仮面の裏を召し上がれ 〆

いいよ、私が原因で忙しくなったらしいし…嫌いにならないよ
（クリームパスタの乗ったお皿とサラダを前に出され、八つ当たりした事を謝罪されて大丈夫だと言って。嫌になったかと聞かれて横に振ると安心させるように笑顔を見せて。忙しいと仕方がないこともあるし、相手がそうそう他者にするとは思わないが、一応やんわりと注意して。相手が自分を他の人より少しは信用しているからかな、と思いながらフォークを手に取って）
でも、他のお客様にはしないようにね、私だけなら問題ないけど

気心許した人にしかやらないよ。でも気をつける。
(相手は八つ当たりされても大丈夫だと、笑顔を見せて謝罪を受け入れてくれた。それにホッと安心したように目尻を緩めると注意されたことに頷いて。相手の言う通り誰にでも当たり散らすことはしないが、特定の人にしかしないといってもいい気はしないだろうと気をつけることを伝えて。そこで自分を呼ぶ声聞こえ、「はーい」と答えて相手に軽く述べてから離れて)
八つ当たりのお詫びに飲み物は奢るよ。飲みたいもの考えといてな。


(/すみません、>120で一人称間違えました…気をつけます。返信不要です。)

ふふ、いい子いい子
（相手の返事に頷き、よく言ってしまういい子と言いながらお詫びに、と言われて少し迷ったが忙しそうな相手を見て少しだけ考えると自分の昨日の行動…いや、表情が原因でこうなったけれど利益はその分出ているのだろうし遠慮なく貰おうと思い、少しメニューを眺め、少し考えた後に今日はお茶でいいかと思い、決めると相手が戻るまでクリームパスタを食べて。濃厚なソースにまた少し笑顔になりながら、これ以上お客さんが増えて入れないのは嫌なためなんとかポーカーフェイスをしようとして）

どう？飲みたいもの決まったか？追加注文もあれば聞くよ。
(呼ばれた目的はお会計だったようで、レシートを見ながら金額を打ち込んでいく。カフェの雰囲気に合わせてかこそこそと小声で話す女性たちに、にっこり笑って答えて。その後も何個かのメニューを捌いてから、食事を進める相手の元へと戻って飲み物の注文は決まったかを尋ねて)

パスタに合うものがワインしか思い浮かなかったから、紅茶かな
（相手の様子を見て忙しそうだな、と感じながら今日は時間はあるのでゆっくり食べ進めて。半分ほど食べると相手が来たため、紅茶を頼んでから女性客の視線が恐らく相手の方に向いており、それに気がつくと小声で告げて）
それにしても、フレンチトーストが美味しい噂のお店のマスターもかっこいいって明日には君が元凶かもね、ふふ

止めてくれ、注目されるのは苦手なんだ。視線はなるべく周りに向けたい…イケメンが集まる店、とかな。
(小声で告げられた言葉に女性からの視線を集めていることを把握すれば苦笑いして。注目が集まれば裏の顔までバレそうで、何となく苦手なのだ。自分のことはどうでもいいので、相手のことを少しじっと見てはニヤリと口角を上げて遠回しに顔がいいことを褒めて。また、注文を受ければ紅茶の温度を聞いて)
紅茶はアイスとホットどっちだ？

確かに、周りの人たちもかっこいい人と美しい人ばかりだね
（遠回しに褒められて嬉しさもあるが、流石に自分で言うのは恥ずかしいため言わないようにして。まぁ、そこそこいいから告白されたりはするのだろうと自覚はあるが、相手の顔立ちも端正なため仮にその噂が回っても相手のことも追加されるだろうなと考えて口には出さないが少し笑顔を見せて。紅茶の温度に少しだけ悩むと答えて）
じゃあ、アイスで

なーんでこんなにも顔がいい奴らが集まったのかは不明なんだよな……。徹夜明けとかに見ると余計に眩しく感じるんだ…。
(自分のことは挙げずに周りのお客を見渡す様子にくす、と小さく笑って。だが確かに見てみると顔がいいお客が多く、何故こんなにも集まったのか、店の入口に変なチラシを貼った覚えは無いし…と軽く首を傾げて不思議がる。徹夜の疲れ目で彼、彼女らの顔を見るとついつい目を細めることを思い出しては遠くを見るように視線を上げて。紅茶の温度を聞けば軽く頷いて用意をし始めて)
ん、じゃあ待っててな。

ふふ、じゃあ徹夜明けに私に会ったら同じ反応かな
（外装もお洒落な為、お洒落に気をつかう人などが多いからかもしれないな、と思いながら冗談として先ほど自分も褒めてくれたため他所行きの笑顔を見せてから悪戯っぽく目を輝かせて。ただ、自分で行って少し恥ずかしくなったため少し目を逸らしてから紅茶の準備を見て）
…なんてね、お願いね

はい、アイスティー。レモンとシュガー、ミルクは好きに入れてな。
(悪戯っぽく述べられた言葉を背中に受けてふふ、と笑う。透明なグラスに氷と紅茶を入れれば小皿にレモンの輪切りを置いて、ミニカップの砂糖とミルクを添えつけて。相手に向き直れば恥ずかしそうに目を逸らす姿にははっ、と笑いながら紅茶を置いて添え付けのものの説明をして。因みに、と相手の顔も徹夜明けは見るのが辛そうだと笑って)
因みにカールの顔でも眩しすぎて直視できないと思うぞ。自分で言っておいて恥ずかしくなるなよなー。

ありがとう、まぁ…褒められるのは悪くないよ。私も徹夜したらセクの顔見れないなぁ
（レモンは少しだけ入れてミルクとシュガーはたっぷり入れると一口飲んで。相手の言葉に少しだけ微笑んで嬉しいと言いながら相手の顔も多分眩しく感じるのだろうなぁと思い少し見つめてから呟くと微笑んでから紅茶の感想を述べて）
紅茶も美味しいね、ありがとう

ははっ、ありがとう。しっかし嘘つきだな、僕の顔を見ても眩しいだなんて思わないだろ。どこにでもある顔つきだしな。
(紅茶を飲んでも変わらぬ甘党具合に薄ら笑みを浮かべると、徹夜明けは自分の顔が見れないと言う相手にきょとん、とし。相手や周りと比べればそう整った顔でも無いだろうと自分自身は思っていた。それにサングラスで顔を隠しているし、金髪という好ポイントを背負っていてもプラマイゼロでは？と首を傾げて)

嘘？私は嘘はつかないよ。セクの顔立ちは整っているし個人的には好きだよ
（相手の言葉に軽く左右に首を振ると否定して。自分にとっては相手の金髪も顔立ちも対応も好ましいと思うため素直に告げると顔を赤らめるわけでもなく微笑んで紅茶を飲んで。パスタを食べ終えると満足げな表情と共にじっと相手を見つめ、改めて頷いて）
サングラスの奥の目も気になるし、ごちそうさまでした

……人誑しって言われない？素で言われると慣れないな…。
(相手には照れた様子もからかう様子も見られず本心から言っているのが分かる。素直に好意を伝えられる行為に慣れておらず、食べ終えた食器を片付けると気恥しそうに視線を横にずらして指で頬を掻いて)

どうだろう…まぁ口は上手いとは言われるかもしれないけど本当に思ったことしか言わないよ
（少し視線を逸らして気恥ずかしそうにしている相手を少し微笑んで応えて。口が上手い自覚はあるし、相手に半分嘘は吐いたが、基本はお世辞で人を褒めることはないと宣言して。紅茶をゆっくり飲みながら相手の様子を見つめて）

素直に言っちゃうから女性関係にも困らないんだろうな。モテ男の秘訣か……。
(お世辞とかではなく、本心で言われたことが分かり余計に気恥ずかしくなる。頬に熱が集まった気がして服の襟を軽くパタパタと扇いで風を送り、頬を冷ます。照れ隠しでじろり、と視線を送るが微笑んでこちらを見つめる顔に負けたようにため息をしてみせて)

モテ男…まぁ否定はしないけど違う意味で困ってるのはセクが知ってるだろ
（相手の様子を見て少しニヤニヤと笑い、照れてる顔なんて新鮮なため少し眺めてから否定はしないが、近寄ってくる女性に難ありなのは相手は知っているため小さく呟きと困った顔をしてから内緒にね、と言いたげに人差し指を口元に持っていって）

ん、まぁね。けど、そういうのも含めてモテ男なのかなぁ、なんて。
(しぃ、とジェスチャーをされれば小さく頷いて。けれども、過去のそういう女性との事件はモテるからあのであって…そんな意味も含めて悪戯っぽく微笑んで)

ふふ、本命がいれば嬉しい言葉だけどね
（悪戯っぽい笑みに少し苦笑を浮かべながら、自分はフリーなためそれならもし本当に好きな人ができた時にちゃんとモテれれば良いなと思いながら紅茶を飲み干すと一息吐いてから今日は混んでることもあり長居しない方がいいだろうかと考えて）
そろそろ…人も多いしお暇した方がいいかな

んー…。多分この混み具合は近くの会社の昼休憩が被ってるからだろうし…まだ居ても大丈夫だとは思うが…。今日は帰るか、まだ居るかはカールが決めていいぞ。
(相手の言葉に少し考えると店内を見回して。確かにいつもより客の入りがよく、忙しそうに見えるが…。少しずつ客の入りは少くなっているし、恐らく近くの会社の休憩が重なってこんな混み具合になったのだろうと伝えて。相手の職業は自由に行動できることが多いだろうし、まだ居ても問題ないとは思うがそれを決めるのは自分では無いため、相手の判断に委ねて)