなんか頭良さそうなんだけど……。
えっと……そういった物は本屋さんに売ってるよ。
行ったことないなら、服を買いに行って着替えたら、本屋さんにも行ってみる?初めての場所って結構ワクワクもするけど疲れる場合もあるから、京君が良ければになるけど……。
本はお金さえあれば誰でも買えるよ?

(どうせ行くのは服の専門店が沢山あるショッピングモールにしよう思っていたのだ、そういったショッピングモールにはブースの大きさはそのショッピングモールによるが、本屋もあるので服を買いに行くついでに本屋に行くくらいなんて事は無い。だが、本がどこに売っているのかと問われるとそれも知らなかったのかとちょっとだけ驚き。家にある本は全部読んだ、お絵描きが好きと言う言葉からして、先程も考えたような気もするが彼はやはり一般常識が大きく欠如しているし、どこかの家に引き取られたのは何となく察しているが、閉鎖的かつその家のは人もその常識はいらないとばかりに彼に教えていない事から、一般常識の代わりに先程の返り血発言の様子から、暗殺と影武者的役割の為にあえて教えていないのが濃厚かな?と内心考えており。本を買える場所と誰でも買えると説明するが、ハマる本があればなとは思う。そして、ふと家にある本は全部読んだと言っていた。本というのはその人、つまり買う人の趣味嗜好や目的に沿って買うことが多い、どんな本が多かったのか聞いてみれば彼の事をもっと理解出来るかもと思い、口を開いて)

そういえば、家にはどんな本が多かったの?
好きなのは詩集だって言ってたけど、気になっちゃって。
………そうだね、お金は大切だよ。稼ぐのも大変だし、理不尽な事とか嫌な事もあるけど、耐えて我慢してお金を稼ぐって言うのが大半だし。主にお客さんのクレーム対応とか、上司が恵まれないとか……。
どうしたの?お金見つめて。黙って持ってきちゃったから罪悪感を感じてるとか?

(本当にお金を稼ぐと言うのは言葉にするよりも大変なのだ。大学生ともなればバイトをしている人が大半だろうし、その内容も様々だろうが、多くを占めるのはやはりサービス業でのバイトだろう。飲食店やガソリン屋さん等種類は沢山あっても、大体サービス業だと横暴な人やクレーム対応に上司に恵まれず気分でその日の機嫌が変わるとか色々な嫌なことがある。それを耐えて続ける人もいればすぐに辞める人もいるが、どこに行ってもそういう問題は消えないもの。本当にお金を稼ぐって大変だなとウンウン1人で頷いていれば、彼がお金を見つめているのに気づき、黙って持ってきて罪悪感でも湧いたのか、それとも別の理由があるのかな?と不思議そうな表情で首を傾げて彼を見つめて)

是非、行きたいな。……よかった、何か資格がいるのかと思ったよ。

（本屋に行く提案や、本を買う事に資格が要らないと聞き目を輝かせ。読書が好きなのか、本自体が好きなのか。本には特別な思い入れがある様子で。どんな本があったのか、と言われれば左上に視線をやり記憶を思い出して。）

詩集と、魔法の物、赤毛のアン、アンデルセン、グリム童話……とかかな。でも長いのは読むのに時間がかかるから少し苦手。打つのは慣れてるけど。

（思い出しながら指折り数えるも、そのラインナップは中々狭い事に全く気付いていない。長い文章は少し苦手、と言いながら苦笑いしたが、少し誇る様に打つ方なら任せて、と主張。）

……本当は、とりあえずポケットに入るだけ持って出ていくつもりだったけど、村山に見つかって。他のも鞄に詰めてくれたんだ。僕のものだからって。

（ぽつりぽつりと話して。）

資格なんて必要ないよ、本は皆に平等にかつ好きな本をってスタンスと言うか…そんな感じで資格なんてあったら私なんて検定の資格の本とか買えなくなっちゃう。
本が好きなら図書館に行くのもありかもね。
あそこは無料で色んな本が読めるから、京君の好みの本が買うことなく見つかるかも。
打つって……さっき言ってた点字の事?そういえば、家の人は誰か目が不自由な人がいるの?

(資格がいるのかと言う発言に無い無いと顔の前で手を横に振って否定をし。資格が必要になってしまったら、それこそ一定数の頭脳が必要な本になりますとかになったら自分では買えなくなる本が出てきてしまうと苦笑し、本が好きと言っていたし、それなら図書館にいずれ行ってみるのも新しい場所、新しい本に好みの本に出会える機会で良いかもと図書館の単語を出し。そして彼が読んだ本の題名を聞くと、魔法の本はちょっとよく分からないが、アンデルセンにグリム童話と翻訳がどっちの本かは分からないが、原本翻訳だった場合、そのどちらも割と悲恋や鬱展開が多い本だったような……と思い返すも、そちらでない事を祈って。ふと、打つのは得意と胸を張る彼に先程ポロリと零していた点字の事かと聞いたあと、ふと、点字が必要という事は家の人の誰かが必要だという事、目が不自由な人が家にいるのかと首を傾げて問いかけ)

うん、ポケットに入るだけでも結構な額だとは思うけど、鞄に詰めるっていうのもなんと言うか……ワイルドだね?
村山さんと仲良さそうだね?なんと言うか…ただ、出ていく京君の荷造りならぬ家出の為に詰めたとかそんな感じの詰め方に聞こえるけど…

(普通なら財布に入れるがそれもなくポケットに入れようとした事もあれだが、その村山さんも鞄に詰め込むという手段に、何だか普通の詰め込み方では無いし、ドラマでしか見ないが劣悪な環境に置かれた仲のいい2人の片方が家を出ようとしているのを片方が手伝うみたいなそんな情景が頭に浮かんでしまい、誤魔化すように苦笑いを浮かべて)

図書館？そこには本が沢山あるの？……うん、点字を打つのは得意だよ。目が悪かったのは村山くらいだったんじゃないかな。奥さんが盲で、点字を覚えたんだって。それで、小さい頃から教えて貰ってたけど、最近は村山自身も目が悪くなったって言ってた。

（色んな本があるという「図書館」に対して食いつくように聞くも、食いつきすぎたと反省し、コホンと咳払いをして、懐かしむ様な表情をしつつ、優しく微笑みながら、点字に関する疑問に答えて）

ワイルド？オスカー・ワイルドのこと？……村山は僕の付き人だったよ。……そうだね。

（ワイルドという単語を知らないのか、珍しい勘違いをしつつ、村山に関して言葉に詰まって黙った後、何かあったのか声を震わせて哀しい表情で答えて。家出みたいという言葉には明確に否定せず。）

沢山あるよ。
それこそ、漫画から自己啓発本に歴史の本、言い出したらキリが無いけど、種類も本の数も本屋に比べて多いのは間違いなしだね。
あと、色んな著作者さんの本があるから同じジャンルの本でも色んな題名、内容の本があるし。
そうなんだ、奥さんが……。村山さんも最近はって事は結構なお年とか?……でも、それだと、なんか変だな。老眼になるとかは聞いたことあるけど、徐々に盲目になっていくって、こう…レーザーとかを目に当て続けたとか……?

(本屋よりも確実に本の種類も同じジャンルでも色んな人が書いた本があるので行ったらきっと本の多さに驚くと思うよと笑って図書館について説明をし。どうやら彼は本が好きなようだが、これまで決まった本しか読んでないみたいだしあまりの多さに驚きつつもあれこれ読んでみるのはきっといい刺激になるだろうなと行ける日を楽しみにしててねと笑い。点字に関しては奥さんがと聞けばなるほどと引き取られたお家の奥さんが盲目だったのは理解出来たし、引き取られた礼では無いが、読めない奥さんの為に点字を教えられて点字が打てると言うのも未だ理解出来る。だが、度々出てくる村山さんは家の中で多分だが、家の中で彼の教育係的ポジションに居て、家の中で彼の唯一の味方の人のように感じるのは気のせいだろうか?それに最近はその村山さんも目が悪くなってきているとの言葉に、歳を取れば確かに老眼になってと言う意味で目が悪くなる事はある。だが奥さんのように後天的に目が悪くなるとなるとそれこそ事故での後遺症位しか思いつかないし、そもそも後天的に事故にもあって無さそうで時間経過と共に盲目的な意味側で目が悪くなるのは可笑しい。何故?と疑問が口から零れ首を傾げると、何か目に悪いと言われる事をされているのかと同じ道を辿るのではないかと彼の身が心配になり、そう問いかけて)

そっちのワイルドじゃないよ……。
そうだな、こう……大胆とか豪快とかそんな感じの意味だよ。
だった……じゃあ、もう違う人が付き人なの?
それに家出って、行く宛ては?無いならまぁ…漫画喫茶とかあるけど、行ったことないだろうし…うちに来るとか……?

(まさかこちらのワイルドの意味を人物の方でのワイルドが出てくるとは思っておらず思わずツッコミを入れ。それは小説だったか漫画だったか忘れてしまったが、幸運の王子で有名な人だった筈。あとはオペラにもなっているサロメの話だろうか。真っ先にそれが出てくるあたり本好きなのは間違いないがそちらではないと苦笑するとワイルドの意味を大雑把にだが説明をして。村山さんが元付き人だったと過去形なのに気づけば今は違う人なのかと問いかけ、そして家出発言にも否定せずにどちらかと言うと肯定の意で話す彼に、今日の夜と言うか、これからどうするのかと心配になり。お金は沢山あるようだから漫画喫茶でも何日かは分からないが家に帰らない方法はあるだろうが、お金は有限。いくら今は沢山あっても漫画喫茶に泊まり続けたりすれば当然料金は発生するし、ご飯代だってかかる。そうなると今は沢山あってもいずれ無くなるだろうと推測するのは容易いし、何より彼はやや世間知らずと言うか、一般常識が抜けている部分が大いに見られる。そんな彼が路頭に迷うなんて心配だし気になって夜もモヤモヤするだろう。丁度自分は大学に通う為に一人暮らしをしている最中だ、本当は年頃の男女が会って早々ひとつ屋根の下なんて如何なものかと思いもするが、そもそもあって数時間も経ってない状態で彼氏彼女になったのだ、この際今更だしと割り切ると自分の家で寝泊まりするとか?と提案し)

へぇ…じゃあ、いつか。図書館に行ってみたいな。
えっと……ちがうよ、ごめんね、僕の言い方が悪かったみたいて……村山は老眼で目が悪くなったって言ってた。奥さんは病気だったみたいだけど。村山は僕の特別だし、流石に家族も彼にはそんなことしないと思うよ。歳は……60とか70とか？かな？僕の小さい頃から白髪だったし。

（図書館を初めて知り、目を輝かせれば是非行ってみたいと思い。そこは僕でも入れるのか、どんな場所なのかと色々頭の中で考えるも、村山の話題で冷静に戻り。自分の言い方が悪く、村山も目の病気で目が悪くなった、と勘違いさせてしまい慌てて訂正。奥さんとは会った事が無いのか、病気だった「みたい」と匂わせつつ、更に村山が如何に特別な存在か自慢する様に微笑んで説明して。年齢については、人間関係の欠如故か、人間の見た目と年齢の一致が難しく村山の正確な年齢を知らないらしい。とりあえず白髪=老人と言う常識はなんとなくあるらしく、適当に年齢を推理して）

豪快さ、なるほど。ありがとう。
……村山は、入水するっていってた。だから、もう生きてないかなって思って。
僕が一緒に住んだら迷惑かけると思うよ、大丈夫？

（ワイルドの意味を知り、自分に書き込む様に範唱した後意味を教えてくれた事に律儀に感謝をして。違う人なんてとんでもない、と彼女の言葉に反論する様に首を激しく横に振り彼との絆の深さを伝え。彼の言葉を思い出せば、哀しくも無理にやや微笑みつつ、「死んでいる」と言う事を濁し。行く宛ては全く無いと言うより全く考えていなかったのか、ポカンとし目を瞬きさせ話を聞いていたが、見知らぬ「漫画喫茶」に行くよりも彼女の「家」の方が良いだろうというのは分かる。しかし訳あり、迷惑をかけてしまう事情がある為遠慮がちに確認し）

(/ 本体のみの顔出しのみの為、下げにて顔出し失礼します。

ここ最近の寒暖差からか体調を少し崩してしまいまして、遅くても明後日までレスペがガクンと落ちるか返信できないかもしれません。
いつも楽しくやり取りさせて頂いており、物語を度々中断させてしまってすみません。
明後日以降には完治すればと思っておりますが、期間が長くなる場合はまたご連絡させて頂きますね。)

（/ご連絡ありがとうございます。勿論体調は第一優先ですので、ゆっくりご自愛ください。体調が戻りましたらまたやり取りを楽しみましょう。）

あ、なるほど。
びっくりした……お年なら老眼になっちゃうし仕方ないね。それに奥さんも目がってなると色々工夫が凝らされたお家なんだろうなぁ……。
村山さんは京君にとって特別な人なんだね、いい人がいるとホッとするよね。でも…そっか。その位のお年ならまぁ、そうなっても仕方ないよね。
にしても……入水って結構変わった言い回しだね?キリスト教とかだとバプテスマが水に浸かって身綺麗になるなんて意味があるみたいだけど、それとは意味は違うし、家ごとにそういう違いがあるのはわかっているけど……やっぱりお家がキリスト教なのかな?

(彼の補足内容を聞けば、自分の思い間違いだったとホットし、胸を撫で下ろしては。流石に家族にそんな事をするような冷酷非道な家では無いらしいと分かりちょっと安心して。そして度々出てくる村山さんは結構な歳だとわかると、逆にその年まで働いていたのかと感心し、最近では定年年齢が高くなっているが、付き人という事は普通に働くよりもやる事や動く事が多かったのでは無いかと何となくのイメージを頭の中で考えて。やや誇らしげな彼の様子にきっと彼にとって元付き人だったのもあるだろうが、村山さんは彼を可愛がったのかなと思い、そうなると彼が村山さんを慕うのもよく理解出来る。そういう人が家に1人でもいると息苦しさとか肩身の狭い思いをしても息をつける時間が出来て、安心出来る空間になる。だからこそ彼もここまで慕っているのだろうなと微笑ましくなるが、遠回しに言われた言葉に、入水なんて変わった言い回しで亡くなった事を言うな?と首を傾げると、キリスト教で似たような行事?みたいなのがあるがそれと似たようなものだろうか。先程のご飯の時の挨拶の時もだが、彼の家はキリスト教なのかなと疑問になり。いくら宗教に詳しくなくても家が何の宗教なのかは大体の人が把握している筈なので、キリスト教なの?と先程もしたような気がするが質問を投げかけ、不思議そうな顔を見せ)


全然良いよ。
私1人だけだから、誰かと暮らしてないのもあって迷惑をかける相手なんて誰も居ないし、何より京君を路頭に迷わせるのはちょっと…心配だし…。

(良いのかと問いかける彼に、軽い口調と笑みで良いの良いのと了承し。誰かとルームシェアしてるなら話は別だが、現在自分は一人暮らし。迷惑をかける他の人なんて居ないし一人暮らしは気楽な分、人肌恋しい時も出てくる。win-winな関係だと言いつつも、1番の理由は彼を1人にしてこのまま放置したら何かに巻き込まれそうで怖いと本音を言い)


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(/ お待たせしてしまいすみませんでした!
本調子とまではいきませんが、なんとか復活しましたのでご連絡＆報告と謝罪までに本体から失礼します。

度々物語を中断させてしまっており、すみません。これからもよろしくお願い致します!)